JPH0245096B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0245096B2
JPH0245096B2 JP59271237A JP27123784A JPH0245096B2 JP H0245096 B2 JPH0245096 B2 JP H0245096B2 JP 59271237 A JP59271237 A JP 59271237A JP 27123784 A JP27123784 A JP 27123784A JP H0245096 B2 JPH0245096 B2 JP H0245096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cold
hot water
time
rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59271237A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61147042A (ja
Inventor
Hiroyuki Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP59271237A priority Critical patent/JPS61147042A/ja
Publication of JPS61147042A publication Critical patent/JPS61147042A/ja
Publication of JPH0245096B2 publication Critical patent/JPH0245096B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冷温水発生装置を複数台用いて容
量制御しながら冷温水を発生させる空調システム
制御方式に関する。
〔従来の技術〕
第1図は従来およびこの発明の空調システム制
御方式の系統図である。この第1図を援用して従
来の空調システム制御装置を説明する。この第1
図において、1は集中コントローラ(以下、親機
という)である。この親機1は複数台の冷温水発
生装置3a〜3dを制御するものである。
この親機1からの信号は多重伝送用中継器2a
〜2d(以下、子機という)に送りそこで、冷温
水発生装置3a〜3dを制御する信号に変換する
ものである。
複数台の冷温水発生装置3a〜3dは並列的に
連結され、その一端は配管A1を介して、複数の
負荷側の循環ポンプ7(以下、2次ポンプとい
う)と負荷8、たとえば、フアンユニツト、エア
ハンドリングユニツトなどを通して配管A2に接
続されている。配管A2は冷温水発生装置3a〜
3dの各他端に連結されている。
配管A2には、熱源循環ポンプ4(以下、1次
ポンプという)が設けられている。この配管A2
と配管A1間には、バイパス配管6bが接続され
ている。バイパス配管6bには、バイパス弁6a
が設けられている。
バイパス弁6aは熱源側100と負荷側200
の流量バランスを調整するためのものである。
また、5は温度検出を行う多重伝送用中継器
(以下、温度検出子機という)であり、配管A1
の集中出口水温を検出し、親機1により設定され
る設定水温との比較で、親機1により制御される
ようになつている。
なお、熱源側100の1次ポンプ4は複数個で
構成され、また、負荷側の2次ポンプ7も複数個
で構成される場合、熱源側100と負荷側200
とのバランス部位が必要である。
第2図は従来およびこの発明の親機1、子機2
および温度検出子機5の内部構成を示しており、
これらの内部構成は同一構成をなしており、した
がつて、親機1を代表して、親機1の構成部材と
同一部分は同一符号を付するにとどめる。
親機1内には、マイクロコンピユータ9が設け
られており、その内部にデータメモリ9a
(RAM)を有するとともに、プログラムメモリ
9b(ROM)を有している。
また、10は電源、11は多重伝送回路部であ
り、親機1、温度検出子機5、子機2(第1図の
子機2a〜2dを代表している)を伝送手段とし
て、多重伝送用信号線14で接続されている。
12はアナログ/デイジタル変換器(以下、
A/D変換器という)であり、温度検出子機5に
おけるA/D変換器12の場合は、そのA/D変
換器12に集中出口水温検出センサ13(たとえ
ば、サーミスタ)と、外気温度検出センサ16
(たとえば、サーミスタ)が接続されている。
入出力部15(以下、I/O部という)は各種
入出力を処理するものであり、親機1における
I/O部15は各種モード入力、キー入力、表示
出力回路(図示せず)から構成されている。
また、子機2におけるI/O部15は冷温水発
生装置3(第1図における冷温水発生装置3a〜
3dを代表している)の制御のための各種インタ
フエースが構成されている。
さらに、温度検出子機5におけるI/O部15
は、A/D変換器12の温度検出インターフエイ
ス以外においても、ポンプの運転などのインター
