JPH0246262Y2 - - Google Patents

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JPH0246262Y2
JPH0246262Y2 JP5233784U JP5233784U JPH0246262Y2 JP H0246262 Y2 JPH0246262 Y2 JP H0246262Y2 JP 5233784 U JP5233784 U JP 5233784U JP 5233784 U JP5233784 U JP 5233784U JP H0246262 Y2 JPH0246262 Y2 JP H0246262Y2
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JP
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roll
cover
fertilizer
feed
case
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JP5233784U
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JPS60164833U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、田植機等に装着して水田に施肥を行
う施肥装置の一定量繰り出し装置に関するもので
ある。
本考案は施肥装置について説明しているが、同
様の構成となる播種装置にも利用できるものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来からも繰り出しロールとその上下にロール
上蓋、ロール下蓋を用いた繰り出し装置は存在し
ていたのである。例えば、実開昭59−21821号の
如きものである。しかし、従来の繰り出しロール
装置の場合は、ロール上蓋と繰り出しロールの
間、又は、繰り出しロールとロール下蓋の間に肥
料を噛み込んでしまい、粒状の肥料がつぶされて
しまつたり、ここに溜つた肥料が潮解して繰り出
しロールの回較がロツクされたりする不具合があ
つたのである。
(ハ) 考案の目的 本考案は、従来のような不具合を解消すること
を目的としたものであり、ロール上蓋、繰り出し
ロール、ロール下蓋の肥料繰り出し用の孔の他
に、これらのロール間の間隙に詰まつた肥料等を
常に下方へ逃がしてやる円周上の間隙を設けるこ
とにより、ロールのロツクやロールの持ち上げに
よる繰出し量の変化を防いだものである。又、ロ
ール駆動軸とスクリユーコンベアのジヨイント部
への肥料の詰まりをも失くしたものである。
(ニ) 考案の構成 本考案の目的は以上の如くであり、この目的を
達成する為に回転する繰り出しロールを、固定さ
れたロール上蓋、ロール下蓋の間に配置し、ロー
ル上蓋の開口より繰り出しロールの貫通孔に肥料
等を取り入れ、回転してロール下蓋の落下孔部分
で落下させる構成において、繰り出しロールの径
をロール上蓋の径よりも小とし、かつ、ロールケ
ースとの間に全周にわたり間隙を構成したもので
ある。更に、繰り出しロール径よりも、ロール下
蓋の径を小とし、該ロール下蓋より突出した突起
部のみをロールケースの係止孔に嵌入せしめたも
のである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的及び構成は以上の如くであり、次
に、実施例の詳細な説明と合わせて作用を説明す
ると。
第1図は5条植えの田植機の後部に側条施肥機
を不設した状態の全体側面図。第2図は同じく平
面図。第3図は5条のうち左から3条までの施肥
機を示す後面図。第4図は繰り出しロールのロー
ルケース部分の分解断面図。第5図はロールケー
ス部分の後面断面図。第6図は、ロール駆動軸と
スクリユーコンベアのジヨイント部の図面。第7
図、第8図はロール上蓋、繰り出しロール、ロー
ル下蓋の実施例を示す図面。第9図、第12図は
ロール上蓋の平面図と側面断面図。第10図、第
13図は繰り出しロールの平面図と側面断面図。
第11図はロール下蓋の平面図である。
第1図、第2図より、全体的な構成を説明する
と、5は乗用田植機の前輪、6は後輪、3Lはス
テツプ、2は座席、1はステアリングハンドルで
ある。これらの走行装置の後部にセンターフロー
ト9、サイドフロート8L,8R等より支持され
た植付装置が配置されている。7は5条分の苗載
台、48は植付爪である。Aが本考案の施肥機で
あり、左2条分と右2条分はA1,A3の如くワ
ンセツトとなつている。中央の3条目のA2のみ
