JPH0246306Y2 - - Google Patents

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JPH0246306Y2
JPH0246306Y2 JP4907586U JP4907586U JPH0246306Y2 JP H0246306 Y2 JPH0246306 Y2 JP H0246306Y2 JP 4907586 U JP4907586 U JP 4907586U JP 4907586 U JP4907586 U JP 4907586U JP H0246306 Y2 JPH0246306 Y2 JP H0246306Y2
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fixing
washer
screw
ship
fixing screw
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JP4907586U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヘラ鮒釣り等に際し、船端や岸辺等
に設けられた固定用角材等に固定し、釣竿を保持
する竿掛け具に関するものである。
〔従来の技術〕
上記竿掛け具としては、実開昭60−147282号に
示されるような固定手段、即ち、跨線形の固定台
の一方の脚外側より固定ボルトをネジ込み、該固
定ボルト先端部と他方の脚内側との間で船端や岸
辺に設けられた固定用角材等を挟圧するという固
定手段が一般的である。また、1つの固定ネジに
よつて船端等にネジ付けるということも行われて
いる。
〔考案が解決すべき問題点〕
前者の固定手段によつた場合、利用範囲が限定
されるという問題がある。即ち、船端等の幅が、
固定台の両脚の内側間距離よりも小でなければな
らないが、船端等の幅には種々のものがあり、折
角竿掛け具を持つていつても利用できないという
場合もあり得る。また、後者の場合には、1つの
固定ネジによつて固定するので不安定であり、し
かも不使用時に露出しているネジ先端部において
手を切つたり、固定ネジを粉失したりするおそれ
がある。
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、船端等が如何なる幅であつても取
付可能であり、使い易く、安全な固定手段を備え
た竿掛け具を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、固定台を倒L字形とし、その水平部
及び垂直部に抉り孔を穿設し、そこに、中程にワ
ツシヤーを取り付け、該ワツシヤーの下側に引込
バネを纒装した固定ネジを挿入し、上記抉り孔の
入口に、固定ネジの抜け防止用栓部材を嵌着する
という手段によつて上記問題点を解決した。これ
を図面によつて更に詳述すると、1は倒L字形の
固定台で、その水平部2及び垂直部3に同様の機
構の固定ネジ4,5銭配備する。固定ネジ4,5
にはツマミを設け、また、その中程に溝を形成し
てワツシヤー6を固定する。固定台1の固定ネジ
4,5配置部には抉り孔7を設け、その底に、固
定ネジ4,5の端端部が出没する透孔8を透設す
る。固定ネジ4,5を抉り孔7内に配備するに当
つては、ワツシヤー6の下側に引込バネ9を纒装
する。10は抉り孔7を閉塞する栓部材で、通
例、接着剤で抉り孔7に嵌着してその側壁に固着
する。11は上面を曲面に凹ませた着座部材で、
固定台1の垂直部3上に載置する。12は弓状体
で、その湾曲部に長さ方向に伸びる溝を透設す
る。弓状体12はその湾曲部を着座部材11上に
載置し、その溝を通り、着座部材11を貫通して
垂直部3中程にまで達する調節ネジ13により固
定する。14は中心部にメネジを切つた回転板
で、垂直部3の上方を横に刳り貫いて挿入し、上
方から調節ネジ13をネジ込む。弓状体12に
は、図示してないが、釣竿を載せ置くための先端
を二股にした元受けと前受けとが備え付けられ
る。なお、15は船端を示す。
〔作用〕
本考案の作用を図示した実施例につき説明する
に、不使用時固定ネジ4,5は、引込バネ9によ
つてワツシヤー6が押されるために抉り孔7内に
引き込まれ、その先端は透孔8内に隠れるので、
その先端によつて手等を傷付けたりするおそれは
なく安全である。船端5に取り付ける際には、固
定台1を船端5の角に当てがい(船端5の角は直
角でなくてもよい。)、固定ネジ4,5のいずれか
一方を引込バネ9に抗して押し込み、船端5に対
してネジ込んでいく。続いて他方の固定ネジ4,
5も、上記同様にしてネジ込む。かくして固定台
1は、船端5に確固と固定される。その際船端5
の幅は全く関係なく、いかなる幅であつても固定
可能であることは図面からも明らかである。固定
ネジ4をネジ込む際弓状体12が邪魔な場合は、
回転板14を回転させて調節ネジ13を緩め、弓
状体12の向きを変えればよい。固定台1を船端
5から取り外す場合は、上記と逆に固定ネジ4,
5をネジ戻せばよく、取り外せば直ちに引込バネ
9が作用し、固定ネジ4,5の先端を透孔8内に
没入させる。固定ネジ4,5は、そのワツシヤー
6が栓部材10に当たるために、抉り孔7から抜
けることはない。なお、弓状体12は、調節ネジ
13を緩めて前後動させることにより、仰角を任
意に選択することができる。
〔考案の効果〕
本考案は上述した通りであつて、船端等の幅に
関係なく簡単確実に固定することができ、不使用
時には固定ネジの先端が隠わるために手を傷付け
たりするおそれがなく、また、固定ネジを粉失す
ることもない効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例の部分断面図である。 符号の説明、1……固定台、2……水平部、3
……垂直部、4,5……固定ネジ、6……ワツシ
ヤー、7……抉り孔、8……透孔、9……引込バ
ネ、10……栓部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 倒L字形であつて、その水平部及び垂直部に抉
    り孔を穿設し、そこに、中程にワツシヤーを取り
    付け、該ワツシヤーの下側に引込バネを纒装した
    固定ネジを挿入し、上記抉り孔の入口に、固定ネ
    ジの抜け防止用栓部材を嵌着して成る固定台を備
    えたことを特徴とする竿掛け具。
JP4907586U 1986-04-02 1986-04-02 Expired JPH0246306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4907586U JPH0246306Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4907586U JPH0246306Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62160863U JPS62160863U (ja) 1987-10-13
JPH0246306Y2 true JPH0246306Y2 (ja) 1990-12-06

Family

ID=30871191

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JP4907586U Expired JPH0246306Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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JPS62160863U (ja) 1987-10-13

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