JPH02466A - 遺伝子産物の製法 - Google Patents

遺伝子産物の製法

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JPH02466A
JPH02466A JP63283072A JP28307288A JPH02466A JP H02466 A JPH02466 A JP H02466A JP 63283072 A JP63283072 A JP 63283072A JP 28307288 A JP28307288 A JP 28307288A JP H02466 A JPH02466 A JP H02466A
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Toshiya Takano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用上1 本発明は遺伝子工学的に種々の物質を生産する方法等に
関する。
(従来技術) クローン化された遺伝子を動物細胞で発現させてその機
能をみる場合、その遺伝子の発現が細胞の増殖に干渉し
、形質転換細胞を得ることが困難なことがある。これを
避けるためには、非誘導状態での発現レベルが低く、か
つ良く誘導がかかる発現系が必要である。
マウス乳癌ウィルス (mouse mammary 
tumorvirus 、 MMTV)のロング・ター
ミナル・リピート(long terminal re
peat 、以下LTR)を用い、外来遺伝子をグルコ
コルチコイドで誘導的に発現させる系については知られ
ている( NaLur=。
294 228〜232 (1981))。
MMTVはRNAウィルスであるレトロウィルスの一種
であり、感染細胞内ではその宿主細胞の染色体DNAに
組込まれてDNAの形(プロウィルス)で存在している
。その組込まれた状態のDNAの両端には、それぞれ1
13− R−115の三つの領域からなっている約1.
3kbpのLTRが同方向に入っている。
LTRはプロモーターの機能と転写のターミネータ−の
機能を併せもっており、そのU3中にはグルココルチコ
イドリセブター蛋白(GR)と結合する領域があり、こ
れがRNA合成を調節している。すなわち、ORが該領
域に結合するとLTRのプロモーターが働き、RNA合
成が始り、蛋白が生成する。ところが、リセブタ−(G
R)だけでは結合できず、グルココルチコイドと結合し
た活性型GRだけがU3のりセブター結合部位に結合し
LTRを稼動させる。
(発明の構成) 本発明は、MMTV(F)LTR(以下車にLTRと示
すことがある)の下流に外来遺伝子(種々の活性物質生
産用の遺伝子)を繋いだプラスミド並びにLTRの下流
にGR遺伝子を繋いだプラスミドの二種を用いて動物細
胞を形質転換するか、LTRの下流にグルココルチコイ
ド・リセプター蛋白遺伝子を有し、さらにLTRとその
下流に活性物質生産用遺伝子を有するプラスミドで動物
細胞を形質転換させて活性物質生産用感染細胞を製造す
る方法を提供することを目的とし、また、LTRとその
下流に外来遺伝子を有し、さらにLTRとその下流にG
R遺伝子を有する染色体を持った動物細胞の培養をおこ
ない、その際グルココルチコイドによる制御(誘導)を
行なって活性物質を効率よく生産するスーパーインダク
ション法を提供することを目的とするものである。本発
明はさらに上記の方法に有用なプラスミド類および動物
細胞を提供することを目的とする。
本発明者はグルココルチコイドの一種であるデキサメサ
ゾンで誘導のかかるM M T VのLTRの下流に、
グルココルチコイド・リセプターの遺伝子(に、R,v
amamoto博士より分与されたラット・グルココル
チコイド・リセプター遺伝子、(Cell 46389
〜399 (198B)参照)を繋いだプラスミド(p
MMGll)  と、大腸菌β−ga1遺伝子を繋いだ
プラスミド(pMMgal)の二種のプラスミドを構築
した。この二種のプラスミドを哺乳動物の培養細胞の一
種であるマウスLt、に’″にトランスフェクトし、β
−galの一時的発現を調べたところ、pMMgalだ
