JPH0244526Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244526Y2 JPH0244526Y2 JP1983193250U JP19325083U JPH0244526Y2 JP H0244526 Y2 JPH0244526 Y2 JP H0244526Y2 JP 1983193250 U JP1983193250 U JP 1983193250U JP 19325083 U JP19325083 U JP 19325083U JP H0244526 Y2 JPH0244526 Y2 JP H0244526Y2
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- JP
- Japan
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- electrode
- piezoelectric element
- piezoelectric
- transistor
- capacitor
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- Expired
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 11
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、圧電素子に関する。圧電素子は、従
来より、例えば複写機のトナーセンサまたは圧電
ブザーもしくはスピーカ等の音響変換器等に広く
利用されている。
来より、例えば複写機のトナーセンサまたは圧電
ブザーもしくはスピーカ等の音響変換器等に広く
利用されている。
従来技術
第1図は従来のこの種の圧電素子の平面図、第
2図は同じくその正面断面図である。図におい
て、1は黄銅等の金属板材によつて円形状に形成
された振動板、2は該振動板1の一面上に固着さ
れた圧電振動子である。圧電振動子2は円板状の
圧電磁器素体20の一面上に電極21を被着形成
すると共に、他面上に電極22及び帰還電極とな
る電極23をそれぞれ被着形成し、前記電極21
を形成した一面側を前記振動板1の略中心部に同
心状に固着してある。前記電極22は中心部に設
けた円形状の内側電極部分221とその外側に円
環状に形成された外側電極部分222とを、連結
部分223によつて連結させた電極パターンとな
つている。また電極23は電極22の内側電極部
分221と外側電極部分222との間において、
両電極部分221及び222にギヤツプG1を介
して同心状に対向する弧状電極パターンとなつて
いる。
2図は同じくその正面断面図である。図におい
て、1は黄銅等の金属板材によつて円形状に形成
された振動板、2は該振動板1の一面上に固着さ
れた圧電振動子である。圧電振動子2は円板状の
圧電磁器素体20の一面上に電極21を被着形成
すると共に、他面上に電極22及び帰還電極とな
る電極23をそれぞれ被着形成し、前記電極21
を形成した一面側を前記振動板1の略中心部に同
心状に固着してある。前記電極22は中心部に設
けた円形状の内側電極部分221とその外側に円
環状に形成された外側電極部分222とを、連結
部分223によつて連結させた電極パターンとな
つている。また電極23は電極22の内側電極部
分221と外側電極部分222との間において、
両電極部分221及び222にギヤツプG1を介
して同心状に対向する弧状電極パターンとなつて
いる。
3は振動板1に半田付け等の手段によつて接続
されたリード線であり、振動板1を通して圧電振
動子2の電極21に電気的に導通している。4は
圧電振動子2の電極22に接続されたリード線、
5は電極23に接続されたリード線である。
されたリード線であり、振動板1を通して圧電振
動子2の電極21に電気的に導通している。4は
圧電振動子2の電極22に接続されたリード線、
5は電極23に接続されたリード線である。
第3図は上記構造の圧電素子を利用して構成さ
れたトナーセンサ回路図である。図において、6
は第1図及び第2図に示した構造の圧電素子であ
る。該圧電素子6は、電極22を直流電源Vbに
接続すると共に、電極23をトランジスタ7のベ
ースとそのバイアス抵抗8の一端とに接続し、更
に電極21をトランジスタ7のエミツタ、抵抗9
及び交流結合用のコンデンサ10の接続点に接続
してある。コンデンサ10の他端側は、ダイオー
ド11及び抵抗12等を通してトランジスタ13
のベースに接続する。14はコンデンサ、15は
抵抗である。
れたトナーセンサ回路図である。図において、6
は第1図及び第2図に示した構造の圧電素子であ
る。該圧電素子6は、電極22を直流電源Vbに
接続すると共に、電極23をトランジスタ7のベ
ースとそのバイアス抵抗8の一端とに接続し、更
に電極21をトランジスタ7のエミツタ、抵抗9
及び交流結合用のコンデンサ10の接続点に接続
してある。コンデンサ10の他端側は、ダイオー
ド11及び抵抗12等を通してトランジスタ13
のベースに接続する。14はコンデンサ、15は
抵抗である。
上記のトナーセンサ回路において、トナーを検
出しておらず、圧電素子6が振動しているとき
は、その電歪振動に基づく帰還信号が電極23−
電極21間からトランジスタ7のベースに入力さ
れ、トランジスタ7がドライブされて発振する。
この発振出力は、コンデンサ10を通して取り出
され、ダイオード11、抵抗12を通してトラン
ジスタ13に入力され、増幅される。一方、トナ
ー検出により圧電素子6の電歪振動が停止する
と、電極23−電極21間に信号が出ないので、
トランジスタ7の発振動作が停止する。従つて、
トランジスタ7の発振停止より、トナーを検知す
ることができる。
出しておらず、圧電素子6が振動しているとき
は、その電歪振動に基づく帰還信号が電極23−
電極21間からトランジスタ7のベースに入力さ
