JPH0245393A - 大型開放容器の保温構造 - Google Patents
大型開放容器の保温構造Info
- Publication number
- JPH0245393A JPH0245393A JP63183621A JP18362188A JPH0245393A JP H0245393 A JPH0245393 A JP H0245393A JP 63183621 A JP63183621 A JP 63183621A JP 18362188 A JP18362188 A JP 18362188A JP H0245393 A JPH0245393 A JP H0245393A
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- heat insulating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、大型の開放容器で保温材を取付ける機器に係
り、特に、保温材の固定に好適な保温構造に関する。
り、特に、保温材の固定に好適な保温構造に関する。
従来の保温固定の構造は、第2図に示すように、容器の
胴1の外表面にスタッドボルト21を溶接し、スタッド
ボルト21により保温材7を取付ける方式や、第3図に
示すように、容器1の胴の外表面に保温材7を巻きつけ
、その外側からバンド22や金網により保温材7を取付
ける方式であった。
胴1の外表面にスタッドボルト21を溶接し、スタッド
ボルト21により保温材7を取付ける方式や、第3図に
示すように、容器1の胴の外表面に保温材7を巻きつけ
、その外側からバンド22や金網により保温材7を取付
ける方式であった。
第2図のように、スタッドボルト21を溶接する方式は
、耐圧バウンダリを形成する容器1の胴に溶接するため
、容器1の信頼性を必要とするものには溶接施工法す適
用し溶接部母材の管理と検査を行ない健全性を確認する
必要がある。特に、容器1が大型化するとスタッドボル
ト21の本数が多くなり作業工数が大幅にアップする。
、耐圧バウンダリを形成する容器1の胴に溶接するため
、容器1の信頼性を必要とするものには溶接施工法す適
用し溶接部母材の管理と検査を行ない健全性を確認する
必要がある。特に、容器1が大型化するとスタッドボル
ト21の本数が多くなり作業工数が大幅にアップする。
従来、このスタッドボルト方式を使用していたものは、
内包液体が常温であったり、容器の信頼性を、特に、必
要としないものであり、スタッドボルトの取付方法も、
電気抵抗法によるものであり、作業工数も多くかからな
い方式であった。
内包液体が常温であったり、容器の信頼性を、特に、必
要としないものであり、スタッドボルトの取付方法も、
電気抵抗法によるものであり、作業工数も多くかからな
い方式であった。
第3図のように、容器の胴の外表面に保温材7を巻きつ
け、その外側からバンド22や金網により保温材7を取
付ける方式は、![きタンクや配管等によく用いられて
いるが、縦置きタンクには保温材7の自重をバンド22
で固定させるむずかしさから不向きであり、特に、縦置
きタンクの側胴に平板部や突出部がある場合には、バン
ドの固定がむずかしいものである。
け、その外側からバンド22や金網により保温材7を取
付ける方式は、![きタンクや配管等によく用いられて
いるが、縦置きタンクには保温材7の自重をバンド22
で固定させるむずかしさから不向きであり、特に、縦置
きタンクの側胴に平板部や突出部がある場合には、バン
ドの固定がむずかしいものである。
8は外装板、9はスカート部。
上記従来技術は、高温液体を内包し縦置き容器で平板部
や突出部がある場合の保温構造に対しては考慮されてお
らず、保温材の取付は方法に問題があった。
や突出部がある場合の保温構造に対しては考慮されてお
らず、保温材の取付は方法に問題があった。
本発明の目的は、上記の課題を解決する保温構造を提供
することにある。
することにある。
上記目的は、開放容器の非耐圧部である上部補強リブと
スカート部材の間に、縦方向に支持梁をわたして固定し
、支持梁を容器の周方向に数本取付けこれらの支持梁間
を横方向に保温材取付側梁をまわしてそこに保温材を固
定することにより達成される。
スカート部材の間に、縦方向に支持梁をわたして固定し
、支持梁を容器の周方向に数本取付けこれらの支持梁間
を横方向に保温材取付側梁をまわしてそこに保温材を固
定することにより達成される。
開放容器の非耐圧部である上部補強リブとスカート部材
