JPH0245522A - ポリオールポリカーボネート - Google Patents

ポリオールポリカーボネート

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JPH0245522A
JPH0245522A JP1159835A JP15983589A JPH0245522A JP H0245522 A JPH0245522 A JP H0245522A JP 1159835 A JP1159835 A JP 1159835A JP 15983589 A JP15983589 A JP 15983589A JP H0245522 A JPH0245522 A JP H0245522A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 らの製法及び塗料の分野での使用法に係る。
当分野では、米国特許第2,843,567号、同第2
789 、 964号、同第3,000,849号及び
同第3,544,524号に開示されている如く、一般
に触媒の存在下で操作して、脂肪族グリコールと有機カ
ーボネートとのエステル交換反応によってポリオールポ
リカーボネートが得られることは公知である。同様に、
米国特許第4,533,729号に開示されている如く
、酸受容体の存在下で操作して、脂肪族グリコールとホ
スゲンとの縮合によってジオールポリカーボネートが得
られることも公知である。さらに、米国特許第3,50
6,623号は、脂環式グリコールを原料として得られ
たジオールポリカーボネートを開示している。
脂肪族グリコールを原料として得られたジオールポリカ
ーボネートは、末端ヒドロキシ官能性及び分子量一般に
500ないし5000を有する生成物であり、ポリウレ
タンサーモエラストマーの調製において従来のポリエス
テルの代用物として使用される。ジオールポリカーボネ
ートの使用によって、lamb及びGormanにより
rPolyurethane, New PathsP
rog. Mark. Technolog. Pro
c. SPI Inte,J Tech。
Mark. Conf. 6th p464−8(19
83)に開示された如く、劣化、鉱油及び摩耗に対する
高度の抵抗性が付与されかつ一般に改善された機械特性
を示すポリウレタンを得ることが可能になる。さらに、
脂環式グリコール、特にシクロヘキサンジメタノールか
ら得られたジオールポリカーボネートは、最大弓張強さ
に関する改善された特性が付与されたポリウレタンを生
成する。
本発明は、ヒドロキシ官能性2以上を有し、馴に対する
接着性及び変色性(黄変)の点で改善された特性を有す
る塗料の基剤として有用な新規ポリオールポリカーボネ
ートに係る。
従って、本発明は、ヒドロキシ官能性2以上、分子量7
50ないし2500及びガラス転移温度(Tg)−30
℃以下を有するポリオールポリカーボネートであって、
エステル交換反応条件下、(a)有機カーボネート、(
b)分子中に炭素原子4ないし12個を含有する飽和脂
肪族α,ω−グリコール、及び(c)トランス−(ヒド
ロキシエチル)一イソンアヌレートを、反応体(b)及
び(c)中に含有されるヒドロキシ基:反応体(a)に
含有されるカーボネートエステル基の比1.1: 1な
いし2:11反応体(b):反応体(c)のモル比2;
lないし10:1で反応させることによって得られたも
のであるポリオールポリカーボネートに係る。
エステル交換反応で使用される有機カーボネートは、好
適には、ジアルキルカーボネート(好ましくはジメチル
カーボネート)、ジアルキレンカーボネート(好ましく
はジアリルカーボネート)、シクロアルキレンカーボネ
ート及びジアリールカーボネート(好ましくはジフェニ
ルカーボネート)の中から選ばれる。
エステル交換反応で好適に使用される飽和脂肪族グリコ
ールは1.6−ヘキサンジオールである。
好適な1具体例によれば、上記反応は、反応体(b)及
び(c)中に含有されるヒドロキシ基:反応体(a)に
含有されるカーボネートエステル基の比1.2=1ない
し1.5: 1 、反応体(b):反応体(c)のモル
比2:1ないし5:1で行われる。本発明の最も好適な
具体例では、反応体(b):反応体(c)のモル比は3
:1以上である。
エステル交換反応は、反応副生物として生成するアルコ
ール又はフェノールを除去しながら、温度的100ない
し約220℃で行われる。かかる除去を行うためには、
少なくとも反応の終盤に減圧下(たとえば圧力0.5な
いし80トル)で操作を行う必要がある。
反応体(a)がジアリールカーボネートである場合、エ
ステル交換反応は触媒の不存在下で起る。
他の有機カーボネートを使用する場合には、アルカリ金
属アルコキシド(たとえばナトリウムメトキシド)の如
き触媒の存在下で行う。
反応体間の比を上記範囲とし、上述の反応条件下で操作
することによって、本発明によるポリオールポリカーボ
ネートが得られる。該ポリオールポリカーボネートは室
内条件下で液状であるか、又は低融点の固状であり、以