は1条分が単独に構成されている。
施肥機の左側3条を示すと、第3図の如く構成
されている。右側2条は図示されていないが、対
称に構成されている。
5条植えの場合に、サイドフロート8L,8R
がT字形に構成され、この左右に植付爪48a,
48bが設けられている。そしてセンターフロー
ト9は逆U字形であり、このUの間に1条分の植
付爪48cが構成されている。そして左右の2条
分はそれぞれ2条分を共に駆動する駆動装置を構
成している。植付爪48bのクランクアームにア
ーム46を固設し、このアーム46に連動リンク
45を枢結し、連動リンク45の上端がカツプリ
ング軸41L上のワンウエイクラツチ42を上下
に回動して、間欠回転軸を得るべく構成してい
る。カツプリング軸41Lの両端に挿抜自在な連
結ピン40a,40bが挿入されている。この連
結ピン40a,40bを抜くと、施肥機駆動軸1
9a,19bの回転を止めることになる。Bは繰
り出しロール部を示している。47は植付駆動ケ
ースである。繰り出しロール部Bは、上ロールケ
ース18、上ロースケース蓋17、下ロールケー
ス23等より構成されている。上ロールケース蓋
17に、更にホツパー11L,11Cが載せら
れ、その上にホツパー蓋10が被覆されている。
12はホツパー蓋10の簡易止め金具である。下
ロールケース23よりガイドパイプ36が下方の
作溝機まで延設されている。
次ぎに第4図、第5図、第6図より繰り出しロ
ールケースの内部の構造を説明すると、第4図に
示す如くホツパー11には残留物抜き出し孔11
eと弾性体キヤツプ11dが構成されている。上
ロールケース蓋17を介装したのは、肥料の通過
口の中央にベベルギヤケースを設けた為に組立が
困難となり、上ロールケース18と2分したもの
である。駆動軸19の回転はベベルギヤ20,2
1により、ロール駆動軸22の回転に換えられ、
摺り割り部の係合により繰り出しロール31を回
転している。ロール上蓋30は突起により上ロー
ルケース18と係合されており回転できず、ロー
ル下蓋33も突起により下ロールケース23と係
合されており回転不可能である。ロール下蓋はバ
ネ受け26より下から付勢したバネ27により付
勢されており、ロール上蓋30、繰り出しロール
31、ロール下蓋33の間に肥料等が噛み込んだ
場合はバネ27が撓んで逃げることができるよう
に構成している。ジヨイント24にはスクリユー
コンベア28の上端が固設されており、このジヨ
イント24とロール駆動軸22の連結は係止溝2
2aにピン25が嵌入することにより行つてい
る。故に第4図の如く、下ロールケース23を簡
易締結具にて外すと、バネ受け26、バネ27、
ロール下蓋33、繰り出しロール31、ロール上
蓋30は下ロールケース側に残るので分解、清掃
が容易である。又、第7図〜第13図に示す如
く、繰り出しロール31及びロール下蓋33を構
成している。
実際の繰り出し作用を行う為には、第7図、第
8図の如く、ロール上蓋の開口30bと繰り出し
ロール31の貫通孔31aとロール下蓋33の落
下孔33bがあればよいのである。勿論ロール駆
動軸の挿入孔30a,31c,33aは必要であ
る。これに加えて本考案は、繰り出しロール31
とロール下蓋33のまに詰まつた肥料等を逃す為
に貫通孔31aと重合しない位置に排出通路33
cを開口したものである。第8図、第11図の実
施例ではあきたらず落下孔33b部を全面開放し
てこの部分も落下孔該当部分以外は排出通路とし
ている。
更に又、ロール上蓋30と繰り出しロール31
の間に入る肥料等を排出する為に、繰り出しロー
ル31のロール上蓋開孔30bと合致しない位置
にも排出通路31bを設け、この排出通路31b
をロール下蓋33の排出通路と連結して、詰まつ
た肥料等の排出を容易にしている。
以上のような構成において、特に本件考案の要
部は第5図のロール上蓋30、繰り出しロール3
1、ロール下蓋33の大きさに関するものであ
る。
従来は、これら3毎のロール構成板が上下のロ
ールケース18,23に食い込む程にいつぱいに
構成され、外周からの肥料の洩れや該部分への詰
まりを防止していたのである。
しかし、どうしても長時間の使用の間には少し
づつこの部分に肥料が詰まつて溜るのであり、そ
のまま放置すると空気中の水分を吸つて潮解し、
繰り出しロール31をロールケースに固着させて
しまつたのである。本件考案では、上方の肥料の
洩れを防ぐのはロール上蓋30のみとし、繰り出
しロール31やロール下蓋33は下ロールケース
23とは間隙23a,23bを構成させて、この
間に入つても使用している間に自然に落下すべく
構成したのである。