の間に取付ける縦方向の支持梁は、保温材とその取付用
横梁の自重を受は持ち、又、支持梁は耐圧部である容器
胴に溶接されていないため、容器胴の溶接施工管理や溶
接部母材部の健全性検査が省略でき、更に、容器胴の形
状に平板部や一部突出部があっても、その部分に支持梁
をわたすことができるので、容易に保温材を固定するこ
とができる。
の間に取付ける縦方向の支持梁は、保温材とその取付用
横梁の自重を受は持ち、又、支持梁は耐圧部である容器
胴に溶接されていないため、容器胴の溶接施工管理や溶
接部母材部の健全性検査が省略でき、更に、容器胴の形
状に平板部や一部突出部があっても、その部分に支持梁
をわたすことができるので、容易に保温材を固定するこ
とができる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
大型の上部開放縦型容器の容器胴体1の上部には開放容
器として剛性を確保するため上部補強リブ2が取付いて
いる。上部補強リブ2には、支持梁上部取付ラグ3が周
方向に数ケ所溶接により取付いている。スカート部9に
は、上部補強リブ2と同じ軸方向上に支持梁下部取付ラ
グ4が支持梁上部取付ラグ3と同じ数だけ溶接により取
付いている。支持梁上部取付ラグ3には、ボルト用の穴
がおいており、支持梁5をボルトにより固定するように
なっている。又、支持梁下部取付ラグ4にも、ボルト用
の孔がおいていて、支持梁5をボルトにより固定するよ
うになっている。支持梁5には、容器胴体1の周方向に
保温材取付側梁6が容器により取付いており、保温材7
をのせる形で取付けるためL型鋼を使用している。保温
材7は分割されており、それを並べる形で容器胴体1を
おおう。保温材の外側には、外装板8が取付くことにな
るがこの外装板を止めるために外装板取付材が外装板の
大きさに合わせて定ピツチで周方向に巻かれている。
器として剛性を確保するため上部補強リブ2が取付いて
いる。上部補強リブ2には、支持梁上部取付ラグ3が周
方向に数ケ所溶接により取付いている。スカート部9に
は、上部補強リブ2と同じ軸方向上に支持梁下部取付ラ
グ4が支持梁上部取付ラグ3と同じ数だけ溶接により取
付いている。支持梁上部取付ラグ3には、ボルト用の穴
がおいており、支持梁5をボルトにより固定するように
なっている。又、支持梁下部取付ラグ4にも、ボルト用
の孔がおいていて、支持梁5をボルトにより固定するよ
うになっている。支持梁5には、容器胴体1の周方向に
保温材取付側梁6が容器により取付いており、保温材7
をのせる形で取付けるためL型鋼を使用している。保温
材7は分割されており、それを並べる形で容器胴体1を
おおう。保温材の外側には、外装板8が取付くことにな
るがこの外装板を止めるために外装板取付材が外装板の
大きさに合わせて定ピツチで周方向に巻かれている。
支持梁上部取付ラグ3は、非耐圧部である上部補強リブ
2に溶接されており、支持梁下部取付ラグ4も非耐圧部
であるスカート部9に溶接されており、支持梁5は耐圧
部である容器胴体1には溶接されていない。容器胴体1
に溶接するものがないため、現地での保温施工工事に対
する容器の健全性が維持される。又、支持梁5と支持梁
上部取付ラグ3と支持梁下部取付ラグ4の取付けがボル
トによるため、現地での作業が容易である。
2に溶接されており、支持梁下部取付ラグ4も非耐圧部
であるスカート部9に溶接されており、支持梁5は耐圧
部である容器胴体1には溶接されていない。容器胴体1
に溶接するものがないため、現地での保温施工工事に対
する容器の健全性が維持される。又、支持梁5と支持梁
上部取付ラグ3と支持梁下部取付ラグ4の取付けがボル
トによるため、現地での作業が容易である。
尚、高温液体が貯留した場合には、容器胴体1が熱膨張
により延びるが、それに伴って支持梁Sも伸び、その伸
び分を支持梁下部取付ラグ4にあるボルト穴で吸収でき
る。保温材取付側梁6は。
により延びるが、それに伴って支持梁Sも伸び、その伸
び分を支持梁下部取付ラグ4にあるボルト穴で吸収でき
る。保温材取付側梁6は。
容器胴体1の熱膨張により伸びるが、第4図に示すよう
な支持梁7に保温材取付用乗置定座10が溶接で取付い
ている。保温材取付側梁6をボルトで固定するので、こ
のボルト孔により周方向の伸びも吸収できる。
な支持梁7に保温材取付用乗置定座10が溶接で取付い
ている。保温材取付側梁6をボルトで固定するので、こ
のボルト孔により周方向の伸びも吸収できる。
この方式を採用することにより、工場において支持梁5
の保温材取付用乗置定座10と支持梁上部取付ラグ3.
