JPH0246586Y2 - - Google Patents
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- JPH0246586Y2 JPH0246586Y2 JP1984007530U JP753084U JPH0246586Y2 JP H0246586 Y2 JPH0246586 Y2 JP H0246586Y2 JP 1984007530 U JP1984007530 U JP 1984007530U JP 753084 U JP753084 U JP 753084U JP H0246586 Y2 JPH0246586 Y2 JP H0246586Y2
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- Expired
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術の分野)
この考案はコンクリートの亀裂発生防止のため
に利用される目地材、特に合成樹脂発泡体で目地
材本体を形成し、その上部に補強用のキヤツプを
被冠した形式のいわゆる伸縮目地材の改良に関す
る。
に利用される目地材、特に合成樹脂発泡体で目地
材本体を形成し、その上部に補強用のキヤツプを
被冠した形式のいわゆる伸縮目地材の改良に関す
る。
(従来技術)
従来の伸縮目地材は、発泡樹脂製の目地材本体
の上部にキヤツプを被冠したもので、支持脚、固
定用モルタル等を用い、あるいは粘着剤を用いて
基盤面上に一定の間隔で配列して、コンクリート
の打設を行なうものである。そして、キヤツプは
通常、塩化ビニールで形成されている。
の上部にキヤツプを被冠したもので、支持脚、固
定用モルタル等を用い、あるいは粘着剤を用いて
基盤面上に一定の間隔で配列して、コンクリート
の打設を行なうものである。そして、キヤツプは
通常、塩化ビニールで形成されている。
この種の伸縮目地材は、もともと、コンクリー
ト構築物の屋上構造として発達してきたものであ
るので自由歩行が行われるフロアに利用するに
は、強度、耐候性、伸縮性、美観等に難点があ
る。
ト構築物の屋上構造として発達してきたものであ
るので自由歩行が行われるフロアに利用するに
は、強度、耐候性、伸縮性、美観等に難点があ
る。
(考案の目的)
この考案は、上記に艦みてなされたものであつ
て、その目的は、自由歩行が行われるフロアに利
用するのに好適な目地材を提供することにある。
て、その目的は、自由歩行が行われるフロアに利
用するのに好適な目地材を提供することにある。
(考案の構成)
次に、この考案の実施例を添付の図面に従つて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示す断面図で
あつて、10は合成発泡樹脂製の目地材本体であ
り、断面矩形状に形成された上部部材と断面図略
台形状に形成された下部部材とからなつている。
この目地材本体10は断面図略台形状に形成され
た下部部材により基盤上に安定に配置される。な
お、目地材本体は、図示していないが、断面矩形
状の下部部材を有する目地材本体でもよく、この
場合、支持脚又はモルタルによつて、目地材本体
を基盤上に安定に配置することができる。
あつて、10は合成発泡樹脂製の目地材本体であ
り、断面矩形状に形成された上部部材と断面図略
台形状に形成された下部部材とからなつている。
この目地材本体10は断面図略台形状に形成され
た下部部材により基盤上に安定に配置される。な
お、目地材本体は、図示していないが、断面矩形
状の下部部材を有する目地材本体でもよく、この
場合、支持脚又はモルタルによつて、目地材本体
を基盤上に安定に配置することができる。
20はキヤツプであり、キヤツプ基材21、仮
キヤツプ22及び化粧キヤツプ23によつて構成
されている。キヤツプ基材21、仮キヤツプ22
は塩化ビニール等の合成樹脂で形成され、化粧キ
ヤツプ23はアルミニウムあるいは黄銅等の金属
で形成されている。
キヤツプ22及び化粧キヤツプ23によつて構成
されている。キヤツプ基材21、仮キヤツプ22
は塩化ビニール等の合成樹脂で形成され、化粧キ
ヤツプ23はアルミニウムあるいは黄銅等の金属
で形成されている。
キヤツプ基材21は、一対の脚体21aを連結
部材21bによつて連結されており、脚体21a
の下端部には略矢印状の係止部21cが形成され
てこの係止部21cが合成発泡樹脂製の目地材本
体10に食い込んで安定に固着されている。ま
た、一対の脚体21aの各々の上部には、その内
部側に突出する突出部により係止用凹部21dが
形成されている。
部材21bによつて連結されており、脚体21a
の下端部には略矢印状の係止部21cが形成され
てこの係止部21cが合成発泡樹脂製の目地材本
体10に食い込んで安定に固着されている。ま
た、一対の脚体21aの各々の上部には、その内
部側に突出する突出部により係止用凹部21dが
形成されている。
仮キヤツプ22は、その巾方向両端部側の下面
にそれぞれ略L状に形成された係止部22aが形
成されており、この係止部22aがキヤツプ基材
21に形成された係止用凹部21dに係合してい
る。
にそれぞれ略L状に形成された係止部22aが形
成されており、この係止部22aがキヤツプ基材
