JPH02444A - トランスフォーミング成長因子β2のクローン化及び形質発現 - Google Patents

トランスフォーミング成長因子β2のクローン化及び形質発現

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JPH02444A
JPH02444A JP63251011A JP25101188A JPH02444A JP H02444 A JPH02444 A JP H02444A JP 63251011 A JP63251011 A JP 63251011A JP 25101188 A JP25101188 A JP 25101188A JP H02444 A JPH02444 A JP H02444A
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transforming growth
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amino acid
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Anthony F Purchio
アンソニー エフ パルチオ
Linda Madisen
リンダ マジセン
Nancy Webb
ナンシー ウエブ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔(1)産業上の利用分野〕 本発明はヒトのトランスフォーミング成長因子−β2の
クローン化及び形質発現に関する。
〔(2)従来の技術〕 トランスフォーミング成長因子−ベータ(TGF−β)
は、細胞の分化及び増9Ilを調節するポリペプチドの
最近記述されている群の一つである。この群の他のもの
は、ミュラー擬態(Mullerian )阻害物質〔
ケート(Cate )ら、1986、 [セル(Cel
l )J 45:685〜698〕、インヒビン類〔マ
ソン(Mason )ら、1985、「ネイチュアー(
Nature)J 318:659”6633そしてキ
イロショウジョウバエ属のノ1工のデカベンタプレギツ
ク(decapentaplegic )遺伝子コンプ
レックスの転写物から予想される蛋白〔パジェット(P
adgett )ら、1987、[ネイチュアーJ32
5:81〜84〕を含む。
トランスフォーミング成長因子−ベータ(TGF−β)
は、分子量13000を有する2個の同じジスルフィド
で結合したサブユニットよりなる〔アソイアン(Ass
oian)ら、1983、「J、バイオ口、ケム、  
(Biol、 Chem、)J258ニア155〜71
60;フロリック(Frolik)ら、1983、[プ
ロン・ナツル・アカデ・サイ(Proc・Natl、 
Acad、  Sci、 ) USA J  80  
二 3676〜3680;フロリックら、1984、「
J、バイオ口・ケム・」260:10995〜1100
0’l。それは胎盤(70リツクら、1983 rネイ
チュアーJ325:81〜84)、血液の血小板〔チル
ズ(Childs)ら、1982[プロン・ナツル・ア
カデ・サイ・USAJ 79 : 5312〜5316
:アソイアンら、1983、[J、バイオ口・ケム・J
258ニア155〜7160]、腎臓〔ロバーツ(Ro
be r t s )ら、1983、「バイオケミスト
リー(Biochemistry )J 22 : 5
692〜5698)及び脱ミネラ化骨〔七ニシン(5e
yedin )ら、1985、[プロン・ナッル・アカ
デ・サイ・USAJ82:119〜123〕を含む数種
の組織の源からM製されている。
10チ血清及び上皮成長因子の存在下、TGF−βは正
常のラットの腎臓の繊維芽細胞の固定独立成長を促進し
〔ロバーツら、1981、l−ブロン・ナツル・アカデ
・サイ・USAJ 78 : 5339〜5343;ロ
バーツら、1982、]ネイチュアーJ295:417
〜419:)ワーズキ(Twardzik )ら、19
85、[J、セル・バイオケム・(Ce11. Bio
chem、) J 28 : 289〜297 )、1
0チ血清のみの存在下それはAKR−2B繊維芽細胞の
コロニー形成を誘導できる〔タッカ−(Tucker 
)ら、1983、[キャンザー・リサ−(Cancer
 Res、 ) JJ3:1518〜1586)oTG
F−βは又胎児ラット筋肉間葉性細胞をE7て分化させ
そして軟骨の特定の巨大分子を生ずることを示している
(セエジンら、1986、[y、バイオ口・ケム・J 
261 :5693〜5695)。
細胞の増殖に対するその効果とは対照的に、ヒトの血小
板から精製されたTGF−β並にアフリカミドリザルの
細胞から単離された官能的に関係のある蛋白(BSC−
1)は、培養物中の成る細胞の成長を阻害することが示
されている〔タッカ−ら、1984、[サイエンス(S
cience月226 : 705〜707]。TGF
−βは、又数種のヒトの癌細胞系の成長を阻害すること
が示されている(ロバーツら、1985、「ブロン・ナ
ツル・アカデ・サイ・USAJ82:119〜123)
。TGF−βのこの阻害/刺激効果は、細胞のタイプ及
び細胞の生理学上の状態を含む数也の要素に依存するだ
ろう〔綜説としてスポーン(Sporn)ら、1986
、[サイエンスJ 233 :532〜5348照〕。
ヒト〔プリンク(Derynck)ら、1985、[ネ
イチュアーJ 3168701〜705〕、マウス(プ
リンクら、1986、 JJ、バイオ口・ケム・J26
1:4377〜4379)及びサル〔シャープレス(5
harples )ら、1987、[I)NJ6:23
9〜244〕のTGF−βについてコードしたc DN
Aクローンは単離されてきている。
これらのクローンのDNA配列分析によれば、TGF−
βは大きなプレカーサーポリペプチドとして合成され、
そのカルボキシ末端は開裂して成熟TGF−βモノマー
を生ずることが示されている。強い配列の相同性が上記
の源のすべてからのTGF’−βプレカーサー蛋白全体
に見出されている。
極めて最近、ウシの脱ミネラル化骨から単離された蛋白
がTGF−βに関連があるとして同定されている(セエ
ジyら、1987、[J、バイオ口・ケム・J262:
1946〜1949)。蛋白はブタの血小板〔チェイフ
エツ(Cheifetz )ら、1987.1−セルJ
48:409−415〕、ヒトの前立腺癌細胞系PC−
3(イケダら、1987、[バイオケミストリーJ 2
6 : 2406〜2410)及びヒトの神経膠芽細胞
腫細胞系〔ラン(Wrann)ら、1987、 「EM
BOJ 6 : l 633−1636)から即離され
ている。この蛋白の部分的アミノ酸配列は、それがTG
F−βに似ていることが示されそしてTGF−β2と命
名された。前述のヒト(プリンクら、1985、[ネイ
ヂュアーJ 316 : 701〜705)、マウス(
プリンクら、1986、「J、バイオ口・ケム・」26
1:4377〜4379)及びサル(シャープレスら、
1987、rT)NAJ6:239〜244)のTGF
−βは、TGF−β1と命名された。
〔(3)発明の概要〕 本発明は、形質発現調節エレメントによりコントロール
されたTGF−β2コーディング配列を含む組換えDN
Aベクターによってトランフエクトされた真核生物の宿
主細胞によるTGF’−β2の犬漬生産に関する。特定
の態様においてヒトTGF−β2プレカーサーに関して
コードするcDNAクローンは、タモキシフェン処理ヒ
ト前立腺癌細胞系PC−3から作られたcDNAライブ
ラリーから得られた。一つのこのようなりローンのcD
NA配列は、TGF−β2は成熟112アミノ酸TGF
−β2サブユニツトが蛋白分解開裂により誘導される4
42アミノ酸ポリペプチドプレカーサーとして合成され
ることを予言する。
TGF−β2−442と名付けられるこのTGF−β2
プレカーサーは、TGH−β1のプレカーサーと41係
の相同性を共有している。他の態様においてサルTGF
−β2プレカーサーに関してコードするcDNAクロー
ンは、アフリカミドリザル腎)滅細胞系BC8−40か
ら作られたcDNAライブラリーから得られた。一つの
このようなりローンのcDNA配列は、TGF−β2は
それから成熟112アミノ酸TGF−β2サブユニツト
が蛋白分解開裂により誘導される414アミノ酸ポリペ
プチドプレカーサーとして合成されることを予言する。
TGF−β2−414と名付けられたTGF−β2プレ
カーサーは414アミノ酸残基のアミノ酸配列を有しそ
してTGF−β2−442のアミノ酸配列と同じである
が、ただしそれはヒ)TGF−β2−442配列の残基
数116〜135からの29アミノ酸配列の代りに単一
のアスパラギン残基を含む。
サルTGF−β2−442プレカーサーをエンコードす
るB5C−40cDNAライブラリーからのクローン並
にヒトTGF−β2−4147’レカーサーをエンコー
ドするヒトPC−3cDNAライブラリーからのクロー
ンも又同定されている。ヒト及びサルのTGF−β2−
4427’レカーサーは、ヒト及びサルのTGF−β2
−414プレカーサーと同じく、アミノ酸レベルにおい
て完全に相同であるように見える。
TGF−β1及びTGF−β2の成熟112アミノ酸モ
ノマーは71%の相同性を示す。
TGF−β1/グナル及びプレカーサー配列に同相で結
合したTGF−β2成熟コーディング配列を含む形質発
現ベクター(米国特許出願第189984号)が構築さ
れそしてチャイニーズ・ノ・ムスター卵巣細胞(CHO
細胞)をトランスフェクトするのに用いられる。得られ
たCHOトランス7エクタントは、成熟した生物学上活
性なTGF−β2を生成且分泌する。
(3,1,)定義 本明細書で用いられる下記の用語は、単数でも複数でも
下記の意味を有する。
TGF−β2: 約アミノ酸残基数331から約アミノ酸残基数442の
第4a図に実質的に描かれたアミノ酸配列よりなるヒト
又はサルの起源のトランスフォーミング成長因子−ベー
タ2゜TGF−β2プレカーサー: 約アミノ酸残基数1から約アミノ酸残基数442、又は
約アミノ酸残基数1から約アミノ酸残基数442(アミ
