JPH024484Y2 - - Google Patents

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JPH024484Y2
JPH024484Y2 JP4090783U JP4090783U JPH024484Y2 JP H024484 Y2 JPH024484 Y2 JP H024484Y2 JP 4090783 U JP4090783 U JP 4090783U JP 4090783 U JP4090783 U JP 4090783U JP H024484 Y2 JPH024484 Y2 JP H024484Y2
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antenna
housing
drive
worm wheel
drive cord
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JP4090783U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アンテナ駆動装置の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
伸縮ロツドアンテナに連結されたドライブコー
ドを電動機の正逆転によつてコード送り機構を作
動させることで、繰出しまたは引込み、前記アン
テナを昇降させるアンテナ駆動装置は、従来から
一般に使用されている。また、このようなアンテ
ナ駆動装置として、送り機構から反アンテナ側に
延びたドライブコードをフリードラムに巻くよう
にし、前記送り機構は電動機で駆動されるウオー
ム軸に、このウオーム軸と平行な方向に所定範囲
で移動可能なハウジングに軸支したウオームホイ
ールを噛合させ、このウオームホイールと同軸に
ドライブコード駆動用ホイールを固定し、この駆
動用ホイールの回転でドライブコードを移動させ
るものが先に提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この先行技術のものは、通常12〜13V
の電圧で使用するように設計され、3Kg程度のア
ンテナ押上げ力が得られるようにしているが、例
えば6.5Kg以上の強力な押上げ力を得るものでは、
電動機が強力となり、慣性力も大きくなる。この
ため、電圧が例えば16Vになるなどオーバロード
になると、伸縮ロツドアンテナの引込み時には、
負荷が僅かであるため、スイツチが切れた後、電
動機の慣性力でウオーム軸とウオームホイールと
がロツクされ、繰出し作動ができなくなるという
問題があつた。
本考案は、前述した問題を解決することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案は、アンテ
ナを伸縮させるためのドライブコードと、このド
ライブコードを繰出し引込むコード送り機構と、
この送り機構から反アンテナ側に延びたドライブ
コードが巻かれるフリードラムとを備え、前記送
り機構は、正逆転する電動機で駆動されるウオー
ム軸に、このウオーム軸と平行な方向に所定範囲
内で移動可能なハウジングに軸支したウオームホ
イールを噛合させ、ウオームホイールから回転が
伝達されるドライブコード駆動用ホイールを前記
ウオームホイールと同軸に設けてなるアンテナ駆
動装置において、前記ウオームホイールと前記駆
動用ホイールとを緩衝用スプリングで連結したも
のである。
〔作用〕
上記の構成により、アンテナの引込み時に、引
込み限などでウオーム軸とウオームホイールとが
ロツクされることが防止され、確実な作動がで
き、信頼性の高いアンテナ駆動装置が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。
第1図乃至第4図において、符号1はアンテナ
駆動装置の筐体であり、この筐体1は左、右2部
材1a,1bを接合してある。前記筐体1内には
正逆転する電動機2が固定されていると共に、コ
ード送り機構3が収容されている。このコード送
り機構3は、電動機2の軸2aに嵌着した駆動ギ
ヤ4にウオーム軸5の一端部に嵌着した従動ギヤ
6が噛合され、ウオーム軸5と噛合うウオームホ
イール7がハウジング8に架設した支持軸9に回
動自在に嵌合されている。そしてウオームホイー
ル7のボス部7aにV溝ホイールからなるドライ
ブコード駆動用ホイール10が嵌合され、ウオー
ムホイール7と前記駆動用ホイール10との間
に、これらに一端部と他端部とを固定したコイル
状の緩衝用スプリング11が設けられている。ま
た、駆動用ホイール10とこれに対向して配置し
たピンチローラ12との間にアンテナを昇降する
ためのドライブコード13が挾圧保持されてい
る。そして前記ピンチローラ12はアーム14に
枢着され、このアーム14は一端部がハウジング
8に枢支されると共に他端部が引張ばね15でハ
ウジング8に連繋されており、ピンチローラ12
