JPH0245437A - フエノールアルキル化法 - Google Patents

フエノールアルキル化法

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JPH0245437A
JPH0245437A JP1155947A JP15594789A JPH0245437A JP H0245437 A JPH0245437 A JP H0245437A JP 1155947 A JP1155947 A JP 1155947A JP 15594789 A JP15594789 A JP 15594789A JP H0245437 A JPH0245437 A JP H0245437A
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JP
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phenol
mixture
aluminum
olefin
mole
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JP1155947A
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Steven L Wiker
スチーブン・リー・ウイカー
Charles W Matthews
チヤールズ・ウエイマン・マシユーズ
Jeffrey F King
ジエフリイ・フランクリン・キング
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Ethyl Corp
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Ethyl Corp
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/11Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms
    • C07C37/14Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms by addition reactions, i.e. reactions involving at least one carbon-to-carbon unsaturated bond
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2.6−ジアルキル置換フェノールの製造法
に関する。
要するに本発明によれば、フェノールは、第1段階にお
いてフェノール6100〜800モル当り1モルにすぎ
ないアルミニウムフエノキシドを含有するフェノールを
、反応混合物が3重量%又はそれ以下のフェノールを含
むようになるまでオレフィンと85〜175℃で反応さ
せ、次いで第2段階において混合物が実質的な量の2.
6−ジアルキルフェノールを含むまで反応を25〜80
℃で継続することによって、高収率でジ−オルトアルキ
ル化される。
フェノールは、ニッケ(Ecke)及びフル力(Kol
ka)の米国特許第2.831.898号の先駆的発見
により、オルト位を選択的にアルキル化することができ
る。この米国特許によれば、アルミニウムフエノキシド
を含むフェノールを昇温下にオレフィンと反応させて、
2−アルキルフェノール及び2.6−ジアルキルフェノ
ール並びに他の異性体を実質的な量で含有するアルキル
化混合物を製造する。
コツフィールド(Coffield)らの米国特許第3
.355.504号は、アルミニウム2−アルキルフェ
ノキシトを含む2−アルキルフェノールから始めて、こ
の混合物をオレフィンと反応させることによって2.6
−ジアルキルフェノールを穏やかな条件下に高収率で製
造するというオルトアルキル化法の改良法を記述してい
る。2−アルキルフェノールを、アルミニウムフエノキ
シド触媒によるフェノールのアルキル化で製造する場合
、更なるアルミニウムフエノキシド生成化合物を添加し
、これを第2のアルキル化を行なう前にいずレカ残存ス
ルフエノール又はフェノールエーテルのモノ過剰量で存
在させなければならない。
今回、2,6−ジアルキルフェノールは、最初にフェノ
ール100〜800モル又はそれ以上当り約1g1lK
子にすぎないフェノキシトとしてのアルミニラムラ含有
スるフェノールを、フェノール含量が3重量%又はそれ