ノ酸残基数116〜アミノ酸残基数144のアミノ酸配
列が欠失しており単一のアスパラギン残基により置換さ
れている)の第1a図に実質的に描かれたアミノ酸配列
よりなるヒト又はザルの起源のトランスフォーミング成
長因子−ベータ2分子の一群。用語はヒト又はサルの起
源の何れであれTGF−β2−442又はTGF’−β
2−414と名付けられたTGF−ベータ2プレカーサ
ーを意味する。
ハイブリッドTGF−βl/TGF−β2プレカーサー
:約アミノ酸残基数1から約アミノ酸数390の第1b
図に実質的に描かれたアミノ酸配列よりなる新規なトラ
ンスフォーミング成長因子−ベータプレカーサーTGF
−β1ブレカーサ: 約アミノ酸残基数1から約アミノ酸残基数278の第1
b図に実質的に描かれたサルトランスフォーミング成長
因子−ベータlプレカーサー及びシグナル配列。
〔(4)図面の説明〕 第1a図はヒトTGF−β2−442cDNAのヌクレ
オチド配列及び演理されたアミノ酸配列を示す。PC−
21の2597bpインサートをpEMBL(ダンテ(
Dante )ら、1983、[ヌクレイツク・アンス
・リサ−(Nucleic Ac1ds Res、 )
J 11 : 1645−1654)にサブクローンし
そしてジデオキシ鎖停正法〔サンガー(Sanger 
)ら、1977、[プロン・ナツル・アカデ・サイ・U
SAJ 74 :5463〜5467)を用いて両方の
鎖に配列された。コーディング配列が示されそして演縛
されたアミノ酸配列がその上に直接示される。
成熟したTGF−β2配列は枠で囲まれそしてシグナル
ペプチドは上線を付されている。潜在的なグリコジル化
部位は星印により示される。矢は推定のシグナル配列開
裂部位金示す。サルのTGF−β2−414cDNAの
ヌクレオチド配列はヒトのTGF−β2−442cDN
A配列と次の点全除いて同一である。346〜432の
ヌクレオチド(カッコされた)が除かれそして配列AA
Tにより置換され、さらに数種のサイレントヌクレオチ
ド変化が構造中のどこかで生じている(変化したヌクレ
オチドの下に直接単一の字により示される)。サルのT
GFI−β2−414プレカーサーに関する演理された
アミノ酸配列は、アスパラギンがヒトTGF−β2−4
42構造におけるアミノ酸残基116〜144r置換し
ている以外は、と)TGF−β2−442プレ力−ザー
アミノ酸配列と同一である。ヒトTGF−β2−=!1
4cDNAのヌクレオチド配列は鎖状の下線により示さ
れる領域全通して配列され、そして346〜432のヌ
クレオチドが失われそして配列AATにより!換されて
いる以外はヒトTGF−β2−442cDNA配列と完
全に相同性であることが分った。
第1b図は/・イブリッドTGF−β1 /T G F
−β2プレカーサーDNAのヌクレオチド配列及び演譚
されたアミノ酸配列を示す。コーディング配列が示され
そして演理されたアミノ酸配列がその上に直接示される
。成熟TGF−β2配列は枠で囲まれそしてプレカーサ
ーシグナルペプチドは上線をつけられる。グリコジル化
部位は星印で示される。矢は推定のシグナル配列開裂部
位を示す。描かれたTGF−β2成熟コーディング配列
はヒト起源のものである。サルTGF−β2成熟コーデ
ィング配列はほとんどヒト配列と同じであるが、3個の
サイレント塩基の変化のみが生じそして変化したヌクレ
オチドの下に直接単一の字により示される。、TGF−
β2のcDNAクローニング及びハイブリッドTGF−
β1/TGF’−β2遺伝子の構造の詳細は、本文に示
される。
第1cNlはハイブリッドTGF’−β1 /T G 
F−β2プレカーサー遺伝子の概略図金示す。
第1d図はpPC−14(2,2kb)及びpPC−2
1(2,3kb)の制限エンドヌクレアーゼのマツプで
ある。枠内の領域はTGF−β2モノマーに関するコー
ディング配列を示す。ATGは開始メチオニンコドンを
示す。pPC−21(2,34kb)KおけるATGと
ジ江工部位との間の距離は約420bpである。黒色の
領域はpPC−21(z、3kb)における84−bp
そう人の位置を示す。
第1e図はpPC−14(2,2kb)の部分的DNA
配列の分析を示す。pPC−21(2,3kb)Kおけ
るインサート内のKpn 1部位から約140 bp上
流でハイブリッドした合成オリゴヌクレオチド5’−A
GGAGCGACGAAGAGTACTA−3’をプラ
イムDNA配列反応に用いた。
この領域において、pP c −14(2,2kb) 
(上線)の配列はAsn −116に関してコードして
いるヌクレオチドまでpPC−21(2,3kb)と同
一である。pPC−21(2,3kb)に見い出された
pPC−14(2,2kb)のAsn−116コドン内
の84−bpそう人を示す。インサート内のKPn 1
部位を指示する。
第2図はヒトTGF−β1及びTGF−β2−442プ
レカーサーの配列の相同性を示す。a)  1欠配列の
相同性:同一の残基は枠で囲まれている。星印はTGF
−β2における潜在的なグリコジル化部位に関する。潜
在的なシグナル配列開裂部位及び成熟ポリペプチドの開
裂部位が示される。b)ジーン・プロ(Gene Pr
o )ソフトウェアを用いるドツト・マトリックスの比
較。各ドツトは、10個のアミノ酸の中の5個が同じで
ある点に存在する。対角線は相同性の領域を示す。
第3図はB2O−40及びPC−3ポリアデニル化RN
Aのノーザン・プロット分析を示す。ポリアデニル化R
NAはB2O−40及びPC−3細胞から単離され、ア
ガロース・ホルムアルデヒドゲルで分画され、ハイボン
ド(Hybond ) −Nフィルターに移されそして
以下に記載されている〔3)p  ] −ラベルされた
TGF−β2特異性プローブ、pPC−21(パネルA
)又は(:32p:]−ラベルされたTGF−β2及び
TGF−βlの混合物(シャープレスら、1987)の
特異性プローブ(パネルB)にハイブリッド婆れた。レ
ーン1、B2O−40ポリアデニル化RNA (5ミク
ロ?);レーン2、PC−3ポリアデニル化RNA (
5ミクロ?)。
第4図は異る源からのポリアデニル化RNAのノーザン
プロット分析を示す。ポリアデニル化RNAはMCF−
7(ヒト乳癌)、SK−MEL28 (ヒト黒色腫)、
KB(鼻咽頭癌)及びHBL−100(ヒト乳上皮)細
胞から単離されそして下記のTGF−β2特異性プロー
ブ(pPC21)へのノーザンプロットハイブリッド化
により分析された。各レーンはsK−MgL2g (レ
ーン1)、MCF−7(レーン2)、HBL−100(
ジー/3)又はKB(レーン4)細胞からのポリアデニ
ル化RNA5ミクロ2金含む。
第5図は組換えTGF−β2の生物活性アッセイを示す
1β9.12.5、クローン36細胞を100u組織培
養皿で集密的に成長させた。細胞を無血清培地で3回洗
い5dの無血清培地中で24時間インキュベートした。
培地を集め0.2 M酢酸に対して透析しそして記述さ
れたようにCCL64細胞中のDNA合成の阻害につい
てアッセイした〔ゼントリ−(Gentry )ら、1
987、[モル・セル・バイオルー (Mo1. Ce
11. Biol、 )J 7 : 3418)。
このアッセイにおいて3.3pfの精製した天然TGF
〜β1標準品は50%の阻害を行い、精製した天然TG
F−β2の特異的活性はTGF−β1のそれの約半分で
あると計算された。
第6図Vilβ9.12.5、クローン36により分泌
された組換え蛋白のウェスタンプロット分析を示す。1
β9、β2.5、クローン36細胞からの酸透析無血清
調整培地をSDS〜ポリアクリルアミドゲル電気泳動に
よ部分画しそして記述されたように合成ペプチドNH2
−YNT INPEASASPC−COOHに対して製
造された抗血清によるウェスタンプロットにより分析し
た。
〔(5)本発明の説明〕 本発明はTGF−βプレカーサー遺伝子コーディング配
列からの生物学的に活性な成熟した形のTGF−β2の
製造及びその生成物に関する。成熟した生物学的に活性
なTGF−β2は、プレカーサーを正確に処理する宿主
細胞中でTGF−β2プレカーサー又はその機能的に同
等なものの全ヌクレオチドコーディング配列をクローン
化及び形質発現化することにより製造され、生成した成
熟TGF−β2は真正な天然TGF−β2のそれとf1
!とんど区別のつかない生物学的活性を有する。TGF
−β2プレカーサーの全ヌクレオチドコーディング配列
の機能的同等物は、適切な宿主細胞の内で形質発現され
たとき成熟TGF−β2の合成、処理及び放出を導きう
るすべてのDNA配列を含む。この関係で、例えばTG
F−β2成熟配列に骨組みで結合したTGF−β1プレ
カーサー配列を含むハイブリッドプレカーサーコーディ
ング配列が構築されそして生物学的に活性なTGF−β
2を生成するのに用いられる。
本発明の方法は記述の目的のみで下記の段階に分けるこ
とができる。(a)プレカーサーの形のTGF−β2に
関するコーディング配列の単離又は生成;(b)TGF
−β2コーディング配列の形質発現を導く形質発現ベク
ターの構築;(C)遺伝子を複製且形質発現することが
できしかも遺伝子生成物を処理して成熟且生物学的に活
性な形のTGF−β2を生成することができる適切な宿
主細胞のトラ/ス7エクション;そして(d) a:熟
且生物学的に活性なTGF−β2の同定及び精製。−度
高いレベルの生活性の成熟TGF−β2を形質発現する
トランス7エクシントが同定されると、本発明の実施は
そのクローンの増大及び形質発現された遺伝子生成物の
単離を含む。
本発明の方法は実施例により本明細畜で説明され、TG
F−β2プレカーサーコーディング領域のcDNAが生
成されクローンきれ配列されそして利用されて、CHO
細胞細胞性GF−β2の高度の形質発現を導く形質発現
ベクターを構築する。特定の態様において、ヒトTGF
−β2の成熟形の完全なアミノ酸配列は決定されており
そしてTGF−β1について71チの全体の相同性を示
す。合成オリゴヌクレオチドプローブを用いて本発明者
らはTGF−β2についてコードするPC−3cDNA
ライブラリーからのクローンを同定した。これらのクロ
ーンの一つのDNA配列分析は、TGF−β1と同じ<
TGF−β2が大きなプレカーサー蛋白として合成され
