JPH0247322Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0247322Y2 JPH0247322Y2 JP19924486U JP19924486U JPH0247322Y2 JP H0247322 Y2 JPH0247322 Y2 JP H0247322Y2 JP 19924486 U JP19924486 U JP 19924486U JP 19924486 U JP19924486 U JP 19924486U JP H0247322 Y2 JPH0247322 Y2 JP H0247322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boot
- striking rod
- yoke
- bearing
- ventilation hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 14
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は例えば内燃機関の変速装置に適用され
るストライキングロツドの支持部構造に関するも
のである。
るストライキングロツドの支持部構造に関するも
のである。
従来、この種の支持部構造としては第２図に示
すようにハウジング１の軸受部２にはストライキ
ングロツド３が摺動可能に取付けられ、該軸受部
２においてストライキングロツド３の周囲にはオ
イルシール４が介在し、該ストライキングロツド
３の端部には軸受部６を介してヨーク５が取付け
られ、該ヨーク５の軸受部６と該ストライキング
ロツド３との間にはリテーニングピン７が貫通さ
れている。８はストライキングロツド３を被覆し
てハウジング１の軸受部２とヨーク５の軸受部６
との間に差渡されているブーツであり、該ブーツ
８の両端は該軸受部２，６の嵌合溝２Ａ，６Ａに
嵌着されている。更に該ブーツ８の下側には通気
穴８Ａが設けられている。
すようにハウジング１の軸受部２にはストライキ
ングロツド３が摺動可能に取付けられ、該軸受部
２においてストライキングロツド３の周囲にはオ
イルシール４が介在し、該ストライキングロツド
３の端部には軸受部６を介してヨーク５が取付け
られ、該ヨーク５の軸受部６と該ストライキング
ロツド３との間にはリテーニングピン７が貫通さ
れている。８はストライキングロツド３を被覆し
てハウジング１の軸受部２とヨーク５の軸受部６
との間に差渡されているブーツであり、該ブーツ
８の両端は該軸受部２，６の嵌合溝２Ａ，６Ａに
嵌着されている。更に該ブーツ８の下側には通気
穴８Ａが設けられている。
上記構成においてストライキングロツド３が摺
動するとブーツ８がそれに応じて伸縮してブーツ
８の内容積が変化する。このような内容積の変化
によつてブーツ８に空気を吸入排出するための穴
が通気穴８Ａである。特にブーツ８が伸びて内容
積が増加する時にはこのような通気穴８Ａがない
と、ブーツ８内に発生する負圧によつてハウジン
グ１内のオイルがブーツ８側に洩出する。しかし
ながらブーツ８は上記したように両端をハウジン
グ１の軸受部２の嵌合溝２Ａとヨーク５の軸受部
６の嵌合溝６Ａとに単に嵌着されているだけなの
で回転可能であり、ストライキングロツド３の摺
動にともなつて回動してブーツ８の通気穴８Ａが
下側から側方あるいは上方に移動して、該通気穴
８Ａからブーツ８内に水やほこりが入り易くな
る。このようにブーツ８内に水やほこりが入つた
場合には該水やほこりをブーツ８外に排除するこ
とは困難であり、したがつてブーツ８内に水やほ
こりが蓄積してオイルシール４を傷つけたり、ス
トライキングロツド３に錆が発生したりしてオイ
ル漏洩等の不具合を来たす場合がある。
動するとブーツ８がそれに応じて伸縮してブーツ
８の内容積が変化する。このような内容積の変化
によつてブーツ８に空気を吸入排出するための穴
が通気穴８Ａである。特にブーツ８が伸びて内容
積が増加する時にはこのような通気穴８Ａがない
と、ブーツ８内に発生する負圧によつてハウジン
グ１内のオイルがブーツ８側に洩出する。しかし
ながらブーツ８は上記したように両端をハウジン
グ１の軸受部２の嵌合溝２Ａとヨーク５の軸受部
６の嵌合溝６Ａとに単に嵌着されているだけなの
で回転可能であり、ストライキングロツド３の摺
動にともなつて回動してブーツ８の通気穴８Ａが
下側から側方あるいは上方に移動して、該通気穴
８Ａからブーツ８内に水やほこりが入り易くな
る。このようにブーツ８内に水やほこりが入つた
場合には該水やほこりをブーツ８外に排除するこ
とは困難であり、したがつてブーツ８内に水やほ
こりが蓄積してオイルシール４を傷つけたり、ス
トライキングロツド３に錆が発生したりしてオイ