れ、トランジスタ7がドライブされて発振する。
この発振出力は、コンデンサ10を通して取り出
され、ダイオード11、抵抗12を通してトラン
ジスタ13に入力され、増幅される。一方、トナ
ー検出により圧電素子6の電歪振動が停止する
と、電極23−電極21間に信号が出ないので、
トランジスタ7の発振動作が停止する。従つて、
トランジスタ7の発振停止より、トナーを検知す
ることができる。
従来技術の問題点
上述した如く、従来は、圧電素子6がトナーセ
ンサ回路を構成する他の回路部品7〜13とは別
個の部品となつていたので、第3図のトナーセン
サ回路を構成する場合、回路部品7〜13を予め
プリント回路基板に実装しておき、リード線3〜
5によつて、圧電素子6をプリント回路基板上に
実装されたトナーセンサ回路に電気的に接続しな
けつればならない。このため、従来は、トナーセ
ンサ回路の小型、軽量化、低コスト化に限界を生
じていた。このような事情は、トナーセンサ回路
を構成する場合に限らず、例えば圧電ブザーやス
ピーカ等の音響変換器を構成する場合も同様であ
る。
ンサ回路を構成する他の回路部品7〜13とは別
個の部品となつていたので、第3図のトナーセン
サ回路を構成する場合、回路部品7〜13を予め
プリント回路基板に実装しておき、リード線3〜
5によつて、圧電素子6をプリント回路基板上に
実装されたトナーセンサ回路に電気的に接続しな
けつればならない。このため、従来は、トナーセ
ンサ回路の小型、軽量化、低コスト化に限界を生
じていた。このような事情は、トナーセンサ回路
を構成する場合に限らず、例えば圧電ブザーやス
ピーカ等の音響変換器を構成する場合も同様であ
る。
本考案の目的
本考案は上述する従来からの問題点を解決し、
付属の回路構成を可及的に小型化し得る構造の圧
電素子を提供することを目的とする。
付属の回路構成を可及的に小型化し得る構造の圧
電素子を提供することを目的とする。
本考案の構成
上記目的を達成するため、本考案に係る圧電素
子は、厚み方向の一面側に電極を設けた圧電素体
の他面側に複数の分割電極を設け、該分割電極の
少なくとも1つをコンデンサを形成するための容
量電極としたことを特徴とする。
子は、厚み方向の一面側に電極を設けた圧電素体
の他面側に複数の分割電極を設け、該分割電極の
少なくとも1つをコンデンサを形成するための容
量電極としたことを特徴とする。
実施例
第4図は本考案に係る圧電素子の平面図、第5
図は第4図のA1−A1線上における断面図であり、
第3図に示したトナーセンサ回路を構成するのに
好適な圧電素子の一実施例を示している。図にお
いて、第1図〜第3図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示している。まず、下面側に共通
の電極21を設けた圧電磁器素体20の上面側
に、従来と同様の電極22を設けると共に、該電
極22の内側電極部分221と外側電極部分22
2との間において、両電極部分221及び222
にギヤツプG1を介して同心状に対向する弧状電
極パターンで成る2つの分割電極231及び23
2をそれぞれ設けてある。これらの2つの分割電
極231及び232は中央部のギヤツプG2によ
つて互いに分離されている。そして、これらの分
割電極231及び232の一方、例えば分割電極
231は従来と同様に帰還電極として使用し、他
方の電極232はコンデンサを形成するための容
量電極として使用する。即ち、圧電磁器素体20
は一種の誘電体磁器としても機能するから、この
誘電体特性を利用し、電極232と電極21とに
より、第3図におけるコンデンサ10を形成する
のである。このような構成であれば、コンデンサ
10が圧電素子自体によつて構成されるので、そ
れだけ全体の回路が小型化され、コストが安価に
なる。
図は第4図のA1−A1線上における断面図であり、
第3図に示したトナーセンサ回路を構成するのに
好適な圧電素子の一実施例を示している。図にお
いて、第1図〜第3図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示している。まず、下面側に共通
の電極21を設けた圧電磁器素体20の上面側
に、従来と同様の電極22を設けると共に、該電
極22の内側電極部分221と外側電極部分22
2との間において、両電極部分221及び222
にギヤツプG1を介して同心状に対向する弧状電
極パターンで成る2つの分割電極231及び23
2をそれぞれ設けてある。これらの2つの分割電
極231及び232は中央部のギヤツプG2によ
つて互いに分離されている。そして、これらの分
割電極231及び232の一方、例えば分割電極
231は従来と同様に帰還電極として使用し、他
方の電極232はコンデンサを形成するための容
量電極として使用する。即ち、圧電磁器素体20
は一種の誘電体磁器としても機能するから、この
誘電体特性を利用し、電極232と電極21とに
より、第3図におけるコンデンサ10を形成する
のである。このような構成であれば、コンデンサ
10が圧電素子自体によつて構成されるので、そ
れだけ全体の回路が小型化され、コストが安価に
なる。
更にこの実施例では、トナーセンサ回路を構成
する回路部品の内、第3図のトランジスタ7及び
抵抗8,9を当該圧電素子の上に実装してある。
まず、トランジスタ7はベースリード71を分割
電極231に、コレクタリード72を電極22
に、エミツタリード73を振動板1の一面上にそ
れぞれ半田付け固定する。次に抵抗8は分割電極
231と電極22との間に、また抵抗9はダミー
電極24と振動板1の一面上に、それぞれ半田付
け固定する。そして、電極22に直流動作電源
Vbに接続するリード線16を接続し、分割電極
232にダイオード11に接続するリード線17
を接続し、更にダミー電極24に接地または直流
電源Vbの負側に接続されるリード線18を接続
する。
する回路部品の内、第3図のトランジスタ7及び
抵抗8,9を当該圧電素子の上に実装してある。
