JPH0244819Y2 - - Google Patents
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- JPH0244819Y2 JPH0244819Y2 JP10134186U JP10134186U JPH0244819Y2 JP H0244819 Y2 JPH0244819 Y2 JP H0244819Y2 JP 10134186 U JP10134186 U JP 10134186U JP 10134186 U JP10134186 U JP 10134186U JP H0244819 Y2 JPH0244819 Y2 JP H0244819Y2
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- JP
- Japan
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- range hood
- flap
- filter
- permanent magnet
- long
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、調理用ガスレンジの上方に配設され
て排煙を行うレンジフードに装着して使用される
使い捨てタイプのレンジフード用フイルターに関
する。
て排煙を行うレンジフードに装着して使用される
使い捨てタイプのレンジフード用フイルターに関
する。
(従来の技術)
近年、飲食店の厨房はもとより一般家庭の台所
においても、調理時に発生する油煙や臭気等を排
出するために、回転排気フアンを備えたレンジフ
ードが広く採用されている。
においても、調理時に発生する油煙や臭気等を排
出するために、回転排気フアンを備えたレンジフ
ードが広く採用されている。
ところで、この種のレンジフードは例えば第1
3図に示すように、該フードのハウジング16に
回転排気フアン(図示せず)を内蔵すると共に、
該ハウジング16の下面に、前記排気フアンが臨
む吸気口11cをガスレンジに向つて開口してあ
り、該吸気口11cには、ガード用金網・特殊フ
イルター・グリスフイルター等の部材17が、該
吸気口11cを囲む開口周壁11aを覆う状態で
張設され、該金網等の部材17を介して排気され
るようになつている。
3図に示すように、該フードのハウジング16に
回転排気フアン(図示せず)を内蔵すると共に、
該ハウジング16の下面に、前記排気フアンが臨
む吸気口11cをガスレンジに向つて開口してあ
り、該吸気口11cには、ガード用金網・特殊フ
イルター・グリスフイルター等の部材17が、該
吸気口11cを囲む開口周壁11aを覆う状態で
張設され、該金網等の部材17を介して排気され
るようになつている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、ガスレンジは頻繁に使用される
ものであるため、上記した金網等の部材17や開
口周壁11a並びに排気フアン等が油煙によつて
早期に汚損し、放置しておくと付着し凝固した油
が滴状となつてガスレンジ上に落下するという不
衛生な事態にまで発展する。
ものであるため、上記した金網等の部材17や開
口周壁11a並びに排気フアン等が油煙によつて
早期に汚損し、放置しておくと付着し凝固した油
が滴状となつてガスレンジ上に落下するという不
衛生な事態にまで発展する。
このため、近年、例えば箱状に組立てられた交
換可能なフイルターが提案されてはいるが、レン
ジフードには業界内で俗に浅型・深型と称される
形式に分類されたものなど、多種多様な型式があ
り、これらの多種の形式毎のすべてに充分対応で
きる交換可能なフイルターがなく、特に深型のレ
ンジフードにおいては、これらが共用できるフイ
ルターが全く存在しなかつた。それ故、各種形式
のそれぞれに対応するフイルターを製作すること
も不可能に近く、かつ価格の点でも割高となり、
また、交換作業も煩雑となるなどの問題点があつ
た。
換可能なフイルターが提案されてはいるが、レン
ジフードには業界内で俗に浅型・深型と称される
形式に分類されたものなど、多種多様な型式があ
り、これらの多種の形式毎のすべてに充分対応で
きる交換可能なフイルターがなく、特に深型のレ
