JPH0247032Y2 - - Google Patents

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JPH0247032Y2
JPH0247032Y2 JP18209384U JP18209384U JPH0247032Y2 JP H0247032 Y2 JPH0247032 Y2 JP H0247032Y2 JP 18209384 U JP18209384 U JP 18209384U JP 18209384 U JP18209384 U JP 18209384U JP H0247032 Y2 JPH0247032 Y2 JP H0247032Y2
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はノツク式シヤープペンシルに関し、更
に詳細には芯繰り出し機構を先金に取り付けるこ
とによつて組立てを容易となしたノツク式シヤー
プペンシルに関するものである。
(従来技術とその欠点) 芯繰り出し機構を先金に取り付けることによつ
て組立てを容易となしたノツク式シヤープペンシ
ルとしては、実開昭58−140780号公報に開示され
る如く、前記同様チヤツクリングとスプリングと
の間に介在する継手外面に係合突起を設け、該係
合突起を口金のL字形の切込に挿入回転して係合
するようなしたものが知られている。しかし乍
ら、このノツク式シヤープペンシルでは構成が簡
単で取り外しが容易であるという利点を有する反
面、係合突起を口金のL字形の切込に係合するに
必要な摺動隙間が、組み立てた後のガタとなつて
芯出長さの不良を生じる原因になるといつた問題
がある。
(考案の目的) 本考案は上述せる問題に鑑みなされたもので、
構成が簡単で組立てが容易であることは勿論のこ
と、組み立てた後もガタを生ずることなく精度良
好なノツク式シヤープペンシルを提供せんとする
ものである。
(考案の構成) 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づき詳
細に説明する。
第1図、第2図において、参照符号1は、前端
部に芯保護管2を、その後方に弾性材よりなる芯
戻り止め3を、内面に後述するチヤツクリング8
の前進を規制する段部4を備えてなる先金であつ
て、該先金1は外面に螺子が形成され、かつ後述
する係合部材9が長手方向に所定距離摺動し得る
円周方向の孔5が形成された基部6を有してな
る。7は該先金1に螺着された軸筒である。8は
円筒形のチヤツクリングであり、該チヤツクリン
グ8外面に形成した係合溝9には、前記先金1の
孔5を長手方向に摺動自在な断面C形の係合部材
10が取り外し可能に嵌着され係合配置されてい
る。11は前記チヤツクリング8で締着され芯挾
持が可能でなる2つ割3つ割等のチヤツクであつ
て、該チヤツク11はその後部に連結された芯タ
ンク12と前記先金1との間に張設されたスプリ
ング13で後方に付勢されている。
上述せるノツク式シヤープペンシルの組み立て
は、第3図に示す如く、あらかじめ組み上げられ
たチヤツクリング8、チヤツク11、芯タンク1
2、スプリング13よりなる芯繰り出し機構B
を、スプリング13の前端を先金1に支承させた
先金1後方より押圧挿入し、先金1の孔5より顕
出するチヤツクリング8の係合溝9に係合部材1
0を自らの弾性を利用して嵌着し係合すれば、チ
ヤツクリング8はスプリング13の弾撥力で後方
に付勢されるものの前記係合部材10後端を孔5
後端に当接して抜け出ることはないので、次いで
芯繰り出し機構Bの取り付けられた先金1を軸筒
7に螺合すれば簡単に行うことができる。
このようにして組み立てられたノツク式シヤー
プペンシルの芯出長さは、前記せる先金1の段部
4にチヤツクリング8が当接する迄の距離相当分
となる訳だが、必ずしも段部4を先金1に設けな
くとも、チヤツクリング8に係合された係合部材
10が先金1の孔5前端に当接する迄の距離をも
つて芯出長さを設定するようにしても良い。
尚、上述せる孔5並びに係合部材10の形状及
び係合部材10のチヤツクリング8への係合手段
については、図示せる実施例以外にも種々変更可
能なもので、要するに係合部材10は先金1側方
よりチヤツクリング8に係合できて必要に応じ取
り外しが可能なものであり、かつチヤツクリング
8に係合された後は該チヤツクリング8と連動し
孔5を長手方向に所定距離摺動できるものであれ
ばよい。
(作用効果) 以上の如く、本考案では先金内に挿入配置され
たチヤツクリングに、該先金に形成した孔を所定
距離長手方向に摺動自在な係合部材を係合すると
ともに、該チヤツクリングで締結可能なチヤツク
を該チヤツクと連結せる芯タンクと先金との間に
張設したスプリングで後方に付勢し、該先金を軸
筒に螺着して構成してなるので、先金後方よりチ
ヤツクリングを挿入し、該先金の孔より顕出する
チヤツクリングに係合部材を係合するのみで、芯
繰り出し機構を先金に取り付けられ組み立てが容
易であることは勿論のこと、組み立てた後であつ
ても前記チヤツクリングは先金と芯タンクとの間
に張設したスプリングで後方に付勢され係合部材
後端を先金の孔後端に圧接して配置されるもので
あるから、従来の如くの組み立て後のガタを生ず
ることなく、芯出長さ不良等の問題を生ずること
のないノツク式シヤープペンシルを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1は縦
断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は分解図である。 1……先金、5……孔、7……軸筒、8……チ
ヤツクリング、10……係合部材、11……チヤ
ツク、12……芯タンク、13……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先金内に挿入配置されたチヤツクリングに、該
    先金に形成した孔を所定距離長手方向に摺動自在
    な係合部材を係合するとともに、該チヤツクリン
    グで締着可能なチヤツクを該チヤツクと連結せる
    芯タンクと先金との間に張設したスプリングで後
    方に付勢し、該先金を軸筒に螺着してなるノツク
    式シヤープペンシル。
JP18209384U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0247032Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18209384U JPH0247032Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP18209384U JPH0247032Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6198083U JPS6198083U (ja) 1986-06-23
JPH0247032Y2 true JPH0247032Y2 (ja) 1990-12-11

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JP18209384U Expired JPH0247032Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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