JPH0247168B2 - - Google Patents

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JPH0247168B2
JPH0247168B2 JP56041422A JP4142281A JPH0247168B2 JP H0247168 B2 JPH0247168 B2 JP H0247168B2 JP 56041422 A JP56041422 A JP 56041422A JP 4142281 A JP4142281 A JP 4142281A JP H0247168 B2 JPH0247168 B2 JP H0247168B2
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JP
Japan
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circuit
signal
bus
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overcurrent
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JP56041422A
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JPS57156626A (en
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Masaji Usui
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS57156626A publication Critical patent/JPS57156626A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電力系統を保護する母線保護継電
装置に関する。
従来、この種の装置として第1図に示すものが
あつた。図中、1は母線、2〜6は母線1に接続
されている回線、2a〜6aは回線2〜6に設け
られている変流器、7〜11は変流器2a〜6a
の出力を導入し、電圧変換により信号7a〜11
aを得る変換回路、12は信号7a〜11aを入
力し、回線2〜6の電流の総和に対応した和をと
る差動回路、13は信号8a〜11aを入力し、
過電流を検出する検出回路、14は差動回路12
の信号12aを導入してこれが母線1の故障に対
応された設定値以上となつたときに信号14aを
出力する検出回路、15は検出回路13の信号1
3aを反転論理入力に導入し、検出回路14の信
号14aと論理積をとり、動作出力となる信号1
5aを発生するアンド・ゲートである。
次に動作について説明する。
(イ) 母線1及び回線2〜6が正常な場合。回線2
〜6の電流に比例した値を有する変換回路7〜
11の信号7a〜11aを総和した値は実質的
に零となるので、差動回路12の信号12aの
値も零となる。従つて、検出回路14は信号1
4aを出力せず、アンド・ゲート15も信号1
5aを出力しない。
(ロ) 母線1に図示の故障FA(内部故障)が発生し
た場合。回線2及び母線1を介して電流IAが流
れるので、差動回路12の信号12aは、零と
ならず、検出回路14の設定値を超えたものと
なる。これにより、検出回路14は信号14a
を出力し、検出回路13は信号13aを出力し
ていないので、アンド・ゲート15が開き、信
号15aが出力される。
(ハ) 回線5に図示の故障FB(外部故障)が発生し
た場合、回線2、母線1及び回線5を介して電
流IBが流れるが、変流器2a,5aの出力は互
に逆極性になるので、差動回路12は信号12
aを出力せず、アンド・ゲート15も信号15
aを出力しないのが普通である。
しかし、比較的小規模の母線1においては、負
荷側の変流器3a〜6aとして、過電流定数が低
いものを用いることが多い。このため、外部故障
FBのときは変流器3a〜6aが飽和し、差動回
路12の信号12aのレベルが大きくなる。
そこで、回線3〜6から流出する電流が予め設
定した設定値以上となるのを検出する検出回路1
3を設け、これより出力される信号13aにより
装置から、即ちアンド・ゲート15から信号15
aを出力しないようにしている。
第2図は2つの母線1及び16が遮断器17に
より連結された電力系統を示す。母線16には回
線18〜20が接続され、それぞれに変流器18
a〜20aが設けられている。更に、遮断器17
を中心にして母線1及び16にそれぞれ変流器1
a及び16aが設けられている。変流器18a〜
20aの出力により、図示していないが第1図に