ンジフードにおいては、これらが共用できるフイ
ルターが全く存在しなかつた。それ故、各種形式
のそれぞれに対応するフイルターを製作すること
も不可能に近く、かつ価格の点でも割高となり、
また、交換作業も煩雑となるなどの問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、レンジフードへの着脱が容易にして
数種の型式のレンジフードにも適用できる使い捨
てタイプのレンジフード用フイルターを提供する
ものであつて、フイルター面を形成したアルミニ
ウムシートからなるレンジフード用フイルターで
あつて、その外周枠部に表面に永久磁石片を取付
けたフラツプを表裏方向に折曲げ自在に設けてな
ることを特徴とするものである。
数種の型式のレンジフードにも適用できる使い捨
てタイプのレンジフード用フイルターを提供する
ものであつて、フイルター面を形成したアルミニ
ウムシートからなるレンジフード用フイルターで
あつて、その外周枠部に表面に永久磁石片を取付
けたフラツプを表裏方向に折曲げ自在に設けてな
ることを特徴とするものである。
(作用)
本考案は上記構成により、レンジフードの開口
部の寸法・形状に対応させてフラツプを適宜内外
いずれかの方向に折曲げ、あるいは展開形状のま
まで該開口部に沿わせて、その周壁の内外いずれ
かの面または天井壁に永久磁石片を介して吸着さ
せることにより、該開口部に取り付けることがで
き、この取付状態において、レンジフードに吸引
される油煙等はフイルター面に濾過され、前記開
口部の周壁や金網等の部材あるいは排気フアン等
の汚れを効果的に防止することができるものであ
る。
部の寸法・形状に対応させてフラツプを適宜内外
いずれかの方向に折曲げ、あるいは展開形状のま
まで該開口部に沿わせて、その周壁の内外いずれ
かの面または天井壁に永久磁石片を介して吸着さ
せることにより、該開口部に取り付けることがで
き、この取付状態において、レンジフードに吸引
される油煙等はフイルター面に濾過され、前記開
口部の周壁や金網等の部材あるいは排気フアン等
の汚れを効果的に防止することができるものであ
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示して
おり、これらの図に示されているレンジフード用
フイルターAは、縦寸法及び横寸法がそれぞれ27
cm×32cmの方形の枠部1に、例えば目付けの小さ
い繊維ウエブによつて形成されたフイルター部材
が装着されてフイルター面2が形成されている。
3…は該枠部1の開放部に残存せしめた補強桟で
あつて、これらの補強桟3…は枠部1を斜めの2
方向に横切つて中央の2箇所でX字状に交差する
状態で配設されている。この枠部1の一方の対向
辺の外側には、それぞれ幅寸法が約3cmの短フラ
ツプ4,4が延設されており、各短フラツプ4に
は1条の折曲線lが形成されている。また、該枠
部1の他方の対向辺の外側にはそれぞれ幅寸法が
約8cmの長フラツプ5,5が延設されており、各
長フラツプ5には3条の折目線L1,L2,L3が形
成されていて、長短両フラツプ5,4の端縁はそ
れぞれ縁巻き6,6されている。そして、各フラ
ツプ4,5内面の適所にはそれぞれ1対ずつの永
久磁石片7,8が配設されている。上記構成のフ
イルターAは全体として長方形状をなしていて、
フイルター面2を除く各部は1枚のアルミニウム
シートによつて構成されている。尚、折曲線l及
び折目線L1,L2,L3は第2図及び第3図に示す
断面形状からも明らかなように、表面側と裏面側
とのいずれの側にも折り曲げられるように表裏に
それぞれ近接して2条の折り曲げ用の凹溝9,1
0が形成されている。
おり、これらの図に示されているレンジフード用
フイルターAは、縦寸法及び横寸法がそれぞれ27
cm×32cmの方形の枠部1に、例えば目付けの小さ
い繊維ウエブによつて形成されたフイルター部材
が装着されてフイルター面2が形成されている。
3…は該枠部1の開放部に残存せしめた補強桟で
あつて、これらの補強桟3…は枠部1を斜めの2
方向に横切つて中央の2箇所でX字状に交差する
状態で配設されている。この枠部1の一方の対向
辺の外側には、それぞれ幅寸法が約3cmの短フラ
ツプ4,4が延設されており、各短フラツプ4に
は1条の折曲線lが形成されている。また、該枠
