JPH0244339A - 放出性化合物を有する写真感光材料 - Google Patents

放出性化合物を有する写真感光材料

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JPH0244339A
JPH0244339A JP1155934A JP15593489A JPH0244339A JP H0244339 A JPH0244339 A JP H0244339A JP 1155934 A JP1155934 A JP 1155934A JP 15593489 A JP15593489 A JP 15593489A JP H0244339 A JPH0244339 A JP H0244339A
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coupler
groups
photographic
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JP1155934A
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English (en)
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Drake M Michno
ドレイク マシュー ミチノ
Richard P Szajewski
リチャード ピーター サイェウスキー
Stephen P Singer
ポール シンガー スティーブン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/305Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers
    • G03C7/30541Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the released group
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/156Precursor compound
    • Y10S430/158Development inhibitor releaser, DIR

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真感光材料及び要素、特に、現像抑制剤化
合物を放出するカプラー及び他の放出性化合物を放出す
るもう一つのカプラーを有する材料及び要素に関する。
〔従来の技術〕
現像抑制剤放出型化合物又はカプラー(DIR)は、酸
化された現像主薬との反応で現像抑制剤化合物を放出す
る化合物である。DIRは、画像鮮鋭度(アキュータン
ス)を改良し、ガンマ標準化粒状度(低ガンマ標準化粒
状度が有利な高い信号対ノイズ比を示す信号対ノイズ比
の尺度)を減少し、色調スケールを制御し、そして色修
正を制御するために、写真材料に使用される。
DIR化合物により与えられる画像鮮鋭度を増大させる
一つの方法は、抑制剤化合物をタイミング基を介してカ
プラー成分に結合することにより、放出された抑制剤化
合物の有効な移動性を増大させることである。酸化され
た現像主薬との反応で、タイミング基−抑制剤成分はカ
プラー成分から切り離される。抑制剤成分はタイミング
基から放出されて活性になるが、タイミング基−抑制剤
成分が材料内で移動する間の遅延の後のみである。この
ようなタイミング基をDIR内に組み込むこと及びそれ
により達成される利点は、米国特杵築4 、284 、
962号及び同第4.409.323号明細書に記載さ
れている。このような時間調節されたDIRの例は、 である。
もう一つの方法は、材料の露光及び処理の際に、画像ア
キュータンスを減少させることなしに、中間層の重層効
果を減少させることかできるバラスト化基を含む抑制剤
成分を放出するDIRを使用することによって、色修正
の量を限定すること、いわゆる重層効果を限定すること
である。このようなりIRは、本特許出願と同時にイー
ストマン・コダック・カンパニーにより出願された(従
って、本発明に対し実際に先行技術ではない)発明の名
称「ハ・ロゲン化銀写真材料及び方法」の日本特許出願
の主題である。しかしながら、これらのDIRは、しば
しば所望される範囲までガンマ標準化粒状度の減少を与
えない。
関連のない分野で、写真感光材料に漂白促進剤放出型化
合物(BARC)を組み込み、写真処理の漂白工程に於
て役立てることが教示されている。ヨーロッパ特許出願
公開第193.389号公報には、それに結合した可溶
化基を有するアルキレン基又は複素環核に結合した放出
性チオエーテルを有するBARCが開示されている。
式: を有するこのようなりARCは、上記DIR,D−1も
含んでいるカラーネガフィルムにそれ自体が使用されて
いる。このDIRは、−CHl−ロバラスト性基を有し
ていない。この組合せは、下記に比較データで示すよう
に、(DIR単独と比較して)所望されるほどの大きい
ガンマ標準化粒状度の減少を与えない。
〔発明が解決しようとする課題〕
鮮鋭度の量を最大にし、写真材料中で作られる画像のコ
ントラスト(ガンマ)標阜化粒状度を最小にするために
放出される現像抑制剤の量を農大にすることが、しばし
ば望まれる。しかしながら、色調スケール制御及び色修
正制御の量は、一般に、画像再生成を視覚的に満足させ
るために特定の限界内に維持しなくてはならない。これ
はしばしば、DIR化合物を使用することにより得るこ
とができる鮮鋭度及びガンマ標準化粒状度改良を制限す
る。
従って、高い画像鮮鋭度、低い中間層重層効果、及び低
いガンマ標準化粒状度の共存する利点を与える写真感光
材料を提供することが強く望まれている。
〔課題を解決するための手段〕
従来BARCとしてのみ有用であると信じられていた種
類の化合物の特定の化合物類が、色修正の程度を維持し
ながらより多量のDIRを含有させることを許容し、そ
して、上記バラスト化抑制剤放出型化合物と組み合わせ
て使用するとき、低い中間層重層効果、高い画像鮮鋭度
、及び低いガンマ標準化粒状度の利点を与えることがで
きることが、ここに見出された。
本発明により、写真ハロゲン化銀乳剤からなる少なくと
も1個の層を有する写真要素が提供される。乳剤との反
応的相互関係を有する、第一カプラー(A)は、 式(I): C0UP、−T−INH−CH2−〇 〔式中、coup、はカプラー成分であり、Tは、カッ
プリング位置でカプラー成分に結合し、要素の露光及び
処理の際カプラー成分から放出された後−INH−CH
z−Qから切り離されるタイミング基(timing 
group)であり、そして、INH−CIl□−〇は
、現像抑制剤成分(但し、Qはバラスト基である)であ
る〕 で表わされるものである。また、乳剤との反応的相互関
係を有する第二カプラー(B)は、式%式%): C式中、coupzはカプラー成分であり、TIMEは
タイミング基であり、nはO又は1であり、R,は、S
に直接結合した複素環を含まない二価の遵昂基であり、
そしてR2は水可溶化基である)で表わされる。
上記カプラー(A)の例は、下記式(1)により表わさ
れる。