けを移入したものと比べて、デキサメサゾン非存在下で
同程度に低く、デキサメサゾン存在下で100倍以上高
く発現していることを認めた。
また、β−gal遺伝子の代わりにインターフェロンα
遺伝子を組込んだプラスミド(pMMifα)を用い、
−時的発現でなく安定に遺伝子を組込ませた系としても
発現を確かめて本発明を完成した。
すなわち、本発明は、 (1)マウス乳癌ウィルス(MMTV)のロングターミ
ナルリピート(LTR)の下流にグルココルチコイドリ
セブター蛋白遺伝子を有するプラスミド (2)LTRの下流にグルココルチコイドリセブター蛋
白遺伝子を有し、さらにLTRとその下流に活性物質生
産用遺伝子を有するプラスミド(3)LTRの下流にグ
ルココルチコイドリセブター蛋白遺伝子を有するプラス
ミド並びにLTRの下流に活性物質生産用遺伝子を有す
るプラスミドで動物細胞を形質転換させて活性物質生産
用細胞を製する方法 (4)LTRの下流にグルココルチコイドリセブター蛋
白遺伝子を有し、さらにLTRとその下流に活性物質生
産用遺伝子を有するプラスミドで動物細胞を形質転換さ
せて活性物質生産用細胞を製造する方法 (5)LTRの下流にグルココルチコイドリセブター蛋
白遺伝子を有するプラスミド並びにLTRの下流に活性
物質生産用遺伝子を有するプラスミドで形質転換された
動物細胞 (6)染色体上に、LTRおよびその下流にグルココル
チコイドリセブター蛋白遺伝子を有し、さらにLTRお
よびその下流に活性物質生産用遺伝子を有する動物細胞 (7)LTRの下流にグルココルチコイドリセブター蛋
白遺伝子を有し、さらにLTRとその下流に活性物質生
産用遺伝子を有するプラスミドで形質転換された動物細
胞 (8)LTRの下流にグルココルチコイドリセブター蛋
白遺伝子を有するプラスミド並びにLTRの下流に活性
物質生産用遺伝子を有するプラスミドで動物細胞を形質
転換させ、得られた形質転換細胞を増殖させて活性物質
を生産させる方法において、培地中のグルココルチコイ
ドの量によりa+RN^への転写の調節を行なう遺伝子
産物の生産法(9)染色体上に、LTRおよびその下流
にグルココルチコイドリセブター蛋白遺伝子を有し、さ
らにLTRおよびその下流に活性物質生産用遺伝子を有
する動物細胞を増殖させて活性物質を生産させる方法に
おいて、培地中のグルココルチコイドの量によりmRN
Aへの転写の調節を行なうことを特徴とする遺伝子産物
の生産法に関する。
本発明で生産する遺伝子産物とは種々の生理活性物質、
例えばリンホカイン類、ホルモン類、抗原蛋白類、tP
A類等のペプチド、糖ペプチドなどがあり、それらの遺
伝子は良く知られた方法および今後知られる方法で人手
し利用できる。
MMTVのLTRについては既に知られており多くの研
究者が実験に用いている (J、Virol、 372
26〜238 (1981)、 Nature 294
228〜232 (1981)等)。
グルココルチコイドリセプター蛋白およびそれをコード
する遺伝子についても良く知られている(Cell 4
6389〜399 (1986)等)。
本発明で用いるプラスミドの構築は、通常の方法で行え
ばよく、二種のプラスミドを利用する方法の一例を後に
示す。
誘導プラスミド(LTR−GR遺伝子を有す)と生産用
プラスミド(LTR−目的物遺伝子を有す)で細胞をト
ランスフェクトするとその細胞の染色体にLTR−GR
遺伝子とLTR−目的物遺伝子が組込まれる。二種のプ
ラスミドは同時にトランスフェクトしてもよいし、別々
に用いてトランスフェクトしてもよい、勿論、上記の二
種の遺伝子を一つのプラスミドに組込んで形質転換を行
なってもよい。
この形質転換細胞をグルココルチコイド含有培地で培養
すると、 ■グルココルチコイドは僅かに存在する細胞質内のりセ
ブター蛋白(GR)と結合して活性型のりセブターを生
ずる。
■この活性型リセブターは細胞内部に入り、核に行き、
染色体上のMMTVのLTRのu3のリセブター結合部
位に結合する。
■そうすると、LTRのプロモーターが働きはじめ、そ
の下流の遺伝子が発現してGR蛋白が生産される(目的
の蛋白も僅かに生産される)。