以上になるまでアルキル化し、次いで温度を低下させ、
そしてアルキル化を継続して、反応生成物の2−アルキ
ルフェノール及び2.4−ジアルキルフェノール含量を
減じつつ2.6−ジアルキルフェノールを改良された収
率で得ることにより、フェノールから高収率で製造でき
ることが発見された。第1段階後に残存そるフェノール
を消費させるためにアルミニウムフエノキシド生成化合
物を更に添加することは必要でない。
本発明の好適な具体例は、 (A)フルミニラムフェノキシドを、フェノール各lO
O〜800gモル当りアルミニウムフェノキシト約1g
モルを与える量で該フェノール中に導入し、 (B)第1段階において、オレフィンを、該フェノール
のすべてを少くともモノアルキル化するのに十分な量で
該フェノール中に導入し、そしてこの混合物中のアルキ
ル化されてないフェノールが該混合物の3重量%又はそ
れ以下になるように低下するまで該混合物を85〜17
5℃で反応させ、 (C)該混合物を25〜80℃まで冷却し、(D)第2
段階において、添加した全オレフィンが該フェノール1
モル当り少くとも 1.75モルとなるように必要ならば更なるオレフィン
を導入し、 (E)該第2段階における反応を、該混合物が実質的な
量の2.6−ジアルキルフェノールを含むまで25〜8
0℃で継続し、(F)該2.6−ジアルキルフエノール
を回収する、 ことを含んでなるフェノールを選択的にジ−オルトアル
キル化する方法である。
アルミニウムフエノキシド触媒はいずれかの方法でフェ
ノール中に導入することができる。これは別に製造し、
フェノールに添加してもよい。他にアルミニウム金属を
、適当な量でフェノールに直接添加し、この混合物を撹
拌し、フェノキシトを生成せしめてもよい。反応性アル
ミニウム化合物例えば水素化アルミニウム、トリメチル
アルミニウム、トリエチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムヒドリド、ジエチルアルミニウムクロリド、ト
リイソブチルアルミニウムなどを添加してフェノールと
反応させ、アルミニウムフエノキシド触媒を生成しても
よい。
フェノールは好ましくは乾燥されているが、完全に無水
である必要はない。含水量を0.03重量%以下に、維
持することは重要であるけれど、0.05重量%までの
水が許容しうる。市販級のフェノールは本方法に使用で
きる状態である。
本方法で使用されるオレフィンは、フェノールをアルキ
ル化しうるいずれかのオレフィン例えばエチレン、プロ
ピレン、イソブチレン、l−ブテン、2−ペンテン、2
−エチレン−1−ヘキセン、l−ドデセン、シクロヘキ
セン、スチレン、σ−メチルスチレン、シクロペンテン
などを含む。好適なオレフィンは炭素数2〜12のモノ
不飽和脂肪族炭化水素である。最も高速なオレフィンは
イソブチレンである。
通常のアルミニウムフエノキシド触媒の7エノールのオ
ルトアルキル化法において、アルミニウムフエノキシド
触媒の量はフェノール各20〜30モル当り約1モルで
ある。本方法において触媒に量はフェノール100〜8
009モルに対して約19モルにすぎないアルミニウム
フエノキシド(アルミニウム19原子に相当)までかな
り減ぜられる。これはアルミニウムフエノキシド0.0
01〜0.01モル%にすぎない。触媒の好適な量ハフ
エノール各150〜500モル当’) 19 %ル、最
も好ましくはフェノール6180〜300モル当り1モ
ルのアルミニウムフエノキシドである。
アルミニウムフエノキシドは、単にきれいなアルミニウ
ムをオートクレーブ中のフェノールに添加し、オートク
レーブを密閉し、そして約150℃まで加熱してアルミ
ニウムを反応せしめ、アルミニウムフエノキシドとする
ことにより製造できる。好適な触媒の製造法は、反応性
のアルミニウム化合物例えばアルキルアルミニウム(例
えばトリエチルアルミニウム)を添加し、そして撹拌混
合物を約150℃まで力U熱し、アルミニウムフエノキ
シドを製造することである。
フェノールが湿っているならば、アルミニウム又はアル
キルアルミニウムの一部分が酸化アルミニウム又は水酸
化アルミニウムを生成するように反応するであろう。同
様にオレフィンが湿っていたり、水が偶然にも反応器に
残っていたりすると、イくラカのアルミニウムフエノキ
シドが加水分解されよう。斯くして添加されるアルミニ
ウム又は反応性アルミニウムの量は、反応混合物中に期
待するアルミニウムフエノキシドの量を生成せしめるの
に必要とされる量よりも多いであろう。本明細書におい
て「アルミニウムフエノキシド」ヲ用いる場合、これは
