JPH0399635A - 核磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

核磁気共鳴イメージング装置

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JPH0399635A
JPH0399635A JP1235690A JP23569089A JPH0399635A JP H0399635 A JPH0399635 A JP H0399635A JP 1235690 A JP1235690 A JP 1235690A JP 23569089 A JP23569089 A JP 23569089A JP H0399635 A JPH0399635 A JP H0399635A
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JP
Japan
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magnetic field
frequency
section
gradient magnetic
magnetic resonance
Prior art date
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Pending
Application number
JP1235690A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yoshino
仁志 吉野
Shigeru Watanabe
滋 渡辺
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、核磁気共鳴イメージング装置のデータ計測に
係り、特に温度変化等による静磁場変動で生ずるスライ
ス位置ずれを補正するパルスシーケンスに関する。
〔従来の技術〕
核磁気共鳴信号イメージング装置において、静磁場変動
はスライス位置ずれ9画像のぼけなどを与え、静磁場の
安定度は重要な項目である。
このため、撮影時間当たりの磁場変化髪シーケンス、デ
ータ処理で補正する方法として、特開昭60−2366
37号が提案されている。これは、静磁場強度を測定し
、そのデータをもとにスライス面内の核磁気共鳴信号の
データを移動させ補正するものである。つまり、パルス
シーケンス中に傾斜磁場をかけない区間を設けそこで静
磁場強度を測定し、核磁気共鳴信号と静磁場強度の関係
から画像再構成に補正を加えるものである。静磁場測定
手段自体は、MRIの基本的なことであり新しさはない
が、スライス面内の補正に特徴がある。しかし、本発明
の目的であるスライス位置の補正とは、目的2手段とも
合致しないものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来技術は、静磁場強度が温度で変化し、スライス
面内に生ずるぼけを、核磁気共鳴信号を周波数方向に移
動することで解消したものであるが、本方法ではスライ
ス面内の補正だけしかできない、つまり、従来技術は静
磁場変動によるスラ− イス位置ずれについて考慮されておらず、スライス面の
位置ずれのためにぼけが生ずる難点があった。
本発明の目的は、画像を再構成するための核磁気共鳴信
号を得る本計測パルスシーケンス中にスライス方向傾斜
磁場2周波数エンコード傾斜磁場及び位相エンコード傾
斜磁場をかけない時間を設け、その時間に静磁場の強度
(周波数)をl1IQ定し、そのデータをもとに高周波
パルス印加周波数を補正し、スライス位置を補正するこ
とでぼけのない鮮明な画像を提供することにある。
〔作用〕
静磁場強度を計測しスライス位置を補正することは画像
ぼけをなくす作用をする。
本計測の周波数エンコード終了後に周波数エンコード傾
斜磁場及び位相エンコー1へ傾斜磁場を逆転させ、ある
時間後両傾斜磁場髪きることはスライス面のスピンを静
磁場強度(周波数)で回転させる作用をし、そこからの
核磁気共鳴信号をフーリエ変換することで静磁場強度(
周波数)を測定することができる。つまり本計測のスラ
イス選択は中心磁場強度を予め測定し、所望スライス位
置に対応する傾斜磁場強度、高周波照射パルス周波数で
印加する。このときスライス面内では核磁気共鳴周波数
=磁気回転比×静磁場強度の関係から、静磁場の強度と
傾斜磁場強度を加えた周波数(印加した高周波照射パル