■生産されたGR蛋白はグルココルチコイドと結合して
更に活性型リセブターを形成し、■〜■が繰返されてG
R蛋白が系内により多く産生され、これが目的蛋白も大
量に生産することになる。
プラスミドによる細胞のトランスフェクトはリン酸カル
シウム法等の一般的方法で行えばよく、二種のプラスミ
ドを用いるときはGR遺伝子含有プラスミドと物質生産
用プラスミドはiff!常は1対1乃至10モル程度で
使用するのが適当である。
細胞としては、種々の目的で作られ入手し得る各種の培
養細胞を用いればよく、例えば、BHに21(ベイビー
ハムスター腎由来フィブロブラスト様株細胞)、CV−
1(サル腎由来フィブロブラスト様株細胞)、HeLa
 tP(ヒト子宮頚癌由来株細胞)等がある。m胞の培
養もそれぞれの細胞について知られた培地および方法で
行えばよい。
目的の遺伝子等が組込まれた細胞を選択するには、この
分野で利用されている一般的な選択方法でよいが、例え
ば次の様なものがある。抗生物質不活化酵素遺伝子をS
V40のプロモーターの下流に繋いだプラスミドをセレ
クションマーカーとして目的のプラスミドと混合してト
ランスフエフ1へし、該抗生物質含有培地で耐性株を選
択すると、プラスミドが染色体に組込まれている株が得
られる。勿論、目的のプラスミドのどちらかにセレクシ
ョン用の遺伝子を入れることによって選択しても良い。
誘導に使用するグルココルチコイドとしては、デキサメ
サゾン、コルチゾン類、ヒドロコルチゾン類、デヒドロ
コルチゾン類など文献上公知のもの等を適宜選択すれば
よい。
実施例1:発現用ベクターpMMEXの構築プラスミド
に1−M5Vクローン4 (N、Tsuchida e
Lal、 J、νtrot、 38720(1981)
)を5aIa rで切断し、アガロースゲル電気泳動で
プロモーターを含む約o、ibpのフラグメントを分離
した。これをSma Iで切断したplJc!l (フ
ァルマシア社)とT4リガーゼを用いて結合させ、生じ
た組換えプラスミドで大腸菌HBIOIを形質転換した
。得られたプラスミドをpに1−LTRとした。
pKi−LTRをSi+a Iで切断し、5゛末端をリ
ン酸化した旧n d IIIリンカ−をT4リガーゼで
結合復旧n d IIIで切断した。アガロースゲル電
気泳動で、113(プロモーター)を含むフラグメント
を分離し、旧口dIFFで切断したptlc!lとT4
リガーゼで結合させた。これで大腸菌HBIOIを形質
転換してプラスミドを得た。このプラスミドを八val
及びEcoRIで切断したものと、pKi−LTRを^
val及びHa e IIIで切断しEcoRIリンカ
−を付加後EcoRIで切断することによってHa e
 III末8i4(平滑末端)をEcoRI末端に変え
たポリA付加領域(US)を含む約0.25kbpのフ
ラグメントをT4リガーゼで結合させた。このもので大
腸菌1(Blotを形質転換し、プラスミドpKiEX
を得た。
pMDsG  (F、Lee et al、Natur
e 294228 (1981)を旧n d IIIで
切断後、アガロースゲル電気泳動でMMTVのプロモー
ターを含む約1.4klll)のフラグメントを分離し
た。これと、pにIExを旧n d IIIで切断シp
Ki−LTR由来のプロモーターを取除いた大きい方の
フラグメントとをT4ガーゼで結合した。生じた組換プ
ラスミドで大腸菌HB l 01を形質転)^し、正し
い方向にMMTVプロモーターフラグメントの挿入され
たプラスミドpMMExを得た。
実施例2:発現ベクターpMM(iR及びpMMifα
の構築 pRBal  117  (R,Miesfeld e
t at、  Ce1l  46 389(1986)
をBamHIで切断し、アガロースゲル電気泳動で、ラ
ットグルココチコイドリセブター遺伝子を含む約2.8
kbpのフラグメントを分離した。これと、BamHI
で切断したpklMEXとをT4リガーゼで結合し、大
腸菌1(BIOIを形質転換し、正しい方向にリセブタ
ー遺伝子の挿入されたプラスミドpMMGRをtりた。
このプラスミドを有するE、eoli  MMGBの微
生物工業技術研究所の受託番号はFERM BP−20