加水分解されたものを除く生成した実際のアルミニウム
フエノキシドを意味し、添加したアルミニウム又は反応
性アルミニウム化合物を意味しない。勿論、フェノール
性ヒドロキシル以外の反応性水素を含有しない完全に乾
燥したフェノール及びオレフィンを用いる場合にも、こ
れは同じである。湿ったフェノール又はオレフィン中の
いずれかの水を相殺するために、更なるアルミニウム又
は反応性アルミニウム化合物(例えばトリエチルアルミ
ニウム)の必要なことがある。トリエチルアルミニウム
1モルと水3モルが理論的に反応するが、アルミニウム
1モル当り1モルの水でさえ触媒活性を禁止する。
オレフィンは反応器中のすべてのフェノールを少くとも
モノアルキル化するのに十分な量で第1段階反応に添加
される。操作しうる有用な範囲はフェノール1モル当り
オレフィン1.5〜2.5モルである。このオレフィン
はすべて第1段階反応の開始時に添加することができ、
或いは第1段階の過程にわたって連続して又は増量して
供給することができる。第1段階におけるオレフィンの
好適な添加量はフェノール1モル当り1.9〜2.4モ
ル、更に好ましくは2.0〜2.25モルである。
オレフィンの第1段階への添加速度は普通冷却能力によ
って制限される。温度が制御できる限りにおいては、よ
り迅速な供給はより良好な結果を与える。好適な温度範
囲は85〜175℃である。
更に好適な温度範囲は100−150℃である。
最も好適な第1段階の温度は100〜125℃である。
圧力はオレフィンの添加と共に増大する。圧力は一般に
50〜l 000psigの範囲にあるであろう。好適
な圧力は100〜500psigである。
反応混合物の組成はガスクロマトグラフィー(GC)に
よって監視することができる。第1段階は、反応混合物
の7エノール含量が3重量%又はそれ以下に低下するま
で統けられる。好ましくはフェノールは2重量%又はそ
れ以下まで低下しよう。
更に好適なフェノールの目標値は1〜2重量%であり、
1%又はそれ以下は非常に好適である。これは普通1〜
4時間を必要とする。
次いで反応の第2段階のために、反応温度を25〜80
℃の範囲に低下させる。更に好適な第2段階の温度は5
0〜70℃である。この時点で、2.6−ジ−tert
−ブチルフェノールのアルキル化を完結し且つその収率
を最大にするために、必要に応じて更なるオレフィンを
添加することができる。第1段階において十分なオレフ
ィンが添加されているならば、第2段階のために更にオ
レフィンを添加することは必ずしも必要でない。両段階
において添加される全オレフィンは仕込んだフェノール
1モル当り、好ましくは少くとも1゜75モル、更に好
ましくは少くとも2モル(例えば2〜2.4モル)であ
る。更に好適な全オレフィンは最初のフェノール1モル
当り2〜2.5モルである。第1段階において所望の量
のオレフィンが添加されてないならば、不足分を第2段
階において補充することができる。この操作法では、全
供給オレフィンの約10モル%まで、例えば5〜lOモ
ル%が第1及び第2段階の間に或いは第2段階中に或い
はその両方において添加される。
驚くことに、上述の如く操作する場合、第1段階の開始
時にアルミニウムフエノキシドを非常に低濃度で用いて
も、残存フェノールを消費させるために第2段階に先立
って更なる触媒を添加することは必ずしも必要でなく、
そして事実望ましくない。
続いて組成をガスクロマトグラフィーGGで監視しなが
ら、第2の反応段階を25〜80’C,更に好ましくは
50〜70℃の範囲・で継続する。
2.6−ジアルキルフェノールの濃度は、2−アルキル
フェノールが減少するにつれて徐々に増加するであろう
。2,6−ジアルキルフェノールの濃度は最適な場合、
少くとも75重量%、好ましくは少くとも80重量%で
あろう。第2段階の反応は普通1〜24時間を要する。
第2段階に続いて、触媒を不活性化し、公知の方法例え
ば水洗、フラッシュ蒸留、濾過などによって反応混合物
から除去する。更に好ましくは反応混合物を濾過してア
ルミニウムを除去する。これは好ましくはゲルを避ける
ために酸性条件下に行なわれる。次いで洗浄した反応混
合物を蒸留して2.6−ジアルキルフェノールを回収す
る。軽い画分(例えばフェノール及び2−アルキルフェ
ノール)はフェノール仕込み物の一部として次の第1段
階の反応へ返送することができる。釜残(例えば2.4
−ジアルキルフェノール及び2゜4.6−トリアルキル
フェノール)は脱アルキル化して、続く反応サイクルに
戻すことができる。
次の実施例は本方法をいかに行なうかを示す。