まず、トランジスタ7はベースリード71を分割
電極231に、コレクタリード72を電極22
に、エミツタリード73を振動板1の一面上にそ
れぞれ半田付け固定する。次に抵抗8は分割電極
231と電極22との間に、また抵抗9はダミー
電極24と振動板1の一面上に、それぞれ半田付
け固定する。そして、電極22に直流動作電源
Vbに接続するリード線16を接続し、分割電極
232にダイオード11に接続するリード線17
を接続し、更にダミー電極24に接地または直流
電源Vbの負側に接続されるリード線18を接続
する。
上述のように、圧電素子の上にトナーセンサ回
路を構成するトランジスタ7及び抵抗8,9を実
装する構造であると、これらの回路を構成するた
めのプリント回路基板が不要になるから、小型薄
型化が達成できる。特に抵抗8,9をチツプ部品
で構成した場合には、圧電素子全体の小型薄型化
にもなるので、より一層の小型薄型化及びコスト
ダウンが可能である。
路を構成するトランジスタ7及び抵抗8,9を実
装する構造であると、これらの回路を構成するた
めのプリント回路基板が不要になるから、小型薄
型化が達成できる。特に抵抗8,9をチツプ部品
で構成した場合には、圧電素子全体の小型薄型化
にもなるので、より一層の小型薄型化及びコスト
ダウンが可能である。
上記実施例では、説明の具体化のため、第3図
に示したトナーセンサ回路における具体例を示し
たが、ブザー或いはスピーカ等の音響変換器等を
構成する場合にも、コンデンサ及び他の回路部品
を圧電素子上に形成することが可能であり、それ
によつて同様の効果が得られる。
に示したトナーセンサ回路における具体例を示し
たが、ブザー或いはスピーカ等の音響変換器等を
構成する場合にも、コンデンサ及び他の回路部品
を圧電素子上に形成することが可能であり、それ
によつて同様の効果が得られる。
本考案の効果
以上述べたように、本考案に係る圧電振動子
は、厚み方向の一面側に電極を設けた圧電素体の
他面側に複数の電極を設け、該電極の少なくとも
1つをコンデンサを形成するための容量電極とし
たことを特徴とするから、付属の回路構成を可及
的に小型化し得る構造の圧電素子を提供すること
ができる。
は、厚み方向の一面側に電極を設けた圧電素体の
他面側に複数の電極を設け、該電極の少なくとも
1つをコンデンサを形成するための容量電極とし
たことを特徴とするから、付属の回路構成を可及
的に小型化し得る構造の圧電素子を提供すること
ができる。
第1図は従来の圧電素子の平面図、第2図は同
じくその正面断面図、第3図は圧電素子を使用し
たトナーセンサ回路の電気回路接続図、第4図は
本考案に係る圧電素子の平面図、第5図は第4図
のA1−A1線上における断面図である。 1……振動板、2……圧電振動子、21,2
2,231……電極、232……容量電極、7,
8,9……回路部品。
じくその正面断面図、第3図は圧電素子を使用し
たトナーセンサ回路の電気回路接続図、第4図は
本考案に係る圧電素子の平面図、第5図は第4図
のA1−A1線上における断面図である。 1……振動板、2……圧電振動子、21,2
2,231……電極、232……容量電極、7,
8,9……回路部品。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 厚み方向の一面側に電極を設けた圧電素体の
他面側に複数の分割電極を設け、該分割電極の
少なくとも1つをコンデンサを形成するための
容量電極としたことを特徴とする圧電素子。 (2) 前記分割電極の上に回路部品を実装したこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
記載の圧電素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983193250U JPS60101763U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 圧電素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983193250U JPS60101763U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 圧電素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60101763U JPS60101763U (ja) | 1985-07-11 |
JPH0244526Y2 true JPH0244526Y2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=30415687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983193250U Granted JPS60101763U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 圧電素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60101763U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5714713B2 (ja) * | 2010-11-04 | 2015-05-07 | アルグラ・ホールディング・アーゲー | 圧電信号発生器 |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP1983193250U patent/JPS60101763U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60101763U (ja) | 1985-07-11 |
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