JPH0244685B2 - Shindoshikienshinseikeiyoseikeiki - Google Patents

Shindoshikienshinseikeiyoseikeiki

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JPH0244685B2
JPH0244685B2 JP174885A JP174885A JPH0244685B2 JP H0244685 B2 JPH0244685 B2 JP H0244685B2 JP 174885 A JP174885 A JP 174885A JP 174885 A JP174885 A JP 174885A JP H0244685 B2 JPH0244685 B2 JP H0244685B2
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JP
Japan
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vibration
shaft
vibrator
concrete
formwork
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP174885A
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English (en)
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JPS61160207A (ja
Inventor
Takeshi Hiraoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiraoka Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Hiraoka Metal Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、遠心成形コンクリート製品を製造
するために使用する振動式遠心成形用成形機に関
するものである。
<従来の技術> 遠心力成形コンクリート製品を製造する際、回
転する型枠と、型枠内のコンクリートに積極的に
振動を加えると、成形時間を短縮することが可能
であることや、ソケツト付パイプにおいては、従
来成形が困難であつたソケツト部へのコンクリー
トの充填を充分に行なうことができ、良い結果が
得られることは、例えば特公昭59−10882号や特
公昭53−8066号等で明らかにされている。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、上記のような従来の成形方法や装置
は、振動を与えることだけが目的であつたり、振
動によりコンクリートに与えるエネルギー中、そ
の構成要素の中の振動数を可変とするだけのもの
であり、コンクリートに与えるべき振動の性質に
ついて言及するものはなかつた。
即ち、この発明の発明者は振動式遠心成形の各
種実験を行なつた結果、遠心成形において、強度
的に良好な製品を得るには、成形中に与えるべき
振動の性質が、低速、中速、高速時のそれぞれの
回転数とコンクリートの状態に合せた振動数及び
振幅を必要とすることがわかつた。
また、コンクリートのような不完全流体の締め
固めには、衝撃力をもつた振動が効果的であるこ
とも知ることができた。
しかし、従来の成形方法や装置は、前記のよう
に、コンクリートの回転速度に応じた振動数や振
幅を得ることができないため、強度的に優れたコ
ンクリート製品の製造が不可能であつた。
この発明は、上記のようなな問題点を解決する
ためになされたものであり、遠心成形時のコンク
リートに対し、回転数に応じた最適の振動を付与
することができる振動式遠心成形用成形機を提供
することをを目的とする。
<発明が解決しようとする問題点> 上記のような問題点を解決するため、この発明
は、フレーム上に平行配置した駆動軸と振動軸に
型枠を支持するホイルを取付け、前記振動軸をフ
レームに上下揺動が自在となるよう枢支した揺動
軸受で支持し、前記揺動軸受を受けるようフレー
ム間に架設した受撃板に振動数が可変となる振動
機を取付け、この振動機を駆動軸と振動軸の並列
方向に位置調整自在としたものである。
<作用> 駆動軸と振動軸のホイルで型枠を支持し、コン
クリートが投入された型枠を駆動軸の回転によつ
て回転させる。
型枠の回転時に振動機を起振させると、受撃板
を介して揺動軸受に振動が伝わり、揺動軸受はフ
レームへの枢軸を中心に揺動し、先端部で支持し
た振動軸に上下の振動を与える。
回転する型枠は、振動軸の上下動によつて振動
すると共に、揺動軸受のフレーム側への衝突によ
り衝撃力も同時に与えられる。
振動機は電気的な制御により、型枠回転数に応
じた振動数に設定すると共に、その位置を選ぶこ
とにより振幅を自由に変化させることができる。
<実施例> 以下、この発明の実施例を添附図面にもとづい
て説明する。
図示のように、フレーム1上に水平の駆動軸2
と振動軸3が、型枠Aを支持し得る間隔を設けて
平行状態に配置され、駆動軸2と振動軸3の各々
両端部に型枠Aを受けるホイル4が固定されてい
