JPH0244482Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244482Y2 JPH0244482Y2 JP17194785U JP17194785U JPH0244482Y2 JP H0244482 Y2 JPH0244482 Y2 JP H0244482Y2 JP 17194785 U JP17194785 U JP 17194785U JP 17194785 U JP17194785 U JP 17194785U JP H0244482 Y2 JPH0244482 Y2 JP H0244482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oval
- soft magnetic
- shaped
- shaped soft
- return yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000004907 flux Effects 0.000 description 13
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁束量を可変し得る磁場発生装置の
改良に関する。
改良に関する。
各電子線などの各種粒子線は、研究に用いられ
ており、更に特段医療機器や理化学機器への応用
も広がりつつある。利用に際して、各種粒子線の
屈折、回折、偏向などに磁気を作用させることが
多い。
ており、更に特段医療機器や理化学機器への応用
も広がりつつある。利用に際して、各種粒子線の
屈折、回折、偏向などに磁気を作用させることが
多い。
従来、この種装置において、精度よく磁気を作
用させるためには電磁石が用いられているが、巻
回されたコイルを有するために必然的に大型化・
重量化することがあり、スペース上の問題と、コ
イルに電流を流して磁束を得るために保安維持上
あるいはエネルギ消費上の難点がある。
用させるためには電磁石が用いられているが、巻
回されたコイルを有するために必然的に大型化・
重量化することがあり、スペース上の問題と、コ
イルに電流を流して磁束を得るために保安維持上
あるいはエネルギ消費上の難点がある。
本考案はかかる点に鑑み、永久磁石を用いて小
型化・軽量化すると共に、外部エネルギを要せず
しかもその磁束量を可変させ得る磁場発生装置を
提案することを主たる目的とする。
型化・軽量化すると共に、外部エネルギを要せず
しかもその磁束量を可変させ得る磁場発生装置を
提案することを主たる目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
第1図は本考案の一例を示す断面図、第2図は
同じく平面図である。1はリング状永久磁石、2
は小判状軟磁性体を夫々示し、双方共に中心にパ
イプ4が貫通する孔が穿設されている。そして複
数枚交互に積層されている。永久磁石1は希土類
磁石を用い得、軟磁性体2として軟鉄が用いられ
る。この場合、小判状軟磁性体2の長径はリング
状永久磁石1の直径よりも大に設定される。永久
磁石1には軸方向に着磁され、隣り合う磁石1,
1は同極が対向するように配置される。
同じく平面図である。1はリング状永久磁石、2
は小判状軟磁性体を夫々示し、双方共に中心にパ
イプ4が貫通する孔が穿設されている。そして複
数枚交互に積層されている。永久磁石1は希土類
磁石を用い得、軟磁性体2として軟鉄が用いられ
る。この場合、小判状軟磁性体2の長径はリング
状永久磁石1の直径よりも大に設定される。永久
磁石1には軸方向に着磁され、隣り合う磁石1,
1は同極が対向するように配置される。
更に3はリターンヨークを示し、軟磁性体で構
成され、リング状永久磁石1及び小判状軟磁性体
2と同心円状で小判状軟磁性体2の長径に接する
ようにして、磁気的に橋絡するようにし、しかも
リング状永久磁石1及び小判状軟磁性体2に対し
て平面上自由に回動し得るように構成したもので
ある。すなわち上下端の軟磁性体2に非磁性のフ
ランジ6が一体に構成され、パイプ4に対して住
に回動される。
成され、リング状永久磁石1及び小判状軟磁性体
2と同心円状で小判状軟磁性体2の長径に接する
ようにして、磁気的に橋絡するようにし、しかも
リング状永久磁石1及び小判状軟磁性体2に対し
て平面上自由に回動し得るように構成したもので
ある。すなわち上下端の軟磁性体2に非磁性のフ
ランジ6が一体に構成され、パイプ4に対して住
に回動される。
したがつて、第1図及び第2図に示す如く、小
判状軟磁性体2とリターンヨーク3とが完全に合
致し、永久磁石1から発生する磁束はその漏洩が
極めて小さくなり、中心にあるパイプ4での磁束
量が最大となる。また第3図及び第4図に示す如
く、小判状軟磁性体2とリターンヨーク3とが90
度の位相差になつたときは、パイプ4での磁束量
が最小となる。
判状軟磁性体2とリターンヨーク3とが完全に合
致し、永久磁石1から発生する磁束はその漏洩が
極めて小さくなり、中心にあるパイプ4での磁束
量が最大となる。また第3図及び第4図に示す如
く、小判状軟磁性体2とリターンヨーク3とが90
度の位相差になつたときは、パイプ4での磁束量
が最小となる。