部1の他方の対向辺の外側にはそれぞれ幅寸法が
約8cmの長フラツプ5,5が延設されており、各
長フラツプ5には3条の折目線L1,L2,L3が形
成されていて、長短両フラツプ5,4の端縁はそ
れぞれ縁巻き6,6されている。そして、各フラ
ツプ4,5内面の適所にはそれぞれ1対ずつの永
久磁石片7,8が配設されている。上記構成のフ
イルターAは全体として長方形状をなしていて、
フイルター面2を除く各部は1枚のアルミニウム
シートによつて構成されている。尚、折曲線l及
び折目線L1,L2,L3は第2図及び第3図に示す
断面形状からも明らかなように、表面側と裏面側
とのいずれの側にも折り曲げられるように表裏に
それぞれ近接して2条の折り曲げ用の凹溝9,1
0が形成されている。
次に、上記した本考案の第1実施例に係るレン
ジフード用フイルターの使用要領について説明す
ると、例えば第4図に略示しているような比較的
小型で(浅型)のレンジフードR1の場合には、
長短各フラツプ5,4をそれぞれ折曲線l及び第
1折目線L1から上方に折り曲げると共に、両長
フラツプ5,5を更に第3折目線L3から外側に
折り曲げ、永久磁石片7をレンジフードR1の開
口周壁11aに、そして永久磁石片8を上面周壁
11bに吸着して取り付けるとよい。
ジフード用フイルターの使用要領について説明す
ると、例えば第4図に略示しているような比較的
小型で(浅型)のレンジフードR1の場合には、
長短各フラツプ5,4をそれぞれ折曲線l及び第
1折目線L1から上方に折り曲げると共に、両長
フラツプ5,5を更に第3折目線L3から外側に
折り曲げ、永久磁石片7をレンジフードR1の開
口周壁11aに、そして永久磁石片8を上面周壁
11bに吸着して取り付けるとよい。
また、第5図に略示したような開口周壁11a
のやや大きいレンジフードR2の場合には、長フ
ラツプ5の第1、第2折目線L1,L2は折り曲げ
ず、第3折目線L3から外側のフラツプ部分を折
り曲げて、前記開口周壁11aに永久磁石片7,
8を吸着して取り付けるとよい。
のやや大きいレンジフードR2の場合には、長フ
ラツプ5の第1、第2折目線L1,L2は折り曲げ
ず、第3折目線L3から外側のフラツプ部分を折
り曲げて、前記開口周壁11aに永久磁石片7,
8を吸着して取り付けるとよい。
更に、第6図に略示したような吸気口11cと
これを囲繞する上面周壁11bとが面一状をなす
大型のレンジフードR3の場合には、いずれの折
曲線l、折目線L1,L2,L3も折り曲げずに展開
状態のままで使用するとよい。
これを囲繞する上面周壁11bとが面一状をなす
大型のレンジフードR3の場合には、いずれの折
曲線l、折目線L1,L2,L3も折り曲げずに展開
状態のままで使用するとよい。
更にまた、第7図に示すような俗に深型と称さ
れるレンジフードR4で吸気口11cが可成り大
きく、1枚のフイルターで不足する場合には、第
8図に示すように、該フイルターAを2枚使用
し、長短各フラツプ5,4の折り曲げ方向は前記
第4図または第5図において説明した方向とは反
対側方向、つまり各永久磁石片7,8が各フラツ
プ4,5の外側面に位置するように順次折り曲げ
る。即ち、長フラツプ5,5及び外側一方の短フ
ラツプ4,4を前述した反対側方向に折り曲げ、
内側に位置した短フラツプ4,4を重ね合わせ、
適度な大きさとなしたのちレンジフードR4の吸
気口内周壁に取り付けるようになすとよい。尚、
吸気口11cの大きさによつては折目線L1,L2,
L3のいずれかを適宜選択して折り曲げ、該吸気
口11cの寸法に適うように寸法調整すればよ
く、また幅方向においては2枚を重ね合わせた部
分でスライド調整するようになすとよい。尚、深
型のレンジフードにおいても必ずしも2枚合わせ
のものでなく、1枚で充分足りるものもあるが、
その取付要領は前記と同様である。
れるレンジフードR4で吸気口11cが可成り大
きく、1枚のフイルターで不足する場合には、第
8図に示すように、該フイルターAを2枚使用
し、長短各フラツプ5,4の折り曲げ方向は前記
第4図または第5図において説明した方向とは反
対側方向、つまり各永久磁石片7,8が各フラツ
プ4,5の外側面に位置するように順次折り曲げ
る。即ち、長フラツプ5,5及び外側一方の短フ
