JPH0247266B2 - Kensakushikiseimaiki - Google Patents

Kensakushikiseimaiki

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Publication number
JPH0247266B2
JPH0247266B2 JP13076782A JP13076782A JPH0247266B2 JP H0247266 B2 JPH0247266 B2 JP H0247266B2 JP 13076782 A JP13076782 A JP 13076782A JP 13076782 A JP13076782 A JP 13076782A JP H0247266 B2 JPH0247266 B2 JP H0247266B2
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JP
Japan
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grinding
rice
polishing
trochanter
bran
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13076782A
Other languages
English (en)
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JPS5919552A (ja
Inventor
Toshihiko Satake
Hiromichi Yanagihara
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0247266B2 publication Critical patent/JPH0247266B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明において用いる琢磨転子とは白米粒の粒
面を成るべく精白が進行しないように磨いて滑面
に仕上げ必然的に固く付着した付着糠を除去し充
分に行うと光沢を帯びる程度に磨ける作用を備え
た転子の意味である。
小突起とは、琢磨作用を妨げる程大きな撹拌作
用を伴わない低小な突起で米粒面を軽く切削して
滑面化する琢磨作用に必要な鋭利な端縁のある突
起の意味である。
大突起とは成るべく精白作用とか琢磨作用のな
い単に米粒密度を粗薄にするための撹拌を主作用
とする突起を意味し、従つて本願の小突起に比し
遥かに高く大きい突体である。
本発明は研削式精米機の改良に係り、研削作用
の特長と、その欠陥を補うための除糠琢磨作用の
特長と、その欠陥を補うための撹拌作用の3種の
特性を合理的に同一回転軸に軸装し、従来研削作
用だけでは不可能であつた除糠と琢磨を兼備した
理想的な研削式精米機を開発するものである。
一般に研削転子を高速度(700〜1000m/min
の線速度)に回転して得られる研削糸の搗精作用
の優れた特性は、摩擦転子を低速度(700m/
minの線速度以下)に回転して得られる摩擦系の
搗精作用に比して精白室内の米粒密度すなわち圧
力が遥かに小さいので、砕米発生に対して安全度
が著しく大であることと、硬質の米に対しても精
白能率が大きいことである。
例えば硬質化した歩留75%以下の高白度米粒は
脆くなるが、このような特質の白米には研削作用
以外に好適するものはない。
従つて熱帯産のインデイカ系の品種米などには
最も好適する代わりに金剛砂類の研磨剤によつて
米粒面に微細な爪跡が無数に残り、ざらついた粗
面に仕上がる欠陥と、微粒化された糠粉が粘着し
て容易に米粒面から除去できない欠陥が致命的な
弱点になつている。日本産のジヤポニカ系の短粒
子米は剛性に富むので研削でなくても過度の砕米
にならないので、除糠と滑面化のために、多少の
砕米は犠牲にしても、敢えて摩擦転子を用い、研
削転子を普通の飯用白米に主作用して用いること
はあり得ないのが常識である。
そこで砕米に対して最も安全な研削作用に除糠
と琢磨の両作用が兼備できれば理想的な搗精作用
が出現することになる。
本発明は単一の精白室研削作用と除糠琢磨作用
を兼備するこの理想案を満足するために、研削転
子の前方排出側に金属壁筒体の円周面に多数の切
削端縁のある小突起を分散状に突設して成る除糠
琢磨転子と、前記小突起より高い複数個の脈片を
転子の軸線に平行または傾斜して周列状に突設し
て成る撹拌転子とを連設したもので、除糠琢磨転
子と研削転子との間には撹拌転子の介在が必須条
件である。
横軸に軸装する研削転子も除糠琢磨転子も共に
精白室の排出方向に米粒を排出する輸送力と撹拌
力が乏しいので研削転子の前方排出側に輸送力の
