JPH0246119Y2 - - Google Patents

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JPH0246119Y2
JPH0246119Y2 JP1500984U JP1500984U JPH0246119Y2 JP H0246119 Y2 JPH0246119 Y2 JP H0246119Y2 JP 1500984 U JP1500984 U JP 1500984U JP 1500984 U JP1500984 U JP 1500984U JP H0246119 Y2 JPH0246119 Y2 JP H0246119Y2
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gate
reactor
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current
capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、ゲートターンオフサイリスタのオ
ン、オフを制御するゲート回路に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来のゲートターンオフサイリスタのゲート回
路として第1図に示すものがあつた。図におい
て、1はゲートターンオフサイリスタ(以下
GTOと略す)であつて、Gはゲート電極、Kは
カソード電極である。2はチヨツパ回路であつ
て、オンゲート用電源3をスイツチングするチヨ
ツパ部スイツチ21、チヨツパ回路2の出力電流
を検出する電流検出手段22および還流ダイオー
ド23から構成されている。4はリアクトル、5
は抵抗、6はコンデンサである。7はオンゲート
用スイツチであつて、チヨツパ回路2及びコンデ
ンサ6の出力電流をオンゲート電流として、
GTO1に供給する。8は充電回路であつて、前
記コンデンサ6の充電を行う。9はオフゲート回
路であつて、GTO1にオフゲート電流を供給す
る。
次に動作について説明する。オンゲート用電源
3との組合せでオンゲート電源を構成するチヨツ
パ回路2は、定電流制御の機能を有し、ゲート電
流Igを電流検出手段22により検出し、チヨツパ
部スイツチ21の導通比を調整することにより、
オンゲート電流の値を一定にする。還流ダイオー
ド23は、チヨツパ部スイツチ21がオフのとき
に導通し、リアクトル4を介してゲート電流を連
続させる働きをする。オンゲート用スイツチ7が
オフのときには、オフゲート回路9により、
GTO1はオフゲート電流を供給されている。オ
ンゲート用スイツチ7をオンする場合の動作につ
いて、第2図を参考にして説明する。時刻t1にお
いて、オンゲート用スイツチ7およびチヨツパ部
スイツチ21がオンされると、コンデンサ6の充
電電圧がオンゲート用電源3の電圧よりも高い値
に保持される時刻t2までは、チヨツパ回路2はブ
ロツクされ、ゲート電流Igはコンデンサ6の電荷
が抵抗5を介して放出されることにより発生す
る。時刻t2以降、チヨツパ回路2からゲート電流
Igが供給されるようになるが、リアクトル4のた
めにチヨツパ回路2の出力電流IOHのdi/dtが制限
されるために、一定電流値に達するまでに所定の
時間を要す。その結果、ゲート電流Igのオンゲー
ト電流波形に、時刻t2の付近で、落ち込みが生じ
る。オンゲート用スイツチ7およびチヨツパ部ス
イツチ21を時刻t3においてオフすると、リアク
トル4の励磁エネルギーは抵抗5を介してコンデ
ンサ6に流れ、コンデンサ6を充電する。この充
電電圧が不足の場合には充電回路8により充電さ
れる。一方、オフゲート回路9がオンし、GTO
1には図示のような負極性のオフゲート電流が供
給される。
従来のGTOのゲート回路は以上のように構成
されているので、オンゲート電流が一時不足して
GTO1のターンオン時間が長くなる欠点があつ
た。
〔考案の概要〕
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、リアクトル4に第
2の巻線を付加し、第2のコンデンサを接続する
ことにより、オンゲート電流の落ち込み現象を防
止したGTOのゲート回路を提供することを目的
としている。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図と同一部分は同一符号で示す第3図に
おいて、30はリアクトルであつて、1次巻線3
0aと2次巻線30bからなる。31は第2のコ
ンデンサ、32はダイオードである。
次に動作について第4図を参考にして説明す
る。GTO1のオフ期間中は、オンゲート用スイ
ツチ7はオフにされ、第1及び第2のコンデンサ
6及び31は充電回路8により図示極性に充電さ
れており、この充電電圧はオンゲート用電源3の
電圧よりも高い値に設定される。時刻t1におい
て、オンゲート用スイツチ7及びチヨツプ部スイ
ツチ21をオンすると、ゲート電流Igは第1のコ
ンデンサ6の放電電流Icと、第2のコンデンサ3
1とリアクトル30の2次巻線30bとの振動電
流Ic2の和で流れる。時刻t2において、第2のコ
ンデンサ31の電圧が減少してオンゲート用電源
3の電圧よりも低くなると、リアクトル30の2
次巻線30bの電流はリアクトル30の1次巻線
30aへ転移する。このリアクトル30の1次及
び2次巻線30a,30bの巻線比を3:1と仮
定すれば、チヨツパ回路2の出力電流ICHは、時