ラツプ4,4を前述した反対側方向に折り曲げ、
内側に位置した短フラツプ4,4を重ね合わせ、
適度な大きさとなしたのちレンジフードR4の吸
気口内周壁に取り付けるようになすとよい。尚、
吸気口11cの大きさによつては折目線L1,L2,
L3のいずれかを適宜選択して折り曲げ、該吸気
口11cの寸法に適うように寸法調整すればよ
く、また幅方向においては2枚を重ね合わせた部
分でスライド調整するようになすとよい。尚、深
型のレンジフードにおいても必ずしも2枚合わせ
のものでなく、1枚で充分足りるものもあるが、
その取付要領は前記と同様である。
第9図は本考案の第2実施例を示すものであつ
て、この実施例のレンジフード用フイルターB
は、30cm×31cmの方形の枠部1aの一方の対向辺
の一片側辺の外側に短フラツプ4aが延設される
と共に、この短フラツプ4aに前記片側辺に沿う
第1折曲線la1と、幅方向中間に配設された第2
折曲線la2とが形成され、また、他方の対向辺の
外側にはそれぞれ長フラツプ5a,5aが延設さ
れると共に、各長フラツプ5aにそれぞれ前記各
辺に沿う第1折目線La1及び幅方向中間に配設さ
れ第1折目線La1より短い第2及び第3折目線
La2,La3が形成されており、更に第1、第2折
目線La1,La2間の長フラツプ部分51aには1
対の細長い窓12,12が設けられ、これらの窓
12にフイルター部材2aを張設したもので、そ
の他の構成は前記第1実施例と同じであつて、符
号及びその説明を省略する。
て、この実施例のレンジフード用フイルターB
は、30cm×31cmの方形の枠部1aの一方の対向辺
の一片側辺の外側に短フラツプ4aが延設される
と共に、この短フラツプ4aに前記片側辺に沿う
第1折曲線la1と、幅方向中間に配設された第2
折曲線la2とが形成され、また、他方の対向辺の
外側にはそれぞれ長フラツプ5a,5aが延設さ
れると共に、各長フラツプ5aにそれぞれ前記各
辺に沿う第1折目線La1及び幅方向中間に配設さ
れ第1折目線La1より短い第2及び第3折目線
La2,La3が形成されており、更に第1、第2折
目線La1,La2間の長フラツプ部分51aには1
対の細長い窓12,12が設けられ、これらの窓
12にフイルター部材2aを張設したもので、そ
の他の構成は前記第1実施例と同じであつて、符
号及びその説明を省略する。
上記構成の第2実施例のレンジフード用フイル
ターBは、前記第7図において説明したような深
型のレンジフードに適用して好適なものであつ
て、2枚を重ね合わせて使用するときは、短フラ
ツプ4aが設けられていない辺どうしを互いに沿
接させ、或は重合させるようにするとよい。尚、
その他の使用要領は前記第1実施例で示した場合
とほぼ同様であり、その説明を省略する。また、
このフイルターBは前記第4図〜第6図に示した
浅型のレンジフードにも使用が可能である。
ターBは、前記第7図において説明したような深
型のレンジフードに適用して好適なものであつ
て、2枚を重ね合わせて使用するときは、短フラ
ツプ4aが設けられていない辺どうしを互いに沿
接させ、或は重合させるようにするとよい。尚、
その他の使用要領は前記第1実施例で示した場合
とほぼ同様であり、その説明を省略する。また、
このフイルターBは前記第4図〜第6図に示した
浅型のレンジフードにも使用が可能である。
第10図〜第12図は本考案の第3実施例を示
すものであつて、この実施例のレンジフード用フ
イルターCは、約30cm×40cmの方形の枠部1bの
一方の対向辺の外側にはそれぞれ幅寸法が約4cm
の短フラツプ4b,4bが延設されると共に、各
短フラツプ4bには前記各辺に沿う1条の折曲線
lbが形成されており、また、他方の対向辺の外側
にはそれぞれ幅寸法が約8cmの長フラツプ5b,
5bが延設されると共に、各長フラツプ5bには
前記各辺に沿う第1折目線Lb1と、幅方向中間に
配設され、かつ第1折目線Lb1より短い第2折目
線Lb2が形成されていて、長短各フラツプ5b,
4bには所定ピツチで配設された複数の補強リブ
13…が設けられている。前記長フラツプ5bは
第2折目線Lb2より外側の第2フラツプ部分52
bが、該第2折目線Lb2より内側の第1フラツプ
部分51bのほぼ半分の長さに形成され、これに
よつて該第2フラツプ部分52bの両側方にレン