そのカルボキシ末端が開裂して成熟TGF−β2モノマ
ーを生ずることを開示している。これらの分子の成熟部
分を通してTGF−β1とTGF−β2との間に71%
の相同性があるが、最大31チの相同性がプレカーサー
の残りに存在するに過ぎず、TGF−β1及びTGF−
β2のアミノ末端領域は機能的に区別されうろことを示
唆している。
本発明の特定の態様において、CHO細胞細胞性規なT
GF−β1 /T G F−β2ハイブリツド遺伝子の
形質発現は多量の生物学的に活性なTGF−β2全生成
するのに用いられる。
本発明の方法の色々な態様は下記の記述に一層詳細に記
載されている。
(5,1,) T G F−β2コーディング領域の単
離又は生成TGF−β2に関するヌクレオチドコーディ
ング配列は第1a図に描かれている。本発明の方法の実
施にあたり、そこに描かれたヌクレオチド配列又はその
フラグメント又は機能的同等物が用いられて適切な宿主
細胞中にTGF−β2生成物の形質発現を導く組換え分
子を生成することができる。特定の態様においてTGF
−β1 /T G F−β2ハイブリツド遺伝子(第1
b図)が構築されそしてCHO細胞をトランスフェクト
するのに用いられた。培養培地1d当り約500μiの
成熟且生物学的に活性なTGF−β2を生成するトラン
スフェクトントが単離された。
ヌクレオチドコーディング配列の同義性により、第1a
図及び第1b図に描かれているのと実質的に同じアミノ
酸配列をエンコードする他のDNA配列がTGF−β2
のクローニング及び形質発現のために本発明の実施に用
いられることができる。このような変更は異るヌクレオ
チド残基の欠失、付加又は置換を含み、同−又は機能的
に等しい遺伝子生成物をエンコードする配列を生じさせ
る。遺伝子生成物は配列内のアミノ酸残基の欠失、付加
又は置換を含み、生物に作用する生成物を生成するサイ
レント変化をもたらす。このようなアミノ酸の置換は、
関係する残基の極性、電荷、溶解性、疎水性、親水性及
び/又は両親媒性の類似性に基づいて行うことができる
。例えば負に荷電したアミノ酸はアスパラギン酸及びグ
ルタミン酸を含み;正に荷電したアミノ酸はリジン及び
アルギニンを含み;同様な親水度を有する非電荷極性先
端基又は非極性先端基を有するアミノ酸は以下のものを
含む。ロイシン、インロイシン、バリン;グリシン、ア
ラニン;アスパラギン、グルタミン;セリン、スレオニ
ン;フェニルアラニン、チロシ/。
TGF−β2に関するヌクレオチドコープイン配列はT
GF−β2類似活性を生成する細胞源から得ることがで
きる。コーディング配列は、このような細胞源から単離
且精製されたRNAのcDNAクローン化により又はゲ
ノムクローン化により得ることができる。cDNA又は
クローンのゲノムライブラリーの何れかは、それに限定
されないが制限酵素の使用を含む当業者に周知の技術を
用いて生じたDNAフラグメントから生成されうる。T
GF−β2をエンコードするフラグメントは、第1a図
に描かれた配列の任意の部分に実質的に相補的なヌクレ
オチドプローブによりこのようなライブラリーをスクリ
ーニングすることにより同定されうる。省略なしのクロ
ーン即ちTGF−β2プレカーサーに関する全コーディ
ング領域を含むものが、形質発現のために選択される。
本発明の別の態様において、第1a図のコーディング配
列が、当業者に周知の化学的方法を用いて全部又は一部
合成された。例えばカルザース(Caruthers 
)ら、1980、[ヌク・アンス・リサ・シンボー (
Nuc、 Ac1ds Res。
Symp−)Jシリーズ7:215〜223;クリア(
Crea)及びホーン(Horn )、1980、[ヌ
ク・アンス・リサ・j 9 (10) : 2331 
;?チラシ(Matteucci )及びカルザース、
1980、[テトラヘドロン・レターズ(Tetrah
edron Letters ) J 21 : 71
9及びチョウ(Chow )及びケンペ(Kempe 
)、1981、[ヌク・アンス・リサ・J 9 (12
) : 2807〜2817参照。−方、蛋白は化学的
方法を用いて生成されて全部又は一部第1a図に描かれ
たアミノ酸配列を合成することができた。
例えばペプチドはベンクマン(Beckman ) 9
90装置により固相技術により合成されそして前述した
ように樹脂から開裂されうる〔イントリー、L、 E、
ら、1983、[J、バイオ口・ケム・J258:11
219〜l 1228;イントリー、L、 E、及びロ
ウトン(Lawton )A。
1986、「ウイooジー(VirolOgY)J 1
52 :421〜431〕。精製は標品高速液体クロマ
トグラフィにより達成される。ペプチドの組成はアミノ
酸分析により確認された。
実施例に記載された特色の態様においてTGF−β2コ
ーディング配列は、TGF−β2を生成することが既に
示されているタモキシフェン処理ヒト前立腺癌細胞系P
C3から単離されたポリアデニル化RNAから誘導され
たヒ)TGF−β2プレ力−サーコーディング配列のc
DNAクローン化により得られた。一つのcDNAクロ
ーンの全コーディング領域配列されそしてヒトTGF−
β1の公表された配列と比べられた(第2図参照)。
TGF−β2 cDNAクローンのDNA配列分析は、
TGF−βlと同じ(TGF−β2が大きなプレカーサ
ー蛋白として合成されそのカルボキシ末端が開裂して成
熟112アミノ酸TGF−β2モノマーを生ずることを
示している。TGF−β2は、2個のジスルフィド結合
13.000ダルトンサブユニツトよりなる24000
の分子it有することが示畑れている〔イケダら、19
87、[バイオケミストリー(Biochemistr
y )J 26 :2406−2410;チェイフエツ
(Cheifetz )ら、1987、 [セル(Ce
ll)J 48:409−415)。
それ故成熟TGF−β2の製造は、イントラ−及びイン
ター分子ジスルフィド結合の形成と同じく適当な蛋白分
解開裂を必要とする。アミノ末端疎水性リーダー配列(
残基3〜19)は、プレカーサー中に存在しそして細胞
外へ蛋白を導くことに関係がある。成熟TGF−β2は
この工程中プレカーサーの残りの部分となお関係がある
TGF−β2はプレカーサーの成熟部分全体についてT
GF−β1と71%の相同性全示し、機能的な同等性を
示唆し、それは実験的な証拠により支持される〔セエイ
ジン(5eyedin )ら、1987、 「J、バイ
オ口・ケミ・」262;1946〜1949;チェイフ
エツら、1987、「セルJ48:409〜415〕。
ヒト、けつ歯動物及びサルの源からのTGF−βlのプ
レカーサー領域のアミン部分〔プリンク(Derync
k)ら、1985[ネイチュア−J316:70〜70
5;プリンクら、1986、「J。
バイオ口・ケミ・J261:4377〜4379 ;シ
ャープレス(5harples )ら、1987、 j
’−DNAJ 6 :239〜244〕は、非常に保存
されておりそして分子のこの部分が重要な生物学的機能
を有することを示唆している。逆に、TGF’−β1と
TGF’−β2とのN〜末端プレカーサー領域の間には
31%以下の相同性がある。推定されたシグナルペプチ
ドの開裂後、TGF−β2プレカーサーは又TGF−β
1プレカーサーよりもアミノ酸を含むだろう。TGF−
β1及びTGF−β2プレカーサーの蛋白のアミノ末端
領域内の一次的構造の差は、機能上の差を反映している
こ吉だろう。しかしブレカーダー内の有意な相同的な領
域が単離されたブロックに見い出され、それはたとえN
−末端プレカーサー領域内ですら重要な機ur的ドメイ
ンの保存を示唆している。
ノーザン・プロット分析は、BSC〜40細胞において
41及び6.5kbのTGF’−β2−特異的mRNA
の2f4の主な大きさのクラス全町らかにした。タモキ
シフェン処理PC−3細胞は、4.1kb、5.1kb
及び6.5kbの3種のTGF−β2のトランスクリプ
トを含む。これらの異る大きさのメツセージは、他の遺
伝子について記述されているように、差次RNAスプラ
イシング、ポリアデニル化又はその両者の結果であろう
〔ヘルツマン(He I fman )ら、1986、
[モル・セル・バイオロー (Mo1. Ce l l
Biol−) J 6 : 3582−3595 :七
イヤー(sayre)ら、1987、[ブロン・ナツル
・アカデ・サイ・USAJ84:2941〜2945]
。他のTGF−β2 cDNAクローンの予備的な分析
は、それがpPC−21及びpPC−14のそれより約
1kb大きい3′−未翻訳領域を含みそして異るポリア
デニル化部位全含むことを示し、それは二者択一のポリ
アデニル化がノーザン・プロットで観察されたマルチプ
ルTGF−β2mRNAの発生に関係がある一つのファ
クターであることを示唆している。
B5C−40細胞は比較しうるレベルのTGF−β1及
びTGF−β2−特異的トランスフリプ)f含み:タモ
キシフエン処理PC−3細胞はTGF−β2よりTGF
−β1mRNAを含む(第3B図)。これらの細胞がT
GF−β1より多くのTGF−β2蛋白を生成するので
(イケダら、1987、 「バイオケミストリーJ 2
6 : 2406〜2410)、後者の結果は予想され
ないものでありそしてこの成長調節物の合成に関する転
写後のレベルの調節を示唆している。TGF−β1及び
TGF−β2の生成に導かれる転写及び翻訳のコントロ
ールメカニズムを理解することを目的とする実験は、進
行中である。TGF−β1について行われたような組換
えDNA技術による適切な量のTGF−β2の生成は、
この蛋白の異る作用を開発する実験をデザインするのに
さらに助けとなるだろう。
他の態様においてTGF−β2コーディング配列は、ア
フリカミドリザル細胞系B5C−40から単離されたポ
リアデニル化RNAから誘導されたサルTGF−β2プ
レカーサーコーディング配列のcDNAクローン化によ
り得られた。一つのcDNAクローンの全コーディング
領域が配列された。ヒト及びサルのTGF−β2プレカ
ーサーは同じアミノ酸配列を有するように思われそして
それらのヌクレオチド配列はほとんど同一である。
(5,2−)TGF−β2コーディング配列を含む形質
