JPH0244372Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244372Y2 JPH0244372Y2 JP10606483U JP10606483U JPH0244372Y2 JP H0244372 Y2 JPH0244372 Y2 JP H0244372Y2 JP 10606483 U JP10606483 U JP 10606483U JP 10606483 U JP10606483 U JP 10606483U JP H0244372 Y2 JPH0244372 Y2 JP H0244372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- cassette
- guide grooves
- cassette holder
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、VTRにおけるカセツト収納装置ガ
イド機構に関する。 (ロ) 従来技術 近年カセツト式VTRにおいて、VTR本体の前
面のカセツト挿入口からカセツトを本体内のカセ
ツトホルダに挿入し、このカセツトをカセツトホ
ルダと共に装着位置まで移動してセツトし、その
位置で録画再生等の動作が行なえるようにした、
いわゆるフロントローデイング方式によるカセツ
ト収納装置が提案されている。 上述のカセツト収納装置においてはまずカセツ
トホルダを水平方向に移動せしめ続いて垂直方向
に移動せしめてカセツト装着位置まで案内するよ
うにしている。そして従来のカセツト収納装置で
は垂直方向のカセツトホルダの案内に第1図に示
すようなガイド機構を用いていた。 第1図において、51はカセツト収納装置の側
板であり、第1及び第2ガイド溝51a,51b
を備えている。52及び53は昇降ガイド板とス
ライド板である。このガイド板52とスライド板
53は側板51の第2ガイド溝51bをはさんで
Eリング54〜56により結合されており、第2
ガイド溝51bに案内され移動可能となつてい
る。そして常時は、ばね57により上方に付勢さ
れて、第2ガイド溝51bの上部により位置を規
定されている。 上述の如き従来例では、昇降ガイド板52とス
ライド板53とを組み立てる必要があり、部品点
数が多く、組み立て時の作業性も悪いという欠点
がある。 (ハ) 考案の目的 本考案は上記の点に鑑み為されたものであり、
カセツト収納装置のガイド機構における部品点数
を削減し、組み立て作業性を向上することを目的
とする。 (ニ) 考案の構成 本考案はフロントローデイング方式のカセツト
収納装置のガイド機構において、側板に設けら
れ、一端の開口されたガイド溝と、該ガイド溝に
嵌合する断面略H字状の溝とU字状のカセツトホ
ルダのガイド部とよりなる昇降ガイド板とを備え
ることを特徴とするカセツト収納装置のガイド機
構である。 (ホ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。 第2図は本実施例装置の分解斜視図(モータ
ー、駆動部品等は省略)、第3図は同内側面図で
ある。 1,2は夫々、一対の左右側板、3,4,5は
この左右側板を結合する天板、底板及び背板であ
り、これらによりフレームが構成され、このフレ
ームがVTR本体のシヤーシ(図示省略)に固定
されている。このフレームにはカセツトホルダ6
が移動可能に支持されており、このカセツトホル
ダは操作パネル(図示省略)上に形成される挿入
口に臨む位置にあるときカセツトを保持可能であ
る。 前記カセツトホルダ6には底部6aの両端より
立上がる折曲片6b,6cが形成されカセツトを
所定位置に位置決めする。更に、カセツトホルダ
6の側部6d,6dには一対のトーシヨンバネ6
e,6eにより下方に付勢される一対のカセツト
押えレバー6f,6fが設けられカセツトホルダ
6の移動中、カセツトを所定位置に保持する。 7はカセツト誤挿入を防止する防止体であり天
板3に設けられた切り起し3a,3a,3b,3
bにより所定角度回動可能に保持されている。 8はカセツト挿入口より異物の挿入を防止する
扉であり、左右側板1,2間の回動軸8aに回動
自在に支持され、内方に開閉可能となつており、
トーシヨンバネ8bにより常時閉状態方向に付勢
されている。そしてこの扉は図示省略した扉開閉
レバーにより開閉が制御される。 1a,2aは前記左右側板1,2に形成されそ
の屈曲部が直角より若干鋭角となつているL字状
の第1ガイド溝であり、前記カセツトホルダ6の
側板6d,6dに夫々設けられた第1ガイドロー
ラ6g,6gが遊嵌し、このカセツトホルダ6を
水平及び垂直方向に移動可能としている。 1b,1b,2b,2bは前記第1ガイド溝の
内方に側板を折曲して形成したガイド片であり、
前記側板6d,6dに夫々設けられた第2ガイド
ローラ6h,6hが係合する。9,10は前記ガ
イド片に連続して第2ガイドローラ6h,6hを