(1)   C0UP+−Nu−X−E−INH−C1
lz−ロ(式中、coup、はカプラー成分であり、I
 N Hは、少なくとも1個のへテロ原子を含有する現
像抑制剤成分であり、 Nuは、C0LIP1と酸化された発色現像主薬との反
応の結果として転位できる位置でcoopに結合した求
核性基であり、 Xは、CO[IP、からのNuの転位の際に、INHと
Eとの間の結合を切り離す分子内求核転位反応を受ける
ように、NuとEとを立体的に関連付ける結合基であり
、 巳は、INHのへテロ原子に結合した求電子性基であり
、 CIl□−〇は、上記定義したものである)。
カプラー(A)、特に、CI+2−Q成分は、CI+、
−Qを有する抑制剤成分が、写真要素の構造に於て減少
した移動可能性を有し、cut−qを有しないカプラー
よりも銀又はハロゲン化銀への吸収が少ないために、写
真ハロゲン化銀要素で観察されるアキュータンスが減少
することなく減少した中間層重層効果を可能にする。上
記特徴を有する非常に好ましいINI(−CH,−Q成
分は、1−p−メトキシベンジル−5−メルカプト−テ
トラゾール成分である。
この成分は、非常に好ましい移動可能性特徴を有し、こ
れもまた好ましい移動可能性を可能にするタイミング基
(T)と組み合わせることが好ましい。このような好ま
しい成分は、低度の重層効果を可能にし、従って低度の
色修正を可能にする。
しかしまた、この成分は、予期しないほど高い程度のア
キュータンスを有する画像を可能にする。
その結果、カプラー(A)は、他のDIRカブラ、例え
ば、抑制剤成分としてフェニルメルカプトテトラゾール
を含有するDIRカプラーと同様に有効なアキュータン
スの増強を可能にするが、これらの他のDIRカプラー
で観察される高い重層効果を示さない。
最も有効な画像は、カプラー成分と抑制剤成分とが、写
真処理の間にキャリヤー成分からの抑制剤成分の放出の
時間調節を可能にする基によって分離されているときに
観察される。カプラー(A)と酸化された発色現像主薬
との反応は、キャリヤー成分とタイミング基との間の結
合を切り離す。
次いで、タイミング基と抑制剤成分との間の結合が、現
像抑制成分がその所期の機能を発揮できる分子内求核転
位反応により切り離される。タイミング基と抑制剤成分
との間の結合切り離しは、酸化された発色現像主薬の作
用に影響しない。
好ましいカプラー(A)は、式(I)(式中、C0UP
 + はカプラー成分である)で表わされる。本明細書
に於て、用語「カプラー」及び「カプラー化合物」は、
カプラー成分、タイミング基、及び抑制剤成分を含む化
合物全体を意味するが、一方用語「カプラー成分」は、
タイミング基及び抑制剤成分以外の化合物の部分を意味
する。
カプラー成分は、酸化された発色現像主薬と反応してタ
イミング基とカプラー成分との間の結合を切り離す如何
なる成分であってもよい。それには、酸化された発色現
像主薬との反応で発色した生成物を生じる公知の色素形
成性カプラーで使用されるカプラー成分が含まれる。両
タイプのカプラー成分は、当業者に知られている。
カプラー成分は、バラストさせなくてもよく、油溶性又
は脂肪テイル基でバラストさせてもよい。
それはモノマーであってもよく、ダイマー、オリゴマー
又はポリマーカプラーの一部を形成してもよく、1個以
上の■N合基がカプラーに含有される場合に、それはタ
イミング基と抑制剤基が二つのカプラー成分の間の結合
の一部を形成するビス化合物の一部を形成してもよい。
特定のカプラー成分、特定の発色現像主薬及び処理の種
類に応じて、カプラー成分と酸化された発色現像主薬と
の反応生成物は、(1)発色し非拡散性(この場合はそ
れが形成された場所に留まる)、(2)発色し拡散性(
この場合は処理の間にそれが形成された場所から除かれ
るか、又は異なった場所に移動される)、又は、(3)
無呈色で拡散性又は非拡散性(この場合は画像濃度に寄
与しない)、であってよい。(2)及び(3)の場合に
、反応生成物は最初に発色及び/又は非拡散性であるが
、処理の工程の間に無呈色及び/又は拡散性生成物に変
わる。
タイミング基Tは、酸化された発色現像主薬との反応で
カプラーから放出された基が結合できる全ての位置でカ
プラー成分に結合される。好ましくは、タイミング基は
カプラー成分のカプリング位置で結合しており、カプラ
ーと酸化された発色現像主薬との反応の際にタイミング
基が転位される。しかしながらタイミング基は、それが
カプラーと酸化された発色現像主薬との反応の結果転位
されるカプラー成分の非カプリング位置に結合していて
もよい。タイミング基がカプラー成分の非カプリング位
置にある場合に、公知のカプリングオフ基、又は本発明
で有用な上記抑制剤成分に含まれるものと同じか若しく
は異なった抑制剤成分を含む他の基がカプリング位置に
ある。また、カプラー成分はカプリング位置及び非カプ
リング位置のそれぞれにタイミング基及び抑制剤基を有
していてもよい。従って、本発明の実施で有用なカプラ
ーは、カプラー1モル当り1モル以上の抑制剤を放出で
きる。これらの抑制剤のそれぞれは同じであっても異な
っていてもよく、同じ又は異なった時点及び速度で放出
され得る。
タイミング基はCOυP、を抑制剤成分に結合するよう
に機能し、C0UP Iから切り離された後、好ましく
は、例えば米国特許筒4,248.962号明細書に記
載された種類の分子内求核転位反応により、または、米
国特許筒4,409,323号明細書に記載されたよう
な共役鎖に沿った電子移動により抑制剤成分から切り離
される如何なる有機基であってもよい。共役鎖に沿った
電子移動がある機構を利用するタイミング基が特に好ま
しい。
本明細書に於て、用語「分子内求核転位反応」は、化合
物の求核中心が、求電子中心である化合物の他のサイト
で直接に又は間に挟まった分子を介して間接的に反応し
、求電子中心に結合した基又は原子の転位に起こさせる
反応を意味する。このような化合物は、反応的近接を促
進するために分子の立体配置により立体的関連付けられ
た求核性基と求電子性基とを有する。好ましくは求核性
基と求電子性基とは、環状の有機環又は過渡的な環状の
有機環が求核中心と求電子中心とを含む分子内反応によ
り容易に形成されるように化合物内で位置している。
タイミング基(T)の有用な種類の例は、下記式により
表わされる。
一部 Nu−X−E  ←− (式中、Nuは、C0UP + と酸化された発色現像
主薬との反応でそれが転位されるcoup 、の位置に
結合している求核性基であり、 Eは、上記抑制剤成分に結合している求電子性基であり
、Nuがcoup、から転位した後にNuによりそれか
ら転位できるものであり、 Xは、C0UP +からのNuの転位の際に、3〜7員
環の形成を伴う分子内求核転位反応を受け、それにより
 INH−R’を放出するように、N、とEとを立体的
に関連付ける結合基である)。
求核性基(Nu)は、原子の一つが電子富化されている
原子の集まりであると理解される。この原子は求核中心
と言われる。求電子性基(E)は、原子の一つが電子不
足である原子の集まりであると理解される。この原子は
求電子中心と言われる。
上記写真カプラーに於て、タイミング基は連結基(X)
により互いに立体的に関連付けられる求核性基と求電子
性基とを含み、そうしてカプラー成分から放出の際に、