52である。
インターフェロンα遺伝子(ifα)を含有するプラス
ミドpBPO11をNco I及びXba Iで切断し
、0.5kbpのifα遺伝子を含むフラグメントをア
ガロースゲル電気泳動で分葱した。これをdNTPs存
在下DN^ポリメラーゼ■クレノーフラグメントによっ
て平滑末端とした後、旧ncllで切断したpMMEX
と結合し、正しい方向に遺伝子の挿入されたプラスミド
pMMifαを得た。このプラスミドを有するE、co
li  MMifαの微生物工業技術研究所の受託番号
はFERM BP−2053である。
実施例3:L細胞でのインターフェロンαの発現マウス
線維芽細胞様株であるLtk−細胞を、 MEM(Ee
agle’s Minimum Es5ential 
Mediua+)にl0tFcs(牛胎児血清)を添加
した培地でほぼlXl0’/シヤーレにまで生育させ、
トランスフェクションの4時間前に新鮮な培地で更新し
ておく。
(モル比) pM旧fα          5  μg  (10
)上記3f!のプラスミドの混合液を作り(pSV2n
e。
はセレクションマーカーのネオマイシン不活化酵素遺伝
子含有プラスミド。ATCCより人手)、これにキャリ
アDNA(牛胸腺DNA)11.5ggを加える。
全量が2.21になるように水を加えた後、2M塩化カ
ルシウム液300μmを加え、■液とする。
II 液の組成は次の通りである。
2xllBS(HEPES 10g#!塩化ナトリウム
16g/ρ) 2.5+a1100×リン酸U街液 (70111M NaJPO<−701M NaH2P
θ、)50uII液とn液をゆっくり混合し懸濁液とす
る。30分放置した後、その1++1を取り、上記Lt
k−細胞の生育しているシャーレに加える。
12時間後、培地を更新し、更に2日後より0.4g(
力価)/1のネオマイシン類似抗生物質G418(ギブ
コ社)を含む培地で、3〜4日毎に培地を更新しながら
培養した。  DNA導入2週間後に生じてきたコロニ
ーを取り、96穴マイクロウエルプレートに移した。ウ
ェル中の細胞がほぼいっばい(コンフルエント)になっ
た時、1x10″″6Mデキサメサゾンを含む培地と更
新し、その28後インターフェロン活性を測定した。こ
の中から活性の高い6クローンを選択した。これらのク
ローンを35ml11シヤーレに移し、はぼいっばいに
生育させた後、新たに2枚の35a+aシヤーレでほぼ
いっばいに生育させた。そのうち1枚にIX】D−”M
デキサメサゾンを加えた。添加48時間後、デキサメサ
ゾン添加・非添加の両者より培地中のインターフェロン
活性を測定した。
51個のクローンのうち10’U/a+1以上のものが
5株で、約175の頭皮であった。最も頭皮の高がった
のは10’〜5 X 103U/mlの間であった(2
5クローン)。10’U/mlを越えたクローンについ
て、デキサメサゾンの存在下 (+ dex)と非存在
下(dex−)で測定した数値を表に示す。
tt オ、)yo−ンLifloとLif41(D染色
体DNAを取り、8gmHIやBaII)II + P
stl、EcoRIで切断後アガロースゲル電気泳動を
行ない、ニトロセルロースにブロッティングして、パイ
プリダイゼーションを行ない、染色体中に挿入されてい
るコピー数を調べたところ、両クローンのGR遺伝子お
よびインターフェロンα遺伝子共に約100コピーであ
った。
〈2は検出限度以下である。
本発明のスーパーインダクション法の利点を次に挙げる
(i)  HA導をかけない状態での発現量が極めて低
い。これは、その物質が細胞にとって毒となるような場
合に有利な性質である。従来の高発現系のように、持続
的に産生ずる系では、細胞に遺伝子を6人すると、この
物質が発現してm胞が増殖できなくなったり死んでしま
い、細胞をクローニングしてくることができない、とこ
ろが、スーパーインダクションの系では、誘導をかけな
ければ発現レベルが極めて低いので、細胞にダメージを
与えないでクローニングし、大量培養を行なった後に誘
導をかけることができる。従って大量に目的物質を生産
するのに通している。
(i j)Mj=導比が一万倍以上のクローンを得るこ
