JPH024464Y2 - - Google Patents

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JPH024464Y2
JPH024464Y2 JP1986021364U JP2136486U JPH024464Y2 JP H024464 Y2 JPH024464 Y2 JP H024464Y2 JP 1986021364 U JP1986021364 U JP 1986021364U JP 2136486 U JP2136486 U JP 2136486U JP H024464 Y2 JPH024464 Y2 JP H024464Y2
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contact
spring
plug
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insulating body
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JP1986021364U
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば携帯用のラジオ、テープレコ
ーダ等のイヤホンジヤツク等として利用すること
ができるコネクタソケツトに関する。
「従来技術」 第9図に従来のコネクタソケツトの一例を示
す。図中100はコネクタソケツト、200はプ
ラグを示す。コネクタソケツト100は絶縁ボデ
イ101と、この絶縁ボデイ101の内部にホツ
ト側接片102とアース側接片103とが装着さ
れる。
アース側接片103には例えば先端側に接点1
04が設けられ、この接点104をホツト側接片
102と一体に形成された突片105に接触さ
せ、プラグ200を挿入しない状態ではホツト側
接片102をアースに落し、雑音等の混入を阻止
する構造とし、プラグの挿入によりその接触を解
放し、アースから切離すようにしている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来はホツト側接片102をアースに落す手段
としてアース側接片103に接点104を設け、
アース側接片103をプラグ200のアース側導
体201によつて可動させ接点104の切離を行
なつている。この従来の構造によればアース側接
片103を収納するスペースが大きいため絶縁ボ
デイ101の形状が大きくなつてしまう欠点があ
る。
またピンジヤツクと呼ばれるコネクタソケツト
の場合もソケツト側にスイツチを設ける場合はソ
ケツトのプラグ挿入孔に可動絶縁体を設け、この
可動絶縁体をプラグの挿入によりプラグ挿入孔の
径方向に移動させ、可動絶縁体の移動により接片
を駆動し、信号端子をアースから切離す構造が採
られる。
このようにピンジヤツクの場合もプラグ挿入孔
の径方向に可動絶縁体を移動させるためソケツト
全体の形状が直径方向に大きくなり小形化の障害
となつている。
この考案の目的はコネクタソケツトの形状を小
形にすることができるスイツチ付コネクタソケツ
トの構造を提案するものである。
「問題点を解決するための手段」 この考案ではプラグ挿入孔を有する絶縁ボデイ
と、この絶縁ボデイのプラグ挿入孔に沿つて配設
したホツト側コンタクトと、プラグ挿入孔の内部
においてプラグの挿入離脱方向に摺動自在に配設
され絶縁材によつて形成したスライダと、プラグ
未挿入時に一端がコンタクトに接触し、スライダ
にプラグ挿入孔の先端側に向く偏倚力を与えるス
プリングとによつてコネクタソケツトを構成した
ものである。
この考案の構成によればプラグをコネクタソケ
ツトに挿入することによりプラグの先端がスライ
ダに当接し、スライダを後方に向つて摺動させ
る。スライダが後方に向つて摺動することにより
スライダの後端はスプリングを押しスプリングを
圧縮変形させる。スプリングが圧縮変形されるこ
とによりコンタクトとの接触が解かれる。よつて
コンタクトはアースから解放され信号の受授が可
能な状態となる。
このようにこの考案によればプラグ挿入孔の直
径方向に移動する部分が全く存在しないからソケ
ツトの形状を小形に作ることができる。
「実施例」 第1図乃至第8図にこの考案の一実施例を示
す。この例では2個のコネクタソケツトを一体化
した2連形コネクタソケツトにこの考案を適用し
た場合を示す。
図中300は絶縁ボデイを示す。この絶縁ボデ
イ300は互に軸芯が平行に揃えられた筒状体に
よつて構成され、その中心孔がプラグ挿入孔30