求核中心と求電子中心とが反応してタイミング基から抑
制剤成分の転位を起こさせる。求核中心はカプラー成分
から放出されるまで求電子中心との反応から保護されな
くてはならず、求電子中心は加水分解のような外部から
の攻撃に対して抵抗しなくてはならない。早すぎる反応
は、求核中心と共に求核中心又は電子でカプラー成分を
タイミング基に結合してカプラー成分からのタイミング
基及び抑制剤成分の切り離しが求核中心を裸にし、それ
が求電子中心と反応することができるようにすることに
よるか、または、求核性基上求電子性基とが放出まで反
応的近接状態になることから防ぐようにこれらを配置す
ることにより防がれる。タイミング基は、追加の写真的
に有用な基(PRIG) 、又はその前駆体のような、
タイミング基に結合したままであるか若しくは放出され
る追加の置換基を含んでいてもよい。
求核性基と求電子性基との間に生じる分子内反応のため
に、これらの基はカプラーから切り離された後に立体的
に関連付けられておらねばならず、そうしてこれらは互
いに反応できることが理解されるべきである。好ましく
は、求核性基と求電子性基とはタイミング基内で立体的
に関連付けられており、そうして分子内求核転位反応に
は、3〜7員環、最も好ましくは5又は6員環の形成が
含まれる。
更に、写真処理の間に遭遇するアルカリ水溶液環境下で
生じる分子内反応及びそれによるカプラー成分からのタ
イミング基の転位のために、熱力学及び選択される基は
、閉環のフリーエネルギーと求核性基と求電子性基との
間での形成される結合の結合エネルギーとを加えたもの
が、求電子性基と他の基との間の結合エネルギーよりも
大きくなるようなものでなくてはならないことが理解さ
れるべきである。求核性基、結合基及び求電子性基の全
ての可能な組合せが、求電子性基と抑制剤成分との間の
結合を破壊するために有利な熱力学的関係を生じるわけ
ではないが、上記エネルギー関係を考慮して適当な組合
せを選択することは当該技術分野の技術水準内にある。
代表的なNu基には、電子富化した酸素、硫黄及び窒素
原子が含まれる。代表的なE基には、電子の不足したカ
ルボニル、チオカルボニル、ホスホニル、及びチオホス
ホニル成分が含まれる。他の有用なNu及びE基は、当
業者に明らかであろつ。
代表的なNu及びE基の下記のリストに於て、各基は、
Nuの左手結合がcoup、に結合しNuの右手結合が
Xに結合し、一方、Eの左手結合がXに結合しEの右手
結合がINHに結合するように配置されている。
代表的なNu基には下記のものが含まれる。
(式中、Raは、独立して、水素原子;メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ヘキシル基、デシル基、ペンタデシ
ル基、オクタデシル基、カルボキシエチル基、ヒドロキ
シプロピル基、スルホンアミドブチル基、及び類似の基
のような置換アルキル基を含む1〜20個の炭素原子の
アルキル基のようなアルキル基;又は、フェニル基、ナ
フチル基、ベンジル基、トリル基、t−ブチルフェニル
基、カルボキシフェニル基、クロロフェニル基、ヒドロ
キシフェニル基及び類似の基のような置換アリール基を
含む6〜20個の炭素原子のアリール基のようなアリー
ル基であり、そしてmは、Eの求電子中心にNuが求核
的に攻撃してNu、X及び已により形成された環が3〜
7個の環原子を含むようなO〜4の整数である。好まし
くは、Raは、水素、1〜4個の炭素原子のアルキル基
又は6〜10個の炭素原子の了り−ル基である。) 代表的なE基には下記のものが含まれる。
(式中、Ra及びmは、上記と同じである)Eは、好ま
しくは下記の式からなる群から選択された求電子性基で
ある。
(式中、核Rbは、独立して、水素原子;1〜20個の
炭素原子を含むアルキル基、好ましくは1〜4個の炭素
原子を含むアルキル基のようなアルキル基;又は、6〜
20個の炭素原子を含むア・リール基、好ましくは6〜
10個の炭素原子を含むアリール基のようなアリールで
あり、そしてmは、Nuの求核中心と巳の求電子中心と
の反応で形成された環が5又は6員を含むような0〜4
の数である。)Xにより表わされる連結基は、例えば、
メチレン基、エチレン基又はプロピレン基のような非環
式基、又はフェニレン基若しくはナフチレン基のような
芳香族基のような環式基、又は、フラン、チオフェン、
ピリジン、キノリン若しくはベンゾキサジンのような複
素環化合物に由来する基である。好ましくはXはアルキ
レン基又はアリーレン基である。基Nu及びEはXに結
合しており、C0UPからのNuの放出の際に、Nuの
求核中心のEの求電子中心への求核的攻撃のために有利
な立体的な関連性を与える。Xが環式基であるとき、N
u及びEは同−又は隣接する環に結合できる。
Nu及びEが隣接する原位置に結合している芳香族基が
、特に好ましいX基である。
Xは置換されていなくてもまた置換されていてもよい。
置換基は、フルオロ、クロロ、ブロモ又はヨードを含む
ハロゲン原子、ニトロ基、1〜20個の炭素原子のアル
キル基、カルボキシ基、カルボキシアルキル基、アルコ
キシカルボニル基、アルコキシカルボンアミド基、スル
ホアルキル基、アルキルスルホンアミド基及びアルキル
スルホニル基のようなアシル基、可溶化基、バラスト基
及び類似の基のような、反応、拡散又は転位の速度を変
えるものであってよく、または、安定剤、カプリ防止剤
、色素(例えば、フィルター色素、可溶化マスキング色
素)及び類似物のような写真要素にとって個々に有用で
ある置換基であってもよい。例えば、可溶化基は拡散の
速度を増大させ、バラスト基は拡散の速度を減少させ、
電子吸引性基はINH基の転位の速度を減少させる。
本明細書に於て、用語「共役鎖に沿った電子移動」は、
単一結合と二重結合とが交互に生じる原子の鎖に沿った
電子の移動を意味する。共役鎖は、有機化学に於て普通
に使用されるのと同じ意味を有すると理解される。共役
鎖に沿った電子移動は、例えば、米国特許筒4,409
,323号明細書に記載されている。
タイミング基Tが上記米国特許筒4.409.323号
明細書に記載されている種類のものであるとき、このタ
イミング基は本明細書に於て「キノン−メチドタイミン
グMJと記載する。キノン−メチドタイミング基からな
る上記有用なカプラーの例には、下記のものが含まれる
代表的有用なcoup、基を記載した特許及び刊行物の
リストは下記の通りである。これらの構造に於て、Yは
−T−INH−CH2−0を表わす。カプラー(A)と
共に有用である色素形成性カプラーの場合には、Y基は
水素又は写真技術で公知のカプリングオフ基を表わす。
1、C00P A、酸化された発色現像主薬との反応でシアン色素を形
成するカプラーは、下記のような代表的特許及び刊行物
に記載されている。米国特許筒2.772.162号、
同第2,895,826号、同第3,002,836号
、同第3,034,892号、同第2,474,293
号、同第2.423,730号、同第2,367.53
1号及び同第3.041,236号明細書、並びにFa
rbkuppler−eineLiteraturei
;bersicht、’ Agfa Mitteilu
ngen発行、Band m、 156−175頁(1
961年)。
好ましくはこのようなカプラーは、酸化された発色現像