示す母線保護継電装置と同じような構成のものが
母線16にも設けられ、その保護を行つている。
第2図のような電力系統において、遮断器17
が開放のときは、母線1及び16の各母線保護継
電装置がそれぞれ独立的に機能する。また、遮断
器17が閉状態にあるときは、遮断器17の両端
の変流器1a,16aの出力をそれぞれの母線保
護継電装置が差動回路に取り込んでおればそれぞ
れ独立に機能する。
ところが一般に小規模母線においては、変流器
1a,16aが省略される場合がある。このよう
な場合に遮断器17が閉状態にあるときは回線1
9に図示の故障FC(母線16の外部故障)が発生
すると、回線2,母線1,遮断器17,母線16
及び回線19を介して電流ICが流れる。
母線1側から見ると、故障FCは、第1図で説
明した(ロ)と同じ結果になる(内部故障と見なす)。
また、母線2から見ると、変流器19aの電流が
流出なので、前述の理由により装置から信号を出
力しない(外部故障と見なす)。
一方、母線16に故障FD(内部故障)が発生し
たときは、母線1から見ると、回線2,母線1及
び16を介して電流IDが流れるが、故障FCの電流
ICも同じになり、従つて結果も同じとなる。ま
た、母線16から見ると、電流IDが流れ込むが、
回線18〜20に流れ込むことはないので、母線
保護継電装置は、これを検出できず、信号を出力
しない(即ち、故障を検出できない)。
このように、複数の母線が接続されている場合
は、各母線にそれぞれ対応して設けられている各
母線保護継電装置が互に隣接する母線に発生した
故障に対し、適正に応答できない欠点があつた。
このような欠点を除去するために、第3図に示
すような母線保護継電装置がある。第3図に示す
母線保護継電装置は、第4図に示すような電力系
統を保護するように構成されたものである。
第4図において、母線16は遮断器20′を介
して第3の母線21に接続されている。なお、以
下の説明において、母線1,16及び21の母線
保護継電装置を装置A,B,Cとし、それぞれ第
4図に点線で示す領域を保護対象として動作する
ものとし、装置Bに注目して説明する。
第3図において、変流器18a,19a,20
aの出力は、差動回路22に入力されて合成さ
れ、信号ΣIBとなる。同じようにして隣接する装
置A,Cからも信号ΣIBに対応する信号ΣIA,ΣIC
が入力される。信号ΣIAは、遮断器17が閉状態
のとき閉となるスイツチ23を介して差動回路2
4に入力される。信号ΣICもスイツチ23と同じ
ように遮断器20′が閉状態のとき閉となるスイ
ツチ25を介して差動回路24に入力される。
差動回路24は、信号ΣIA,ΣIB,ΣICを加算し
て信号ΣIB′を発生し、判定回路26にこれを供給
する。判定回路26は、信号ΣIB′から母線16を
保護するための判定をし、信号26aを動作出力
として発生する。
信号ΣIA及びΣIBは差動回路27に入力され、こ
れは信号ΣIB″を発生し、装置Cへ供給している。
信号ΣIB及びΣICは差動回路28に入力され、これ
を信号ΣIBを発生し、装置Aへ供給している。
このような構成において、遮断器17及び2
0′が遮断されている場合は、スイツチ23,2
5が開となり、装置A,B及びCはそれぞれ独立
して機能する。また、遮断器17及び20′のい
ずれか一方又は両方が閉状態のときは、それぞれ
差動回路24に関連する信号ΣIA,ΣIB,ΣICが入
力されて信号ΣIB′が形成されるので、判定回路2
6は、母線16を誤りなく保護するる信号26a
を発生し、外部に出力する。
しかし、このような構成の母線保護継電装置に
おいても、負荷端の変流器が外部故障による過大
電流により飽和し、誤差電流が大きくなると、差
動回路の出力が大きな値を示すものとなり、誤動
作に至る欠点があつた。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、隣接する他の母
線側で検出した過電流の信号も判定条件に含める
ことにより、判定を正確なものとすることができ
る母線保護継電装置を提供することを目的とす
る。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第5図はこの発明の母線保護継電装置のブロ
ツク図である。第5図において、第1図と同一部
分又は相当部分については同一符号を用いて示
し、第4図で説明した装置Bのものとして以下説
明する。
29,30は図示なしの装置A及びCにおいて
検出された過電流の信号29a,30aを導入
し、遮断器16,20′に連動して開又は閉状態
にされるスイツチ、31はスイツチ29及び30
の出力と、装置Bにおいて検出された過電流の信
号32aとの論理和をとるオア・ゲートであり、
これより出力される信号31aはアンド・ゲート