刻t2において、ICH=Ic2/3となつて流れ始める。
実際は、このリアクトルの1次巻線30aの初期
値がチヨツパ回路2の定電流制御値と一致するよ
うにリアクトル30の巻線比を決定するのが望ま
しい。時刻t2以降は、ゲート電流Igはチヨツパ回
路2の定電流制御の機能により、ほぼ一定の電流
となつて流れる。
時刻t3において、オンゲート用スイツチ7及び
チヨツプ部スイツチ21をオフし、オフゲート回
路9をオンすることにより、図示のような負極性
のオフゲート電流がGTO1に供給される。一方、
リアクトル30の1次巻線30aの励磁エネルギ
ーは抵抗5、コンデンサ6、チヨツパ回路2の経
路で放出し、コンデンサ6を充電する。コンデン
サ6の充電電圧の不足分は充電回路8により、ダ
イオード32、リアクトル30の2次巻線30
b、抵抗5を介して充電される。
なお、上記実施例ではオンゲート電流の定電流
制御の機能を有するものとして、直流電源として
のオンゲート用電源3とチヨツパ回路2との組合
せによる変換器方式を示したが、その他に公知で
ある高周波の交流電源をマグアンプにて位相制御
することにより定電流制御の機能をもたせるよう
にしたものであつてもよく、一定のオンゲート電
流発生源は、定電流制御の機能を有し、直流出力
の変換器であればよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によればリアクトルを
2巻線構成にし、両巻線間の結合作用を利用する
ことにより、コンデンサの放電によるオンゲート
電流の供給から定電流制御への移行を円滑に行う
ことができ、GTO1のターンオン特性を向上さ
せたものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のGTOのゲート回路を示す回路
図、第2図は第1図の動作を示す動作波形図、第
3図はこの考案の一実施例によるGTOのゲート
回路を示す回路図、第4図は第3図の動作を示す
動作波形図である。 1……ゲートターンオフサイリスタ(GTO)、
2……チヨツパ回路、3……オンゲート用電源、
4……リアクトル、5……抵抗、6……第1のコ
ンデンサ、7……オンゲート用スイツチ、8……
充電回路、9………オフゲート回路、30……リ
アクトル、30a……1次巻線、30b……2次
巻線、31……第2のコンデンサ、32……ダイ
オード。なお、図中、同一符号は同一、または相
当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゲートターンオフサイリスタにオンゲート電流
    を供給するオンゲート回路と、前記ゲートターン
    オフサイリスタにオフゲート電流を供給するオフ
    ゲート回路とを備え、前記オンゲート回路は、1
    次巻線および2次巻線からなり、それらの巻線の
    それぞれの出力端同士が接続され、かつ、それら
    の巻線間に結合作用が生じるように構成されてい
    るリアクトルと、定電流制御の機能を有し、第1
    の直流出力端が前記リアクトルの1次巻線の入力
    端に接続されているオンゲート電源と、このオン
    ゲート電源の第2の直流出力端および前記リアク
    トルの2個の巻線の共通出力端間に接続された第
    1のコンデンサおよび抵抗からなる直列接続体
    と、前記オンゲート電源の第2の直流出力端およ
    び前記リアクトルの2次巻線の入力端間に接続さ
    れた第2のコンデンサおよびダイオードからなる
    直列接続体と、前記第1および第2のコンデンサ
    を充電する充電回路と、一端が前記リアクトルの
    2個の巻線の共通出力端に接続されたオンゲート
    用スイツチとを具備し、このオンゲート用スイツ
    チを介してオンゲート電流を前記ゲートターンオ
    フサイリスタに供給するように構成されているこ
    とを特徴とするゲートターンオフサイリスタのゲ
    ート回路。
JP1500984U 1984-02-07 1984-02-07 ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト回路 Granted JPS60129728U (ja)

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JP1500984U JPS60129728U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト回路

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JP1500984U JPS60129728U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60129728U JPS60129728U (ja) 1985-08-30
JPH0246119Y2 true JPH0246119Y2 (ja) 1990-12-05

Family

ID=30500456

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1500984U Granted JPS60129728U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト回路

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