21に形成された係止用凹部21dに係合してい
る。
キヤツプ基材21に仮キヤツプ22を装着する
場合、キヤツプ基材21に対し、目地材の長手方
向から仮キヤツプ22を装着すればよい。
場合、キヤツプ基材21に対し、目地材の長手方
向から仮キヤツプ22を装着すればよい。
コンクリート打設は、第1図の下方側に示す状
態で行なう。この場合、合成発泡樹脂製の目地材
本体10、合成樹脂製のキヤツプ基材21及び仮
キヤツプ22によつてコンクリートの収縮膨張を
吸収できる。コンクリート打設後、コンクリート
の養生をまつて仮キヤツプ22に換えて化粧キヤ
ツプ23がキヤツプ基材21に装着される。
態で行なう。この場合、合成発泡樹脂製の目地材
本体10、合成樹脂製のキヤツプ基材21及び仮
キヤツプ22によつてコンクリートの収縮膨張を
吸収できる。コンクリート打設後、コンクリート
の養生をまつて仮キヤツプ22に換えて化粧キヤ
ツプ23がキヤツプ基材21に装着される。
化粧キヤツプ23は、その巾方向両端部付近に
それぞれ段部23aが形成されており、これらの
段部23aの各々の内側に仮キヤツプ22の係止
部22aの形状と同一形状の係止部23bが形成
されている。化粧キヤツプ23の巾方向長さ1
は、仮キヤツプ22の巾方向長さ2よりも長く
なつており、1−2の長さは、コンクリート打
設後のコンクリートの収縮代を予め設定してお
き、その収縮代に相当するようにすることが望ま
しい。
それぞれ段部23aが形成されており、これらの
段部23aの各々の内側に仮キヤツプ22の係止
部22aの形状と同一形状の係止部23bが形成
されている。化粧キヤツプ23の巾方向長さ1
は、仮キヤツプ22の巾方向長さ2よりも長く
なつており、1−2の長さは、コンクリート打
設後のコンクリートの収縮代を予め設定してお
き、その収縮代に相当するようにすることが望ま
しい。
したがつて、コンクリートの収縮によつて目地
材の巾方向両端部に沿つて空隙が生じた場合に
も、この空隙の部分は、化粧キヤツプ23の巾方
向両端部で覆うことができるため、美観を損ねる
ことがない。
材の巾方向両端部に沿つて空隙が生じた場合に
も、この空隙の部分は、化粧キヤツプ23の巾方
向両端部で覆うことができるため、美観を損ねる
ことがない。
第2図Aはこの考案における化粧キヤツプの他
の実施例を示す断面図である。
の実施例を示す断面図である。
この化粧キヤツプ24は、金属製からなり、そ
の下面に断面図矢印状の係止部24aが形成され
ている。したがつて、本実施例の場合、キヤツプ
基材には、図示していないが、この係止部24a
に係合可能な凹部が形成された構造をなしてい
る。
の下面に断面図矢印状の係止部24aが形成され
ている。したがつて、本実施例の場合、キヤツプ
基材には、図示していないが、この係止部24a
に係合可能な凹部が形成された構造をなしてい
る。
第2図Bはこの考案における化粧キヤツプのさ
らに他の実施例を示す断面図である。
らに他の実施例を示す断面図である。
この化粧キヤツプ25は、金属製からなり、そ
下面に空洞部を有し、その両端部に断面三角形状
の係止部25aが形成されている。したがつて、
本実施例においても、図示していないが、この係
止部25aに係合可能な凹部が形成された構造を
なしている。
下面に空洞部を有し、その両端部に断面三角形状
の係止部25aが形成されている。したがつて、
本実施例においても、図示していないが、この係
止部25aに係合可能な凹部が形成された構造を
なしている。
さらに、図示していないが、キヤツプ基材21
の両端面には、コンクリートの肌分かれを防止す
るために突条を設けたり或いはブチルゴム等を配
置するようにしてもよい。
の両端面には、コンクリートの肌分かれを防止す
るために突条を設けたり或いはブチルゴム等を配
置するようにしてもよい。
(考案の効果)
この考案の目地材は、上記の如く構成されてい
るので、頭記した従来品の持つ難点を克服しでき
るものである。
るので、頭記した従来品の持つ難点を克服しでき
るものである。
すなわち、
(A) 目地材の露出部分となる化粧キヤツプは、金
属製からなるので、樹脂製に比較して耐候性に
優れ、広場等の自由歩行に行われる場所におい
ても耐摩耗性等の機械的強度に優れている。
属製からなるので、樹脂製に比較して耐候性に
優れ、広場等の自由歩行に行われる場所におい
ても耐摩耗性等の機械的強度に優れている。
したがつて、長期間使用しても化粧キヤツプ
の損傷が少なく、仮に化粧キヤツプが損傷して
交換する必要が生じた場合、化粧キヤツプをキ
ヤツプ基材の係合状態を解放して新しい化粧キ
ヤツプに交換することができる。
の損傷が少なく、仮に化粧キヤツプが損傷して
交換する必要が生じた場合、化粧キヤツプをキ
ヤツプ基材の係合状態を解放して新しい化粧キ
ヤツプに交換することができる。
(B) 目地材の露出部分となる化粧キヤツプは、金
属製からなるので、目地材に高級なイメージを
付与することができる。
属製からなるので、目地材に高級なイメージを
付与することができる。
(C) 化粧キヤツプは、キヤツプ基材に対して係合
状態で装着されており、広場等に設置される目
地材は、歩行者等によるコンクリート打設面か
ら離脱乃至ずれないので、化粧キヤツプの損傷
が少なく、美観を損ねることもない。
状態で装着されており、広場等に設置される目