を駆動用ホイール10側に押付けている。
前記ハウジング8は、ウオーム軸5およびドラ
イブコード13と平行な方向のみに所定範囲で移
動可能に筐体1およびこの筐体1に固定された後
述するベースプレート25に支持されている。こ
のハウジング8の反電動機2側にはベースプレー
ト25と反対側が開口する突出部8aが突設さ
れ、突出部8aのハウジング8移動方向と平行な
対向壁8b,8cの一方が筐体1に固定した支持
部材16の係合部16aに摺動自在に係合されて
いる。このようなハウジング8の突出部8aの対
向壁8b,8cには凹部8d,8eが相対向して
形成されると共に、前記支持部材16にはハウジ
ング8の移動方向と直角方向に一定距離内で摺動
自在に1対の係合子17,18が嵌められてい
る。この係合子17,18間には圧縮ばね19が
介在され、係合子17,18に突設した台形の爪
部17a,18aが前記凹部8d,8eのハウジ
ング8移動方向中央部に設けた台形の係合溝8
f,8gに係合されて、クラツチ機構29が構成
されている。
前記ドライブコード13の一端部は筐体1に固
定されたガイド筒20を経て筐体1外に延び、図
示しない伸縮ロツドアンテナに連結されると共
に、ドライブコード13の他端部は筐体1内に固
定されたガイド21によつて弧状に弯曲され、フ
リードラム22に巻かれている。フリードラム2
2は筐体1に固定されたベースプレート25でハ
ウジング8側と仕切られた筐体1の他側部に収容
されて筐体1に枢支されている。
第5図、第6図に示すように、ハウジング8に
はスイツチ操作子23がフリードラム22側にベ
ースプレート25に開けた窓を介して突設され、
前記操作子23が電動機2の回路に設けた三極ス
イツチ機構24と対応している。このスイツチ機
構24は、ベースプレート25に装着されたもの
で、中央に固定接点板26が固定され、固定接点
板26の両側に可動接点板27,28が配設さ
れ、両可動接点板27,28間に前記操作子23
が挿入されている。そして、ハウジング8の移動
に応じて操作子23が移動することで、可動接点
板27,28の一方が固定接点板26から引離さ
れるようになつている。
次に、以上のように構成されたアンテナ駆動装
置の作動について説明する。アンテナの縮小状態
で、電動機2をスイツチ機構24とは別のスイツ
チの操作によつて正転させると、電動機2の軸2
a、駆動ギヤ4および従動ギヤ6を介してウオー
ム軸5が第7図aの矢印方向に回転し、ウオーム
軸5と噛合うウオームホイール7が比較的大きな
トルクで減速回転する。ウオームホイール7の回
転が緩衝用スプリング11を介して駆動用ホイー
ル10に伝達されて、これがドライブコード13
を繰出す方向に回転し、駆動用ホイール10とピ
ンチローラ12の働きでドライブコード13が筐
体1の外方へ繰出されてアンテナが伸長される。
アンテナが伸長限に達するなどによつて、ドライ
ブコード13に所定以上の負荷がかかると、駆動
用ホイール10と緩衝用スプリング11を介して
連結されているウオームホイール7の回転が拘束
されることで、ハウジング8が第7図aの矢印に
示す反電動機2側に移動する。このハウジング8
の移動に伴つて操作子23も移動し、第5図に示
すように、操作子23が、可動接点板27,28
間の中立位置にあつて、これらが固定接点板26
と接触している状態から、正転回路を形成してい
る可動接点板27をこれの弾性に抗して引離し、
電動機2を停止させる。また、ハウジング8の移
動によつて、ハウジング8の係合溝8f,8gの
傾斜面と係合子17,18の爪部17a,18a
の傾斜面とが滑りながら係合子17,18が圧縮
ばね19を圧縮して引込められるが、前記爪部1
7a,18aが係合溝8f,8gから外れること
はない。そして、電動機2が停止してドライブコ
ード13の負荷がなくなると、圧縮ばね19の復
元力で係合子17,18が突出して、第1図に示
すように爪部17a,18aが係合溝8f,8g
に係合した状態に復帰し、ハウジング8も電動機
2側に復帰するが、電動機2は停止した状態を維
持する。
この状態で電動機2をスイツチ機構24とは別
のスイツチの操作によつて逆転させると、第7図
bに示すようにウオーム軸5が矢印方向に回転
し、駆動用ホイール10とピンチローラ12でド
ライブコード13が引込められてアンテナが縮小
され、アンテナの縮小限などでドライブコード1
3に所定以上の負荷がかかると、ハウジング8が
矢印で示すように電動機2側に移動し、操作子2
3が逆転回路を形成している可動接点板28を固
定接点板26から引離し、電動機2を停止させた
後、前述したアンテナの伸長の場合と同様な復帰
作動が行われる。
そして、本実施例では、電動機2への入力電圧
が過大になつた場合に、アンテナの縮小すなわち
ドライブコード13の引込み時には縮小時に負荷
がほとんどないため、スイツチが切れた後、電動
機2の強大な慣性力で前述した先行例では、ウオ
ーム軸5とウオームホイール7とがロツクされる