フエイスも有している。(図示せず) 次に、従来の説明を第1図,第2図を援用して
説明する。第3図の温度チヤートに示すごとく、
冷温水発生装置3a〜3dの冷房時の初期始動時
の特性を示すもので、冷温水発生装置群から循環
流出する循環水の集中出口水温度TTHは温度検出
子機5で検出され、親機1に伝送され、第2図に
示すごとく、設定水温Tsより相当高い温度にな
つており、親機1は子機2に対して、冷温水発生
装置3a〜3dを全容量で運転するように制御す
る。
設定水温度Tsより高い温度の上記集中出口水
温TTHに対して、第1および第2の演算温度T1
T2を設定する。
ここで、集中出口水温TTHが低下するにともな
い、温度検出子機5で第1の演算温度T1から設
定水温度Tsまで低下する時間を計測し、このと
きの集中出口水温度TTHの単位時間当りの変化幅
Δθ1を求め、集中出口水温度TTHが設定水温度Ts
に到達した時点で、システム中の冷温水発生容量
の所定量減量値ΔV(たとえば、1台分)だけ減
少させた容量(V−ΔV)で運転し、設定水温度
Tsから第2の演算温度T2になるまでの時間を計
測して、水温度の単位時間当たりの変化幅Δθ2
求める。
上記より最適な運転容量を次の(1)式により演算
する。
VOP=V0−K×(ΔV)×(Δθ2)/Δθ1−Δθ2
C……(1) VOP:最適運転容量 V0:全容量 ΔV:容量Vの減少容量設定値 Δθ1:演算温度T1から設定水温度Tsまで到達す
る単位時間当たりの水温変化幅 Δθ2:設定水温度Tsから演算温度T2まで到達す
る単位時間当たりの水温度変化幅 K,C:定数 すなわち、温度の変化幅、変化率によつてシス
テム内の負荷量を演算していたが、負荷容量が大
きく、演算温度T1,T2と設定水温度Tsの変化時
間が長い場合は第3図に示すごとく問題はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、特に、負荷が小さい場合、温度
変化幅を計測する時間が演算温度T1,T2,設定
水温度Ts値の設定により、通常最適な1℃差程
度に設定すると、数秒〜数十秒と短いため、最適
台数設定に誤差を生じ第7図に示すごとく、必要
以上に停止されたりしていた。
また、このシステムに多重伝送技術を用い、1
対線による多重伝送用信号14もしくは光フイイ
バなどの伝送手段に信号をのせて時分割的に処理
を行つているため、親機1,子機2a〜2d間、
温度検出子機5間の送受信時間に遅れが生じた
り、耐ノイズ性向上などの事由により、複数回信
号データが合値して初めて正式値として扱う誤り
制御などを行つているため、信号伝送は数百ミリ
秒〜数秒間遅れが生じたり、ノイズ重畳により信
号伝達時間が長くかかり、温度変化を正確に検知
できず、冷温水発生装置3a〜3dを必要台数以
上運転したり、必要台数以上停止したりして、水
温の安定性に欠け、快適性、省エネルギ性を損う
ものであつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、負荷の大小にかかわらず、安定的
な温度調節を可能とする空調システムの温度調節
方法を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る空調システムの温度調節方法
は、冷温水または空気の温度の変化率を計算し、
この温度変化率が所定値よりも高い場合、冷温水
発生装置あるいは空調機器を全数停止し、容量制
御について始動順位を定め、上記温度変化率に応
じて始動時間間隔を設定する。
〔作用〕
この発明においては、温度変化率が所定値より
も大きい場合、容量制御における始動時間にタイ
ムラグを設け、所定時間経過する都度運転台数を
増加させる。
〔実施例〕
以下、この発明の空調システム制御方式の実施
例について説明するが、この発明の構成に関して
は、すでに第1図および第2図で述べた通りであ
り、ここでは動作の説明に入る。
第4図はこの発明の動作の流れを示すフローチ
ヤートであり、このフローチヤートに基づいて動
作の流を説明する。まず、ステツプ20におい
て、冷温水発生装置3b〜3dの4台をともに始
動し、温度検出始機5により検出された集中出口
温度TTHがステツプ21で予め定められた第1の
演算温度T1に到達したことを親機1が検出し、
内部のマイクロコンピユータ9内の時間計測を開
始し(第3図におけるC1)、集中出口水温度TTH
がステツプ22で設定水温度Tsに到達するまで
の時間C2(第3図)を計測する。
次に、ステツプ23にて、このときの集中出口
水温度TTHの単位時間当たりの変化幅Δθ1(温度変
化率)を求め、マイクロコンピユータ9に内蔵の
データメモリに収納する。
次に、ステツプ24で、設定水温度Tsに到達
した時間C2と第1の演算温度に達した時間C1
の差、すなわち温度変化率としての温度降下時間
差ΔCを演算判定する。この温度降下時間差ΔCが
予めマイクロコンピユータ9に記憶された値より
も小さい、すなわち、温度変化率が所定値よりも
大きい場合、次のステツプ31にて、第6図に示
すごとく全停止信号を出す。一方、温度降下時間
