JPH0245230A

JPH0245230A - パワーシートの操作装置

Info

Publication number: JPH0245230A
Application number: JP19350088A
Authority: JP
Inventors: Shuichi Ueno; 上野　周一
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1988-08-04
Filing date: 1988-08-04
Publication date: 1990-02-15
Anticipated expiration: 2010-06-14
Also published as: JPH0755637B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］〈産業上の利用分野）この発明は、自動車等の車両に使用されるパワーシート
の操作装置に関する。

（従来の技術）自動車用シートは、シートクツションを前後方向に移動
させるシートスライド機構や、シートバックを前後方向
に回動させるリクライニング機構が装備されているのが
一般的であるが、これらは手動によるしのが殆どである
。ところが高級車にあっては、これらを電動で作動させ
る所謂パワーシートを用いたものが少なくない。このよ
うなパワーシートを第９図及び第１０図を用いて説明す
る（特開昭５５−２９６９４号公報参照）。

このパワーシートは、シートクツション１が第１の操作
駆動装置３によって矢印Ａに示す前後方向にスライドす
るとともに、第２．第３の操作駆動装置５，７によって
矢印Ｂ、Ｃに示す、ト下方向にそれぞれ移動し、またシ
ートバック９は第４の操作駆動装置１１によって矢印り
に示づ前後方向にリクライニング作動する。

第１ないし第４の各操作駆動装置３，５，７゜１１は、
電動機等が使用されるが、これらの電動機は第１０図に
示す操作盤１３上に設けられたシートクツション用操作
ノブ１５及びシートバック用操作ノブ１７によって作動
する。シートクツション用操作ノブ１５及びシートバッ
ク用操作ノブ１７は、それぞれシートクツション１及び
シートバック９とほぼ同形状を呈しており、各操作ノブ
１５．１７をシート各部の動かしたい方向とほぼ同方向
に移動あるいは回動させることにより、所望のシート状
態が得られる。

（発明が解決しようとする課題）ところが、このような従来のパワーシートの操作装置は
、シートクツション用操作ノブ及びシートバック用操作
ノブをシートクツション及びシートバックの形状に合せ
てそれぞれ異なる形状のものを使用しており、操作に不
慣れな人でも、誤まることなく容易に所望の部材を意図
する方向に調整することができるが、夫々のノブの形状
に合わせた型が必要とされ、更に、運転席側と助手席側
とで勝手違いなものを使用しなければならないので、コ
ストアップを招くという課題がある。

そこでこの発明は、このような従来の技術が有する効果
を損うことなくコストアップを抑制可能なパワーシート
の操作装置の提供を目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）前述した課題を解決するためにこの発明は着座姿勢にお
いて乗員の手の届く範囲の車室内所定部位に、シートの
側面形状とほぼ同形状のスイッチ操作盤を形成し、この
スイッチ操作盤に、シート各部の動きとほぼ同方向に操
作部が移動してスイッチ操作されるシート可動用スイッ
チを設ける構成とした。

（作用）このような構成によれば、シート可動用スイッチの操作
部をシートの移動させたい方向とほぼ同方向に移動させ
ることで、シートは所望の状態となる。スイッチ操作盤
は移動させたいシート各部の形状とほぼ同、形状となっ
ているので、自然な操作性が得られる。

（実施例）以下、第１図ないし第８図に基づいてこの発明の詳細な
説明する。

第１図ないし第３図はこの発明の第１の実施例を示して
いる。第１図に示す自動車用のシートは、シートクツシ
ョン２１が前後方向にスライド可能であるとともに、シ
ートバック２３がリクライニング作動可能となっている
。シートクツション２１のサイド２１ａには、シートス
ライド機構の第１の操作部Ｂ２５ａ及びリクライニング
機構の第２の操作装置！２５ｂが設けられ各操作装置２
５ａ。

２５ｂはともに同じ部品を使用している。

第２図は第１図の拡大された■−■矢視断百図で、スイ
ッチ操作盤２７はシートクツション２１と同様前後方向
に長く形成され、この形状に合わせて細長の四部２９が
スイッチ操作盤２７に形成されている。この四部２９内
に、シートクツション２１を前後方向にスライドさせる
シート可動用のタンブラ−スイッチ３１の操作部である
スイッチノブ３１ａが、シートクツション２１のスライ
ド方向と同方向に移動可能に設けられている。タンブラ
−スイッチ３１は、スィッチ操作盤２７下面のスタッド
ボルト３３及びナツト３５により、カラー３７を介して
スイッチ操作！１２７に取付けられている。３９はリー
ド線であり、リード線３９はシートクツション２１を前
後方向に移動させる図示しない第１の駆動装置に接続さ
れている。

シートバック２３側の操作装置ｆｆ２５ｂは、シートク
ツション２１１！１１の操作部ｅ２５ａとでシートの側
面形状とほぼ同形状を呈するよう、シートクツション２
１のサイド２１ａに傾斜して設けられている。この操作
装置２５ｂは、第３図に示すように、シートバック２３
をリクライニング作動させるシート可動用のタンブラ−
スイッチ４１のスイッチ操作盤４３に対する取付方向が
シートクツション２１側と９０’ずれている。すなわち
、操作部であるスイッチノブ４１ａが、凹部４７内にて
シートバック２３のリクライニング作動とほぼ同方向に
相当するスイッチ操作盤４３の長手方向と直交する方向
に移動可能となっている。このタンブラ−スイッチ４１
もスイッチ操作Ｗ４３下面のスタッドボルト４９及びナ
ツト５１により、カラー５３を介してスイッチ操作５Ｊ
１４３に取付けられている。５５はリード線であり、リ
ード線５５はシートバック２３をリクライニング作動さ
せる図示しない第２の駆動装置に接続されている。