主薬との反応でシアン色素を形成し、カプリング位置即
ち4位の炭素原子に結合したNu−X−E−INHカプ
リングオフ基を有する、フェノール類及びナフトール類
である。このようなカプラー成分の構造には下記のもの
が含まれる。
■A−1 工A−2 (式中、Rcはバラスト基を表わし、そしてRdは、1
個又は2個以上の、クロロ若しくはフルオロのようなハ
ロゲン原子、メチル基、エチル基、若しくはブチル基の
ような1〜4個の炭素原子を含有する低級アルキル基、
又は、メトキシル基、エトキシル基若しくはブトキシル
基のような1〜4個の炭素原子を含有するアルコキシル
基を表わす)。
B、酸化された発色現像主薬との反応でマゼンタ色素を
形成するカプラーは、下記のような代表的特許及び刊行
物に記載されいる。米国特許筒2.600,788号、
同第2.369.489号、同第2,343,703号
、同第2.311,082号、同第3,152,896
号、同第3、519.429号、同第3,062,65
3号及び同第2、908.573号明細書、並びに“F
arbkuppler−eineLiterature
i;bersicht、” Agfa Mitteil
ungen発行、Band m、126−156頁(1
961年)。
好ましくはこのようなカプラーは、酸化された発色現像
主薬との反応でマゼンタ色素を形成し、カプリング位置
に結合したYを有する、ピラゾロン類及びピラゾロトリ
アゾール類である。このようなカプラー成分の構造には
下記のものが含まれる。
(式中、Rc及びRdは、独立して、バラスト!、未置
換若しくは置換のアルキル基又は非置換若しくは置換の
フェニル基から選択される)。
C1酸化された発色現像主薬との反応でイエロ−色素を
形成するカプラーは、下記のような代表的特許及び刊行
物に記載されている。米国特許第2.875,057号
、同第2.407,210号、同第3.265.506
号、同第2,298.443号、同第3,048,19
4号及び同第3,447,928号明細書、並びに“F
arbkuppler:Eine Literatu6
bersicht、” Agfa Mitteilun
gen発行、Band III、112−126頁、 
(1961年)。
好ましくはこのようなイエロー色素形成性カプラーは、
ベンゾイルアセトアニリドのようなアシルアセトアミド
類であり、活性メチレン炭素原子であるカプリング位置
に結合したY基を有する。
好ましいこのようなカプラー成分の構造は下記の通りで
ある。
(式中、Rcは上記に定義した意味を有し、Rd及びR
eは、水素、又は1個又は2個以上のハロゲン原子、メ
チル基及びエチル基のような1〜4個の炭素原子を含有
するアルキル基、又は、16〜20個の炭素原子のアル
コキシル基のようなバラスト基である)。
D、酸化された発色現像主薬との反応で無呈色の生成物
を形成するカプラーは、下記のような代表的特許に記載
されている。英国特許筒861 、138号、米国特許
第3,632,345号、同第3,928,041号、
同第3,958.993号、及び同第3.961,95
9号明細書。
好ましくはこのようなカプラーは、酸化された発色現像
主薬との反応で無呈色の生成物を形成し、カルボニル基
に対してα−位で炭素原子に付いているY基を有する環
状のカルボニル含有化合物である。
好ましいこのようなカプラー成分の構造は下記のもので
ある。
許に記載されている。米国特許筒L939.231号、
同第2.181,944号、同第2,333.106号
、及び同第4、126.461号明細書、並びにドイツ
特許公開第2.644.194号及び同第2,650,
764号公報。
好ましくはこのようなカプラーは、酸化された発色現像
主薬との反応で黒色又は灰色の生成物を形成し、ヒドロ
キシル基に対してバラ位のY基を有するレゾルシノール
類又はm−アミノフェノール類である。
好ましいこのようなカプラー成分の構造は下記のもので
ある。
0′H / /   \ 、  、°−N’HCORe /   \ Y     OH 工E−1 (式中、Rcは上記に定義した意味を有し、nは1又は
2である)。
巳、酸化された発色現像主薬との反応で黒色色素を形成
するカプラーは、下記のような代表的時H / / −\ N、s −COORe /   \ Y     OH 工E−2 A、非環式基: Y     Rf (式中、Reは3〜20個の炭素原子のアルキル基、フ
ェニル基又はヒドロキシル基、ハロゲン原子、アミノ基
、1〜20個の炭素原子のアルキル基、若しくは1〜2
0個の炭素原子のアルコキシル基で置換されたフェニル
基であり、各Rfは独立して、水素原子、1〜20個の
炭素原子のアルキル基、1〜20個の炭素原子のアルケ
ニル基、又は6〜20個の炭素原子のアリール基であり
、そしてRgは、1個又は2個以上のハロゲン原子、1
〜20個の炭素原子のアルキル基、1〜20個の炭素原
子のアルコキシル基又は他の1価の有機基である)。
分子内求核転位反応できるタイミング基の例は、下記の
ものである。
(式中、nは1〜4、好ましくは2又は3であり、Z、
は、 であり、R3は、水素;1〜20個の炭素原子のアルキ
ル基、好ましくは1〜4個の炭素原子のアルキル基のよ
うなアルキル基;又は6〜20個の炭素原子のアリール
基、好ましくは6〜10個の炭素原子のアリール基のよ
うなアリール基である)。
B、芳香族基: 〔式中、nはO又は1であり、Z2は、ニル基及びナフ
チル基のようなアリール基であり、そしてXlは、水素
原子、又はシアノ基、)、素原子、塩素原子、臭素原子
、ヨウ素原子、ニトロ基、1〜20個の炭素原子のアル
キル基のようなアルキル基、色素、−0Ra= −CO
OR4,−CONtlR<、 −NHCOR44HSO
zR4,−5o□NHR4、又は−SO□R,(但し、
R4は、水素原子、1〜20個の炭素原子のアルキル基
、好ましくは1〜4個の炭素原子のアルキル基のような
アルキル基、又は6〜20個の炭素原子のアリル基、好
ましくは6〜10個の炭素原子のアリール基のようなア
リール基である)から独立に選ばれる置換基である]。
C1複素環基: であり、R3は、水素、1〜30個の炭素原子を含有す
るアルキル基のようなアルキル基、又はフェN13(h
cHzsOzNl(一のような連結基であり、nはO又
は1であり、X=、Zt及びR1は上記に定義した意味
を有する)。
(式中、nは0又は1であり、Zz 、X、及びR1は
上記に定義した意味を有する)。
D、ビス基: (式中、nは0又はlであり、Z2及びR:lは上記に
定義した意味を有する)。
このようなタイミング基は、例えば米国特杵築4.24
8.962号明細書に記載されている。
好ましい現像抑制剤基(INH)は、メルカプトテトラ
ゾール類、セレノテトラゾール類、メルカプトベンゾチ
アゾール類、セレノベンゾチアゾール類、メルカプトベ
ンズオキシゾール類、セレノベンズオキサゾール類、メ
ルカプトベンズイミダゾール類、セレノベンズイミダゾ
ール類、ベンゾトリアゾール類、及びベンゾジアゾール
類のような化合物から誘導される複素環基である。
有用な抑制剤基(IN)I)の代表例は下記の通りであ
る。各側に於て、R1は−CHI−Q基の結合の好まし
い点を表わす。
(式中、Rlmは、水素原子、又は、メチル基、エチル
基、プロピル基、n−ブチル基、フェニル基のような未