ジフード側に装備された例えばスイツチ類等の凸
部(図示せず)を回避するための空間S,Sが形
成されることになる。また、両第2フラツプ部分
52b,52bにはそれぞれ凹入部14,14が
設けられて、各凹入部14に永久磁石片8bが接
着剤や両面接着テープ等により固定されている。
尚、前記折曲線lb及び第1折目線Lb1は第11図
及び第12図に示す断面形状からも明らかなよう
に、同方向に折り曲げるための凹溝9bを形成し
てあり、また、第2折目線Lb2はその反対方向に
折り曲げるため凹溝10bが形成してある。ま
た、前記枠部1bの開放部に残存せしめた各補強
桟3b…は枠部1bの直交する各辺と平行な2方
向に該枠部1bを横切る状態で配設されている。
尚、その他の構成は前記第1実施例と同じであつ
て、符号及びその説明を省略する。
すものであつて、この実施例のレンジフード用フ
イルターCは、約30cm×40cmの方形の枠部1bの
一方の対向辺の外側にはそれぞれ幅寸法が約4cm
の短フラツプ4b,4bが延設されると共に、各
短フラツプ4bには前記各辺に沿う1条の折曲線
lbが形成されており、また、他方の対向辺の外側
にはそれぞれ幅寸法が約8cmの長フラツプ5b,
5bが延設されると共に、各長フラツプ5bには
前記各辺に沿う第1折目線Lb1と、幅方向中間に
配設され、かつ第1折目線Lb1より短い第2折目
線Lb2が形成されていて、長短各フラツプ5b,
4bには所定ピツチで配設された複数の補強リブ
13…が設けられている。前記長フラツプ5bは
第2折目線Lb2より外側の第2フラツプ部分52
bが、該第2折目線Lb2より内側の第1フラツプ
部分51bのほぼ半分の長さに形成され、これに
よつて該第2フラツプ部分52bの両側方にレン
ジフード側に装備された例えばスイツチ類等の凸
部(図示せず)を回避するための空間S,Sが形
成されることになる。また、両第2フラツプ部分
52b,52bにはそれぞれ凹入部14,14が
設けられて、各凹入部14に永久磁石片8bが接
着剤や両面接着テープ等により固定されている。
尚、前記折曲線lb及び第1折目線Lb1は第11図
及び第12図に示す断面形状からも明らかなよう
に、同方向に折り曲げるための凹溝9bを形成し
てあり、また、第2折目線Lb2はその反対方向に
折り曲げるため凹溝10bが形成してある。ま
た、前記枠部1bの開放部に残存せしめた各補強
桟3b…は枠部1bの直交する各辺と平行な2方
向に該枠部1bを横切る状態で配設されている。
尚、その他の構成は前記第1実施例と同じであつ
て、符号及びその説明を省略する。
上記構成の第3実施例のレンジフード用フイル
ターCは、浅型のレンジフードに適用して好適な
ものであつて、その使用要領について説明する
と、例えば第13図に略示しているような比較的
小型で浅型のレンジフードR5の場合には、長短
各フラツプ5b,4bをそれぞれ折曲線lb、第1
折目線Lb1から上方に折り曲げ、前記各第2フラ
ツプ部分52bの永久磁石片8bをそれぞれレン
ジフードR5の開口周壁11aに吸着して取り付
けるとよい。この場合に、該開口周壁11aにス
イツチ類等の凸部(図示せず)が存在するもので
あつても、該凸部は前記空間Sに位置することに
なるため、差し支えなく取り付けられるのであ
る。
ターCは、浅型のレンジフードに適用して好適な
ものであつて、その使用要領について説明する
と、例えば第13図に略示しているような比較的
小型で浅型のレンジフードR5の場合には、長短
各フラツプ5b,4bをそれぞれ折曲線lb、第1
折目線Lb1から上方に折り曲げ、前記各第2フラ
ツプ部分52bの永久磁石片8bをそれぞれレン
ジフードR5の開口周壁11aに吸着して取り付
けるとよい。この場合に、該開口周壁11aにス
イツチ類等の凸部(図示せず)が存在するもので
あつても、該凸部は前記空間Sに位置することに
なるため、差し支えなく取り付けられるのであ
る。
また、第14図に略示したような大型のレンジ
フードR6の場合には、前記第13図に示すもの
と同様に、短フラツプ4bの折曲線lb及長フラツ
プ5bの第1折目線Lb1を折り曲げた後、長フラ
ツプ5bを更に第2折目線Lb2で第1折目線Lb1
とは反対方向に折り曲げ、永久磁石片8bをレン
ジフードR6の平担な上壁面11bに吸着して取