支持梁下部取付ラグ4の溶接箇所を全て処理しておけば
、現地における溶接作業はなくなり、保温取付作業が非
常に容易となる。
の保温材取付用乗置定座10と支持梁上部取付ラグ3.
支持梁下部取付ラグ4の溶接箇所を全て処理しておけば
、現地における溶接作業はなくなり、保温取付作業が非
常に容易となる。
支持梁下部取付ラグ4は、支持梁5を固定するボルト孔
のほかに、保温材取付側梁6を固定するためのボルト孔
がおいているT型形状をしている。
のほかに、保温材取付側梁6を固定するためのボルト孔
がおいているT型形状をしている。
この形状のため支持梁5の取付けと保温材取付用梁6の
取付けが容易となっている。
取付けが容易となっている。
この取付は方法は、平板の胴体部だけでなく第1図に示
すように、容器の鎖酸に取付ける保温材の固定方法にも
適用でき、施工範囲の広いものである。
すように、容器の鎖酸に取付ける保温材の固定方法にも
適用でき、施工範囲の広いものである。
第5図は、突出部12をもつ容器胴体1の外表面に保温
材固定のための支持梁5と保温材取付用梁6を示す、こ
のように、支持梁5と保温材取付用梁6を組合せること
により保温材を固定することができる。
材固定のための支持梁5と保温材取付用梁6を示す、こ
のように、支持梁5と保温材取付用梁6を組合せること
により保温材を固定することができる。
本発明によれば、容器胴体の健全性が増大し、容器形状
がどのような形でもその外表面に沿って縦置きのまま保
温材を固定取付けすることができ、保温材の取付けもあ
る程度大型の保温部材のまま行うため作業効率が増大す
る。
がどのような形でもその外表面に沿って縦置きのまま保
温材を固定取付けすることができ、保温材の取付けもあ
る程度大型の保温部材のまま行うため作業効率が増大す
る。
第1図は本発明の一実施例の大型開放容器の保温材取付
斜視図、第2図は、従来のスタッドボルト溶接方法の保
温材取付斜視図、第3図は従来の保温材を巻きつけてバ
ンド止めした保温材取付タンクの図、第4図は支持梁と
保温材取付用梁の組立て斜視図、第5図は突出部をもつ
容器の支持梁と保温材取付用梁の組立て斜視図である。 5・・・支持梁、3・・・支持梁上部取付用ラグ、4・
・・支持梁下部取付用ラグ、6・・・保温材取付用梁、
7・・・保温材。 第4図 (α) 宅S図
斜視図、第2図は、従来のスタッドボルト溶接方法の保
温材取付斜視図、第3図は従来の保温材を巻きつけてバ
ンド止めした保温材取付タンクの図、第4図は支持梁と
保温材取付用梁の組立て斜視図、第5図は突出部をもつ
容器の支持梁と保温材取付用梁の組立て斜視図である。 5・・・支持梁、3・・・支持梁上部取付用ラグ、4・
・・支持梁下部取付用ラグ、6・・・保温材取付用梁、
7・・・保温材。 第4図 (α) 宅S図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、大型で上部開放の容器の外表面に保温材を固定させ
る保温構造において、 非耐圧部に取付けた取付用ラグの間で、支持梁を耐圧部
に溶接せずに前記取付用ラグにボルトで固定し、前記支
持梁と前記保温材の取付用架構とを組合せて保温支持枠
を形成し前記保温材を取付ける構成としたことを特徴と
する大型開放容器の保温構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183621A JPH0245393A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 大型開放容器の保温構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183621A JPH0245393A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 大型開放容器の保温構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245393A true JPH0245393A (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=16138979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63183621A Pending JPH0245393A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 大型開放容器の保温構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245393A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101357634B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2014-02-04 | 삼성중공업 주식회사 | 액화천연가스 운반선의 방열블록 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP63183621A patent/JPH0245393A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101357634B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2014-02-04 | 삼성중공업 주식회사 | 액화천연가스 운반선의 방열블록 |
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