すべての都は重量によるものとする。
実施例1 反応器にフェノール19364部(206モル)を入れ
た。この反応器を窒素でフラッシュし、撹拌しながらト
リエチルアルミニウム114部(1モル)を添加した。
反応器を密閉し、混合物を30分間反応させてアルミニ
ウムトリフエノキシドラ製造した。次いでイソブチレン
を反応器中にポンプで導入しながら熱をかけた。反応が
発熱になるにつれて冷却を適用して、温度を115〜1
25℃の範囲に維持した。全イソブチレン供給物量は4
5分間にわたって24282部であった。最大圧力は約
300psigであった。イソブチレンの反応が継続し
て圧力が1%時間にわたってl105psiまで低下す
るにつれて、約115℃で撹拌を続けた。GCによる分
析はこの時点においてフェノール含量が0.7重量%で
あることを示した。
冷却を適用し、反応温度を70℃まで低下させた。撹拌
を70℃で4時間継続した。反応混合物をGCにより分
析した。組成を後の表に示す。
実施例2 反応容器中にフェノール8100部及びアルミニウム金
属27部を入れた。容器を密閉し、アルミニウム金属2
7部を入れた。反応器を密閉し、150℃まで加熱して
アルミニウムトリフェノキシドを製造した。次いでこの
触媒濃縮物を更なるフェノール11.124部と混合し
た。これはフェノール/アルミニウムのモル比的203
を与えた。フェノール触媒混合物を90℃まで冷却し、
イソブチレン23,490部を50分間にわたってポン
プで導入した。反応温度はイソブチレン供給の最初の1
0分間に110℃まで上昇した。撹拌を110〜115
℃で165分間継続した。反応器の圧力は最大値260
 psigから120psigまで低下した。
次いで温度を冷却して温度を45分間にわたって70℃
まで低下させた。次いでイソブチレンを更に1728部
ポンプで導入し、反応混合物を70℃で更に90分間撹
拌した。この反応混合物の組成を後に示す。
次は比較の目的で常法により行なったフェノールのアル
キル化である。
実施例3 反応器にフェノール2820部(30モル)導入れた。
反応器を窒素で7ラツシユし、撹拌しながらトリエチル
アルミニウム114部(1モル)を添加した。反応器を
30分間撹拌し、アルミニウムフエノキシド触媒を生成
せしめ、次いで密閉した。次いで加熱しながらイソブチ
レン3360部(60モル)を75分間にわたってポン
プで導入した。反応は発熱反応なので冷却を適用して、
温度を100℃に制御した。イソブチレンの供給の完了
後、混合物を100℃で4時間撹拌した。
この間に圧力は300 psigから80psigへ低
下した。次いで反応混合物を酸性水で洗浄し、アルミニ
ウムを除去した。この混合物の組成を下表に示す。
2.6−ジ−tart−ブチルフェノール   82.
5  82.773.3 2−tert−ブチルフェノール      2.5 
  2.09.5 2.4−ジ−tert−ブチルフェノール    0.
6   0.41.6 4−tert−ブチルフェノール 、1 2−tert−オクチルフェノール     0.8 
  0.6.8 これらの結果は、本新規な方法が、2−ter、t−ブ
チルフェノール及び2.4−ジ−tert−ブチルフェ
ノールの量を減少させつつ2,6−ジ−tert−ブチ
ルフェノールの収率を鋭く増大させ、従って通常の方法
より明らかに経済的な利点を有するということ示す。
本発明の特徴及び態様は以下の通りである:1、(A)
アルミニウムフエノキシドを、フエノール6100〜8
00gモル当りアルミニウムフェノキシト約1gモルを
与える量で該フェノール中に導入し、 (B)第1段階において、オレフィンを、該フェノール
のすべてを少くともモノアルキル化するのに十分な量で
該フェノール中に導入し、そしてこの混合物中のアルキ
ル化されてないフェノールが該混合物の3重量%又はそ
れ以下になるように低下するまで該混合物を85〜17
5℃で反応させ、 (C)該混合物を25〜80℃まで冷却し、(D)第2
段階において、添加した全オレフィンが該フェノール1
モル当り少くとも 1.75モルとなるように必要ならば更なるオレフィン
を導入し、 (E)該第2段階における反応を、該混合物が実質的な
量の2.6−ジアルキルフェノールを含むまで25〜8
0℃で継続し、(F)該2.6−ジアルキルフエノール
を回収する、 ことを特徴とするフェノールを選択的にジ−オルトアル
キル化する方法。
2、該オレフィンがイソブチレンであり、該第1段階を
50〜11000psiの圧力下に100〜150℃で