差ΔCが大きい、すなわち、温度変化率が所定値
よりも小さい場合は従来と同様に、次のステツプ
25にて、システム中の冷温水発生装置による冷
却容量を台数制御(容量制御)によつて減少させ
る。この例では、第5図に示すごとく、1台減少
させている。
次に、ステツプ26にて、集中出口水温TTH
設定水温度Tsに到達した時点から時間計測して
ステツプ27で判定する予め定められた第2の演
算温度T2に到達する時間を計測し、単位時間当
たりの変化幅Δθ2をステツプ28で求める。
次にステツプ29で演算し、最適な運転容量を
求めて、所定台数を決定する。この例において
は、冷温水発生装置を1台停止して、全冷温水発
生装置台数4台のうち、2台の安全運転をするこ
とを第5図に示している(ステツプ30)。
また、ステツプ24で温度変化率が大きいこと
を検出し、ステツプ31で全停止信号を出力した
場合、その後の温度変化を監視しながら目標とす
る温度Tsになるように冷温水発生装置の運転台
数を1台ずつ増加させる(ステツプ32,33)。
本実施例では、温度変化率に代えて、例えば第
1の演算温度T1から設定水温度Tsになるまでの
到達時間である温度降下時間差ΔCにより、マイ
クロコンピユータ9に収納された所定値と比較し
て、上記1台ずつ増加する場合の始動時間差が決
定される。
たとえば、温度降下時間差ΔCが30秒の場合、
始動時間差は10分、温度降下時間差ΔCが60秒の
場合、始動時間差は5分というように決定され
る。
このように動作するため、負荷が大きく、冷温
水温度が比較的緩慢な変化を示すときは、ステツ
プ24にて負荷を演算するルーチンに入り、負荷
が小さく、冷温水温度が急速に変化する場合に
は、ステツプ24からステツプ31,32を経て
ステツプ33に入り、冷温水発生装置を全停止し
たのち、時間差始動ルーチンに入るため、従来の
ように多重伝送システムとの関連により必要台数
以上運転したり、必要台数以上停止したりして、
水温の安定性に欠けることもない。
なお、この実施例については、冷温水発生装置
について述べたが、冷蔵倉庫内に設置される低温
用空調機器を複数台用いるシステム、あるいは人
間の居室を冷暖房する空調機器にも集中出口水温
度部が倉庫、居室を代表する部分の空気温度部に
代わるだけで制御可能となる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、冷温水発生シ
ステム群により発生する冷温水の変化率を計測
し、負荷を予測するとともにこの変化率によつて
負荷演算の精度を判定し、変化率によつてその後
のタイミングを制御するようにしたので、不要な
冷却運転をさせることなく、常に負荷量に応じた
最適量で運転され、システムが安定にかつ省エネ
ルギ運転ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来およびこの発明の空調システム制
御方式の構成を示すブロツク図、第2図は第1図
の空調システム制御方式における親機、子機およ
び温度検出子機の内部構成を示すブロツク図、第
3図は同上空調システム制御方式の温度の時間的
特性変化を示す図、第4図はこの発明の空調シス
テム制御装置の動作の流水を示すフローチヤー
ト、第5図はこの発明空調システム制御方式によ
る容量制御の変化を示す図、第6図はこの発明の
空調システム制御方式における温度の時間的特性
変化を示す図、第7図は従来の空調システム制御
方式の温度の時間的特性変化を示す図である。 1……親機、2,2a〜2d……子機、3,3
a〜3d……冷温水発生装置、5……温度検出子
機、8……負荷。なお、図中同一符号は同一また
は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数台の冷温水発生装置あるいは空調機器に
    対して伝送手段で遠隔制御する集中空調システム
    であつて、 上記冷温水発生装置の水温あるいは空調機器の
    気温が所定の設定温度に達するまでは全台数の冷
    温水発生装置あるいは空調機器を接続して運転
    し、 上記水温あるいは空気の温度が設定温度に達し
    たら上記設定温度の前後における温度変化率を演
    算して最適運転容量を予測し、 この最適運転容量に基づいて上記冷温水発生装
    置あるいは空調機器の接続台数中の運転台数を決
    定し容量制御を行う空調システムの温度調節方法
    において、 上記温度変化率が所定値よりも大きい場合に所
    定設定温度に達すれば全台数の冷温水発生装置あ
    るいは空調機器を停止するとともに、容量制御に
    ついて始動順位を定め、上記温度変化率に応じて
    始動時間間隔を設定することを特徴とする空調シ
    ステムの温度調節方法。