発現ベクターの構築 TGF−β2の生物学的に活性な成熟した形を形質発現
するために、形質発現ベクター/宿主系が選ばれ、それ
は高度の転写及び翻訳を提供するばかりでなく遺伝子生
成物の正確な処理を提供しなければならない。成熟した
形のTGF−β2が細胞処理を経てプレカーサー生成物
から誘導されるように思われるので、形質発現構築物中
にTGF−β2プレカーサーの全コーディング配列を用
いるとさ、これは特に重要である。さらに生成物の分泌
をもたらす形質発現/宿主細胞系が選択される。
特に成熟TGF−β2即ち1サブユニット当り112ア
ミノ酸のジスルフィド結合ホモダイマーが、プレカーサ
ーのArg−Alaアミノ酸間の蛋白分解開裂を含む細
胞処理により形成されうるように思われる(第4a図の
残基数330及び331)。さらにTGF−β2プレカ
ーサーは成熟形に見い出せない3種の潜在的なN−グリ
コジル化部位を含み、プレカーサーの適切なグリコジル
化は成熟分子の細胞合成及び放出又は分泌に重要である
。その上TGF−β2の成熟形は1サブユニット当99
個のシスティン残基を含むジスルフィド結合ダイマーよ
りなる。これらのあるものはインター鎖ジスルフィド結
合に含まれそして他のものはイントラ鎖ジスルフィド結
合に含まれ、それは成熟分子の三次構造及び立体配置に
影響しその結果その生物学的活性に影響する。従ってT
GF−β2遺伝子生成物を正確に形質発現しそして処理
する形質発現系で用いられる宿主細胞の能力は、生物学
的に活性な成熟TGF−β2の生成に重要である。
種々の動物宿主/形質発現ベクター系(即ち適切な宿主
細胞中にTGF−β2コーディング配列の複製、転写及
び翻訳を導く必要な要素を含有するベクター)は、当業
者により等しく利用される。これらは、ウィルス形質発
現ベクター/哨乳動物宿主細胞系(例えばサイトメガウ
ィルス、ワクシニアウィルス、アデノウィルスなど);
昆虫ウィルス形質発現ベクター/昆虫細胞系(例えばバ
キュロウィルス);又は呻乳動物の細胞のゲノムから誘
導された非ウィルスプロモーター形質発現系(例えばマ
ウスメタロチオニエンプロモーター)(il−含むがこ
れに限定されない。
これらのベクターの形質発現要素はそれらのgi度及び
特異性において変化する。用いられる宿主/ベクター系
に応じて、多数の適肖な転写及び翻訳要素の任意の一つ
が用いられる。例えば咄乳動物の細胞のクローン化では
、哨乳動物の細胞に成長するウィルスから単離されるプ
ロモーター(例えばワクシニアウィルス7.5にプロモ
ーター)又は咄乳動物細胞のゲ2ツムから単離されるプ
ロモーター(例えばマウスメタロチオニエンプロモータ
ー)が用いられる。組換えDNA又は合成技術により生
成するプロモーターは、又用いられてインサートされた
配列の転写全提供する。
特異的な開始/グナルも又インサートされた蛋白コーデ
ィング配列の充分な翻訳のために必要とされる。これら
のシグナルはATG開始コドン及び隣接した配列?含む
。それ自体の開始コドン及び隣接した配列を浮む全TG
F−β2遺伝子が適切な形質発現ベクターにインサート
されるとき、追加の翻訳コントロールシグナルは必要と
されない。
しかしコーディング配列の一部のみがインサートされる
場合、ATGIA始コドン全コドン因性の翻訳コントロ
ールシグナルが提供されねばならない。その上開始コド
ンは、全インサートの翻訳を確実にするためにTGF−
β2コーディング配列の読みとりフレームと相が合わね
ばならない。
これらの外因性翻訳コントロールシグナル及び開始コド
ンは、天然及び合成の両方の種々の起源のものが用いら
れる。
形質発現の能率は、転写減衰配列、エンハンサ−要素な
どの包含により増大されうる。
ベクターへのDNAフラグメントのインサートについて
既に記載された方法の任意のものが用いられて、TGF
−β遺伝子及び適切な転写/翻訳コントロールシグナル
を含む形質発現ベクターを構築する。これらの方法は、
生体外組換えDNA技術、合成技術及び生体内組換え(
遺伝学的、組換え)を含む。
アデノウィルスが形質発現ベクターとして用いられると
き、TGF−β2コーディング配列はアデノウィルス転
写/′翻訳コントロールコンプレックス例えば後のプロ
モーター及び3部分リーダー配列にリゲートされる。こ
のキメラ遺伝子は次に生体外又は生体内の組換えにより
アデノウィルスのゲノムにインサートされる。ウィルス
ゲノムの非必須領域におけるインサート(例えば領域E
1又はE3)は、生存可能でしかも感染された宿主にお
けるTGF−β2の形質発現を行いうる組換えウィルス
金もたらすだろう。同様にワクシニア7.5にプロモー
ターも用いうる。
TGF−β2を形質発現するのに用いられる他の形質発
現系は、昆虫系である。このような系の一つにおいてア
ウトグラファ・カリホルニカ(Autographa 
Ca1ifornica)核ポリへドロシスウィルス(
AeNPV)が、外来の遺伝子を形質発現するベクター
として用いられる。ウィルスはスボドプテラOフルギペ
ルダ(Spodoptera frugiperda)
細胞中で成長する。TGF’−β2コーディング配列は
ウィルスの非必須領域(例えばポリヘトリン遺伝子)に
クローンされそしてAcNPVプロモーター(例えばポ
リへドリンプロモーター)のコントロールの下に置かれ
る。TGF−β2コーディング配列の成功したインサー
ト化は、ポリヘトリン遺伝子の不活性化及び非包接m換
2tウィルス(即ちポリヘトリン遺伝子によりコードさ
れる蛋白性被覆を欠くウィルス)の生成を生じよう。こ
れらの組換えウイルスは、次にインサートされた遺伝子
が形質発現されるスボドプテラ・フルギペルダ細胞を感
染するのに用いられる。
さらに、宿主細胞株は選ばれ、それはインサートされ欠
配列の形質発現を調節するか又は所望の特異的なやり方
で遺伝子生成物を修飾しそして処理する。成るプロモー
ターからの形質発現は、成る誘導剤(例えばメタロチオ
ネエイングロモーターに関する亜鉛及びカドミウムイオ
ン)の存在下増大する。それ故遺伝子工学的なTGF−
β2の形質発現はコントロールされうる。もしクローン
された外来の遺伝子の蛋白生成物が宿主細胞に対して致
死的であるならば、これは重要である。その上、蛋白生
成物の修飾(例えばグリコジル化)及び処理(例えば開
裂)は、蛋白の機能のために重要である。異る宿主細胞
は蛋白の翻訳後の処理及び修飾にとシq!f徴的且つ特
異的なメカニズムを有する。
適切な細胞系又は宿主系は、形質発現される外来の蛋白
の正確な修飾及び処理を確実にするために選ばれる。
(5,3,)  TGF−β2遺伝子生成物を形質発現
するトランスフエクタント又は形質転換体の同定組換え
TGF−β2コーディング配列を含みそして生物学的に
活性な成熟生成物を形質発現する宿主細胞は、少くとも
4Wiの一般的なアプローチによシ同定される。即ち(
ムンDNA−DNAハイブリッド化、(b)「マーカー
」遺伝子機能の存在又は不存在、(e)宿主細胞中のT
GF−β2mRNA2mRNAトランスクリブトにより
測定される転写のレベルの評価そして、(d)免疫アッ
セイそして最終的にはその生(・・物学的活性によシ測
定される成熟遺伝子生成物の検出。
第1のアプローチでは、形質発現ベクターにインサート
されfcTGF−β2コ一テイング配列の存在は、第1
1図で夾質的に示されるTGF−β2コーディング配列
又はその一部又は誘導体に相同的なヌクレオチド配列よ
りなるグローブを用いるDNA−DNAハイブリッド化
により検出される。
第2のアプローチでは、組換え形質発現ベクター/宿主
系は、成る「マーカー」遺伝子機能(例えばシミジンキ
ナーゼ活性、抗生物質に対する耐性、メトトレキセート
に対する耐性、形質変換表現型、バキュロウィルスにお
ける包接体の形成)の存在又は不存在に基づいて同定且
選押されうる。例えばもしTGF−β2コーディング配
列がベクターのマーカー遺伝子配夕IJ内にインサート
されるならば、TGF−β2コーディング配列を含む組
換え体は、マーカー遺伝子機能の不存在により同定され
うる。一方、マーカー遺伝子は、TGF−β2コーディ
ング配列の形質発現をコントロールするのに用いられる
同−又Fipるプロモーターのコントロールの下でTG
F−β2配列と一列に並んで置かれる。
誘導又は選択に応するマーカーの形質発現は、TGF−
β2コーディング配列の形質発現を示す。
第3のアプローチでは、TGF−β2コーディング領域
に関する転写活性は、ハイブリッド化アッセイによシ計
価されうる。例えばポリアデニル化RNAtiTGF−
β2コーディング配列又はその特別な部分に相同なグロ
ーブを用いてノーザンプロットにより単離且分析される
。一方、宿主細胞の全核酸は抽出されそしてこのような
プローブに対するハイブリッド化について分析される。
第4のアプローチでは、成熟蛋白生成物の形質発現は、
例えばウェスタンプロット、免疫アッセイ例えば免疫放
射沈でん、酵素結合免疫アッセイなどにより免疫学的に
評価される。しかし形質発現系の成功の最後のテストは
、生物学的に活性なTGF−β2遺伝子生成物の検出を
含む。宿主細胞が遺伝子生成物を分泌するとき、培養さ
れたトランスフエククント宿主細胞から得られた細胞を
含まない媒体がTGF−β2活性についてアッセイされ
る。遺伝子生成物が分泌されないとき、細胞融解物がこ
のような活性について分析される。両者の場合において
、生物学的なアッセイ例えば本明細書に記載され念族長
阻害アッセイ又は目標細胞における固定独立性成長の刺
激〔トワードジク(Tvardzik )及び7ヤーウ
イン(Sherwin )、1985゜[J、セル、バ
イオケミ・(Ca11.Biochem、)J28;2
89〜297;デラルコ(Delarco )及びトダ
ロ(Todaro )、 1987、[ブロモ・ナツル
・アカデ・サイ・USAJ75;4001〜4005]
などが用いられる。
一度高度の生物学的に活性な成熟TGF−β2を生成す
るクローンが同定されると、クローンは増殖しセしてT
GF−β2は当業者に周知の技術全周いて精製される。
このような方法は免疫アフイニテイffI製、クロマト
グラフィ方#’ (高速液体クロマトグラフィを含む)
などを含む。
〔実施例〕