り付けるようにするとよい。この場合に、レンジ
フードR6の開口周壁11aには、短フラツプ4
bと長フラツプ5bの第1フラツプ部分51bが
沿接し、第2フラツプ部分52bが前記上壁面1
1bに沿うのである。
フードR6の場合には、前記第13図に示すもの
と同様に、短フラツプ4bの折曲線lb及長フラツ
プ5bの第1折目線Lb1を折り曲げた後、長フラ
ツプ5bを更に第2折目線Lb2で第1折目線Lb1
とは反対方向に折り曲げ、永久磁石片8bをレン
ジフードR6の平担な上壁面11bに吸着して取
り付けるようにするとよい。この場合に、レンジ
フードR6の開口周壁11aには、短フラツプ4
bと長フラツプ5bの第1フラツプ部分51bが
沿接し、第2フラツプ部分52bが前記上壁面1
1bに沿うのである。
尚、このフイルターCは前記第7図に示したよ
うな深型のレンジフードにもその型式によつては
使用が可能である。
うな深型のレンジフードにもその型式によつては
使用が可能である。
(考案の効果)
このように本考案によるレンジフード用フイル
ターは、フイルター面を形成したアルミニウムシ
ートからなるレンジフード用フイルターであつ
て、その外周枠部に表面に永久磁石片を取付けた
フラツプを表裏方向に折曲げ自在に設けてなるも
のであるから、永久磁石片によつて簡単にレンジ
フードに装着することができると共に、各フラツ
プを任意に表裏方向に折曲げ、あるいは展開状態
のままで使用することによつて、型式及び大きさ
や形状の異なる多種多様なレンジフードにも無理
なく対応して使用することができる。
ターは、フイルター面を形成したアルミニウムシ
ートからなるレンジフード用フイルターであつ
て、その外周枠部に表面に永久磁石片を取付けた
フラツプを表裏方向に折曲げ自在に設けてなるも
のであるから、永久磁石片によつて簡単にレンジ
フードに装着することができると共に、各フラツ
プを任意に表裏方向に折曲げ、あるいは展開状態
のままで使用することによつて、型式及び大きさ
や形状の異なる多種多様なレンジフードにも無理
なく対応して使用することができる。
即ち、任意に選択したフラツプを表向きに折曲
げることにより、永久磁石片をレンジフード周壁
外面に吸着させて、該フラツプでレンジフード周
壁を外面から被覆する形で装着でき、また、該フ
ラツプを裏向きに折曲げることにより、永久磁石
片をレンジフード周壁内面に吸着させて、該フラ
ツプをレンジフード周壁内面に嵌入する形で装着
することができるので、製造元の相違により同じ
型式に属するものでありながらやや寸法が異なる
ものにも無理なく取付けることができる。しか
も、浅型・深型という形状が大きく相違する機種
のものにも共通して適用できる。
げることにより、永久磁石片をレンジフード周壁
外面に吸着させて、該フラツプでレンジフード周
壁を外面から被覆する形で装着でき、また、該フ
ラツプを裏向きに折曲げることにより、永久磁石
片をレンジフード周壁内面に吸着させて、該フラ
ツプをレンジフード周壁内面に嵌入する形で装着
することができるので、製造元の相違により同じ
型式に属するものでありながらやや寸法が異なる
ものにも無理なく取付けることができる。しか
も、浅型・深型という形状が大きく相違する機種
のものにも共通して適用できる。
したがつて、特定の限られた型式に対応するよ
うに作成された従来のレンジフード用フイルター
と比較して、金型の種類も少なくて済むため、製
造コストを著しく低減できる。また、着脱が容易
であるため、使い捨て用のレンジフードフイルタ
ーとして頗る好都合であるといつた実用上大なる
効果を奏するものとなつた。
うに作成された従来のレンジフード用フイルター
と比較して、金型の種類も少なくて済むため、製
造コストを著しく低減できる。また、着脱が容易
であるため、使い捨て用のレンジフードフイルタ
ーとして頗る好都合であるといつた実用上大なる
効果を奏するものとなつた。
第1図は本考案の第1実施例を示す平面図、第
2図及び第3図は第1図の−線及び−線
のそれぞれ断面図、第4図〜第8図はそれぞれ型
式や大きさの異なるレンジフードへの第1実施例
の適用形態を示す簡略図、第9図は本考案の第2
実施例を示す平面図、第10図は本考案の第3実
施例を示す平面図、第11図及び第12図は第1
0図のXI−XI線及びXII−XII線のそれぞれ断面図、