る。
上記駆動軸2は、フレーム1上に固定した軸受
5によつて両端が支持され、プーリとベルトを介
してモータ6で駆動される。
前記振動軸3の両端は、フレーム1上に固定し
たベース7上の揺動軸受8によつて、回動と上下
の揺動が自在となるように支持されている。
揺動軸受8は、ベース7上に立設した蝶番台9
に揺動アーム10を枢軸11で上下に揺動するよ
う取付け、揺動アーム10の先端で支持した振動
軸3が枢軸11を中心として揺動するように形成
されている。
前記両端ベース7の上面間に配置された受撃板
12は両端がベース7の上面で支持され、この受
撃板12上に前記揺動軸受8の揺動アーム10が
載置固定されている。
受撃板12の下面中央部に振動機13が駆動軸
2と振動軸3の並列方向に位置調節が自在となる
よう取付けられ、振動機13の起振が受撃板12
を介し揺動アーム10に伝達されるようになつて
いる。
上記振動機13は図示詳細を省略したが、周波
数変換等の手段により電動モータの回転数を変化
させ、発生する振動数を可変とすることができる
ようになつている。
また、振動機13の位置調整は、受撃板12の
下面に設けたスライドガイド14で振動機13を
支持し、振動機13に連結したねじ軸15を回転
操作することにより、振動機13を移動させ、枢
軸11を支点として振動軸13の枢軸まわりに発
生する振動の振幅を変化させることができるよう
になつている。
この発明の成形機は上記のような構成であり、
駆動軸2と振動軸3のホイル4でコンクリート投
入後の型枠Aを支持し、駆動軸2のモータ6を起
動して型枠Aを低速回転させるとき、振動機13
を第1図矢印aの方向に移動させ、同図から見て
振動機13を枢軸11から離れた位置にセツトす
ると共に、振動機13のモータ回転数を低くす
る。
このようににすると、振動軸3は大きな振幅で
しかも低い振動数で振動する。
低速時にコンクリートに与える振動の性質は、
このような振動が望ましく、コンクリート中に混
在する比較的大きい粗骨材を移動させ、コンクリ
ート中で粗骨材が移動しにくい安定状態を短時間
の内に作ることができる。
中速運転は、主に砂とか細骨材を安定な状態に
するために用いられる。
このときは、振動機13を第1図矢印b方向へ
少し移動させ、低速時より幾分早い回転数で振動
機を運転する。
次に高速回転時には、振動機13を第1図矢印
b方向の端部に移動させ、早い回転で運転する。
高速運転は、混練時の水とセメント比を例えば50
を26〜27程度にまで下げるための回転であり、高
振動数、小振幅の振動を与えることにより、水分
のしぼり出しの促進と、セメント分の安着を促す
ものである。
上記のような各振動時において、受撃板12は
ベース7に対してハンマーリングするため、振動
軸3に発生する振動の波形は第3図の如くなり、
コンクリートに与える衝撃効果を助長することに
なる。
<効果> 以上のように、この発明によると、振動軸を揺
動軸受で上下揺動自在に支持し、揺動軸受と受撃
板を介して振動軸に振動を与える振動機を、振動
数が可変で、しかも駆動軸と振動軸の並列方向に
位置調整自在としたもので、コンクリートに対
し、回転数に最適の振動数と振幅を与えることが
でき、しかも衝撃力をもつた振動を付加できるの
で、強度の優れた遠心成形コンクリート製品を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る成形機の正面図、第
2図は同側面図、第3図は衝撃の波形を示す説明
図である。 1……フレーム、2……駆動軸、3……振動
軸、4……ホイル、7……ベース、8……振動軸
受、10……揺動アーム、11……枢軸、12…
…受撃板、13……振動機、14……ガイド、1
5……ねじ軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クレーム上に平行配置した駆動軸と振動軸に
    型枠を支持するホイルを取付け、前記振動軸をフ
    レームに上下揺動が自在となるように枢止した揺
    動軸受で支持し、前記揺動軸受を受けるようフレ
    ーム間に架設した受撃板に振動数が可変となる振
    動機を取付け、この振動機を駆動軸と振動軸の並
    列方向に位置調整自在とした振動式遠心成形用成
    形機。
JP174885A 1985-01-09 1985-01-09 Shindoshikienshinseikeiyoseikeiki Expired - Lifetime JPH0244685B2 (ja)

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JPS61160207A JPS61160207A (ja) 1986-07-19
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JPH02121206U (ja) * 1989-03-13 1990-10-02
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JPS61160207A (ja) 1986-07-19

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