ス周波数)でスピンが回転している。−に記区間で傾斜
磁場をきると静磁場強度に対応する周波数でスライス面
内のスピンが回転する。初めに求めた中心周波数と傾斜
磁場を切ったあとの周波数の差分が静磁場の変動量にな
る。
−船釣にはスライスを選択する傾斜磁場強度、高周波照
射パルス周波数は1スキヤン中には変更しない。しかし
、本発明では、上記静磁場変動量に応じて高周波印加周
波数を1スキヤン中に補正し、常に同じスライス面を選
択するものであり磁場変動量に応じて高周波印加周波数
を変えることはスライス面位置ずれを補正する作用をす
る。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は、本発明に係る核磁気共鳴イメージング装
置の全体構成図を示すブロック図である。この核磁気共
鳴イメージング装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を利
用して被検体1の断層画像を得るもので、そのために、
必要な充分大きなボア径をもった静磁場発生磁石10と
、中央処理装置(以下、CPUという)11と、シーケ
ンサ12と、送信系13と、傾斜磁場系]4と、受信系
15と信号処理系1Gとからなる。上記静磁場発生磁石
10は、被検体1の周りにその体軸方向または体軸と直
角方向に均一な磁束を発生するもので、上記被検体1の
周りのある広がりをもった空間に永久磁石方式または常
電導方式あるいは超電導方式の磁場発生手段が配置され
ている。
上記シーケンサ12は、CPUIIの制御で動作し、被
検体1の断層画像のデータ収集に必要な種種の命令を送
信系13及び傾斜磁場系14並びに受信系15に送るも
のである。上記送信系13は、高周波発信器17と変調
器18と高周波増幅器19と送信側高周波コイル20a
とからなり、」―記高周波発信器17から出力された高
周波パルスをシーケンサ12の命令に従って、変調器1
8で振幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを高
周波増幅器19で増幅した後に被検体1に近接して配置
された高周波コイル20aに供給することにより、電磁
波が」−記被検体1に照射されるようになっている。上
記傾斜磁場系14はx、y。
Zの三方向に巻かれた傾斜磁場コイル2]とそれぞれの
コイルを駆動する傾斜磁場電源22とからなり、上記シ
ーケンサ12からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾
斜磁場電源22を駆動することにより、X、Y、Zの三
方向の傾斜磁場Gx。
G y 、 G zを被検体1に印加するようになって
いる。
この傾斜磁場の加え方により、被検体1に対するスライ
ス面を設定することができる。上記受信系15は、受信
側高周波コイル20bと増幅器23と直交位相検波器2
4とA/D変換器25とからなり、」1記送信側の高周
波コイル20aから照射された電磁波による被検体の応
答の電磁波(NMR信号)は被検体1に近接して配置さ
れた高周波コーマ イル20bで検出され、増幅器23及び直交位相検波器
24を介してA/D変換器25に入力してテジタル量に
変換され、さらにシーケンサ]2からの命令によるタイ
ミングで直交位相検波器24によりサンプリンクされた
二系列の収集データとされ、その信号が信号処理系1〔
3に送られるようになっている。この信号処理系16は
、CPUIIと磁気ディスク26及び磁気テープ27痔
の記録装置とCRT等のデイスプレィ28とからなり、
」1記CPUIIでフーリエ変換、補正係数H」算値像
再構成等の処理を行い、任意断面の信号強度分布あるい
は複数の信号に適当な演算を行なって得られた分布を画
像化してデイスプレィ28に表示するようになっている
。なお、第1図において、送信側及び受信側の高周波コ
イル20a、20bと傾斜磁場コイル21は、被検体1
の周りの空間に配置された静磁場発生磁石10の磁場空
間内に配置されている。
第2図は、典型的なスピンエコーR」測におけるタイム
シーケンスを模式的に表したものである。
8 第2図において、RFは無線周波数の信号の照射のタイ
ミング及び選択励起のためのエンベロープを示している
。G2はスライス方向の傾斜磁場印加タイミングを示す
。Gyは位相エンコード方向傾斜磁場印加タイミングと
その振幅を変えて開側することを示す。G、は周波数エ
ンコード傾斜磁場印加のタイミングを示し、Signa
lは計測されるNMR信号を示す。最下段はタイムシー