JP59271237A 1984-12-20 1984-12-20 空調システムの温度調節方法 Granted JPS61147042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59271237A JPS61147042A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 空調システムの温度調節方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59271237A JPS61147042A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 空調システムの温度調節方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61147042A JPS61147042A (ja) 1986-07-04
JPH0245096B2 true JPH0245096B2 (ja) 1990-10-08

Family

ID=17497263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59271237A Granted JPS61147042A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 空調システムの温度調節方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61147042A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4505363B2 (ja) * 2005-03-29 2010-07-21 東洋熱工業株式会社 空調システムの冷温水制御方法
JP5685782B2 (ja) * 2012-01-06 2015-03-18 オリオン機械株式会社 チラーの連結運転方法及びシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144833A (en) * 1981-03-03 1982-09-07 Mitsubishi Electric Corp Temperature control of air conditioner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144833A (en) * 1981-03-03 1982-09-07 Mitsubishi Electric Corp Temperature control of air conditioner

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61147042A (ja) 1986-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7658335B2 (en) Hydronic heating system
US5024265A (en) Zone control system providing synchronization of system operation with the zone of greatest demand
CN102032645B (zh) 空调操作装置及空调操作方法
EP3306204B1 (en) Hot-water heating system, control device, and control method
JPH09217953A (ja) 空調制御装置
KR101843088B1 (ko) 부하량에 따른 능동제어 기반의 지열시스템 및 이의 제어방법
JPH0245096B2 (ja)
JP2001241735A (ja) 空気調和システムおよびその制御方法
JPH0575938B2 (ja)
JP3320631B2 (ja) 冷温熱装置
JPH01144101A (ja) コージェネレーションプラントの燃費最小運転制御装置
JPH0441264B2 (ja)
JPS63163725A (ja) 空気調和装置
JP2004308950A (ja) 空調熱源設備
JPH0424613B2 (ja)
JP3636249B2 (ja) 温水循環式の床暖房システム
JPS5878043A (ja) 空調機の制御方式
JPS61147043A (ja) 空調機器のシステム制御方式
KR20100110115A (ko) 태양열 시스템과 보일러를 연계 제어하는 제어기가 구비된 난방장치 및 그 제어방법
JP3588144B2 (ja) 並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御
JPS58130925A (ja) 空気調和装置の温度制御装置
EP3745036A1 (en) System and method for building climate control
JPS5956049A (ja) 太陽熱利用給湯システム
JPS5630549A (en) Air conditioner
JPS56102634A (en) Controlling method for number of heat source