JPH0245038A - 核磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

核磁気共鳴イメージング装置

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Publication number
JPH0245038A
JPH0245038A JP63194775A JP19477588A JPH0245038A JP H0245038 A JPH0245038 A JP H0245038A JP 63194775 A JP63194775 A JP 63194775A JP 19477588 A JP19477588 A JP 19477588A JP H0245038 A JPH0245038 A JP H0245038A
Authority
JP
Japan
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subject
coil
frequency coil
magnetic resonance
nuclear magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP63194775A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Kishino
岸野 秀則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH0245038A publication Critical patent/JPH0245038A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して被検体
の断層画像を得る核磁気共鳴イメージング装置(以下、
MRI装置という)に関し、特に被検体体表情報を反映
した画像を得るのに好適な高周波コイルを備えたMHI
装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来のMHI装置は、被検体ポジショニング用ライトで
検査部位を撮像空間の中心に送り込むと、それ以降は得
られた画像を基準に次々と撮像面を決めていく、そのた
め、最終的に得られた画像と体表面の情報が容易に結び
つかない、工の問題を解決する一手法としてNMR信号
を発生する位置表示用小片物質を被検体の体表面上に直
接添付する方法が試みられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来技術では、位置表示用小片物質
をいちいち被検体に付着させなければならないという問
題があった。また、被検体体表面の呼吸による動きに伴
い前記表示小片物質が動くためアーチファクト発生の要
因になる問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたも−の
である。
本発明の目的は、MHI装置において、アーチファクト
発生の要因にならないように1体表面上の位置情報を得
ることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために1本発明は、被検体の体軸方
向またはこれと直交する方向に静磁場を発生させる静磁
場発生磁石を有するとともに、前記被検体に近接して配
置され、被検体に電磁波を照射したりまたは被検体から
放出される電磁波を検出する高周波コイルを有する核磁
気共鳴イメージング装置において、前記高周波コイルの
所定位置に設定可能な核磁気共鳴信号を発する小片物質
を付加したことを最も主要な特徴とする。
〔作用〕
前述の手段によれば、NMR信号を発生する小片物質を
、被検体体表の基準となる位置1例えば剣状突起等の位
置に合わせて設定する。その際。
該小片物質は高周波コイル内側面に任意位置設定可能状
態で取り付けられているため被検体とは非接触状態で体
表基準位置の上に設定できる。それによって、小片物質
は被検体体動の影響を受けず、アーチファクトを発生せ
ずに最終画像にマーカ信号を呈することができる。これ
により、最終検査画像に被検体体表の位置情報を加味す
ることが可能となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
第4図は、本発明の一実施例のMRI装置の全体概略構
成を示すブロック図である。
本実施例のMHI装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を
利用して被検体の断層画像を得るものであり、第4図に
示すように、静磁場発生磁石10と、中央処理装置(C
P U)11と、シーケンサ12と、送信系13と、磁
場勾配発生系14と、受信系15と信号処理系16とを
備えている。
前記静磁場発生磁石10は、被検体1の周りにその体軸
方向または体軸と直交する方向に強く均一な静磁場を発
生させるものであり、前記被検体1の周りにある広がり
をもった空間に、永久磁石方式または常電導方式あるい
は超電導方式の磁場発生手段が配置されている。
前記シーケンサ12は、CPU11の制御で動作し、被
検体1の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を送
信系13及び磁場勾配発生系14並びに受信系15に送
るものである。
前記送信系13は、高周波発振器17と変調器18と高
周波増幅11i119と送信側の高周波コイル20aと
から成り、前記高周波発振器17から出力された高周波
パルスをシーケンサ12の命令に従って変調器18で振
幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを高周波増
幅器19で増幅した後に被検体1に近接して配置された
高周波コイル20aに供給することにより、電磁波が前
記被検体1に照射されるようになっている。
前記磁場勾配発生系14は、X、Y、Zの三軸方向に巻
かれた傾斜磁場コイル21と、それぞれのコイルを駆動
する傾斜磁場電源22とから成り、前記シーケンサ12
からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源2
2を駆動することにより、X。
y、zの三軸方向の傾斜磁場Gx、Gy、Gzを被検体
1に印加するようになっている。この傾斜磁場の加え方