案内し、左右側板1,2に夫々く字状に形成され
た第2ガイド溝1c,2cに沿つて昇降可能な樹
脂一体成形品の昇降ガイド板である。この昇降ガ
イド板には夫々前記ガイド片の間隔と等しい巾の
U字状ガイド部9a,10aが形成されている。
更にこの昇降ガイド板は外形T字状で、その垂直
部分は断面略H字状の溝9b,10bが形成され
ている。よつて、該ガイド板の取付けは、前記第
2ガイド溝1c,2cの上方開口端面より前記昇
降ガイド板を挿入し、天板3及び背板5を左右側
板1,2にネジ止め固定することにより行なう。 また、前記昇降ガイド板は夫々発条11,12
により上方へ付勢されており、常時は前記ガイド
片1b,1b,2b,2bに対向する上昇位置に
ある。すなわち、昇降ガイド板9,10は天板3
及び背板5によつて第3図の如く上昇位置にて規
定されることになる。 (ヘ) 考案の効果 以上の如く本考案では昇降ガイド板が従来のよ
うに分割されておらず、従来例と較べて部品点数
が少なく、組み立て作業性のよいカセツト収納装
置のガイド機構を実現でき効果がある。
イド機構に関する。 (ロ) 従来技術 近年カセツト式VTRにおいて、VTR本体の前
面のカセツト挿入口からカセツトを本体内のカセ
ツトホルダに挿入し、このカセツトをカセツトホ
ルダと共に装着位置まで移動してセツトし、その
位置で録画再生等の動作が行なえるようにした、
いわゆるフロントローデイング方式によるカセツ
ト収納装置が提案されている。 上述のカセツト収納装置においてはまずカセツ
トホルダを水平方向に移動せしめ続いて垂直方向
に移動せしめてカセツト装着位置まで案内するよ
うにしている。そして従来のカセツト収納装置で
は垂直方向のカセツトホルダの案内に第1図に示
すようなガイド機構を用いていた。 第1図において、51はカセツト収納装置の側
板であり、第1及び第2ガイド溝51a,51b
を備えている。52及び53は昇降ガイド板とス
ライド板である。このガイド板52とスライド板
53は側板51の第2ガイド溝51bをはさんで
Eリング54〜56により結合されており、第2
ガイド溝51bに案内され移動可能となつてい
る。そして常時は、ばね57により上方に付勢さ
れて、第2ガイド溝51bの上部により位置を規
定されている。 上述の如き従来例では、昇降ガイド板52とス
ライド板53とを組み立てる必要があり、部品点
数が多く、組み立て時の作業性も悪いという欠点
がある。 (ハ) 考案の目的 本考案は上記の点に鑑み為されたものであり、
カセツト収納装置のガイド機構における部品点数
を削減し、組み立て作業性を向上することを目的
とする。 (ニ) 考案の構成 本考案はフロントローデイング方式のカセツト
収納装置のガイド機構において、側板に設けら
れ、一端の開口されたガイド溝と、該ガイド溝に
嵌合する断面略H字状の溝とU字状のカセツトホ
ルダのガイド部とよりなる昇降ガイド板とを備え
ることを特徴とするカセツト収納装置のガイド機
構である。 (ホ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。 第2図は本実施例装置の分解斜視図(モータ
ー、駆動部品等は省略)、第3図は同内側面図で
ある。 1,2は夫々、一対の左右側板、3,4,5は
この左右側板を結合する天板、底板及び背板であ
り、これらによりフレームが構成され、このフレ
ームがVTR本体のシヤーシ(図示省略)に固定
されている。このフレームにはカセツトホルダ6
が移動可能に支持されており、このカセツトホル
ダは操作パネル(図示省略)上に形成される挿入
口に臨む位置にあるときカセツトを保持可能であ
る。 前記カセツトホルダ6には底部6aの両端より
立上がる折曲片6b,6cが形成されカセツトを
所定位置に位置決めする。更に、カセツトホルダ
6の側部6d,6dには一対のトーシヨンバネ6
e,6eにより下方に付勢される一対のカセツト
押えレバー6f,6fが設けられカセツトホルダ
6の移動中、カセツトを所定位置に保持する。 7はカセツト誤挿入を防止する防止体であり天
板3に設けられた切り起し3a,3a,3b,3
bにより所定角度回動可能に保持されている。 8はカセツト挿入口より異物の挿入を防止する
扉であり、左右側板1,2間の回動軸8aに回動
自在に支持され、内方に開閉可能となつており、
トーシヨンバネ8bにより常時閉状態方向に付勢
されている。そしてこの扉は図示省略した扉開閉
レバーにより開閉が制御される。 1a,2aは前記左右側板1,2に形成されそ
の屈曲部が直角より若干鋭角となつているL字状
の第1ガイド溝であり、前記カセツトホルダ6の
側板6d,6dに夫々設けられた第1ガイドロー
ラ6g,6gが遊嵌し、このカセツトホルダ6を
水平及び垂直方向に移動可能としている。 1b,1b,2b,2bは前記第1ガイド溝の
内方に側板を折曲して形成したガイド片であり、
前記側板6d,6dに夫々設けられた第2ガイド
ローラ6h,6hが係合する。9,10は前記ガ