(6,) 実m%i1: pc−3細胞からのTGF−
/32ブv−h−サーのeDNAクローン化 下記の実施例け、TGF−β2から先に即離されたヒト
前立腺癌細胞系PC−3からのTGF−β2プレ力−サ
ーコーディング配列のcDNAクローン化を記述してい
る。
(6,1,)材料及び方法 下記のやり方を用いてヒトTGF−β2プレカーサーを
エンコードするcDNA’!j=クローンする。
(6,1,1,)  細胞の成長及びRNA抽出ヒトヒ
ト腺痛細胞系PC−3をイケダら、1987、[バイオ
ケミストリーJ26:2406〜2410に記載された
ようにタモキシフェン添加培地に成長させた。MCF−
7a胞′ff:loチ胎児ウシ血清及び6単位/7!の
インスリンを含むダルベツコ修飾イーグルの培地に成長
させ女。すべての他の細胞系は、インスリンなしの同一
の培地で成長させた。ポリアデニル化RNAをプルチオ
(Purchio )及びファジート責Fareed)
  1979.rJ、  ライo。
(Virol、)J29 : 763〜769に記載さ
れたようにオリゴ[dT]セルロースクロマトグラフィ
により単離した。
(6,1,2,)  cDNAライブラリー構築及びス
クリーニング 二本釦cDNA’i、マ=アチ、X (Maniati
s )ら、1982゜[イン・モレキュラー・クローニ
ング(in MoleeularCloning ) 
ニア・ラボラトリ−・マニュアル(A Labo−ra
tory Manual ) J=y−、Q/ド祷スス
プリングハーバ−eプレス(Cold Spring 
Harbor Press )、コールド・スプリング
・ハーバ−、ニューヨークに記載畑れたように、24時
間タモキシフェン(より処理されたPC−3細胞から単
離されたポリアデニル化RNAから合成した。1000
塩基対より大きいcDNA画分を、ウェブ(Webb)
ら、1987、rDNAJ6;71〜79に記載された
ようにラムダgtlOに、クローンした。TGF−β1
とTGF−β2との間に保存されているアミノpwKw
xHEp(プローブ1) 全エンコードするDNAに相補的な[32p]ラベル2
4倍同義プローブにより、ライブラリーは先ず2回スク
リーンされた。正のクローンを、次にアミノ9CFRN
VQD(グローブ2)(これらの7個のアミノ酢の中5
個がTGF−β2に対して%l♂的である)[5’ T
CTTGAACGTTTCTGAAGCA−3’ ]C
ACAA ↑ をエンコードするDNAに対して相補的な第二の128
倍同義グローブによりスクリーンした。ハイブリッド化
は、6XSSC15×デンハート(Denhart )
の溶液、0.15mMピロホスフェート、100ミクロ
y/mtの変性ウシ胸腺DNA、100ミクロf/Tn
tのイーストtRNA及び1mMのEDTA中で42℃
で行われた(マニアチスら、1982、rイン・モレキ
ュラー・クローニング;ア・ライラリー・マニュアル」
コールド・スプリンク拳ハーバ−・フレス、コールド修
スプリングーハーバ−、ニューヨーク)。フィルターを
30分間4回2XSSC10,1チNa Dad 80
4中で42℃で洗った。両方のグローブにハイブリッド
した三、四のcDNAクローンを単離しセしてpEMB
Lにサブクローンした〔ダンプ(Dante)  ら、
1983、[ヌクレイツク・アンス・リサ(Nuele
ieAcids Res、)Jll;1645〜165
4]。Z6kbインサートを含む一つのクローン(pP
C−21)を、特異的オリゴヌクレオチドプライミング
〔ヘニコフ(Heni−koff )、1984、「ジ
ーン(Cane)J28;351〜359〕と組合わさ
れた種々の制限及びエキソヌクレアーゼ■欠失フラグメ
ン)f用いてジデオキシ鎖停止法〔サンガー(Sang
er)ら、1977、[プロン・ナツル・アカデ・サイ
・USAJ74:5463〜5467]により両方の鎖
に配列した。Z2kbインサートを含有する他のクロー
ン(pPC−14)’を部分的に配列した。リバーサイ
ド・サイエンティフィック・エンタープライゼス(Ri
verside 5cientific Enterp
rises )(シアトル、ワシントン州)からのジー
ン・プロ・ソフトウェア(Gene Pro  Sof
tware )  を用いてドツト・マトリックス分析
をIBM ATPCについて行った。
(6,1,3,)  ノーザンプロット分析ポリアデニ
ル化RNAを1チアガロースホルムアルデヒドゲルによ
り分画し〔ジーラツハ(Lehrach)ら、1977
、[バイオケミストリーJ16:4743〜4751)
、ナイロン膜〔ハイボンド(Hybond ) 、アマ
−ジャム(Am a r −sham)]に移し、そし
て(Op:lラベルプローブに)・イブリッド化した。
ハイブリッド化を、0.9M NaC1,50mMの燐
酸ナトリウム(pH7,0)、5mMのEDTA、0.
1チNa Dod 804.4×デンハートの溶液、0
.4η/−のイーストtRNA及びo、25q/−の変
性ウシ胸腺DNAを含有する50−ホルムアミド中で4
2℃で行われた。フィルターを0.25XSSC,0,
1チNa Dod SO4中で65℃で洗い、乾燥しそ
してライトニング・プラス(Lightening P
lus )増感スクリーン(デュポン)の助けによりク
ロネツクス(Cronex ) −4X線フィルム(デ
ュポン)に露出した。
(6,2,)  結果 eDNAライブラリーをタモキシフェン処理PC−3細
胞から単離されたポリアデニル化RNAを用いて構築し
た。
タモキシフェン処理がTGF−β2の分泌を2〜5倍増
大させたことを以前の観察は示していた〔イケダら、1
987、[バイオケミストリーJ26:2406〜24
10]。ライブラリーを前述のようにグローブ1及び2
によりスクリーンした。両方のプローブにハイブリッド
化した5種のクローンが得られた。そしてZ6kb’i
含む一つのクローンpPC−21f、配列のため選んだ
。2.2kbインサートを含む他のクローンpPC−1
4’i部分的に配列した。DNA及び演鐸したアミノ識
配列を第1図に示す。
pPC−21は442アミノ醒の演鐸されたポリペプチ
ドについてコードする単一の開放読み取シフレームを含
み、112カルボキシ末端アミノ醒は成熟TGF−β2
モノマ−よりなる(第1a図中の枠内)。開放読み取り
フレームによりエンコードされた第一のメチオニンの直
後に、単一のペプチドの特徴である一連の疎水性且未荷
電アミノ酸(第11L図中で上線のついた)が続く。こ
のメチオニン全コードするヌクレオチド配列又は開放読
み取りフレーム中に存在する次の2個のメチオニンをコ
ードするヌクレオチド配列の何れも開始メチオニン配列
に関するコンセンサス配列と相同的ではない〔コザツク
(kozak )、1986、[セルJ44 : 28
3〜292〕。翻訳は通常は開放読み取りフレーム中の
第一のメチオニンにより開始しそして下記に述べbよう
にTGF’−β1に相同的な領域が第二のメチオニンの
上流に生ずるので、第一のメチオニンが翻訳開始の部位
として一時的に定められている。次にTGF−β1と同
じ(TGF−β2が非常に大きな分泌されたプレカーサ
ーの一部として形質発現される。pPC−21クローン
は、推定の開始、メチオニンの467 bp上流及びポ
リ[A)トラック(その15塩基上流がポリアデニル化
シグナル配列を示す)を含む約s o o bpの3′
非翻訳領域を含有する〔ブロードフート(Proudf
oot )  及びブラウンジー(Brownies 
)、1976、[ネイチュアーJ263 :211〜2
14]。
TGF−β1及びTGF−β2 pPC−21cDNA
クローンのコーディング領域内のヌクレオチド配列の相
同性は、53%であると測定されていた。成熟蛋白につ
いてコードする領域は57チの相同性含有し、一方上流
グレカーサー領域は48%の相同性を有する。2種の配
列の好寸しい整列後、三、四のヌクレオチドそう人がT
GF−β2プレカーサー領域に認められ、その一つは7
5ヌクレオチドに延長していた。これらのそう人がTG
F−β2の余分のエクソンの存在によるかどうかは未知
である。2種のクローンの非コーディング領域中のDN
A配列間に、有意な相同性は検出されなかった。事実、
TGF−β1が延長されたG−Cの多い非コーディング
領域金有したが、TGF−β2は延長しfr、A−Tの
多い非コーディング領域を有した。両方のcDNAクロ
ーンは、TGF−β1において(プリン)CCCC〔/
ヤープレスら、1987、r DNA J6:239〜
244〕よりなる繰返しそしてTGF−β2ンこおいて
ATG又はA(ピリミジン)(プリン)よりなる繰返し
を有する、3′非コーディング領域における反復構造モ
チーフ全含む。
1種のクローンpPC−14が、TGF−β2コーディ
ング配列のアミノ部分に存在するKpn  T制限部位
を欠くことを、多くのクローンの制限マツプが示してい
た。pPC−14及びpPC−21の制限マツプは第1
dtM1に示される。pPC−14は、第1a図のヌク
レオチド277へ・296に相補的な20−マーオリゴ
ヌクレオチドにより特異的にブライすることにより分子
のとの領域に相当する一連の約100ヌクレオチド上に
配列された。pPC−14クローンが、失われたKpn
  T部位に相当しそして配列AAT即ちアスパラギン
のコドンにより置換されている87ヌクレオチド欠失(
第1a図のヌクレオチド位置346〜432;又第1e
図参照)を含むことを、結果は示す。
アミノ酸残基116〜144が欠失しそして単一のアス
パラギン残基により置換されている点だけでpPC−2
1によりエンコードされている配列とは相違して、pP
c−14クローンが414アミノ酸の短いTGF−β2
グレカーサーをエンコードすることを、結果は示唆して
いる。
pPC−14の全コーディング領域は決定されていない
が、Kpn  夏部位を除いて2種のクローンの制限マ
ツプが完全に重複する(第1d図)ので、それは恐ら<
ppc−21コーディング配列と完全に一致する。その
上、同一の297ミノ醒欠失及び置換を含む414アミ
ノrRTGF−βプレカーサーをエンコードしているサ
ルのクローンは、実施例セクション7に記載されている
ように同定されている。このサルのクローンは、欠失に