第5図は中心のパイプ4において、磁束が最大
のときと、最小のとまとの磁束値を示したもので
ある。磁束が最大となる曲線Aは第1図に対応
し、最小となる曲線Bは第3図に対応している。
したがつて、小判状軟磁性体2とリターンヨーク
3との相対角度の設定によつて、曲線A、曲線B
との間を最大磁束量を自由に調整し得ることは言
うまでもない。
のときと、最小のとまとの磁束値を示したもので
ある。磁束が最大となる曲線Aは第1図に対応
し、最小となる曲線Bは第3図に対応している。
したがつて、小判状軟磁性体2とリターンヨーク
3との相対角度の設定によつて、曲線A、曲線B
との間を最大磁束量を自由に調整し得ることは言
うまでもない。
尚、本考案装置は、各種粒子線を磁界の作用に
より遅延波(Back wave)や進行波
(Traveling wave)を得ようとする装置に適用
して好適である。
より遅延波(Back wave)や進行波
(Traveling wave)を得ようとする装置に適用
して好適である。
以上述べたごとく本考案によれば、小判状軟磁
性体とリング状永久磁石とを交互に中心を一致さ
せて積層し、しかも前記小判状軟磁性体の長尺は
前記永久磁石の径より大とし、また長尺箇所で複
数の小判状軟磁性体が磁気的に橋絡するようにリ
ターンヨークを設け、前記小判状軟磁性体とリタ
ーンヨークとの相対的回転により回転中心での磁
場の強さを可変するようにしたので、 前記小判状軟磁性体とリターンヨークとの相対
的回転によつつて、永久磁石のロツト内、ロツト
間のばらつきに対して減磁調整を行なうことなく
仕様値に合わせられる効果を有する。
性体とリング状永久磁石とを交互に中心を一致さ
せて積層し、しかも前記小判状軟磁性体の長尺は
前記永久磁石の径より大とし、また長尺箇所で複
数の小判状軟磁性体が磁気的に橋絡するようにリ
ターンヨークを設け、前記小判状軟磁性体とリタ
ーンヨークとの相対的回転により回転中心での磁
場の強さを可変するようにしたので、 前記小判状軟磁性体とリターンヨークとの相対
的回転によつつて、永久磁石のロツト内、ロツト
間のばらつきに対して減磁調整を行なうことなく
仕様値に合わせられる効果を有する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す断
面図及び平面図、第3図は本考案の作用の説明に
供する断面図、第4図は同じく第3図横断面図、
第5図は本考案の作用時の磁束の変化を示す線図
である。 1……リング状永久磁石、2……小判状軟磁性
体、3……リターンヨーク。
面図及び平面図、第3図は本考案の作用の説明に
供する断面図、第4図は同じく第3図横断面図、
第5図は本考案の作用時の磁束の変化を示す線図
である。 1……リング状永久磁石、2……小判状軟磁性
体、3……リターンヨーク。
Claims (1)
- 小判状軟磁性体とリング状永久磁石とを交互に
中心を一致させて積層し、しかも前記小判状軟磁
性体の長尺は前記永久磁石の径より大とし、また
長尺箇所で複数の小判状軟磁性体が磁気的に橋絡
するようにリターンヨークを設け、前記小判状軟
磁性体とリターンヨークとの相対的回転により回
転中心での磁場の強さを可変するようにした磁場
発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17194785U JPH0244482Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17194785U JPH0244482Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280305U JPS6280305U (ja) | 1987-05-22 |
JPH0244482Y2 true JPH0244482Y2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=31108042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17194785U Expired JPH0244482Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244482Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633270Y2 (ja) * | 1988-02-29 | 1994-08-31 | トリニティ工業株式会社 | 自動バルブ |
JP5346709B2 (ja) * | 2009-06-25 | 2013-11-20 | 日本電産サンキョー株式会社 | 磁石の製造方法およびレンズ駆動装置 |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP17194785U patent/JPH0244482Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6280305U (ja) | 1987-05-22 |
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