により、被検体1に対する°スライス面を設定すること
ができる。前記受信系15は、受信側のソレノイド形の
高周波・コイル20bと増幅器23と直交位相検波92
4とA/D変換#125とから成り、前記送信側の高周
波コイル20aから照射された電磁波による被検体1の
応答の電磁波(NMR信号)は、被検体1に近接して配
置された高周波コイル20bで検出され、増幅器23及
び直交位相検波器24を介してA/D変換器25に入力
してデジタル量に変換され、さらに、シーケンサ12か
らの命令によるタイミングで直交位相検波器24により
サンプリングされた二基列の収集データとされ、その信
号が信号処理系16に送られるようになっている、この
信号処理系16は、CPUIIと、磁気ディスク26及
び磁気テープ27等の記録装置と、CRT等のデイスプ
レィ28とから成り、前記c P Ullでフーリエ変
換、補正係数計算像再構成等の処理を行い、任意断面の
信号強度分布あるいは複数の信号に適当な演算を行って
得られた分布を画像化してデイスプレィ28に表示する
ようになっている。
なお、第4図において、送信側の高周波コイル20a、
受信側の高周波コイル20b及び傾斜磁場コイル21は
、被検体1の周りの空間に配置された静磁場発生磁石1
0の磁場空間内に配置されている。
次に、前記受信側の高周波コイル20bの一実施例につ
いて説明をする。
第1図は、受信側の高周波コイル20bの一実施例の概
略構成を示す斜視図、 第2図は1本実施例の基準小片物質の移動機構を設置し
た高周波受信コイルの要部拡大斜視図、第3図は、第2
図の要部拡大図である。
第1図及び第2図において、高周波コイル29の内側に
非磁性体であり高周波損失の少ない部材。
例えば、デルリン等より成る回転レール30が高周波コ
イル29の内周に沿って取り付けられている。
回転レール30は、第2図に示すように、断面形状が逆
三角形をくり抜いた形状になっており、その溝に沿って
回転レールと同様な滑りの良い材質より成るスライドガ
ード31が高周波コイル29の内周状に回転する。第3
図にスライドガードの詳細を示す、スライドガード31
には1例えば、硫酸銅水溶液等をアクリル容器等に収め
た非磁性体からなる小片物質32が、スライド溝34に
沿って任意に移動できるように組み込まれており、所定
の位置で止め具33により固定できる。
通常、スライドガード31は、高周波コイルの上側半分
の内周上に位置し、被検体を設定した後、被検体体表上
の基準となる部位、例えば剣状突起等の位置に小片物質
32を移動させる。この状態で撮像を行うと、画像上に
体表面上の基準位置を示すマーカとして小片物質32が
映像化される。その際、本発明の方式では、被検体体表
に直接接触していないので体動に伴う小片物質32の動
きがなくアーチファクトを発生しない利点がある。
前記スライドガード31は、第2図に示したように、高
周波コイル29の奥行きよりも長い構造になっている。
これは高周波コイル29の感度が奥行き方向になだらか
に分布しているためであり、高周波コイル29の外側で
あっても受信感度があるためである。従って、被検体患
部と基順位置になる部分とが、少しずれていても、小片
物質32を高周波コイル29の感度分布内で同コイルか
ら離して設定することができる。特に、視野の広い矢状
断面撮像に効果がある。
以上1本発明を実施例にもとずき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように1本発明によれば、被検体に電磁
波を照射したり、または被検体から放出される電磁波を
検出する高周波コイルに設けられた任意位置設定可能機
構に小片物質を装着したことにより、小片物質は、被検
体体動の影響を受けないので、アーチファクトを発生す
ることなく最終画像上に被検体体表上の情報を付加する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、受信側の高周波コイル20bの一実施例の概
略構成を示す斜視図、 第2図は、本発明の一実施例の基準小片物質の移動機構
を設置した高周波受信コイルの要部拡大斜視図、 第3図は、第2図の要部拡大図、 第4図は、本発明の一実施例のMHI装置の全体概略構
成を示すブロック図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体の体軸方向またはこれと直交する方向に静
    磁場を発生させる静磁場発生磁石を有するとともに、前
    記被検体に近接して配置され、被検体に電磁波を照射し
    たりまたは被検体から放出される電磁波を検出する高周
    波コイルを有する核磁気共鳴イメージング装置において
    、前記高周波コイルの所定位置に設定可能な核磁気共鳴
    信号を発する小片物質を付加したことを特徴とする核磁
    気共鳴イメージング装置。
JP63194775A 1988-08-03 1988-08-03 核磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH0245038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083638A (ja) * 2003-05-08 2011-04-28 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083638A (ja) * 2003-05-08 2011-04-28 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
US8226560B2 (en) 2003-05-08 2012-07-24 Hitachi Medical Corporation Reference image display method for ultrasonography and ultrasonic diagnosis apparatus
US9471981B2 (en) 2003-05-08 2016-10-18 Hitachi Medical Corporation Reference image display method for ultrasonography and ultrasonic diagnosis apparatus

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