ル漏洩等の不具合を来たす場合がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、ハウジング１の軸受部２にオイルシール４を
介して摺動可能に支持されるストライキングロツ
ド３と、該ストライキングロツド３端部に軸受部
６を介して取付けられているヨーク５と、該ハウ
ジング軸受部２と、該ヨーク軸受部６とに両端部
を嵌着されているブーツ８とからなり、該ブーツ
８の下側には通気穴８Ａが設けられており、該通
気穴８Ａには該ヨーク軸受部６と該ストライキン
グロツド３端部とを貫通するリテーニングピン７
の延長部分７Ａが遊嵌されているストライキング
ロツド支持部構造を提供するものである。
て、ハウジング１の軸受部２にオイルシール４を
介して摺動可能に支持されるストライキングロツ
ド３と、該ストライキングロツド３端部に軸受部
６を介して取付けられているヨーク５と、該ハウ
ジング軸受部２と、該ヨーク軸受部６とに両端部
を嵌着されているブーツ８とからなり、該ブーツ
８の下側には通気穴８Ａが設けられており、該通
気穴８Ａには該ヨーク軸受部６と該ストライキン
グロツド３端部とを貫通するリテーニングピン７
の延長部分７Ａが遊嵌されているストライキング
ロツド支持部構造を提供するものである。
ストライキングロツドの摺動によつてブーツは
ハウジング軸受部とヨーク軸受部間で伸縮する。
このような外力によつてブーツが回転しようとし
てもブーツの通気穴にヨーク軸受部とストライキ
ングロツド端部とを貫通するリテーニングピンの
延長部分が遊嵌されているからブーツのこのよう
な回転は阻止される。ブーツ伸縮によるブーツ内
容積の変化に併なう空気の吸入排出は通気穴とリ
テーニングピンの延長部分との隙間を介して行わ
れる。
ハウジング軸受部とヨーク軸受部間で伸縮する。
このような外力によつてブーツが回転しようとし
てもブーツの通気穴にヨーク軸受部とストライキ
ングロツド端部とを貫通するリテーニングピンの
延長部分が遊嵌されているからブーツのこのよう
な回転は阻止される。ブーツ伸縮によるブーツ内
容積の変化に併なう空気の吸入排出は通気穴とリ
テーニングピンの延長部分との隙間を介して行わ
れる。
したがつて本考案においてはリテーニングピン
を延長させるだけの極めて簡単な手段でブーツの
回転を確実に阻止出来、通気穴を介してブーツ内
に水やほこりが侵入するのを防止することが可能
になる。
を延長させるだけの極めて簡単な手段でブーツの
回転を確実に阻止出来、通気穴を介してブーツ内
に水やほこりが侵入するのを防止することが可能
になる。
本考案を第１図に示す一実施例により説明すれ
ば、ストライキングロツドの支持部構造において
ハウジング１の軸受部２にはストライキングロツ
ド３が摺動可能に取付けられ、該軸受部２におい
てストライキングロツド３の周囲にはオイルシー
ル４が介在し、該ストライキングロツド３の端部
には軸受部６を介してヨーク５が取付けられ、該
ヨーク５の軸受部６の該ストライキングロツド３
との間にはリテーニングピン７が貫通されてい
る。８はストライキングロツド３を被覆してハウ
ジング１の軸受部２とヨーク５の軸受部６との間
に差渡されているブーツであり、該ブーツ８の両
端は該軸受部２，６の嵌合溝２Ａ，６Ａに嵌着さ
れている。更に該ブーツ８の下側には通気穴８Ａ
が設けられている。そして該ブーツ８の通気穴８
Ａには該リテーニングピン７の延長部分７Ａが遊
嵌されている。
ば、ストライキングロツドの支持部構造において
ハウジング１の軸受部２にはストライキングロツ
ド３が摺動可能に取付けられ、該軸受部２におい
てストライキングロツド３の周囲にはオイルシー
ル４が介在し、該ストライキングロツド３の端部
には軸受部６を介してヨーク５が取付けられ、該
ヨーク５の軸受部６の該ストライキングロツド３
との間にはリテーニングピン７が貫通されてい
る。８はストライキングロツド３を被覆してハウ
ジング１の軸受部２とヨーク５の軸受部６との間
に差渡されているブーツであり、該ブーツ８の両
端は該軸受部２，６の嵌合溝２Ａ，６Ａに嵌着さ
れている。更に該ブーツ８の下側には通気穴８Ａ
が設けられている。そして該ブーツ８の通気穴８
Ａには該リテーニングピン７の延長部分７Ａが遊
嵌されている。
上記構成においてストライキングロツド３が摺
動するとブーツ８がそれに応じて伸縮してブーツ
８の内容積が変化し、該変化に併なつてリテーニ
ングピン７の延長部分７Ａと通気穴８Ａとの隙間
から空気がブーツ８内に吸入排出される。そして
このような外力によりブーツ８が回転しようとし
てもブーツ８の通気穴８Ａ周縁にリテーニングピ
ン７の延長部分７Ａが当接することにより阻止さ
れる。
動するとブーツ８がそれに応じて伸縮してブーツ
８の内容積が変化し、該変化に併なつてリテーニ
ングピン７の延長部分７Ａと通気穴８Ａとの隙間