関する領域5′及び3′のヒトpPC−21クローンの
それとほとんど同一のコーディング配列を有する。
第2A図は、ヒ)TGF−β2−442のそれと比較し
てヒトTGF−β1(プリンクら、1985rネイチュ
ア−J316:701〜705)の演鐸された蛋白配列
を示す。TGF’−β2が既に報告されたように分子の
成熟部分を通してヒトTGF−β1と71%相同的であ
ることが決定された〔マルクアルト(Marquard
t )ら、1987゜[J、パイオロ、ケム、」印刷中
〕。成熟分子のプレカーサー上流のアミノ部分はTGF
−β1とTGF−β2−442との間に31チの相同性
を示している。第2B図に示されでいるドツト・マトリ
ックス相同性の比較は、有意な相同性が蛋白の三、四の
特定の領域で存在することを示している。推定のシグナ
ルペプチド領域のN−末端アミノ酸配列の比fは、有意
な相同性を示さない。
TGF−β2において、シグナル配列開裂部位はTGF
−β1においてアミノ@20(セリン)後そしてアミノ
酸29(グリシン)後であることが予想されている〔フ
ォノ・バイン(Yon He1jne )、1983、
[ヨー口6 J、バイオケム、(Eur、J、Bioc
hem、)J133:  17〜21〕。この開裂部位
は、34アミノ酸下流に延長するTGF−β1及びTG
F−β2の間の相同性の第1のブロックよシ本直接先に
ある。シグナル配列の除去後、TGF−β1及びTGF
−β2プレカーサーは位t4のシスティンを含む初めの
4個のアミノ藪と同じN−末端をともにする。この推定
のN−末端の下流の14アミノ酸及び次の21アミノ酸
の中の19個はTGF−β1及びTGF−β2の間に保
存され、成熟TGF−β蛋白を含むC−末端領域におい
てすら見られるすべてのものより大きい相同性のブロッ
クである。強い相同性の三、四の他のブロックが、第2
A及び2B図に見られるように成熟蛋白の上流の領域内
に存在する。これらのドメインは、長い非相同的アミノ
酸のつながりにより分離されている。
TGF−β2プレカーサーは3個のN−グリコジル化部
位(第1&図の残基72.168及び269に位置する
)を有する。第一の部位のみがTGF−β1に保存され
そして保存され次残基の大きなブロック内にあり、この
潜在的なグリコジル化部位が重要な構造上及び/又は機
能上の特徴を有することを示唆している。
シグナル配列の除去後、TGF−β2プレカーサーはそ
のTGF−β1対応部分よりも31又は59アミノ駿の
何れかを含むだろう。TGF−β2の追加のシスティン
残基は、成熟配列より先の非相同性アミノ酸の大きな領
域のまさに上流に位置している。TGF−β1と同じく
、成熟TGP−β2蛋白の開裂部位は、第2A図に示さ
れるように4〜5基本的アミノ醒の領域直後に生ずる。
成熟領域は9個のシスティンを含む。9個のシスティン
の中の7個の保存は、TGF−β類の異るメンバーにつ
いて%金的である。TGF−β1及びTGF−β2のバ
イトロバシー(hydropathy )分析は、プレ
カーサー及び成熟領域の両方において同様なパターン金
示し、両方の蛋白は一般に靭、水性である(データは提
示せず)。
第3A図は、B2O−40(アフリカミドリザル腎臓細
胞系)及びタモキシフェン処理PC−3細胞からのポリ
アデニル化RNAt−グローブするpPC−21を用い
てノ−ザンプロット分析を示す。PC−3細胞は大きさ
が4.1.5.1そして6.5kbの3種の主なTGF
−β2−特異性m RN Aを含み(第3A図、レーン
2):ESC−40細胞は主として4.1及び6.5k
b)ランスクリプト及びより少い量の5.1kbRNA
を含む(第3A図、レーン1)。
pPc−21プローブは、こ\で用いられたハイブリッ
ド化条件下でこの細胞系に存在する15kbTGF−β
1−特異性mRNA’i検出しないことに注意する必要
がある。
これらの結果及び従来の観察(シャープレスら、198
7、rDNAJ6:239〜244)は、ESC−40
細胞はTGF−βl−及びTGF−β2−特異性mRN
Aの両者を含むことを示唆している。これをさらに明ら
かに立証すbために、ノーザンプロットを、同一の特異
的な活性について放射ラベルされた等量のTGF−β1
及びTGF−β2プローブを含む混合物にハイブリッド
した。第3B図のし一ン1は、ESC−40細胞は2−
5kbTGF−β1−特異性mRNA並に4.1及び6
.5kbTGF−β2mRNAを含むことを示し:第3
B図のレーン2t:l:、タモキシフェン処理PC−3
細胞は又2.5kbTGF−β1〜%異性m RN A
 k含むこと全示す。第3B図は、タモキシフェン処理
PC−3細胞がTGF’−β2−特異性メツセージより
もTGF−β1−特異性メツセージを含むことを証明し
ている。
TGF−β2−特異性cDNAクローンの同定に、種々
の細胞系におけるTGF−β2mRNAについてスクリ
ーンすることを可能にした。第4図に示されているノー
ザンプロットは、TGF−β2−特異性トランスクリプ
トがHBL 100 Cブレツブ・シュルツ(Greg
 5chultz)博士から得られたヒトの乳から誘導
された正常の上皮細胞系」、MCF−7(ヒト乳癌細胞
系)、SK−MEL28(黒色腫細胞系)に検出されそ
してKB細胞(鼻咽喉癌細胞系)が非常に少量のTGF
−β2 mRNAを含むことを示している。
(7,)実施例2:ESC−40細胞からのTGF−β
2プレカーサーのeDNAクローン化 下記の実施例は、TGF−22%異性mRNAを含むこ
とが示されているアフリカミドリザル腎臓細胞系B5C
−40(セクション6)からのTGF−β2コーディン
グ配列のcDNAクローン化を記載している。ヒトTG
F−β2と同じくサルTGF−β2が、少くとも2種の
長いプレカーサーの一つ(成熟TGF−β2分子が蛋白
分解開裂により誘導される)として@成されることを結
果は示している。
(7,1,)  材料及び方法 下記の方法はサルTGF−β2プレカーサーをエンコ−
(7,1,1,)  細胞の成長及びRNA抽出B5C
−40細胞を10%胎児ウシ血清を含むダルベツコの修
飾イーグル培地で成長させた。ポリアデニル化RNAを
、プルチオ(Purchio )及びファサード(Fa
reed )、1979、[J、ウイロロ、J29ニア
63〜769に記載されたようにオリゴ[dT]−セル
ロースクロマトグラフィにより単離した。
(7,1,2,)  eDNAライブラリー構築及びス
クリーニング 二本鎖eDNAe、マニアチスら、1982、[モレキ
ュラー・クローニングニア・ラボラトリ−・マニュアル
」コールド・スプリング・ハーバ−・ラボ5トリー、:
7−ルド・スプリング・ハーバ−、ニューヨーク、37
1〜372に記載しであるようにESC−40ポリアデ
ニル化RNAドするcDNAをクローンするのに用いら
れた。
制限酵素認識部位を含むオリゴヌクレオチドリンカー(
Eeo  RIリンカ−)にリゲートし次。eDNAを
星三免RIにより消化しセしてセファクリルS’−10
00のクロマトグラフィにより分画した。750塩基対
より大きいeDNA画分をプールしそしてラムダgt 
10 (EcoRIにより切断された〔デービス(Da
vlg)ら、1980、[ア・マニュアル・フォア・ゼ
ネチツク・エンジニアリング:アドバンスド・バクチリ
アル・ゼネチツクス(AManual  for Ge
netic Engineering : Advan
c@dBacterial Genetics)Jコー
ルド・スプリング・ノーパー・ラボラトリ−、コールド
・スフリング・ノ・−ノクーセニューヨーク〕)にリゲ
ートされ、ノ(ツケージされ〔グロスベルド(Gros
vs ld )ら、1981、「ジーン(Gone)J
13:227〜237)、そしてE、コリCgoo  
rK−mK”hfl  にプレートされた。ライブラリ
ーを、[3!p]−ラベルpPC−21及びpPC−1
4グローブへのグラーク・ハイブリッド化〔ベントネッ
ト(13entonat )ら、1977、−[サイエ
ンスJ196:180〜182〕によシスクリーンした
。pPC−21プローブをハイブリッドしたクローンp
BSC−40−16及びpPC−14グローブをハイブ
リッドしたクローンpBSC−40−1単離しそしてp
EMBLにサブクローンした。pBSC−40−1のT
GF−β2コーディング配列は、ジデオキシ鎖停止方法
(サンガーら、1977、「プロン・ナツル・アカデ・
サイ・USAJ74 : 5463〜5467)’!i
−用いて両方の鎖を配列することにより決定された。p
Bsc−40−16は部分的に配列された。
(7,2,)  結果 2種のクローンが、ヒトTGF−β2−442及びTG
F−β2−414プレ力−サーコーディング配列から構
築されたプローブに二者択一的にハイブリッドし7’j
BSC−40c DNAライブラリーから得られた。
TGF−β2−442プローブへハイブリッドし次クロ
ーンpBSC−40−16は、第1a図の位置346〜
432からの29アミノ醒セグメントに関するコーディ
ング配列を含むことが予想される150ヌクレオチド列
(第1a図のヌクレオチド300〜450)に配列され
た。この領域についてpBSC−40−16は、ヒトT
GF−β2−442 e DNAクローン、pPC−2
1における対応する配列に同一のアミノ豪配列をエンコ
ードすることを結果は示し、セしてpBSC−40−1
6Fi442アミノ酸TGF−β2プレカーサーをエン
コードすることを示唆する。
TGF−β2−414グローブにノ為イブリットするク
ローンpBSC−40−1は、全コーディング領域に配
列された。このクローンが、アミノ酸残基116〜14
4ヒトTGF−β2−442が欠失し単一のアスパラギ
ン残基によジ置換されること以外はヒ)TGF−β2−
442プレカーサーに同一の414アミノ醒TGF−β
2プレカーサーをエンコードしていることを結果は示す
。ヌクレオチドレベルで、欠失領域においてpBsc−
40−1はヒトTGF−β2−442とは異シ、第1a
図におけるヌクレオチド346〜432は欠失しそして
アスパラギンAATに関するコドンにより置換される。
13サイレント塩基変化以外に、2桟の構造Fia、b