ケンスを1〜6に区間分けしたものである。なお、X、
Y。
Z三軸はそれぞれ直交したデカル1〜座標軸である。
第2図の区間1においては、90°選択励起パルスを照
射するとともに、スライス方向傾斜磁場を印加する。区
間2においては、位相エンコード方向の傾斜磁場を印加
し、Y方向に関して場所に依存した核スピンの回転を付
加する。さらに区間2において、周波数エンコード傾斜
磁場を印加する。
これは、区間6においてNMR信号を計測する際に時間
原点が区間6の中央に来るように、核スピンをあらかじ
めデイフユーズ(dephase)させておくためのも
のである。区間3では、何ら信号もださない。区間4で
は、]80°の選択励起パルスを照射すると共に周波数
エンコード傾斜磁場を印加する区間6では、周波数エン
コード傾斜磁場を印加するとともに、NMR信号の計測
を行う。
NMRイメージングを行うには、前述のごとく静磁場に
傾斜磁場を印加した状態でRFパルスを照射し、被検体
1の検査領域から出るN M R信号を空間情報として
エンコード(符−)化)するために傾斜磁場を印加し、
NMR信号を計測した後、画像再構成する。
第3図に本発明のパルスシーケンスを示す。第3図は第
2図に区間77区間8を追加したものである。区間6で
N M R信号fit 1llll後、区間7では、周
波数エンコード、位相エンコード傾斜磁場を逆転させ、
位相回りを収束させる。区間8ては傾斜磁場を全てきり
NMR信号を計測するものである。
区間6では周波数エンコー1く傾斜磁場をかけているた
め、静磁場強度に傾斜磁場を加えた磁場強度にプロトン
の磁気回転比をかけた値の周波数として核磁気共鳴信号
を観λ11できるが区間8では静磁場強度に磁気回転比
をかけた値として観測できる。
第4図に原理説明図を示す。第4図において、横軸はス
ライス位置、縦軸は周波数を表わし静磁場強度Boのと
きの傾斜磁場の座標を示す。静磁場強度をB o (G
auss) 、プロ1〜ンの磁気回転比をγ(2、67
5X I O’rad/spa/Gauss) 、核磁
気共鳴周波数をHoとすると、核磁気共鳴周波数は、1
−10= BoX y           −(1)
で表せる。今、中心よりXmmの位置をスライス方向の
傾斜磁場強度にG z(Gausss/ IIn)を用
いてスライスしようとすると、Xmmの位置の核磁気共
鳴周波数は(1)式より、 Hx=(Bo+GzXX)Xy       −(2)
となる。この周波数で第2図の区間1と区間4のRF照
射パルスを印加することでXnwnの位置がスライスで
きる。この周波数は一般的にはスキャン(全エンコード
)を終了まで変化させず行なう。
よって、スキャン中に静磁場強度が変化するとなると、
同じ周波数Hxを印加しているため、静磁強度の変化量
に応じた位置がスライスされること1 になり、スライス位置ずれが生ずる。本発明では、区間
8で静磁場強度を計測し、A/[]変換し、フーリエ変
換することで静磁場の核磁気共鳴周波数を求め、RF”
照射周波数を補正する。そのことを第5図で説明する。
当初(2)で示す周波数で印加したとし、あるエンコー
ドで区間8で静磁場強度がBo+を観?Il!Iされた
とすると、吹のエンコー1くには、 Hxi”(Bot+ GzX X、)X ”r’   
   −(3)の周波数で印加ればスライス位置のずれ
を補正できる。
実際的には、静磁場には不均一があるが、同様に補正が
できる。それを第6図を用いて説明する。
第6図において、横軸および縦軸の表示は第4図と同じ
である。静磁場は座標の中心から左右に向って横軸に沿
って広がる傾向を示している。この広がりの差が静磁場
の変動量を表わしている。傾斜磁場は座標の中心を通る
点線で示している。傾斜磁場の下側にある曲線は静磁場
に傾斜磁場を印加したときのものでありまた」二側の実
線の曲線は2 静磁場変動後のものを表わしている。本計測シーケンス
にはいる前に、中心磁場強度(B o)を測定する。こ
のことは−船釣手法であるので説明を省略する。中心よ
りxnwllの位置をスライスする場合、電磁波照射周
波数をHi ” (B o + G z X X ) 
X γ でともとめ本計測の90’又は180°パルス
の周波数を印加する。しかし静磁場不均一のためX′の
位置をスライスすることになる。この位置の補正はしな
い第3図の区間8で検出されるNMR信号周波数をI−
12とすると、L−I o −1−12が磁場不均一量