ことがあるが、ウオームホイール7と駆動用ホイ
ール10が緩衝用スプリング11で連結されてお
り、このスプリング11の緩衝作用で電動機2の
慣性力によるオーバロードを防ぎ、ウオーム軸5
とウオームホイール7とがロツクされるのを防止
できる。
なお、アンテナの伸長すなわちドライブコード
13の繰出し時には、ドライブコード13が撓む
と共にアンテナロツドの重量負荷が加わつている
ために、電動機2への入力電圧が過多の場合に
も、繰出し速度があまり大きくならず、前記のよ
うなロツクの問題は生じない。
なお、本考案において、クラツチ機構29およ
びスイツチ機構24は、前述した実施例の構成に
限られることなく適宜変更できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のアンテナ駆動装
置は、コード送り機構のウオームホイールとドラ
イブコード駆動用ホイールとを緩衝用スプリング
で連結することで、入力電力が過大となつた引込
み時に、スイツチが切れた後のウオーム軸とウオ
ームホイールとがロツクされることを防止して、
確実な作動ができ、信頼性が高いという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す筐体の一側部
を外し一部を縦断した側面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図は第1図のB−B線部分
断面図、第4図は第1図のC−C線断面図、第5
図は第2図のD−D線部分断面図、第6図はスイ
ツチ機構部の正面説明図、第7図a,bは作用説
明図である。 1……筐体、2……電動機、3……コード送り
機構、4……駆動ギヤ、5……ウオーム軸、6…
…従動ギヤ、7……ウオームホイール、8……ハ
ウジング、9……支持軸、10……ドライブコー
ド駆動用ホイール、11……緩衝用スプリング、
12……ピンチローラ、13……ドライブコー
ド、23……フリードラム、24……スイツチ機
構、29……クラツチ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アンテナを伸縮させるためのドライブコード
    と、このドライブコードを繰出し引込むコード送
    り機構と、この送り機構から反アンテナ側に延び
    たドライブコードが巻かれるフリードラムとを備
    え、前記送り機構は、正逆回転する電動機で駆動
    されるウオーム軸に、このウオーム軸と平行な方
    向に所定範囲内で移動可能なハウジングに軸支し
    たウオームホイールを噛合させ、ウオームホイー
    ルから回転が伝達されるドライブコード駆動用ホ
    イールを前記ウオームホイールと同軸に設けてな
    るアンテナ駆動装置において、 前記ウオームホイールと前記駆動用ホイールと
    を緩衝用スプリングで連結したことを特徴とする
    アンテナ駆動装置。
JP4090783U 1983-03-22 1983-03-22 アンテナ駆動装置 Granted JPS59147302U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4090783U JPS59147302U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 アンテナ駆動装置

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JP4090783U JPS59147302U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 アンテナ駆動装置

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JPS59147302U JPS59147302U (ja) 1984-10-02
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JP4090783U Granted JPS59147302U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 アンテナ駆動装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641365Y2 (ja) * 1988-03-31 1994-10-26 日本アンテナ株式会社 自動アンテナ伸縮操作装置における回転力伝達系クラッチ機構

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Publication number Publication date
JPS59147302U (ja) 1984-10-02

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