行ない、アルミニウムフエノキシドの量が該フェノール
150〜500gモル当すアルミニウム約1gを与え、
そして該第2段階を50〜70℃の温度で行なう上記、
lの方法。
3、添加した全イソブチレンが該フェノールのモル当9
2.0〜2.25モルである上記2の方法。
4、該イソブチレンのすべてを該第1段階で添加する上
記3の方法。
5、該イソブチレンの85〜95%を該第1段階で添加
し、そして残りのイソブチレンを該第1及び第2段階の
間で或いは該第2段階中に添加する上記3の方法。
6、該第1段階を、該アルキル化されてないフェノール
が3重量%を越えなくなるまで行なう上記3の方法。
7、(A)アルミニウムフエノキシドを、フェノール各
180〜300gモル当りアルミニウム約1yN子を与
える量で該フェノール中に導入し、 (B)第1段階において、イソブチレン2.0〜2.2
59モルを導入し、そして混合物を、フェノールの含量
が3重量%を越えなくなるまで110〜125℃で反応
させ、 (C)混合物を50〜70℃まで冷却し、(D)第2段
階において、反応混合物が少くとも75重量%の2,6
−ジ−tert−ブチルフェノールを含有するまで更な
るアルミニウムフエノキシド生成化合物 (forming compound)を添加すること
なしに、反応を50〜70℃で継続し、そして (E)該2.6−ジ−tert−ブチJt、 7 エン
ールを回収する、 ことを含んでなる生成物の2−tert−ブチルフェノ
ール及び2,4−ジ−tert−ブチルフェノール含量
を最小にしつつ2.6−ジ−terと一ブチルフェノー
ルを高収率で製造する方法。
8、該イソブチレンの、約10モル%までの部分を、該
第1及び第2段階の間で或いは該第2段階中に添加する
上記7の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)アルミニウムフエノキシドを、フェノール各
    100〜800gモル当りアルミニウムフエノキシド約
    1gモルを与える量で該フェノール中に導入し、 (B)第1段階において、オレフィンを、該フェノール
    のすべてを少くともモノアルキル化するのに十分な量で
    該フェノール中に導入し、そしてこの混合物中のアルキ
    ル化されてないフェノールが該混合物の3重量%又はそ
    れ以下になるように低下するまで該混合物を85〜17
    5℃で反応させ、 (C)該混合物を25〜80℃まで冷却し、 (D)第2段階において、添加した全オレフインが該フ
    ェノール1モル当り少くとも1.75モルとなるように
    必要ならば更なるオレフィンを導入し、 (E)該第2段階における反応を、該混合物が実質的な
    量の2,6−ジアルキルフェノールを含むまで25〜8
    0℃で継続し、 (F)該2,6−ジアルキルフェノールを回収する、 ことを特徴とするフェノールを選択的にジ−オルトアル
    キル化する方法。 2、(A)アルミニウムフエノキシドを、フェノール各
    180〜300gモル当りアルミニウム約1g原子を与
    える量で該フェノール中に導入し、 (B)第1段階において、イソブチレン2.0〜2.2
    5gモルを導入し、そして混合物を、フェノールの含量
    が3重量%を越えなくなるまで110〜125℃で反応
    させ、 (C)混合物を50〜70℃まで冷却し、 (D)第2段階において、反応混合物が少くとも75重
    量%の2,6−ジ−tert−ブチルフェノールを含有
    するまで更なるアルミニウムフエノキシド生成化合物を
    添加することなしに、反応を50〜70℃で継続し、そ
    して (E)該2,6−ジ−tert−ブチルフェノールを回
    収する、 ことを特徴とする生成物の2−tert−ブチルフェノ
    ール及び2,4−ジ−tert−ブチルフェノール含量
    を最小にしつつ2,6−ジ−tert−ブチルフェノー
    ルを高収率で製造する方法。
JP1155947A 1988-06-24 1989-06-20 フエノールアルキル化法 Pending JPH0245437A (ja)

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US07/211,295 US4870215A (en) 1988-06-24 1988-06-24 Phenol alkylation process
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