のコーディング配列について完全に相同である。
(8,)実施例3:TGF−β2の形質発現本実施例に
、SV40プロモーター配列の調節コントロールの下サ
ルTGF−β1グレカーサーに関するコーディング配列
により下流でしかもイン・フレームでリゲートされた成
熟ヒトTGF−β2に関するコーディング配列を含ム組
換えプラスミドによりトランスフェクトされたチヤイニ
ーズ・ハムスター卵巣細胞(CHO細胞)における成熟
した生物学的に活性なTGF−β2の形質発現を記述し
ている。構築物は、約0.5′MI/lのレベルで成熟
した生物学的に活性なTGF−β2の脅威及び分泌に関
した。
C8,1,)  材料及び方法 (8,1゜1.)細胞培養 ジヒドロ葉酸還元酵素(dbfr)欠損チャイニーズ・
ノ・ムスター卵巣(CHO)細胞〔ウルラウブCUrl
aub )及びナアシン(Chas in )、198
0、[ブロシ、ナツル。
アカデ、サイ、USAJ77:4216)を、10チ胎
児ウシa清(FBS)及び1 s o pf/−のL−
プローリンf補給したノ・ム(Ham )のF−12培
地〔ギブコ・ラボラトリーズ(Gibco Labor
atories)]中で増殖した。ゝニジリン及びスト
レプトマイシン全それぞれ100 U/d及び100μ
y/at加えた。CHO)ランフエクタントを、前述の
ものと同じ補給物を含むダルベツコの修飾イーグル培地
中で成長させた。CHO細胞及びそれらの誘導体を日課
として1:5のスプリット比でトリプシン化により継代
化した。
メトトレキセート〔シグマ(Sigma)、MO)を水
中xottq/ゴの原液濃度で調製した。薬剤を溶解す
るために希釈Na0H(0,2M)f加えた(最終のp
H6)o原液をr過滅菌し一20℃で貯蔵した。培地中
のメトトレキセートノ原fj、(100uM) f4℃
で1ケ月以内保存した。
(8,1,2,)  DNA操作及びプラスミド構築制
限酵素、T4DNAリガーゼ、仔ウシ小腸ホスファター
ゼ、DNAポリメラーゼ10)フレナラ(Klenov
)フラグメント及び他のDNA試薬ベテスダ・リサーチ
・ラボラトリーズ(Bethesda Re5earc
h Lat+oratories)MD、から購入した
。標準のDNA操作は、マニアチスら、1982、「モ
レキュラー・クローニングニア・ラボラトリ−・マニュ
アル」コールド・スプリング・ノル−バー・ラボラトリ
−、ニューヨークに概説されたように行われた。
サルTGF−β1cDNA及びマウスdhfr遺伝子を
一列に含みそしてSV40配列を間にはさむプラスミド
pSV2(β1−TGF−dhfr)’iゼントリー(
Gentry)ら、1987、[モレ・セル・パイオロ
、 (Mo1. C@ll。
Biol、) J 7 : 3418に記載されたよう
に構築した。
グラスミドpSV2/β1−β2/dhfrは、セクシ
ョン8.2.に概説されたように構築された。
(8,1,3,)  DNA)ランスフエクション10
0畷皿に10@dhfr欠損CHO細胞を接徨してから
約24時間後に、培養物を、燐面カルシウム沈でん物と
しテ20 /119 (7)Nde  I線状psV2
−(β1−TGF−dhfr )プラスミドによりトラ
ンスフェクトした〔ウィグラー(Wigler )M、
ら、1979、[プロン・ナツル・アカデ・サイ・US
AJ76:1373〜1376:]。簡単には20μ2
の線状D N A f 1 mlの250 rnM滅菌
CllCl!に加えた。Ig/の2xHaPEs溶液(
280mMNaCI、50mMHEPES、1.5mM
燐酸ナトリウム、p!(7,1)を次に滴下しそして混
合物全氷上で30分間放置した。沈でん物を次に10−
〇FIZ培地を含む細胞に滴下して分散した。4時間3
7℃でインキュベーションした後、培地全除き室温で9
0秒間25チグリセロール含有F12培地10−により
置換し7た。細胞を1回20ffLtのF12培地に浸
しそしてさらに48時間非選択性F12培地(20m)
中でインキニベートした。dhf r形質発現トランス
フェクトントに関する選択は、培地を10チ透析FBS
 (ギブコ、ニューヨーク)及び150μ2/−のし−
プローリンにより補給されたDMEMにより置換するこ
とくよ#)達成された。
選択培地で10〜14日間細胞を培養後コロニーを観察
した。1個のコロニーをパスツールピペットによシ吸引
しそして増殖した。
(8,1,4,)  メトトレキセート耐性細胞の選択
ジヒドロ葉酸還元酵素(dhfr)増殖細胞を、ゲーサ
ー(Ga55er ) C,S、及びシムケ(Schi
mka ) R,T、、1986、「J、バイオロ、ケ
ミ、J261 :6938〜6946に主として記軟さ
れたように一次トランスフエクタントから誘導した。増
殖後105細胞を100wm皿に接称しそして増大する
濃度のメトトレキセートに適合させた。
最高のメトトレキセート濃度で肉眼で見えるコロニーを
含むプレートラトリプシン化しそして少くとも2回の追
加の1:5細胞継代についてその濃度のメトトレキセー
トに適合させたつ細胞(10’)を次に5倍の濃度のメ
トトレキセートの100m皿に接種した。肉眼でyえる
コロニーを含む皿を再びトリプシン化しメトトレキセー
ト耐性細胞に適合させた。細胞を、40%FBS、10
チジメチルスルホキシド及び50%DMEM’i含む培
地中で種々の段階の拡大で凍結した。メトトレキセート
は凍結培地に含才れなかった。
(s、 i、 s、)  成長阻止アッセイTGF−β
1に非常に感度の高いミンク肺上皮細胞MvILu(受
入れ番号CCL−64、アメリカン・タイプ・カルチュ
ア・コレクション)を成長阻止アッセイに利用した。ア
ッセイをチミジンアナログ5/−(1211)−ヨード
−2′デオキシウリジン(”’ I dtr) 2用い
て行ってDNA合成を評価した。1単位の活性を、未処
理のCCL−64細胞に比較して126 工dU  の
50%導入を阻止するのに必要な量として規定した。
活性TGF−β2の分泌についてトランスフェクトされ
た細胞をアッセイするために、無血清上澄み液を細胞の
集密的培養物上の24時間コレクションから集めそして
0.2M酢酸に対して充分に透析した。酢酸を凍結乾燥
により除きそしてサンプルをアッセイのために滅菌完全
培地に再溶解した。
(8−2,)  TGF−β2形質発現の念めのTGF
−β1/TGF−β2ハイブリツドプレカーサー遺伝子
の構築サルTGF−β1プレカーサーコーディング並に
ヒトTGF−β2成熟コーディングとイン・7レームで
結合した5′未翻訳配列並に3′未翻訳配列よりなるノ
・イブリッドTGF−βプレカーサー遺伝子を第1C図
に示したように構築した。
pPC−21を先すEeoRIにより消化し、フレナラ
酵素、Hin  e■消化p EMBLにリゲートした
13kbフラグメントにより充填されセしてE、コリを
形質転換するのに用いた。逆の配向にインサートを有す
る2種のクロク消化し、Exa m消化し、フレナラ修
復し、DNAの再すゲートしセしてE、コリを形質転換
することによシ重複Exo In消化7ラグメントを発
生させた。2種のクローン、Exo 5.9及びExo
25Cはそれぞれ異る長さの5′及び3′配列を含むこ
とが分り pEMBLにサブクローンされてpEMBL
5.9及びpEMBL25cを発生させた。
pEMBL5.9をHindIllにより消化され、フ
レノウ酵素にニジプラント末端され、そして0.6kb
7ラグメント(フラグメント1)を単離した。Exo2
5CをEc。
RI及びKpn  lにより消化しそして1.1kb 
 フラグメント(フラグメント2)′!I−単離した。
pGs62’!iBam HIにより消化しフレノウ酵
素により充填しEeoRIにより消化しそしてフラグメ
ント1及び2にリゲートしi[pGS62は、単一のE
eoRI部位の欠失によりpGs20(マケット(Ma
ckett)ら、1984、「J、ウイロロ、」49:
8571から誘導された]。混合物を用いてE、コlJ
t形質転換しそしてp G S 62 / CI F 
B k単離した。
1)GS62/CIFB全力銭工及び4二RI により
消化し1600 bpフラグメントを単離しそしてさら
にXho  IIにより消化した。得られた400bp
X互ヱn−EcoRIフラグメントを単離した(フラグ
メント3)。
pSV2−β−TGF(ゼン)リーら、1987、[モ
ル・セル・バイオ口、J 7:3418)tApa  
I及びEe。
RIにより消化しそして大きな3000 bpフラグメ
ントを単離した(フラグメント4)。
下記に示す配列を有するDNAの2本の相補的鎖全合成
し、ホスホリル化し、アンニールしそして前述のフラグ
メント ′3′及び′4′にリゲートした。
rGCTGCCTA CGT CCA CTr TAC
ATI’ GAT TI’CAAG AGGATCCA
A AGCTCG GCG GTG CCG GGA 
GCT TTG CAG ATGTTGGGcC3′ リゲーション混合物を用いてE、コリを形質転換させセ
してpβ1/β2を単離した。
プラスミドpβ1/β2を均コRIにより消化し、DN
Aポリメラーゼ10)フレノウフラグメントにより充填
し、Hlndlllにより切断して1600bp  7
ラグメント全単離し:psv2、β1/β2ipSV2
、ネオ(予めにこのフラグメントをそう入することによ
り構築した。
pSV2、β1/β2’1Pvul及びEcoRI  
により消化し2、フレノウ酵素により充填し、Nde 
Iにより消化してZ6kb(約) Nds I−Eco
 RI7ラグメントを単離しそしてpSV2、dhfr
 (Nda I及びPvu Ill  により消化して
あった)にリゲートした。リゲーション混合物を用いて
E、コリを形質転換してpSV2/β1−β2/dhf
rを単離した。
(8,3,)  CIO細胞におけるTGF−β2の形
質発現pS■/β1−β2/dhfri用いてdhf 
r欠損CHO細胞をトランスフェクトしそしてdhf 
r増大細胞を前述の材料及び方法に記述したように一次
トランスフエクタントから誘導した。
正のクローン全バイオアッセイ〔ゼントリーら、198
7、[モル・セル・バイオ口、J  7:3418に記
載されたようにミンク肺上皮細胞(CCL−641の阻