1とされる。二つの絶縁ボデイ300はこの例で
は後端部側において連結部材302によつて連結
され、一体化されている。
絶縁ボデイ300のプラグ挿入孔301の内部
にコンタクト400を配設する。コンタクト40
0は第2図に示すように二条の接片401,40
2を互に板面を対向させて配置し、その先端部は
第3図に示すプラグ600のピン602を迎え入
れるように外開きに折曲げられている。後端は内
側に折曲げられ、後述するスプリングとの接触部
403を構成する。
接片401と402との連結部404には後端
側から端子部405が延長形成される。
絶縁ボデイ300の外周には円筒状の金属カバ
ー500が被せられる。この金属カバー500は
第3図に示すプラグ600のアースコンタクト6
01に接触し、アース回路の接続を行なう。金属
カバー500は第4図及び第5図に示すように絶
縁ボデイ300の軸芯と直交する方向に端子50
1及び502が突出され、端子501及び502
によつてプリント板等に装着できるように構成さ
れる。またこの金属カバー500は第6図に示す
爪506によつて絶縁ボデイ300に対して抜け
止めされる。
コンタクト400の二条の接片401と402
は絶縁ボデイ300のプラグ挿入孔301の軸芯
方向に配設される。接片401と402の間には
絶縁材によつて形成したスライダ700を設け
る。このスライダ700はプラグ挿入孔301の
軸芯方向に摺動自在に配置され、後端側に第6図
に示すようにスプリング800と係合する係合部
701を有し、この係合部701にスプリング8
00の一端側を嵌着する。
スライダ700の係合部701の前側にスプリ
ング800の直径より長く突出したフランジ部7
02を設ける。このフランジ部702はスプリン
グ800の反力を受止めることと、スライダ70
0が規定以上に前方に抜け出ないようにするため
に設けられる。
スライダ700の係合部701に係合したスプ
リング800は、この例では絶縁ボデイ300と
別体に形成した絶縁ケース900で支持するよう
に構成した場合を示す。
つまり絶縁ケース900は絶縁ボデイ300の
後端側に装着される。絶縁ボデイ300のプラグ
挿入孔301と同一軸芯となる位置に穴901及
び902を有し、この穴901と902にスプリ
ング800を収納する。スプリング800は後端
側にスプリング800の接線方向に延長された延
長部801を有し、この延長部801を端子とし
て絶縁ケース900より突出させる。このために
絶縁ケース900に形成するスプリング収納穴9
01と902には下面側に穴901と902の軸
線と平行にスリツト903(第1図参照)を設
け、このスリツト903の後端側においてスプリ
ング800の延長部801を端子として絶縁ケー
ス900の底面側に導出する。
絶縁ケース900は両側に設けた側壁904に
形成した透孔905(第1図参照)の先端が連結
部302の両側に設けた爪303に係合し、連結
部302に一体化される。絶縁ケース900は透
孔905の外に中央に一対の爪906(第8図参
照)を有し、この爪906が連結部302の中央
に形成した二つの窓304と305(第5図参
照)によつて形成される隔壁306に係合し、こ
の係合によつて絶縁ケース900と連結部302
との間を確実に合体させている。また側壁904
の前端下側にも内側に突出した爪907(第8
図、第9図参照)を有し、この爪907が連結部
302の下端前方に設けた凹部304(第4図)
に係合する。
「考案の作用効果」 上述したこの考案の構成によればプラグ600
の未挿入状態ではスライダ700はスプリング8
00の偏倚力によつて前方に押されフランジ部7
02がコンタクト400の接続部404の後端に
押圧されている。この状態でスプリング800の
前端はコンタクト400の接触部403に接触す
る。
従つてスプリング800の延長部801をアー
ス回路に接続しておくことによりコンタクト40
0はプラグ未挿入状態でアースに落される。
プラグ600のピン602をプラグ挿入孔30
1に挿入すると、ピン602の先端がスライダ7
00に衝合し、スライダ700を後方に移動させ
る。
スライダ700が後方に移動することによりフ
ランジ部702がスプリング800の前端を押し
て後方に移動させる。この移動によりスプリング
800は圧縮変形されコンタクト400との接触
から離れ、コンタクト400をアースから解放す
る。
このようにしてプラグ600の未挿入状態にお
いてコンタクト400をアースに落し、雑音の混
入を阻止することができる。
この考案の構造によれば絶縁ボデイ300には