置換若しくは置換の炭化水素基、又はR1類似の基であ
る)。
及び (式中、R11は、水素原子、又は、メチル基、エチル
基、プロピル基、n−ブチル基、フェニル基のような未
置換若しくは置換の炭化水素基、又はR1類似の基であ
る)。
(式中、R18は、水素原子、又は、メチル基、エチル
基、プロピル基、n−ブチル基、フェニル基のような未
置換若しくは置換の炭化水素基、又はR1類似の基であ
る)。
制御剤成分は、また、INHの所望の性質に悪影響を与
えない他の基で置換されていてもよい。
Qは、好ましくは70質量単位より大きい分子量を有し
、写真処理の間(写真処理は普通pH9又はそれ以上に
要素を曝す)イオン化できる基を含有せず、処理の間に
実質的に分解せず、そして少なくとも1個の一〇=C−
又は−C=N−二重結合を含む基である。
−CH!−Qの例の例には下記のものが含まれる。
/°2°\ −CH2−”へ、@−0CI(3 /°8°\ −CH2−eN  イ /°:9\ −CH2−・−4・−〇H20CH3 −CE2CH2CH=CHBr CH3 −CH2−決 \ ?−−〇1 CH2−・へ \ イ◆−0H −CH2CH2−纒 \ イ°−OH タイミングIT及びINHは、隣接するカプラー成分の
活性に適合するように選択及び調製され、そしてカプラ
ーの他の基は、その意図する目的のためにINHの放出
を最適にするように選択及び調製される。従って、有用
なINH基は、活性の範囲を有するタイミング基を可能
にする異なった種類の構造を有する。pKaのような種
々の性質も、特別の目的のための最適基の選択を最適に
する上で有用に考慮される。このような選択の例には、
例えば、抑制剤としてベンゾトリアゾール成分が含まれ
る。このようなベンゾトリアゾール成分は、分子内求核
転位機構を含むタイミング基からなる意図する目的のた
めには迅速に放出し過ぎる。しかしながら、ベンゾトリ
アゾール成分は、放出速度を変える置換基により適当に
変性できる。
カプラー(B)について、硫黄原子と水可溶化法R2と
を結合する特定のR1基は、水溶解度、拡散係数、銀親
和力、銀イオン錯体溶解度、銀現像効果、及び他のセン
シトメトリー効果のようなパラメーターを制御するため
に変えることができる。例えば、2個のカルボキシ基の
ような1個以上の水可溶化基を有することができる。こ
れらのパラメーターはR1の変性により制御できるので
、それらは特定のカプラー成分及び特定の水可溶化基を
選択する上で強調する必要はないが、特定の写真要素及
び処理のためにこのような成分及び基を選択する上で自
由度を与える。
カプラー(A)と組み合わせてガンマ標準化粒状度に於
ける改良を生じることに加えて、カプラー (13)は
DTP化合物〔これには本質的に全てのDIR化合物が
含まれ、カプラー(A)についての式によって表わされ
るものだけではない〕の現像抑制効果を減少する傾向が
ある。この効果は、写真要素の種々のセンシメトリー性
質を如何にバランスさせるかに依存して、多くの方法で
有利にするために使用できる。例えば、色修正の量を減
少できながら鮮鋭度が維持できる。また、色修正および
色調制御の程度を維持しながら、より多い量のDIRカ
プラーを写真要素に使用でき、そうして画像鮮鋭度に於
ける改良が得られる。また、より少量のハロゲン化銀を
含有させ、ハロゲン化銀の更に経済的な使用及び写真要
素に於ける改良された鮮鋭度を与えながら、望ましい色
調スケールが得られる。
カプラー(B)が有する他の効果は、他の層から放出さ
れる現像抑制剤に対するカプラー(B)を含有する層の
感受性を減少させ、それにより中間層重層効果を減少さ
せることである。写真システムの要件として、これは非
常に望ましいことがある。更に、カプラー(B)は、現
像された銀の量に比較して、それが存在する層で全ての
カプラーから形成される色素の量を増加させる傾向があ
り、それにより全体の色素画像効果を増加させる。
処理に於て、−3−R1−R2断片は適当な時間でユニ
ットとして放出される。即ち、−3−R,−R2はユニ
ットとして放出される。写真要素に於ける−3−R,−
R2断片の拡散の速度及び全時間は、カプラー(A)と
の組合せで使用されるとき、処理の間写真要素の適当な
層に於けるアキュータンス及び/又はガンマ標準化粒状
度の改良が可能であるようなものでなくてはならい。存
在するとき、タイミング基もユニットとして−5−R3
−Rzを放出する。R1及びR,の選択も、化合物の残
基、好ましくはカプラーの残基からの−3−R,−Rz
酸成分放出の速度及び全時間に影響を与える。−3−R
,−122成分は処理工程及び写真要素に悪影響を与え
ないことが好ましい。
本発明の実施でを用な好ましい写真カプラーは、下記式
により表わされる。
C0TJP2−5−(C)。−COOH(式中、C0U
P2は前記に定義した意味を有する、mは1〜8であり
、 R3及びR4は、独立して、水素原子又は1〜4個の炭
素原子を有するアルキル基であり、(式中の炭素原子の
総数は1〜8である)上記アルキル基には、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチ
ル基、及びL−ブチル基のような直鎖又は分枝のアルキ
ル基が含まれる。
式(II)のcoup、カプラー成分は、勿論coup
zの場合はYが−5−R,−R,を表わすことを除いて
、coup 、について前記したようないずれかの成分
である。−5−R,−R1成分は、カプラーと酸化され
た発色現像主薬との反応で−5−R+−Rz酸成分転位
されることが可能になるカプラー成分のカプリング位置
に結合している。
S−R+−Rz放出カプラーに於て、−5−R+−Rz
酸成分、タイミング5 (TIME)を介して有機化合
物の残基に結合していてよい。上記構造に於けるTIM
Eは、coupからの−5−R,−R,の時間調節され
、た放出を可能にする基である。時間*f’ff機構は
、カプラー成分から写真的に有用な基を放出するために
有用であるどのような時間調節機構であってもよい。例
えば、時間調節機構は、例えば、米国特杵築4.248
,962号又は同第4.409,323号明細書、ある
いはドイツ特許公開第3.319.428号公報に記載
されている。
−5−R、−R,成分の放出には単一反応が含まれ、又
は連続した反応が含まれる。例えば、2個又はそれ以上
の連続した反応が−S−R,−R,成分の放出を達成す
るためにTIME基内で必要かも知れない。他の例とし
て、Tl旺基はTIME基の異なった位置に結合した2
個の−5−R,−R2成分を有しており、カプラー成分
からのTIME成分の放出の際に、2種の反応が連続的
に起こり2個の−5−R+−Rz酸成分連続的な放出を
可能にする。他の例は、TIME基が、写真的に有用な
基が結合しており、それが第二カプラー成分が酸化され
た発色現像主薬と反応した後に放出される、もう一つの
タイミング基を含有する第二カプラー成分を放出できる
反応である。
TIME基は、coupと酸化された発色現像主薬との
反応速度、coupから放出されるときの−TIME−
5−RIR2の拡散速度、及び−5−R+−Rzの放出
速度の1又は2以上の制御を許容する成分及び置換基を
含有していてもよい。TIME基は、タイミング基に結
