JPH0247290A - 電気めっき鋼板の後処理方法 - Google Patents

電気めっき鋼板の後処理方法

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Publication number
JPH0247290A
JPH0247290A JP19444488A JP19444488A JPH0247290A JP H0247290 A JPH0247290 A JP H0247290A JP 19444488 A JP19444488 A JP 19444488A JP 19444488 A JP19444488 A JP 19444488A JP H0247290 A JPH0247290 A JP H0247290A
Authority
JP
Japan
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steel sheet
water
plating
treatment
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP19444488A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Nakamura
守 中村
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
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Publication of JPH0247290A publication Critical patent/JPH0247290A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気めっき鋼板の後処理方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 電気めっき鋼板は、冷延鋼板を脱脂水洗後めっき装置で
のつき金属を電解付着させ鋼板表面にめっき金属層を形
成させている。このめっき溶液自体が反応性に富むもの
であり、鋼板表面に残存していると鋼板の表面を変色さ
せるので、水洗除去して清浄にしている。
この水洗時の残存水分を除去する方法としては、リンガ
−ロールによるロール絞り方法が広く用いられており、
必要に応じてエアーブローによる吹拭方法を併用してい
る。
また、めっき鋼板にめっき後処理としてクロメート処理
などの化成処理を施したのちドライヤーで乾燥し、銅板
表面の保護、塗装の下地処理などを施して製品としてい
る。
また、製品のめつき厚測定は、蛍光xm等の測定機器を
用いておこなわれており、めっき鋼板に化成処理を行っ
た後又は、めっき直後に測定する方法が行なわれている
(発明が解決しようとする問題点) 鋼板表面にめっきを施した後、付着しているめっき液を
除去するために水洗を行ない、その水分を除去する方法
として、リンガ−ロールによるロール絞り方法が一般に
用いられている。
特に板厚の厚い鋼板では、リンガ−ロールの両端部で鋼
板の板幅から外れた箇所で水洗液の回り込みが発生する
ので、これを除去するためにエアーブローをかけている
が、高圧空気で水滴を飛散させるとn状の微細な水滴が
鋼板に再付着する。
このような水分は、そのままめっき後の化成処理工程に
持ち込まれると、ミクロ的に化成処理液の濃淡差を生ず
るために化成処理皮膜の均一性を損ねる一因となり、灰
白色や黄色等の模様を呈して外観の不統一を招くという
欠点があった。
更に、めっき厚を測定する場合において、化成処理を行
った後に測定すると、めっき厚と化成処理皮膜厚みが共
存するためにめっき厚のみを測定することが難しく、多
くの検量線をもとに測定しなければならなかった。
また、めっき厚の測定をめっき液を水洗除去した後に行
うと、鋼板表面に残存する水滴には、めっき厚み測定時
の蛍光X線強度の吸収効果があるために、X線強度の測
定誤差を増大させる。
この誤差は、水滴厚みの5%にも達することがしられて
おり、複雑な補正を行っているのが実情である。
本発明方法は、従来性われている水分の除去、吹拭を更
にすすめて確実に行うため、ドライヤーによる乾燥処理
を施すことにより問題点を解決しようとしたものであっ
て、その目的とするところは、水洗されためつき鋼板表
面の水分をリンガ−ロールで絞った後、必要に応じてエ
アーブローで吹拭を行ない、次いでドライヤーで乾燥除
去させることにより表面外観を向上させ、併せてめっき
厚み測定精度を向上させることにある。
(問題点を解決するための手段) めっき装置から導出された電気めっき鋼板を、リンガ−
ロールを備えた水洗装置で水洗処理したのち、該鋼板の
表面に対して化成処理をおこなう電気めっき鋼板の後処
理方法において、水洗処理後の電気めっき鋼板に乾燥処
理を施して、めっき層表面の付着水分を除去することを
特徴としている。
(作用) 本発明方法を用いる場合、鋼板を電気めっき後水洗装置
で水洗されためっき鋼板表面の水分をリンガ−ロールで
絞った後、必要に応じてエアーブローで吹拭を行ない、
次いで化成処理工程に入る前にドライヤーで乾燥し完全
に水分を除去させるので、鋼板表面の水滴や水分は除去
される。
従ってめっき鋼板表面の変色や化成処理の際の反応ムラ
が発生せず、めつき膜厚測定精度に及ぼす水分によるX
線解析強度の吸収効果も皆無となり、誤差発生が阻止で
きるので正確な測定値が得られる。
このようにめっき鋼板の表面品質の安定、めっき厚管理
精度の向上に極めて有用である。
(実施例) 以下実施例にもとすいて説明する。
第1図は、本発明方法実施の一例を示した説明図である
このめっき銅板製造工程!、めっき装置1は鋼板の進行
に従いめつき浴中の金属イオンを鋼板上に析出させめっ
きを行う。
このめっき液を鋼板表面に残存させないために水洗装置
2でめっき鋼板の表面を水洗し清浄化する。
銅板表面の水分はリンガ−ロール21によりロール絞り
されて除去される。
又板厚の厚い鋼板に対しては必要に応じて高圧空気によ
るエアーブローを行う。
ドライヤー3は、蒸気乾燥機であって高温蒸気をラジェ
ーターにより熱交換し100’ C前後の高温空気をヘ
ラターを介してスリットノズルより噴出させ銅板上の水
分を過熱乾燥させる。
水分を除去された鋼板は、蛍光X線厚み測定装置等の膜
厚計4によりめっき厚を測定し、めっき条件の管理を行
うとともにめっき厚検査を行う。
この場合、乾燥機により表面水分はほぼ完全に除去され
ているのでX線回折強度を阻害する要因がなく、水分の
残存による測定誤差の増加はない。
後処理装置5は、めっき鋼板にクロメート処理等の化成
処理を行う装置である。
ドライヤー6は、化成処理後の処理皮膜の完成、処理液
の乾燥等を行うものであり、化成処理後の鋼板を通過さ
せることにより良好な表面の製品に仕上げている。
(発明の効果) 本発明の方法を用い、めっき鋼板を乾燥した後膜厚測定
や後処理を行うと、化成処理時に鋼板表面に発生する変
色や化成処理皮膜の不均一性がなく、表面外観の向上、
製品歩留りの向上を図る事が出来る。
又、水分によるめっき厚み測定誤差を減少させることが
出来るので製品管理が容易となる。
本製造工程では、めっき鋼板に後処理を施さずに出荷す
る場合ドライヤー乾燥後直ちに膜厚計で最終検査が出来
るので製造工程を短縮する事も出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の実施の一例を模式的に示す説明
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. めっき装置から導出された電気めっき鋼板を、リンガー
    ロールを備えた水洗装置で水洗処理したのち、該鋼板の
    表面に対して化成処理をおこなう電気めっき鋼板の後処
    理方法において、水洗処理後の電気めっき鋼板に乾燥処
    理を施して、めっき層表面の付着水分を除去することを
    特徴とする電気めっき鋼板の後処理方法
JP19444488A 1988-08-05 1988-08-05 電気めっき鋼板の後処理方法 Pending JPH0247290A (ja)

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JP19444488A JPH0247290A (ja) 1988-08-05 1988-08-05 電気めっき鋼板の後処理方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019203181A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 Jfeスチール株式会社 化成処理めっき鋼板の製造方法
JP2020084313A (ja) * 2018-11-14 2020-06-04 日本パーカライジング株式会社 皮膜を有する基材の製造方法

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