このような構成のパワーシートの操作装置においては、
シートクツション２１側の操作装＠２５ａのスイッチノ
ブ３１ａをシートクツション２１のスライド方向と同方
向に移動させると、図示しない第１の駆動装置を介して
シートクツション２１は前後方向にスライド移動する。

このスイッチ操作においては、スイッチ操作盤２７がシ
ートクツション２１の側面形状とほぼ同様に前後方向に
延長形成されているので、シートバック２３側の操作装
＠２５ｂとは間違いにくく、自然な操作性が得られる。

一方、操作装！２５ｂのスイッチノブ４１ａをシートバ
ック２３のリクライニング作動方向とほぼ同方向に移動
させると、図示しない第２の駆動装置を介してシートバ
ック２３はリクライニング作動する。このスイッチ操作
においてもスイッチ操作盤４３がシートバック２３の側
面形状とほぼ同様に傾斜形成されているのでシートクツ
ション２１側とは間違いにくく、自然な操作性が得られ
る。

シートクツション２１側のスイッチ操作盤２７とシート
バック２３１１ｔｌｌのスイッチ操作盤４３とは、同じ
ものを使用しており、また運転席側と助手席側とで共用
もでき、更にタンブラ−スイッチ３１゜４１は既存のも
のを使用できるので、従来に比べ大幅なコスト低下が得
られる。

第４図は、第２の実施例を示すシートクッション２１１
！操作装置２５ａの第２図に相当する断面図である。こ
の実施例はスイッチ操作盤６１の全体を凸状に形成し、
このスイッチ操作盤６１を第１の実施例同様シートクツ
ション２１の側面形状と同様に前後方向に長く形成した
ものである。シートバック２３側の操作装置２５ｂにつ
いても同様に、図示していないが、スイッチ操作盤の全
体を凸状に形成して、シートバック２３の側面形状にあ
わせ、傾斜させる。

第５図及び第６図は第３及び第４の実施例を示すシート
クッション２１側操作装Ｈ２５ａの第２図に相当する断
面図である。これらは、スイッチ操作盤７１及び８１上
に、シートクツション２１の側面形状に合わせてシート
の竹後方向に長い矩形状を呈する凸部７１ａ及び凹部８
１ａをそれぞれ形成したものである。シートバック２３
側の操作装！２５ｂについても同様に、シートバック２
３の側面形状に合わせて傾斜形成したスイッチ操作盤上
に、スイッチ操作盤の長手方向に長い矩形状の凸部及び
凹部をそれぞれ形成する。

上記第２ないし第４の各実施例においても、第１の実施
例と同様の効果が得られる。

なお、上記第１ないし第４の各実施例では、操作ｉ置２
５ａ　、２５ｂはシートクツション２１のサイド２１ａ
に設けであるが、これに限ることはなく、例えば第７図
に示すように、ドア内面９１に設けてもよい。

更に、上記各実施例では、スイッチ操作盤をシートバッ
ク、シートクツションに対応してそれぞれ設けであるが
、これに限ることはなく、例えば、第８図に示すような
一部材で形成してもよい。

［発明の効果ｊ以上説明してきたようにこの発明によれば、シートの側
面形状とほぼ同形状のスイッチ操作盤に、シート各部の
動きとほぼ同方向に移動してシート各部を移動させる操
作部を備えたシート可動用スイッチを設けたため、シー
ト各部を移動させるためのスイッチ操作を、不慣れな人
でも容易かつ誤まりなく行うことができ、またシート可
動用スイッチは既存のものが使用できる上、左右の座席
聞での共用も可能であるので、大幅なコストダウンを図
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例の操作装置を備えたパ
ワーシートの斜視図、第２図は第１図のＩＩ−Ｉ断面図
、第３図は第１図の■−■断面図、第４図ないし第６図
はそれぞれ第２ないし第４の実施例の第シ図に相当する
断面図、第７図は第１図の操作装置をドア内面に設けた
例を示すドア正面図、第８図は、この発明の他の実施例
を示す正面図、第９図は従来の操作装置を備えたパワー
シートの側面図、第１０図は第９図の操作装置の説明図
である。２１・・・シートクッション２３・・・シートバック２５ａ・・・シートクツション側操作装置２５ｂ・・・
シートバック側操作装置２７．４３・・・スイッチ操作盤３１．４１・・・タンブラ−スイッチ（シート可動用スイッチ）３１ａ、４１ａ・・・スイッチノブ（操作部）代理人　
弁理士　三　好　　保　男ｊソ第２図第３図第４図第１図第９図第１０図

Claims

【特許請求の範囲】

　着座姿勢において乗員の手の届く範囲の車室内所定部
位に、シートの側面形状とほぼ同形状のスイッチ操作盤
を形成し、このスイッチ操作盤に、シート各部の動きと
ほぼ同方向に操作部が移動してスイッチ操作されるシー
ト可動用スイッチを設けたことを特徴とするパワーシー
トの操作装置。