第13図及び第14図はそれぞれ大きさの異なる
レンジフードへの第3実施例の適用形態を示す簡
略図、第15図はレンジフードの一例を示した斜
視図である。 1,1a,1b…外周枠部、2…フイルター
面、4,4a,4b…短フラツプ、5,5a,5
b…長フラツプ、7,8,8b…永久磁石片、
l,la1,la2,lb…折曲線、L1,L2,L3,La1,
La2,La3,Lb1,Lb2…折目線、A,B,C…レ
ンジフード用フイルター。
2図及び第3図は第1図の−線及び−線
のそれぞれ断面図、第4図〜第8図はそれぞれ型
式や大きさの異なるレンジフードへの第1実施例
の適用形態を示す簡略図、第9図は本考案の第2
実施例を示す平面図、第10図は本考案の第3実
施例を示す平面図、第11図及び第12図は第1
0図のXI−XI線及びXII−XII線のそれぞれ断面図、
第13図及び第14図はそれぞれ大きさの異なる
レンジフードへの第3実施例の適用形態を示す簡
略図、第15図はレンジフードの一例を示した斜
視図である。 1,1a,1b…外周枠部、2…フイルター
面、4,4a,4b…短フラツプ、5,5a,5
b…長フラツプ、7,8,8b…永久磁石片、
l,la1,la2,lb…折曲線、L1,L2,L3,La1,
La2,La3,Lb1,Lb2…折目線、A,B,C…レ
ンジフード用フイルター。
Claims (1)
- フイルター面を形成したアルミニウムシートか
らなるレンジフード用フイルターであつて、その
外周枠部に表面に永久磁石片を取付けたフラツプ
を表裏方向に折曲げ自在に設けてなるレンジフー
ド用フイルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134186U JPH0244819Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1986-06-30 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19209685 | 1985-12-12 | ||
JP10134186U JPH0244819Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1986-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160629U JPS62160629U (ja) | 1987-10-13 |
JPH0244819Y2 true JPH0244819Y2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=33455044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10134186U Expired JPH0244819Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1986-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244819Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6983535B2 (ja) * | 2017-05-08 | 2021-12-17 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 換気扇カバー |
JP7186522B2 (ja) * | 2018-06-15 | 2022-12-09 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 換気扇カバー |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP10134186U patent/JPH0244819Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62160629U (ja) | 1987-10-13 |
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