下の一般的特性が付与されている。
分子量750ないし2500、好ましくは800ないし
1500(気相浸透圧法で測定) ヒドロキシ官能性2.2ないし4、好ましくは2.5な
いし3.5(上記分子量に関し、ヒドロキシ官能性のか
かる値は、ヒドロキシ基台量的2.5ないし約9重量%
、好適な具体例では約3ないし約6重量%に相当する) 一ガラス転移温度(Tg) −30ないし一50°C本
発明によるポリオールポリカーボネートの構造分析では
、オキサゾリジノンに由来する基−O−CH,−CL 
−NH が鎖中に存在すること(かかる基は、トリス−(ヒドロ
キシエチル)−イソシアヌレートの分解の発生によって
形成される)を示した。
発明者らは、この構造にとっては、エステル交換反応触
媒の存在、高温及び長い反応時間が望ましいとの知見を
得た。いずれにしても、反応を上述の範囲の条件下で行
う場合には、オキサゾリジノンに由来のユニットを一定
濤(約0.1ないし6重量%)含有するポリオールポリ
カーボネートが得られる。これらユニットの存在は、本
発明によるポリオールポリカーボネートを使用した塗料
の鋼への接着性にとって好ましいものと考えられる。
このようなポリオールポリカーボネートは、良好なレオ
ロジー特性を発揮し、普通の有機溶媒(たとえばキシレ
ン)に可溶であり、イソシアネート(イソシアヌレート
又はビウレットの誘導体のような高分子形でも使用可能
)と組合せて塗料における基剤として有用である。この
目的に使用されるイソシアネートは、脂肪族又は芳香族
ジイソシアネート[たとえば、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、イソホロンノイソシアネート、トルエンジイ
ソシアネート、ジフェニルメチレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートの三潰体及び市販品D
ESMODtlRN及びDESMODURN 3300
(BAYER社)]である。
本発明によるポリオールポリカーボネートは、末端カル
ボキシ基を含有する相当の生成物を生成するようにジカ
ルボン酸又は環状酸無水物と反応される。
ポリオールポリカーボネートとジカルボン酸又は酸無水
物との間の反応は、たとえば西独国特許第2,254,
487号に開示されているように、触媒の不存在下であ
っても、温度120ないし180°Cにおいて容易に生
ずる。この目的に適する酸無水物は脂肪族又は芳香族の
もの(たとえば、無水フタル酸、無水ピロメリト酸、無
水トリメリト酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水コハ
ク酸及び無水イタコン酸)である。反応では、酸無水物
のモル数:ポリカーボネート中のヒドロキシ基の数の比
をl=1に維持する。
他の方法によれば、ポリオールポリカーボネートを、触
媒(たとえば酸化ジブチルスズ)の存在下、温度180
ないし250℃で操作して、ジカルボン酸(たとえば、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸及び
アジピン酸)と反応させる。この場合にも、ジカルボン
酸のモル数とボリオールボリカーホネートのヒドロキシ
基の数との間の比を11に維持する。
このようにして得られた末端カルボキシ基含有生成物は
、良好なレオロジー特性が付与されており、普通の有機
溶媒(たとえばキシレン)に可溶であり、メラミン樹脂
(特に、部分的に又は完全にアルコキン化されたメラミ
ン樹脂)及びエポキシ樹脂(たとえば、ビスフェノール
Aのビスグリシジ・ル誘導体及びエポキシ化ノボラック
樹脂)と組合せて塗料の基剤として有用である。
いずれの場合にも、これらの塗料は、接着性(特に鋼に
対して)、硬さ(耐摩耗性)、光沢及び化学剤及び物理
剤に対する抵抗性に関して良好な特性を発揮する。この
ような塗料の他の好ましい特性は、脱色(黄変)されに
くいことである。
本発明をさらに説明するため、以下に実施例を示す。
実施例1−3 エステル交換反応体として1.6−ヘキサンジオール、
トリス−(ヒドロキシエチル)−イソシアヌレート(T
EIK)及びジアリルカーボネート(DAC)を使用し
て、3種類の共重合テストを行った。
触媒はナトリウムメトキシド(Na −Met)である
反応のパラメータを温度を除き一定とした。温度につい
ては、最終反応段階において各種の値、すなわち100
℃、120℃及び140℃にそれぞれ維持した。
反応に供した反応体の量は次のとおりである。
ヘキサンジオール  590.9y  (5,0モル)
TEIK           417.69  (1
,6モル)DAC7!51.89(5,29モル)ll
a−Met          0.459 (0,0
083モル)エステル交換反応を、精留塔、水冷ヘッド
及びコントロールサンプル抽出用及び還流用装置を具備
するケトル内で実施した。
反応を減圧度80トルで3時間、最高減圧度0.5トル
で90分間行った。
初めの3時間では温度を90−100℃に維持し、最高