コンタクト400の間隙の間にスライダ700を
挿入し、このスライダ700を絶縁ボデイ300
のプラグ挿入孔301の軸芯方向に摺動させる構
造のため直径方向に移動するものはない。よつて
絶縁ボデイ300はコンタクト400を収納する
内径を有すればよい。この結果絶縁ボデイ300
の外径を細くすることができる。因みにこの実施
例ではカバー500を含めて直径を約4ミリメー
トル、プラグ挿入孔301の直径を1ミリメート
ルにした超小形コネクタソケツトを作ることがで
きた。
更にこの考案によればスプリング800自体を
接点部材として利用したから部品点数を少なくす
ることができ、小形化が達せられる。
更にスライダ700とスプリング800をプラ
グ挿入孔の軸線上に配列し、スプリング800を
弾性変形させる構造としたから小形でありながら
比較的大きなストロークを得ることができる。こ
の結果簡単な構造のスイツチを達成することがで
きる。
上述では絶縁ボデイ300を連結部302によ
つて結合した2連構造の場合を説明したが、単一
構造のものも作ることができることは容易に理解
できよう。
また上述では連結部302の後方にケース90
0を装着し、ケース900によつてスプリング8
00を支持する構造を説明したが、ケース900
を連結部302と一体に作り、その外側からスプ
リング800及びコンタクト400を装着できる
構造とすることも考えられる。
また上述ではピンジヤツク形式のコネクタソケ
ツトにこの考案を適用した場合を説明したが、そ
の他の形式のコネクタソケツトにもこの考案を適
用できることは容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図はこの実施例に用いたコンタクトの一例を説
明するための斜視図、第3図はこの考案によるコ
ネクタソケツトに嵌合するプラグの一例を説明す
るための側面図、第4図はこの考案によるコネク
タソケツトの正面図、第5図はこの考案によるコ
ネクタソケツトのカバーを取外した状態の背面
図、第6図はこの考案によるコネクタソケツトの
断面図、第7図はこの考案によるコネクタソケツ
トの側面図、第8図はこの考案のコネクタソケツ
トに用いるカバーを説明するための底面図、第9
図はカバーの正面図、第10図は従来のコネクタ
ソケツト及びプラグを説明するための断面図であ
る。 300:絶縁ボデイ、301:プラグ挿入孔、
302:連結部、400:コンタクト、403:
接触部、500:金属カバー、600:プラグ、
700:スライダ、800:スプリング、90
0:絶縁ケース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A プラグ挿入孔を有する絶縁ボデイと、 B この絶縁ボデイの内部に装着されプラグと接
    触するコンタクトと、 C 上記絶縁ボデイのプラグ挿入孔の内部におい
    て摺動自在に配置され絶縁材によつて形成され
    たスライダと、 D このスライダに上記プラグ挿入孔の先端に向
    つて偏倚力を与えプラグの未挿入状態で一端が
    上記コンタクトに接触し、プラグの挿入により
    コンタクトとの接触から解放されるスプリング
    と、 から成るコネクタソケツト。
JP1986021364U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH024464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986021364U JPH024464Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986021364U JPH024464Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62133389U JPS62133389U (ja) 1987-08-22
JPH024464Y2 true JPH024464Y2 (ja) 1990-02-01

Family

ID=30817741

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986021364U Expired JPH024464Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JPS62133389U (ja) 1987-08-22

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