合したままで独立に放出され得る、追加の写真的に有用
な基のような追加の置換基を含有していてもよい。TI
MEMはバラスト基を含有していてもよい。
R2として有用な水可溶化基は、有機化合物の水溶解性
を増加又は増強する傾向のある当該技術で公知の基であ
る。R2は任意に水可溶化基の前駆体であってもよい。
例えば、R2は加水分解して水可溶性カルボン酸基を形
成するエステル基であってもよい。
下記のR2基は、有用な水可溶化基及びその前駆体の例
である。
C00I+ −COOC1h COOCzHs NIIS(hcIli −5O,H −〇)1 下記のものは有用なR8 −CTl2CB2CTi2− 基の例である。
一5OJI(Ct(+ 02Nlh NRsR6(式中、R2はH又は1〜4個の炭素原子の
アルキル基であり、R6は1〜4個の炭素原子のアルキ
ル基であり、R5及びR6の少なくとも1個はアルキル
基であり、R5及びR6の合計炭素原子数は8個より多
くない) −R+−Rz酸成分例には下記のものが含まれる。
−CH2−CH2−Co2Tl 、 −CH2−CH2
−0−CH2−CH2−OH。
A、非環式TIME基: 有用なTIMEiは、処理の間の適当な時点、即ち、カ
プラー(A)と組合せて使用するとき、処理の間の写真
要素の適当な層に於けるアキュータンス及び/又はガン
マ標準化粒状度の改良が可能であるような時点で、−5
−R,−R2成分の放出が可能である。このようなTI
ME基の例には下記のものが含まれる。
はSであり、 ! Rff&は、水素原子、1〜20個の炭素原子を含有す
るアルキル基のようなアルキル基、又は6〜20個の炭
素原子を含有するアリール基、好ましくは未置換フェニ
ル基又は置換フェニル基、のようなアリール基である)
B、芳香族TIME基: (式中、nは0又は1であり、 である)。
カプラー(B)として有用な特定のカプラーの例には下
記のものが含まれる。
H であり、 R37は水素原子、1〜20個の炭素原子を含有するア
ルキル基のようなアルキル基、又は6〜20個の炭素原
子を含有するアリール基、例えば、フェニル基のような
アリール基であり、 R38は、水素原子、1〜6個の炭素原子を含有するア
ルキル基のようなアルキル基、又は6〜12個の炭素原
子を含有する了り−ル基のようなアリール基であり、 Xは、水素原子、シアノ基、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子、ニトロ基、1〜20個の炭素原子
を含有するアルキル基、好ましくはメチル基、エチル基
、プロピル基若しくはブチル基、のようなアルキル基、
又は6〜20個の炭素原子を含有するアリール基、好ま
しくは未置換フェニル基又は置換フェニル基、のような
アリール基R= −5−aH2CT12co2a 凡 シ已l シ己j たdΩ X = S−CH2−Co2H シルユ 及べよ シ部ユ X=S−(CH2)4−Co2H X = −S−CM2CE!0H C1(20H X = −5−CH2−CH2−○−CI(2−CH2
−Co2HX = −5−CH2−CH−Co2HO2 \ x = −5−・″ \   / 金戒IL これは(B)カプラーB−1の合成に関する。
CH2CH2−5o3H 上記のカプラーは、有機化合物合成技術分野で公知の方
法により製造できる。典型的な合成には、最初にタイミ
ング基(若しあれば)を適当なカプラー成分又はカプラ
ー成分の誘導体に結合させることが含まれる。次いで生
成物を抑制剤の適当な誘導体と反応させて所望のカプラ
ーを形成する。
これらの工程を行なうために公知の反応が使用される。
下記の合成例は、これらの工程を特定の反応剤と反応を
使用して行なうことができる方法を示している。
窒素雰囲気下に攪拌しているテトラヒビ0フ9フフ5 ○H 洲 5g(9.9ミリモル)のン容液に、テトラメチルグア
ニジン1.4g(9.9ミリモル)を加え、次いでアク
リル酸エチル1.1+L(9.9ミリモル)を加えた。
30分間後にメタノール50mL及び1.25Nの水酸
化ナトリウム溶液を加え、得られる組成物を15分間攪
拌した。次いで、混合物を水冷希塩酸に加えた。所望の
生成物を抽出し精製した。例えば、所望の生成物はジエ
チルエーテルで抽出し、結晶化の後、融点139″C〜
141°Cを有する無色の固体である所望のカプラーを
得た。生成物はまた元素分析及びスペクトル分析により
同定された。
これは(A)カプラーA−1の合成に関する。
R A.1−(P−メトキシベンジル)テトラゾリン−5−
チオン(S−4)(メトキシベンジルメルカプトテトラ
ゾールとも言う〕の製造窒素雰囲気下で機械的に攪拌し
たメタノール800mL中の4−メトキシベンジルイソ
チオシアネート( S − 2 N12 g (0.6
25モル)のスラリーに、水400a+Lに溶解したナ
トリウムアジド81.3g (1.25モル)をゆっく
り滴下した.得られた反応混合物を、16時間還流させ
、室温(20°C)に冷却し、濾過した。
濾液をエーテルで2回抽出し、次いで濃塩酸でpH=1
にまで酸性した。得られた沈澱物を濾別し、酢酸エチル
−ヘキサンから再結晶して融点162〜4°Cの白色固
体20gを得た。
B、カルバモイルクロライド中間体S−6の製造 満願した。反応は窒素雰囲気下で氷−アセトン浴中で冷
却した。
1時間後に反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮し
、得られたゴム状物(S−6)を次の反応にそのまま使
用した。
C,カプラーの製造 乾燥テトラヒドロフラン300mL中のS−5アミン塩
酸塩(38,8g、0.054モル)及びトリエチルア
ミン(5゜45g、0.054モル)のスラリーを、室
温(20”C)で窒素雰囲気下に1時間攪拌し、次いで
濾過し、N、N−ジメチルアニリン(9,1g、0.0
75モル)を濾液に加え、得られた混合物を撹1牢した
トルエン中の12%ホスゲンの7容?&1OOo+Lに
ピリノン25kL中のカルバモイルクロライド(S −
6)(−: 0.054モル、前の反応から)の室温の
ン容7夜に、4−メトキシベンジルメルカフ゛トチトラ
ゾール(S −4) 12g (0,054モル)を少
しずつ加え、得られた溶液を15時間窒素雰囲気下で攪
拌した。
次いで、反応混合物を、濃塩酸250mLを含む氷−水
混合物約1.5Lに加えて冷却した。この混合物を酢酸
エチルで3回抽出した。−緒にした抽出物を、5%塩酸
(2回)、水(2回)、ブラインで洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濾過し、減圧留去した。シリカゲ
ルでクロマトグラフィー処理(シクロヘキサン−酢酸エ
チル)した後、生成物を含む百分を一緒にし、減圧留去
し、得られたゴム状物をヘキサン−酢酸エチルから結晶
化して、融点92〜5℃の灰色固体として化合物6gを
得た。
元素分析は、上記の構造に一致していた。
計算値:(: 65.7;H6,55;N 10.5;
S 3.4 ;実測値:C65,1;H6,50iN 
10.4iS 3.6 ;会迩d11 この例は(A)カプラーA−2の合成に関する。
ジクロロメタン50…L及び水30mL中の、塩化ヘン
シル(S−7) 6.6 g (10ミリモ/L、)、
4−メトキシベンジルメルカプトテトラゾール(S−4