地材は、歩行者等によるコンクリート打設面か
ら離脱乃至ずれないので、化粧キヤツプの損傷
が少なく、美観を損ねることもない。
(D) 化粧キヤツプの巾方向長さは、仮キヤツプの
巾方向長さよりも長く構成されているので、仮
キヤツプをキヤツプ基材に取り付けてコンクリ
ート打設を行なつた際に生じる空隙をその後に
取り付けられる化粧キヤツプにより覆うことに
なり、広場等のコンクリート打設面の表面に空
隙部が介在しないため、目地材施工領域の美観
を損なうことがない。
巾方向長さよりも長く構成されているので、仮
キヤツプをキヤツプ基材に取り付けてコンクリ
ート打設を行なつた際に生じる空隙をその後に
取り付けられる化粧キヤツプにより覆うことに
なり、広場等のコンクリート打設面の表面に空
隙部が介在しないため、目地材施工領域の美観
を損なうことがない。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図A,Bはそれぞれこの考案における化粧キヤ
ツプの他の実施例を示す断面図である。 図中において、10は目地材本体、20はキヤ
ツプ、21はキヤツプ基材、21aは脚体、21
bは連結部材、21cは係止部、21dは係止用
凹部、22は仮キヤツプ、22aは係止部、23
は化粧キヤツプ、23aは係止部、24は化粧キ
ヤツプ、24aは係止部、25は化粧キヤツプ、
25aは係止部、を指示する。
2図A,Bはそれぞれこの考案における化粧キヤ
ツプの他の実施例を示す断面図である。 図中において、10は目地材本体、20はキヤ
ツプ、21はキヤツプ基材、21aは脚体、21
bは連結部材、21cは係止部、21dは係止用
凹部、22は仮キヤツプ、22aは係止部、23
は化粧キヤツプ、23aは係止部、24は化粧キ
ヤツプ、24aは係止部、25は化粧キヤツプ、
25aは係止部、を指示する。
Claims (1)
- 合成樹脂発泡体で形成される目地材本体と、こ
の目地材本体の上部に被冠されるキヤツプとから
なる目地材において、前記キヤツプが、目地材本
体の上部に固着されると共にその上部は一対の脚
体からなりその脚体上部に係止用凹部が形成され
たキヤツプ基材と、前記キヤツプ基材に形成され
た係止用凹部の形状に対応して形成された係止部
を備えており該係止部を前記キヤツプ基材の凹部
に係合させた状態でコンクリート打設時に前記キ
ヤツプ基材に装着される仮キヤツプと、コンクリ
ート養生後に仮キヤツプに換えてキヤツプ基材に
装着されるものであつて金属製からなりその巾方
向長さが前記仮キヤツプの巾方向長さよりも長い
化粧キヤツプと、からなることを特徴とする目地
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP753084U JPS60120135U (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP753084U JPS60120135U (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 目地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60120135U JPS60120135U (ja) | 1985-08-14 |
JPH0246586Y2 true JPH0246586Y2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=30485964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP753084U Granted JPS60120135U (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 目地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60120135U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06510Y2 (ja) * | 1987-11-24 | 1994-01-05 | タイセイ商工株式会社 | 伸縮目地材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5876648A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-09 | 館野 晃吉 | 目地構築法 |
-
1984
- 1984-01-25 JP JP753084U patent/JPS60120135U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5876648A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-09 | 館野 晃吉 | 目地構築法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60120135U (ja) | 1985-08-14 |
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