とができる。従来誘導のかかる遺伝子発現系で最高なの
は、おそら<MMTVで、Ni胞クローンによっては+
(100倍近< 5RNAのレベルで誘導のかかるもの
がある。ただし、これはウィルスとして組込ませた場合
でMMTVの下流にマーカー遺伝子を繋ぎ細胞にトラン
スフェクトした場合には、細胞にもよるが高々数十倍程
度である0本発明のスーパーインダクションの系ではM
MTVの下流に目的の遺伝子をつないトランスフェクト
するのであるから後者と同じであるが、非常に高く誘導
をかけることが可能である。誘導率が高ければマキシマ
ムレベルも高く、大量生産に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はプラスミド構築の概略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)マウス乳癌ウィルス(MMTV)のロング・ター
    ミナル・リピート(LTR)の下流にグルココルチコイ
    ド・リセプター蛋白遺伝子を有するプラスミド (2)MMTVのLTRの下流にグルココルチコイド・
    リセプター蛋白遺伝子を有し、さらにMMTVのLTR
    とその下流に活性物質生産用遺伝子を有するプラスミド (3)MMTVのLTRの下流にグルココルチコイド・
    リセプター蛋白遺伝子を有するプラスミド並びにMMT
    VのLTRの下流に活性物質生産用遺伝子を有するプラ
    スミドで動物細胞を形質転換させることを特徴とする活
    性物質生産用細胞の製法(4)MMTVのLTRの下流
    にグルココルチコイド・リセプター蛋白遺伝子を有し、
    さらにMMTVのLTRとその下流に活性物質生産用遺
    伝子を有するプラスミドで動物細胞を形質転換させるこ
    とを特徴とする活性物質生産用細胞の製造法(5)MM
    TVのLTRの下流にグルココルチコイド・リセプター
    蛋白遺伝子を有するプラスミド並びにMMTVのLTR
    の下流に活性物質生産用遺伝子を有するプラスミドで形
    質転換された動物細胞 (6)染色体上に、MMTVのLTRおよびその下流に
    グルココルチコイド・リセプター蛋白遺伝子を有し、さ
    らにMMTVのLTRおよびその下流に活性物質生産用
    遺伝子を有する動物細胞 (7)MMTVのLTRの下流にグルココルチコイド・
    リセプター蛋白遺伝子を有し、さらにMMTVのLTR
    とその下流に活性物質生産用遺伝子を有するプラスミド
    で形質転換された動物細胞(8)MMTVのLTRの下
    流にグルココルチコイド・リセプター蛋白遺伝子を有す
    るプラスミド並びにMMTVのLTRの下流に活性物質
    生産用遺伝子を有するプラスミドで動物細胞を形質転換
    させ、得られた形質転換細胞を増殖させて活性物質を生
    産させる方法において、培地中のグルココルチコイドの
    量によりmRNAへの転写の調節を行なうことを特徴と
    する遺伝子産物の生産法 (9)染色体上に、MMTVのLTRおよびその下流に
    グルココルチコイド・リセプター蛋白遺伝子を有し、さ
    らにMMTVのLTRおよびその下流に活性物質生産用
    遺伝子を有する動物細胞を増殖させて活性物質を生産さ
    せる方法において、培地中のグルココルチコイドの量に
    よりmRNAへの転写の調節を行なうことを特徴とする
    遺伝子産物の生産法 (10)プラスミドpMMGRおよびプラスミドpMM
    ifα(11)大腸菌(E.coli)MMGR(FE
    RMBP−2052)および大腸菌(E.coli)M
    Mifα(FERMBP−2053)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7080601B2 (en) 2003-12-17 2006-07-25 Hideyuki Hayashi Yarn feeder

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