減圧度工程の間は、それぞれ100℃±2℃(実施例1
)、120℃±2℃(実施例2)及ヒ140’c+2’
C(実施例3)に調節した。
これら3種類のテストにおける蒸留生成物は、少量のD
AC(最大1%)を不純物として含有するアリルアルコ
ール(≧99%)で構成されていた。発生したアリルア
ルコールの量は、エステル交換反応の間に発生されるべ
き理論アルコール量(10,52モル)の99.5±0
.5%に相当する。
ケトル内の残渣は、ヘキサンジオール及び巨大分子中に
オキサゾリジノンに由来の基 −〇〜C1,−CH,−NH− を含有するTEIKポリカーボネートで構成されていた
これらのユニットは、ポリカーボネートについて予測さ
れるヒドロキシ基の理論値(すなわち、オキサゾリジノ
ンユニットを生成する反応が存在しない場合の値)と実
際に測定されたヒドロキシ基の量との間の差から推論さ
れる[ただし、各種タイプの末端基(たとえばアリルカ
ーボネート基)についての修正を行うため補正を行う]
これらポリカーボネートの特性を第1表に示す。
実施例 へA号ンン゛オール(モル)      5     
  5       5TEIK    (モル)  
   1.6    L、6   1.6DFC(モル
)     6     5.48   5.29初め
の3時間を一定温度210℃(大気圧)において、つづ
く105分間を190°C(5トル)において反応を行
った。反応の間に、フェノールが理論値の98±065
%の総量で回収された。
実施例4では量1.162g、実施例5では1121g
及び実施例6では11179のヘキサンジオール−TE
IKポリカーボネートが得られた。
これらポリカーボネートの特性を第2表に示す。
第1図及び第2図は実施例1及び3で得られたポリカー
ボネートのIRスペクトルを示す。これらスペクトルは
、反応温度の上昇につれて、TEIK環のカルボニル基
の1895cm−’におけるバンドが減少し、構造 OCHz  C)It  NH− に含有されるNl(基による1535cm−’における
)(ンドが増大することを示した。
H−NMRスペクトルでは、上記構造に含まれる>NH
がδ6.1にピークを生ずる。
第1図及び第2図は、それぞれ実施例1(反応温度10
0℃)で得られたポリカーボネートに関するスペクトル
及び実施例3(反応温度140℃)で得られたポリカー
ボネートに関するスペクトルを示す。
実施例4−6 実施例1と同様に操作して、1.6−ヘキサンジオール
、TEIK及びジフェニルカーボネート(DFC)を下
記の割合で使用して3種類の共重合テストを行った。
実施例7 実施例6で得られたポリカーボネート(6001総OH
1178,4meQ)、無水テトラヒドロフタル酸(1
79,4y;1178.4meq)及びジメチルアミノ
ピリジン(0,3重量%)を、窒素中、160℃で5時
間撹拌した。この時間の経過時、生成物の酸性度はKO
H/984JI9(理論値:KO1l/984.’/R
9)であった。
この生成物をキシレンで希釈して含有60%(固状物)
とし、粘度(25℃)380cpsを有する淡黄色の透
明な溶液を調製した。
実施例8−10 下記成分(重量部)を含有する組成物を調製した。
ユニバーサル白色ペースト 高分子基剤 メラミン樹脂M170 イソブチルアルコール アセチルセロソルブ 5olvesso 100 キシレン TEGO−glide 410溶液(*)ASCINI
N P (*) BYK 065 (*) (*)染料の延展性を増大させるに好適な染料添加剤上
記ユニバーサル白色ペーストは、二酸化チタン(65重
量部)、懸濁化剤(2重量部)及び樹脂ALFALAT
 502(25重量部)で構成されるものである。
後者の樹脂は、トリグリセリド50%及び無水フタル酸
37%を含有する市販のアルキド大豆樹脂(alkyd
ic soy resin)(60%キシレン)であり
、酸性度KOH/910mg及びヒドロキシ数10me
q/9を有する。
実施例8.9及び10で使用した高分子基剤は次のとお
りである。
実施例8(比較例): ALFALAT 9910樹脂;植物性脂肪から得られ
た市販の短油アルキド樹脂、60%キシレン、酸性度K
OH/’112m9以下及びヒドロキシ数的3meq/
 9 実施例9(比較例): 無水テトラヒドロフタル酸で変性させた数平均分子量的
1000の脂肪族ポリカーボネート実施例1O: 実施例5で得られた変性ポリカーボネートこれら3種類
の組成物を、乾燥した鋼の上に厚さ60μmのフィルム
として延展した。ついで、下記の操作法に従って乾燥さ
せた。
室温で10分間 60℃で10分間 80℃で10分間 120℃で20分間 140℃で10分間 乾燥した塗膜について各特性を測定し、結果を第3表に
示す。
第  3  表 塗料(実施例番号) 891゜ 外観 乾燥時間 接着力 硬さ 衝撃強さ 測定法 接着力 良 標準 100% H >31cy 3−5cttr 良 標準 100% −4H >31cM クロスハツチング及び接着テープ (DIN 53151) 硬さ  :ペンシル法(ASTM D−3363)衝撃