止〕により同定しf。組換え蛋白を、又成熟TGF−β
2に存在する配列NH,−YNTINPEASASPC
−COOH(ゼントリーら、1987、「モル、セル、
バイオ口、J7 :3418)に対して作られた抗ペプ
チド抗血清を用いて、ウェスターンブロッティングによ
り検出した。
一つの系1β9.125は240ng/WのTGF−β
2全分泌していることが分った(第5図)。この系を次
に96穴プレートにおける希釈全制限することによりク
ローンした。一つのクローン、1β9.12.5、C1
36が約500 ngAl、’i生成した(第5図)。
抗ペグチド抗血清を用いるウェスターンブロッティング
にエリこのクローンによって分泌された蛋白の分析を第
6図に示し、それは成熟24kdTGF−β2ダイマー
並により大きな(約90kd)プレカーサーの形の存在
全量す。
(9,)微生物の寄託 下記の微生物はアグリカルチュアル・リサーチ・カルチ
ュア・コレクション(Agricultural Re
5earchCulture Co11ection 
)、 ノーザン・リジョナル・リサーチ6センター(N
orthern Regional Re5earch
Center )(NRRL)に寄託され、そして下記
の受入れ番号を付されている。
(E+cherlchia  colt )エツジエリ
シア・コリHBIOI     pPC−14B−18
333エツジエリシア・コリ)IB 101    p
BSC−40−I   B−18335エツジエリ7ア
・コリHBIOI    pBSC−40−16B−1
8334チヤイニーズ・ハムスター卵巣 psV%β1
−β2/dhfr
【図面の簡単な説明】
第1a図は、ヒトTGF−β2−442 e DNAの
ヌクレオチド配列及び演鐸されたアミノ酸配列を示す。 第1b図は、ハイブリッドTGF−β1/TGF−β2
プレカーサーDNAのヌクレオチド配列及び演鐸された
アミノ酸配列を示す。 第1e図は、ハイブリッドTGF−β1/TGF−β2
プレカーサー遺伝子の概略図を示す。 第1d図は、pPC−14(Z2 kb)及びpPC−
21(Z3kb)の制限エンドヌクレアーゼのマツプで
ある。 第1e図は、pPc−14(Z2 kb)の部分的DN
A配列の分析を示す。 第2図は、ヒトTGF−β1及びTGF−β2−442
グレカーサーの配列の相四性を示す。 第3図は、B10−40及びPC−3ポリアデニル化R
NAのノーザンプロット分析を示す。 第4図は、異る源からのポリアデニル化RNAのノーザ
ンプロット分析を示す。 第5図は、組換えTGF−β2の生物活性アッセイを示
す。 第6図は、1β9、125、クローン36により分泌さ
九fc組eえ蛋白のウェスタンプロット分析を示す。 8   ρ   8    p

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)約ヌクレオチド残基数1から約ヌクレオチド残基
    数1326の第1a図に実質的に描かれているヌクレオ
    チドコーディング配列よりなるトランスフォーミング成
    長因子−β2プレカーサーをエンコードするヌクレオチ
    ド配列。 (2)ヌクレオチド残基数346〜432のヌクレオチ
    ド配列が欠失しヌクレオチド配列「AAT」により置換
    されている約ヌクレオチド残基数1から約ヌクレオチド
    残基数1326の第1a図に実質的に描かれているヌク
    レオチドコーディング配列よりなるトランスフォーミン
    グ成長因子−β2プレカーサーをエンコードするヌクレ
    オチド配列。 (3)約ヌクレオチド残基数991から約ヌクレオチド
    残基数1326の第1a図に実質的に描かれているヌク
    レオチド配列よりなる成熟トランスフォーミング成長因
    子−β2をエンコードするヌクレオチド配列。 (4)約アミノ酸残基1から約アミノ酸残基442の第
    1a図に実質的に描かれているアミノ酸酸列よりなるト
    ランスフォーミング成長因子−β2プレカーサー。 (5)残基数116から144のアミノ酸配列が欠失し
    ており単一のアスパラギン残基により置換されている約
    アミノ酸残基数1から約アミノ酸残基数442の第1a
    図に実質的に描かれているアミノ酸配列よりなるトラン
    スフォーミング成長因子−β2プレカーサー。 (6)約アミノ酸残基数20から約アミノ酸残基数44
    2の第1a図に実質的に描かれているアミノ酸配列より
    なるトランスフォーミング成長因子−β2プレカーサー
    。 (7)残基数116〜144のアミノ酸配列が欠失して
    おり単一のアスパラギン残基により置換されている約ア
    ミノ酸残基数20から約アミノ酸数442の第1a図に
    実質的に描かれているアミノ酸配列よりなるトランスフ
    ォーミング成長因子−β2プレカーサー。 (8)約アミノ酸残基数331から約アミノ酸残基数4
    42の第1a図に実質的に描かれているアミノ酸配列よ
    りなるトランスフォーミング成長因子−β2。 (9)約ヌクレオチド残基数−70から約ヌクレオチド
    残基数1755の第1b図に実質的に描かれているヌク
    レオチドコーディング配列よりなるハイブリッドトラン
    スフォーミング成長因子−β1/トランスフォーミング
    成長因子−β2プレカーサーをエンコードするヌクレオ
    チド配列。 (10)約アミノ酸残基数1から約アミノ酸残基数39
    0の第1b図に実質的に描かれているアミノ酸配列より
    なるハイブリッドトランスフォーミング成長因子−β1
    /トランスフォーミング成長因子−β2プレカーサー。 (11)約アミノ酸残基数30から約アミノ酸残基数3
    90の第1b図に実質的に描かれているアミノ酸配列よ
    りなるハイブリッドトランスフォーミング成長因子−β
    1/トランスフォーミング成長因子−β2プレカーサー
    。 (12)(a)遺伝子の形質発現を調節する第二のヌク
    レオチド配列のコントロールの下トランスフォーミング
    成長因子−β2をエンコードするヌクレオチド配列を含
    む真核生物の細胞を培養して、トランスフォーミング成
    長因子−β2活性を有するペプチド又は蛋白を真核生物
    の細胞により生成させ;そして (b)培養物からトランスフォーミング成長因子−β2
    を回収する ことよりなるトランスフォーミング成長因子−β2を製
    造する方法。 (13)トランスフォーミング成長因子−β2をエンコ
    ードするヌクレオチド配列がヌクレオチド数1〜133
    9の第1a図に実質的に描かれているヌクレオチド配列
    よりなる請求項12記載の方法。 (14)トランスフォーミング成長因子−β2をエンコ
    ードするヌクレオチド配列がヌクレオチド数−70〜1
    755の第1b図に実質的に描かれているヌクレオチド
    配列よりなる請求項12記載の方法。 (15)真核生物の細胞がチヤイニーズ・ハムスター卵
    巣細胞よりなる請求項12記載の方法。 (16)遺伝子の形質発現をコントロールする第二のヌ
    クレオチド配列がSV40プロモーターよりなる請求項
    12記載の方法。 (17)第二のヌクレオチド配列がプロモーター、そし
    て真核生物の細胞が欠損している選択可能なマーカーを
    エンコードする配列よりなり、トランスフォーミング成
    長因子−β2コーディング配列を含む真核生物の細胞が
    同定される請求項12記載の方法。 (18)選択可能なマーカーがジヒドロ葉酸還元酵素よ
    りなる請求項17記載の方法。 (19)真核生物の細胞をメトトレキセートにさらして
    、増大したレベルのジヒドロ葉酸還元酵素及びトランス
    フォーミング成長因子−β2に関するコーディング配列
    を含む耐性コロニーを選択することをさらに含む請求項
    18記載の方法。 (20)真核生物の細胞がジヒドロ葉酸還元酵素欠損チ
    ヤイニーズ・ハムスター卵巣細胞よりなる請求項19記
    載の方法。 (21)(a)ATCCに寄託されたトランスフエクタ
    ント1β9、12.5、クローン36を培養し;そして (b)培養物からトランスフォーミング成長因子−β2
    を回収する ことよりなるトランスフォーミング成長因子−β2を製
    造する方法。 (22)トランスフエクタントがメトトレキサートの存
    在下培養される請求項21記載の方法。 (23)真核生物の細胞が活性トランスフォーミング成
    長因子−β2を生成するように遺伝子の形質発現を調節
    する第二のヌクレオチド配列のコントロールの下トラン
    スフォーミング成長因子−β2をエンコードするヌクレ
    オチド配列を含む真核生物の細胞。 (24)トランスフォーミング成長因子−β2をエンコ
    ードするヌクレオチド配列がヌクレオチド数−70〜1
    755の第1b図に実質的に描かれているヌクレオチド
    配列よりなる請求項23記載の真核生物の細胞。 (25)チヤイニーズ・ハムスター卵巣細胞よりなる請
    求項23記載の真核生物の細胞。(26)遺伝子の形質
    発現をコントロールする第二のヌクレオチド配列がSV
    40プロモーターよりなる請求項23記載の真核生物の
    細胞。 (27)第二のヌクレオチド配列がプロモーター、そし
    て真核生物の細胞が欠損している選択可能なマーカーを
    エンコードする配列よりなり、サルのトランスフォーミ
    ング成長因子−β2コーディング配列を含む真核生物の
    細胞が同定される請求項23記載の真核生物の細胞。 (28)選択可能なマーカーがジヒドロ葉酸還元酵素よ
    りなる請求項27記載の真核生物の細胞。 (29)ジヒドロ葉酸還元酵素欠損チヤイニーズ・ハム
    スター卵巣細胞よりなる請求項28記載の真核生物の細
    胞。 (30)ATCCに寄託された1β9、125、クロー
    ン36よりなる細胞系。
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