から空気がブーツ８内に吸入排出される。そして
このような外力によりブーツ８が回転しようとし
てもブーツ８の通気穴８Ａ周縁にリテーニングピ
ン７の延長部分７Ａが当接することにより阻止さ
れる。
第１図は本考案の一実施例の側断面図、第２図
は従来例の側断面図である。 図中、１……ハウジング、２……軸受部、３…
…ストライキングロツド、４……オイルシール、
５……ヨーク、６……軸受部、７……リテーニン
グピン、７Ａ……延長部分、８……ブーツ、８Ａ
……通気穴。
は従来例の側断面図である。 図中、１……ハウジング、２……軸受部、３…
…ストライキングロツド、４……オイルシール、
５……ヨーク、６……軸受部、７……リテーニン
グピン、７Ａ……延長部分、８……ブーツ、８Ａ
……通気穴。
Claims (1)
- ハウジングの軸受部にオイルシールを介して摺
動可能に支持されるストライキングロツドと、該
ストライキングロツド端部に軸受部を介して取付
けられているヨークと、該ハウジング軸受部と該
ヨーク軸受部とに両端部を嵌着されているブーツ
とからなり、該ブーツの下側には通気穴が設けら
れており、該通気穴には該ヨーク軸受部と該スト
ライキングロツド端部とを貫通するリテーニング
ピンの延長部分が遊嵌されていることを特徴とす
るストライキングロツド支持部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19924486U JPH0247322Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19924486U JPH0247322Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63106964U JPS63106964U (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0247322Y2 true JPH0247322Y2 (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=31160687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19924486U Expired JPH0247322Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247322Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP19924486U patent/JPH0247322Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63106964U (ja) | 1988-07-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5927544Y2 (ja) | カルダン継手のトラニオンピン軸受けのシ−ル装置 | |
| US7334942B2 (en) | Dual seal assembly for bearing | |
| JPS6027866B2 (ja) | シ−ル装置 | |
| JPH0320611B2 (ja) | ||
| JPS6143003Y2 (ja) | ||
| JP2960040B2 (ja) | 密封装置 | |
| JPH0247322Y2 (ja) | ||
| JPS6023293U (ja) | メカニカルシ−ル内装水ポンプ用軸受 | |
| JPH0532863U (ja) | エアブリーザ装置 | |
| JPS623578Y2 (ja) | ||
| JPS6037467Y2 (ja) | ドライベアリング用ダストシ−ル | |
| JPS5929181Y2 (ja) | オイルシ−ルの取り付け構造 | |
| JPS6117128U (ja) | ウオ−タ−ポンプ | |
| JPH0130639Y2 (ja) | ||
| JPH0117728Y2 (ja) | ||
| JP2505132Y2 (ja) | オイルシ−ル装置 | |
| JPS624767Y2 (ja) | ||
| JPH0433424Y2 (ja) | ||
| JP2571439Y2 (ja) | ユニバーサルジョイントの密封装置 | |
| JPS6212932Y2 (ja) | ||
| JPH03121275U (ja) | ||
| JP2512721Y2 (ja) | ウォ―タポンプ | |
| KR200252747Y1 (ko) | 차량용응축기모터의수분방지구조 | |
| JPH0211653Y2 (ja) | ||
| JPH0749138Y2 (ja) | 密封装置 |