強さ: Gardner衝撃テスター(ASTM D−
2794) 実施例8及び10の乾燥塗膜についてTI−0−M(フ
ルライトサイクル、53°C)で照射試験を行った。
200時間照射した後、塗膜の明るさの測定を開始し、
照射2000時間まで続けた。この目的には、分光光度
計Macbeth Co1or Eyeを使用した。結
果を第3図(実施例8)及び第4図(実施例10)に示
す。
これら2つの図面の比較から、塗料はいずれも明るさの
変化(経時的に安定化する傾向にある)を生ずるが、実
施例10の塗膜は、実施例8の塗膜とは異なり、色成分
における不変性を示すことが理解される。第3図及び第
4図にいて、Lは明るさを意味し、a及びbは色成分を
表わす。
さらに、 ΔC−ム7こ「口F ΔE−ΔL3+ Δa2 + Δb! (ここで、ΔCは色成分の変化であり、ΔEは主成分に
おける明るさを含む色の変化である。)
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明によるポリカーボネートのI
Rスペクトルを示すチャートであり、第3図及び第4図
は異なる高分子基剤を使用した塗料の明るさの経時変化
を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒドロキシ官能性2.2ないし4、分子量750な
    いし2500及びガラス転移温度(Tg)−30℃以下
    を有するポリオールポリカーボネートであって、エステ
    ル交換反応条件下、(a)有機カーボネート、(b)分
    子中に炭素原子4ないし12個を含有する飽和脂肪族α
    、ω−グリコール、及び(c)トランス−(ヒドロキシ
    エチル)−イソシアヌレートを、反応体(b)及び(c
    )中に含有されるヒドロキシ基:反応体(a)に含有さ
    れるカーボネートエステル基の比1.1:1ないし2:
    1、反応体(b):反応体(c)のモル比2:1ないし
    10:1で反応させることによって得られたものである
    、ポリオールポリカーボネート。 2 請求項1記載のものにおいて、前記有機カーボネー
    トが、ジアルキルカーボネート、ジアルキレンカーボネ
    ート、シクロアルキレンカーボネート又はジアリールカ
    ーボネートである、ポリオールポリカーボネート。 3 請求項2記載のものにおいて、前記有機カーボネー
    トが、ジメチルカーボネート、ジアリルカーボネート及
    びジフェニルカーボネートでなる群から選ばれるもので
    ある、ポリオールポリカーボネート。 4 請求項1記載のものにおいて、前記飽和脂肪族α、
    ω−グリコールが1.6−ヘキサンジオールである、ポ
    リオールポリカーボネート。 5 請求項1記載のものにおいて、前記反応を、エステ
    ル交換反応条件下、反応体(b)及び(c)中に含有さ
    れるヒドロキシ基:反応体(a)に含有されるカーボネ
    ートエステル基の比1.2:1ないし1.5:1、反応
    体(b):反応体(c)のモル比2:1ないし5:1で
    行う、ポリオールポリカーボネート。 6 請求項1記載のものにおいて、前記エステル交換反
    応を、反応副生物として生成するアルコール又はフェノ
    ールを除去しながら、温度約100ないし約220℃で
    行う、ポリオールポリカーボネート。 7 請求項1記載のものにおいて、分子量800ないし
    1500、ヒドロキシ官能性2.5ないし3.5及びガ
    ラス転移温度(Tg)−30ないし−50℃を有するも
    のである、ポリオールポリカーボネート。 8 請求項1−7記載のポリオールポリエステルと等量
    のジカルボン酸又は環状酸無水物との反応によって得ら
    れた、末端カルボキシ基含有ポリオールポリカーボネー
    ト。 9 請求項8記載のものにおいて、前記環状酸無水物が
    無水フタル酸、無水ピロメリト酸、無水トリメリト酸、
    無水テトラヒドロフタル酸、無水コハク酸及び無水イタ
    コン酸の中から選ばれるものであり、前記ジカルボン酸
    がフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸及
    びアジピン酸の中から選ばれるものである、末端カルボ
    キシ基含有ポリオールポリカーボネート。 10 イソシアネートと組合せて塗料の調製に使用する
    請求項1−7記載のポリオールポリカーボネートの使用
    法。 11 メラミン樹脂又はエポキシ樹脂と組合せて塗料の
    調製に使用する請求項8及び9記載の末端カルボキシ基
    含有ポリオールポリカーボネートの使用法。
JP1159835A 1988-06-23 1989-06-23 ポリオールポリカーボネート Expired - Fee Related JP2694698B2 (ja)

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