)2.2g(10ミリモル)、重炭酸ナトリウム0.8
4g(10ミリモル)及びテトラブチルアンモニウムブ
ロマイド0.05gの混合物を、室温で18時間撹拌し
、次いで追加の(S −4) 0.44g及び重炭酸ナ
トリウム0.12gを加えた。更に4時間後、有機層を
分離し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空
濃縮した。得られた油をシリカゲルでクロマトグラフィ
ー処理(ジクロロメタン)し、生成物含有溶出液を一緒
にし、真空濃縮して油を得、これを酢酸から結晶化して
、融点75〜6°Cの所望の化合物3、Qgを得た。
元素分析は、上記の構造に一致していた。
計算値:C66,6;I+ 6.4 ;N 9.9 i
s 3.8 ;実測値:C66,7;H6,7;N 9
.9 ;S 3.61(B)カプラーの追加の合成例は
、ヨーロッパ特許出願公開第193,389号公報に記
載されている。
本明細書に記載したカプラーは、写真要素及び/又は現
像液のような写真処理)8液に含有させることができ、
こうすることで露光した写真要素の現像の際に、酸化さ
れた発色現像主薬と互いに反応的関係になる。写真処理
溶液に含有されたカプラー化合物は、それらが処理溶液
と共に写真要素を通って拡散するような分子サイズと配
置でなくてはならない、写真要素に含有されるとき、一
般的な規則として、カプラー化合物は非拡散性、即ち、
それらが塗布された層から著しくは拡散又は移動しない
ような分子サイズ及び配置又は物理的形状でなくてはな
らない。
上記の写真要素は、カラー形成性カプラー及び発色現像
主薬が別々の処理溶液又は組成物又は要素に含有される
公知の技術により処理され得る。
カプラー(A)が含有されている写真要素は、支持体と
単一ハロゲン化銀乳剤層とからなる単純な要素であって
もよく、また、多層、多色要素であってもよい。カプラ
ー(A)は少なくとも1個のハロゲン化銀乳剤層及び/
又は少なくとも1個の隣接層のような他の層に組み込む
ことができ、そこでは、乳剤層でハロゲン化銀が現像さ
れたところの酸化された発色現像主薬と反応的関係にな
り得る。カプラー(B)はカプラー(A)と同じ層にあ
ってもよく、また隣接層のような異なる層にあってもよ
く、そうして二つのカプラーは処理の間に互いに反応的
関係になる。
ハロゲン化銀乳剤層は、色素形成性カプラー着色マスキ
ングカプラー、及び/又は競争カプラーのような他のカ
プラーを含有するか随伴していてもよい。これらの他の
写真カプラーは、本発明の実施で有用な写真カプラーと
同しか又は異なった色彩及び色相の色素を形成してもよ
い。更に、写真要素のハロゲン化銀乳剤層及び他の層は
、このような層に従来含有されている添加剤を含有して
もよい。
上記のような代表的な多層、多色写真要素は、支持体上
に、シアン色素画像供給性材料が組み合わさった赤感性
ハロゲン化銀乳剤ユニット、マゼンタ色素画像供給性材
料が組み合わさった緑感性ハロゲン化銀乳剤ユニット、
及びイエロー色素画像供給性材料が組み合わさった青感
性ハロゲン化銀乳剤ユニットを有し、上記カプラー(A
)及び(B)が組み合わさったハロゲン化銀乳剤ユニッ
トの少なくとも1個を含んでなる支持体から構成されて
いてよい。各ハロゲン化銀乳剤ユニットは、1個又は2
個以上の層からなっていてよく、種々のユニット及び層
は互いの関係で異なった場所に配置されていてよい。
C0UP+、 T、 INH,C01lPz、 TIM
E及び/又は−5−R1−R2が拡散性成分である場合
には、INH及び/又はS−R+−Rgにより影響を受
ける層又はユニットは、要素の適当な場所に、所定の層
又はユニットに対しC0IJP+、 T、 INH,C
0UPz、 TIME及び/又は−5−R,−R2の作
用を制限する捕捉N(scavenger 1ayer
)を含有させることにより制御できる。写真要素の少な
くとも1つの層は、例えば、媒染性層又は障壁層であっ
てよい。
光感光性ハロゲン化銀乳剤は、粗粒子、普通粒子、若し
くは微粒子のハロゲン化銀結晶又はそれらの混合物を含
んでよ(、塩化銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭化銀、塩沃
化銀、塩臭沃化銀、及びそれらの混合物のようなハロゲ
ン化銀から成っていてよい。乳剤はネガ型又は直接ポジ
型乳剤であってよい。これらは、主としてハロゲン化銀
粒子の表面に又は主としてハロゲン化銀粒子の内部に潜
像画像を形成できる。これらは化学的に及び分光的に増
悪できる。乳剤及びその製造の例は、ム互凹二謙Dis
closure、 Ite+w 17643.1978
年12月[以下ResearchDisclosure
 Iと言う]に記載されている。乳剤は、Re5ear
ch Disclosure Iに記載されているよう
に、他の親水性コロイドがを用であるけれどもゼラチン
乳剤であってもよい。板状粒子光増感性ハロゲン化銀が
、Re5earch Disclosure、 198
3年1月rte+m No、22534及び米国特杵築
4,434.226号明細書に記載されているように特
に有用である。
支持体は、Re5earch Disclosure 
Iに記載されているような、写真要素で使用されるどの
ような支持体であってもよい。代表的な支持体には、ガ
ラス、祇及び金属など、並びに硝酸セルロースフィルム
、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセクールフィ
ルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリカー
ボネートフィルム、及び関連フィルム、又は樹脂状物質
が含まれる。一般に、ポリマーフィルム又は紙製支持体
のような可撓性支持体が使用される。紙性支持体は、ア
セチル化してもよく、また、バライタ及び/又はα−オ
レフィンポリマー、特に、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンおよびエチレン−ブテンコポリマー)などの2〜IO
個の炭素原子を含有するα−オレフィンのポリマーで被
覆してもよい。
本発明の写真要素又はその個々の層には、蛍光増白剤(
Research Disclosure r 、 5
ectionV。
参照)、カプリ防止剤及び安定化剤(腹臣り引Disc
losure I 、 5ectionVT、参照)、
スティン防止剤及び画像色素安定剤(Research
 Disclosure±、 5ection■、pa
ragraphs T and J、参照)、光吸収又
は散乱物質(Research Disclosure
 I 。
5ection■、参照)、艶消し剤(matting
 agents)(Research Disclos
ure  l 、 5ection XVI、参照)、
及び現像変性剤(Research Disclosu
re I 、 5ectionXXI 、参照)が含有
されていてもよい。
写真要素は、昔通は可視領域のスペクトルの化学輻射線
に露光でき、Re5earch Disclosure
 T 。
5ection X■に記載されているような潜像を形
成し、次いで処理してRe5earch Disclo
sure  I +5ection NXに記載されて