少さい除糠琢磨転子が直接連設されると非常に大
きい米粒の流動抵抗になり負荷が除糠琢磨転子部
に集中し、却つて無効な摩擦作用に変わるので過
度の発熱を伴い、除糠琢磨の効果まで消失し、折
角の除糠琢磨作用が有害無益の長物になつてしま
う結果を招く危険がある。
また除糠琢磨転子の行程全長に亘り大突起の撹
拌体が周列状に配設されると除糠琢磨作用は事実
上消失し米粒の加熱と無効摩擦の欠陥は前者の場
合と同様で危険な状態に陥つてしまう結果を招
く。
特許請求の範囲第1項について例図により説明
すると、玄米を供給部1から精白室2に送入する
と研削転子3の高速研削作用により高能率高歩留
りに安全な精白加工が行われるが、精白筒4は多
孔壁なので研削転子3の高速回転により発生する
糠粉の大部分は遠心力を生じて精白室2外に排除
され、米粒面に固着する微粒子の糠粉は次行程に
おいて撹拌転子5の大突起6により撹拌されて米
粒密度を稀薄にして抵抗を緩和し精白室2内の前
送排出力を促した後除糠琢磨室7において除糠琢
磨転子8の多数の小突起9の散在する金属壁筒体
12円周面で摺擦作用を受け、米粒面は適度の密
度において軽く切削され、そのために発生する微
粉は精白筒4から室外に排除され清掃された滑面
精白米に仕上げられる。
特許請求の範囲第2項においては、除糠琢磨転
子8の小突起9に噴風孔10が開口され噴風作用
によつて一層強力に切削削と清掃除糠作用が期待
される。
特許請求の範囲第3項の風車翼11は除糠琢磨
転子8の金属壁筒体12内において噴風孔10か
ら噴出する風を発生する各転子の共通回転軸に装
着されわざわざ送風機を設ける必要がなく簡潔で
ある。
要するに本発明は除糠琢磨転子8の琢磨作用だ
けが撹拌作用抜きで持続するときに発生する過度
の米流抵抗を避けるために除糠琢磨転子8の周面
に小突起9より更に高く隆起した撹拌用の大突起
6を撹拌転子5の円周に周列状に配設して除糠琢
磨転子部と撹拌転子部の2種作用帯を併設するこ
とにより研削作用から除糠琢磨作用転換する際に
併発する米粒の流動抵抗を減衰させ除糠琢磨転子
8部の米粒の排出作用を平滑化し琢磨作用を有効
な作用にすることができるので、初めて琢磨転子
の除糠琢磨特性を最大限の発揮でき、単一精白室
で研削琢磨の両作用を満足に備えたもので研削・
撹拌・除糠・琢磨の各転子が不可分一体の関係に
おいて、従来見られなかつた理想的な研削式精米
機を完成し出限することができた。
通常、精白後に時間が経過してから研磨すると
糠質に変化を来たし、除糠琢磨の効果が著しく削
減され鮮かな除糠が困難になるが、本発明は精白
に連続して除糠琢磨するので精米機と研米機を個
別に設けた従来のものに比べて遥かに美麗な除糠
琢磨の光沢効果があり、しかも研削式精米機で除
糠琢磨の白米が得られることはまつたく異例の顕
著な効果である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の例図で、第1図は側断面図、第
2図は要部の斜視図である。 1……供給部、2……精白室、3……研削転
子、4……精白筒、5……撹拌転子、6……大突
起、7……除糠琢磨室、8……除糠琢磨転子、9
……小突起、10……噴風孔、11……風車翼、
12……金属壁筒体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数の小突起を金属壁筒体の円周外面に分散
    状に形成した除糠琢磨転子と前記小突起より高い
    大突起を円周外面に周列状に配設した撹拌転子と
    を一体的に研削転子の前方排出側に連設して同一
    回転軸に軸装したことを特徴とする研削式精米
    機。 2 前記小突起に噴風孔を開口した前記特許請求
    の範囲第1項に記載した研削式精米機。 3 前記金属壁筒体の室内に複数の風車翼を放射
    状に設けた前記特許請求の範囲第2項に記載した
    研削式精米機。
JP13076782A 1982-07-26 1982-07-26 Kensakushikiseimaiki Expired - Lifetime JPH0247266B2 (ja)

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JPS5919552A JPS5919552A (ja) 1984-02-01
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JP4485756B2 (ja) * 2003-04-21 2010-06-23 株式会社東洋精米機製作所 無洗米の製造方法及びその装置

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