イド片に連続して第2ガイドローラ6h,6hを
案内し、左右側板1,2に夫々く字状に形成され
た第2ガイド溝1c,2cに沿つて昇降可能な樹
脂一体成形品の昇降ガイド板である。この昇降ガ
イド板には夫々前記ガイド片の間隔と等しい巾の
U字状ガイド部9a,10aが形成されている。
更にこの昇降ガイド板は外形T字状で、その垂直
部分は断面略H字状の溝9b,10bが形成され
ている。よつて、該ガイド板の取付けは、前記第
2ガイド溝1c,2cの上方開口端面より前記昇
降ガイド板を挿入し、天板3及び背板5を左右側
板1,2にネジ止め固定することにより行なう。 また、前記昇降ガイド板は夫々発条11,12
により上方へ付勢されており、常時は前記ガイド
片1b,1b,2b,2bに対向する上昇位置に
ある。すなわち、昇降ガイド板9,10は天板3
及び背板5によつて第3図の如く上昇位置にて規
定されることになる。 (ヘ) 考案の効果 以上の如く本考案では昇降ガイド板が従来のよ
うに分割されておらず、従来例と較べて部品点数
が少なく、組み立て作業性のよいカセツト収納装
置のガイド機構を実現でき効果がある。
第1図は従来例を示す分解斜視図、第2図は本
考案一実施例の分解斜視図、第3図は同側断面図
である。 主な図番の説明、1,2……側板、3……天
板、1c,2c……第2ガイド溝、9,10……
昇降ガイド板、9a,10a……ガイド部、9
b,10b……溝。
考案一実施例の分解斜視図、第3図は同側断面図
である。 主な図番の説明、1,2……側板、3……天
板、1c,2c……第2ガイド溝、9,10……
昇降ガイド板、9a,10a……ガイド部、9
b,10b……溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カセツトをカセツト挿入口から本体内のカセツ
トホルダ6に挿入し、前記カセツトホルダ6で保
持しながら、水平方向および垂直方向に案内し、
所定の装着位置にて記録・再生等の動作を行うよ
うにしたカセツト収納装置のガイド機構におい
て、 水平及び垂直方向に連続した略逆L字状の第1
ガイド溝1a,2aと上方一端が開口されたI字
状の第2ガイド溝1c,2cを設けた側板1,2
と、 前記第2ガイド溝1c,2cに嵌合する断面略
H状の溝9b,10bとU字状のカセツトホルダ
ガイド部9a,10aが一体形成された昇降ガイ
ド板9,10とからなり、 前記昇降ガイド板9,10のU字状カセツトホ
ルダガイド部9a,10aは上昇位置で前記第1
ガイド溝1a,2aの水平方向ガイド溝に対向し
ており、 該状態においてカセツトホルダが、前記第1ガ
イド溝1a,2aの水平ガイド溝並びにU字状カ
セツトホルダガイド部9a,10aに案内されて
水平移動し、 その後、前記第1ガイド溝1a,2aの垂直ガ
イド溝並びに前記第2ガイド溝1c,2cに案内
されて垂直移動する昇降ガイド板9,10に案内
されて垂直移動する構成であることを特徴とする
カセツト収納装置のガイド機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10606483U JPS6016350U (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | カセツト収納装置のガイド機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10606483U JPS6016350U (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | カセツト収納装置のガイド機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016350U JPS6016350U (ja) | 1985-02-04 |
JPH0244372Y2 true JPH0244372Y2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=30248363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10606483U Granted JPS6016350U (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | カセツト収納装置のガイド機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016350U (ja) |
-
1983
- 1983-07-07 JP JP10606483U patent/JPS6016350U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6016350U (ja) | 1985-02-04 |
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