即ち、上ロールケース18の下面を閉じるのは
ロール上蓋であり、これに突起又は突起係止溝3
0eを設けて、上ロールケース18と係止し、回
転を抑えている。そして、ロール上蓋は肥料の洩
れを防ぐのであるから上ロールケース18の下面
に密着する程度の大径としている。故に、上ロー
ルケース18との間に間隙はないのである。これ
に対して繰り出しロール31はロール上蓋よりも
小径とし、下ロールケース23の内周との間に間
隙23aを構成している。
更に、この繰り出しロール31よりもロール下
蓋を小径とし、下ロールケース23の内周との間
に間隙23bを構成している。ロール下蓋33に
は突起33eが設けられ、この部分が突出して下
ロールケース23の係止溝に嵌入している。
(ヘ) 考案の効果 以上の如く構成したので、上ロールケース18
内の肥料等の密閉はロール上蓋で行うことがで
き、繰り出しロールの回転に伴い、ロール上蓋と
繰り出しロールの間に溜つた肥料は繰り出しロー
ルの外周の間隙23aから逃がすことができ、
又、この間隙23aに入つた肥料と繰り出しロー
ルとロール下蓋の間に入つた肥料は、間隙23b
より逃がすことができ、この外周に肥料が溜るこ
とがないのである。故に、潮解によるロツクや詰
まりの増加による繰り出しロールの回転摩擦の増
加という不具合を解消できたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は5条植えの田植機の後部に側条施肥機
を付設した状態の全面側面図。第2図は同じく平
面図。第3図は5条のうち左から3条までの施肥
機の後面図。第4図は繰り出しロールのロールケ
ース部分の分解断面図。第5図はロールケース部
分の後面断面図。第6図はロール駆動軸とスクリ
ユーコンベアのジヨイント部の図面。第7図、第
8図はロール上蓋、繰り出しロール、ロール下蓋
の実施例を示す図面。第9図、第12図はロール
上蓋の平面図と側面断面図。第10図、第13図
は繰り出しロールの平面図と側面断面図。第11
図はロール下蓋の平面図である。 22…ロール駆動軸、23…下ロールケース、
23a,23b…円周上の間隙、24…ジヨイン
ト、28…スクリユーコンベア、30…ロール上
蓋、30b…開口、31…繰り出しロール、31
a…貫通孔、31b…排出通路、33…ロール下
蓋、33b…落下孔、33c…排出通路、33e
…突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転する繰り出しロールを、固定されたロー
    ル上蓋とロール下蓋の間に配置し、ロール上蓋
    の開孔より繰り出しロールの貫通孔に肥料等を
    取り入れ、回転してロール下蓋の落下孔部分で
    落下させる構成において、繰り出しロールの径
    をロール上蓋の径よりも小とし、かつ、ロール
    ケースとの間に全周にわたり、間隙を構成した
    ことを特徴とする施肥機等の繰り出し装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の繰り出
    しロール径よりも更にロール下蓋の径を小と
    し、該ロール下蓋より突出した突起部のみをロ
    ールケースの係止溝に嵌入せしめたことを特徴
    とする施肥機等の繰り出し装置。
JP5233784U 1984-04-09 1984-04-09 施肥機等の繰り出し装置 Granted JPS60164833U (ja)

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JP5233784U JPS60164833U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 施肥機等の繰り出し装置

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JP5233784U JPS60164833U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 施肥機等の繰り出し装置

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Publication Number Publication Date
JPS60164833U JPS60164833U (ja) 1985-11-01
JPH0246262Y2 true JPH0246262Y2 (ja) 1990-12-06

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