15の反転論理和入力に供給される。32は各端
のうちのどれかが過電流であることを検出する第
1の検出回路(過電流検出回路)であり、第6図
に示すような構成を有する。
第6図において、33,34,35は変流器1
8a〜20aの出力を導入し、過電流に対応した
所定の設定値以上で信号33a,34a,35a
を出力する検出回路、36は信号33a,34a
及び35aの論理和をとり、信号32aを出力す
るオア・ゲートである。
次に動作について説明する。
(イ) 遮断器17,20′が開放の場合。この場合
は装置A,B,Cが独立して機能するので、第
1図の説明から明らかである。
(ロ) 遮断器17が閉路、遮断器20′が開放の場
合。この場合は、装置Aの信号29aがスイツ
チ29を介してオア・ゲート31に供給される
が、装置Cの信号30aはスイツチ30が開放
なので、オア・ゲート31には供給されない、
第2図に示すように、回線16に故障FCが発
生すると、変流器19aに電流ICが流れ、検出
回路14の信号14aが出力される。同時に、
検出回路34も信号34aを出力するので、オ
ア・ゲート36及び31も出力をする。従つ
て、アンド・ゲート15は、信号31aにより
禁止され、信号15aを出力しない。
なお、装置Aにおいては、装置Bと同じよう
な状態となり、信号を出力しない。また、装置
Cは遮断器20′が開放なので独立して機能し
ている。
(ハ) 遮断器17及び20′が閉成の場合。この場
合は、スイツチ29及び30が閉成されてお
り、装置A,Cの信号29a,30aがオア・
ゲート31に供給される。従つて、信号32
a,29a又は30aが発生すると、オア・ゲ
ート31より信号31aが出力され、アンド・
ゲート15は禁止され、信号15aを出力しな
い。
なお、検出回路33,34,35の検出レベ
ルは負荷電流のレベル以上に設定されており、
変流器18a,19a,20aはこのような負
荷電流の領域では通常飽和しない。従つて、こ
のような変流器18a,19a,20aにおけ
る検出誤差による影響は、除去される。オア・
ゲート36の入力には、流入端(電源端)の変
流器の出力条件を含めていない。これは、内部
故障時に誤ロツクさせる原因を除外するためで
ある。
上記実施例では、母線の連結が3本の場合を説
明したが、3本以上であつてもよく上記実施例か
ら容易に構成できる。
以上のようにこの発明によれば、各装置が隣接
する母線の他装置からその過電流を示す信号を受
け取り、これを動作出力を発生するための判断の
論理条件に含めたので、母線同志を接続する遮断
器の両側に変流器が設置されていない場合でも、
各母線に接続された変流器の誤差に影響されるこ
となく、故障の判定を正確なものとし、電力系統
の保護の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の母線保護継電装置のブロツク
図、第2図は母線の接続図、第3図は従来の母線
保護継電装置のブロツク図、第4図は母線の接続
図、第5図はこの発明の一実施例による母線保護
継電装置のブロツク図、第6図は第5図に示した
過電流検出部のブロツク図である。 1,16,21…母線、2a〜6a,18a〜
20a…変流器、12,22,27,24,28
…差動回路、13,14,33,34,35…検
出回路、15…アンド・ゲート、23,25,2
9,30…スイツチ、31,36…オア・ゲー
ト。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自己の保護領域の母線に他の保護領域の母線
    を接続する遮断器と、前記自己の保護領域の母線
    に接続された複数回線に流れる電流の総和を検出
    する差動回路と、前記差動回路の出力に基づいて
    故障検出信号を出力する故障検出回路と、前記自
    己の保護領域の母線に接続された複数回線に流れ
    る過電流を検出する過電流検出回路と、前記遮断
    器の入切に連動して開閉するスイツチと、前記過
    電流検出回路で検出された過電流と前記スイツチ
    を介して供給される他の保護領域の母線に接続さ
    れた複数回線に流れる過電流との論理和を得る第
    1のゲート回路と、前記故障検出回路の出力信号
    と反転入力端子に供給される前記第1のゲート回
    路の出力信号との論理積を得る第2のゲートとを
    備えた母線保護継電装置。
JP56041422A 1981-03-19 1981-03-19 Bus protecting relay Granted JPS57156626A (en)

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