となる。あるエンコードの時に区間8で検出されるNM
R信号がH3とするとH3H2がスライス位置での静磁
場変動量になり、つぎのエンコードに照射する周波数は
H4= H1+ Hs  H2でおこなえばスライス位
置の変動を補正できる。ハード的動作は、第1図で説明
した通りである。第7図を用いて実際の計測フローを説
明する。第7図で用いている記号は第5図に対応する。
まず、本H1測を行なう前に中心磁場の周波数HOを計
測し、スキャンをスタートする。スライス位置に応じた
高周波照射周波数I−I xをセラ1〜し、画像に必要
なデータを収集しA/D、フーリエ変換する。次に第5
図の区間8に対応する位置でのデータをA/D、フーリ
エ変換し、ある時間後の中心磁場周波数Ho 工を求め
、もしHo : Ho I ならばHxはセットしたま
まHo≠Hot ならば、HxiにHx をセットしな
おして次のエンコードを行なう以上の計測フローで実際
に実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スライス位置すれを補正できるので、
スキャン中に生ずる静磁場変動によるスライス位置ずれ
を解消でき画像のぼけ等のアーチファク1−を解消でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
スピンエコータイムシーケンスの図、第3図は本発明の
タイムシーケンスの図、第4図は原理説明図、第5図お
よび第6図は本発明の原理第q m 士qz°X[ Ho t +Q is・メ5.d″

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被検体に静磁場を与える手段と、前記被検体にスラ
    イス方向傾斜磁場、周波数エンコード傾斜磁場及び位相
    エンコード傾斜磁場を与える手段と、前記被検体組織を
    構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波
    パルスを印加する手段と、核磁気共鳴信号を検出する手
    段と、得られた核磁気共鳴信号をフーリエ変換して画像
    を再構成する手段とを備えた核磁気共鳴イメージング装
    置において、画像を再構成するための核磁気共鳴信号を
    得る本計測パルスシーケンス中にスライス方向傾斜磁場
    、周波数エンコード傾斜磁場及び位相エンコード傾斜磁
    場をかけない時間を設け、その時間に静磁場の強度(周
    波数)を測定し、そのデータをもとにパルスシーケンス
    を補正し、スライス位置を補正することを特徴とする核
    磁気共鳴イメージング装置。 2、上記パルスシーケンスの補正を高周波パルス印加周
    波数を変更することでスライス位置を補正することを特
    徴とする請求範囲第1項の核磁気共鳴イメージング装置
    。 3、前記静磁場の強度(周波数)を計測する手段が、周
    波数エンコード終了後に周波数エンコード傾斜磁場及び
    位相エンコード傾斜磁場を逆転させ、ある時間後両傾斜
    磁場をきり、そこで発生する核磁気共鳴信号をフーリエ
    変換し、磁場強度(周波数)を計測することを特徴とす
    る請求範囲第1項の核磁気共鳴イメージング装置。
JP1235690A 1989-09-13 1989-09-13 核磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH0399635A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037738A (ja) * 1999-07-06 2001-02-13 Siemens Ag 磁気共鳴画像内のアーティファクトの補正方法
EP1063535A3 (en) * 1999-06-24 2003-07-09 Ge Yokogawa Medical Systems, Ltd. Selective magnetic resonance excitation in the presence of a gradient field non-linearity
JP2007277819A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Toyota Motor Corp ペット対応建物

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