いるような目視できる色素画像を形成する。目視できる
色素画像を形成するための処理には、要素を発色現像主
薬と接触させ現像可能なハロゲン化銀を還元し、発色現
像主薬を酸化する工程が含まれる。酸化された発色現像
主薬酸化物はカプラーと次々に反応して色素を生じる。
好ましい発色現像主薬は、p−フェニレンジアミン類で
ある。特に好ましいものとしては、4−アミノ−3−メ
チル−N、N−ジエチルアニリン塩酸塩、 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(メタンス
ルホンアミド)エチルアニリン硫酸塩水和物、 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−ヒドロキシ
エチルアニリン硫酸塩、 4−アミノ−3−(メタンスルホンアミド)エチル−N
、N−ジエチルアニリン塩酸塩、及び、4−アミノ−N
−エチル−N−(2−メトキシエチル)−m−)ライジ
ンジ−p−トルエンスルホン酸が挙げられる。
ネガ型ハロゲン化銀を用いると、ネガ画像が形成できる
。場合により、ポジ(又はリバーサル)画像を形成して
もよい。
現像の後、銀及びハロゲン化銀を除去するために漂白、
定着、又は漂白定着の通常の工程を行い、洗浄し、乾燥
する。
カプラー(A)は、放出抑制剤が前もって写真要素に使
用される写真カプラーと同じ方法で写真要素に使用する
ことができる。
特定のINHの性質に応じて、カプラー(A)(及びカ
プラー(B))は、異なった目的のために異なった場所
で写真要素に組み込むことができる。
上記のカプラーから放出された成分の層間の操作範囲は
、微粒子ハロゲン化銀乳剤層のような捕捉層を使用する
ことにより制御できる。捕捉層は上記カプラーを含有す
る要素の種々の場所にあってよい。これらは層の間、層
と支持体との間又は全ての層の上に配置できる。
〔実施例] 本発明を下記の例により更に説明する。
貴ロニニえ 写真要素を、下記フォーマントにより製造した。
C5ヨ11−を 要素を段階濃度試験片を通して模擬日光に露光し、下記
のようにして処理した。
前 浴(pH9,26緩衝液)■O8 洗浄       5S 発色現像液(pHio、2 at 106 F )  
 180s停止浴(pH< 1.0 )       
  30s洗浄       30s 漂 白(pH6、5)       180 s洗浄 
      60s 定着(pH6,5)       120 s洗浄  
     120 s 安定剤浴(photof lo)         1
0 s本実施例で使用した発色現像液及び漂白溶液は下
記X■成を有していた。
二51二41≧シi」とり孔−イin 水 水質調製剤 硫酸ナトリウム カブリ防止剤 臭化ナトリウム 850   ml1    ml (乾燥)2m! 0.22g (無水)       1.20g 炭酸ナトリウム(無水) 重炭酸ナトリウム 25.6  g 2.7g 水で1.OLに希釈、27℃でp)lIo、2+ /−
0,02を示す。
ニー皇 水                     900
   mlフェリシアン化カリウム      40 
  g臭化ナトリウム          25   
g水で1.0シに希釈、27°CT:pH6,5+/−
0,5を示す。
種々のレベルの“露光で画像濃度を測定し、ガンマ(γ
)を算出した。粒状度(σ)測定は、5PSE11an
dbook of Photographic 5ci
ence and Engineering、 W、T
homas、 Jr、Ws集、1973年、934〜9
39頁に記載された方法により行なった。次いで、ステ
ップ6(中間スケール)での測定値を、増加したガンマ
(γ)で割り、1000を掛けて標準化し、ガンマ標準
化粒状度(σ/γ)を得た。結果を第1表に示す。
第1表のデータを解するために、フィルム要素の絶対測
定粒状度は測定が行なわれる露光点での色素濃度及びコ
ントラストの両方に直接依存する(James著、Th
e Theory of the Photograp
hicProcess 4th、 Chapter 2
3参照)ので、同じ露光で異なった濃度及びコントラス
トを示す二つの異なったフィルム要素の生の粒状度は、
直接比較できないことが理解されるべきである。粒状度
への濃度及びコントラストに於ける変化の影響は、異な
ったフィルム要素の「粒状性」又は「ノイズレベル」の
公平な比較をするためにハ;↓酌しなくてはならない。
この比較をする普通の方法は、ガンマ[化粒状度(σ/
y)を使用することである。
しかしながら、この分析は、ガンマ変化から得られる粒
状度に於ける変化が、全ての物質について同じではない
ので、特に実質的に異なったガンマを有する要素につい
て誤りとなる。
異なったフィルム要素を比較するための異なった方法で
ある本例で使用されるものは、要素に於ける化学を変え
、等しい露光で、濃度及びガンマが二つの要素間ででき
るだけ近接するようにすることである。これは、σ/T
の公平な比較のために許容され、また、実際にある一定
の所望のガンマに調整されるフィルム要素の最終使用の
より良いモデルである。
センシトメトリー(濃度及びコントラスト性能)を適合
させるようにフィルム要素に於ける化学を調整するため
に使用できる多くの方法がある。本実施例に於て、本発
明によりカプラー(B)化合物を導入することは、濃度
及びコントラストを増加させた。カプラー(B)化合物
を有する要素及び有しない要素のセンシトメトリーを適
合させるために、カプラー(B)化合物を添加したとき
色素画像形成カプラーの量は減少した。
を示している。
〔発明の効果〕
カプラー(A)及び(B)の組合せは、低い中間層重層
効果、高い画像鮮鋭度、及び低いガンマ標準化粒状度を
有する写真要素を提供する。カプラー(A)と共に使用
するとき、カプラー(B)は、他のDIRと共に使用す
るときよりもガンマ標準化粒状度に於けるより大きい改
良を提供する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体およびその上に少なくとも一の写真ハロゲン
    化銀乳剤を担持する層を含んでなる写真要素であって、
    前記ハロゲン化銀乳剤と反応的相互関係で、 a)式: COUP_1−T−INH−CH_2−Q 〔式中、COUP_1はカプラー成分であり、Tは、カ
    ップリング位置でカプラー成分に結合し、要素の露光及
    び処理の際カプラー成分から放出された後−INH−C
    H_2−Qから切り離されるタイミング基(timin
    g group)であり、そして、INH−CH_2−
    Qは、現像抑制剤成分(但し、Qはバラスト基である)
    である〕 で表わされる第一カプラー、及び、 b)式: COUP_2−(TIME)_n−S−R_1−R_2 (式中、COUP_2はカプラー成分であり、TIME
    はタイミング基であり、nは0又は1であり、R_1は
    、Sに直接結合した複素環を含まない二価の連結基であ
    り、そしてR_2は水可溶化基である)で表わされる第
    二カプラーを含むことを特徴とする写真要素。
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