JPH0244215A - 電子天びん - Google Patents
電子天びんInfo
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- JPH0244215A JPH0244215A JP19425288A JP19425288A JPH0244215A JP H0244215 A JPH0244215 A JP H0244215A JP 19425288 A JP19425288 A JP 19425288A JP 19425288 A JP19425288 A JP 19425288A JP H0244215 A JPH0244215 A JP H0244215A
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Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は電子天びんに関し、更に詳しくは、粗測定部と
精測定部の2つの測定部を持ち、この両測定部の出力の
合計によって計量値を決定する方式の電子天びんに関す
る。
精測定部の2つの測定部を持ち、この両測定部の出力の
合計によって計量値を決定する方式の電子天びんに関す
る。
〈従来の技術〉
電子天びんにおいては、一般に、構成部材の持つ温度係
数等に起因して、温度変化に伴って感度が変化する。こ
の温度変化に伴う感度の変化は、電子天びん内に温度セ
ンサを設ける等によって補償するよう種々の工夫がなさ
れているものの、ある程度以上の温度変化に対しては完
全には補1しきれず、特に高精度の測定を行うためには
頻繁に感度校正を行う必要がある。
数等に起因して、温度変化に伴って感度が変化する。こ
の温度変化に伴う感度の変化は、電子天びん内に温度セ
ンサを設ける等によって補償するよう種々の工夫がなさ
れているものの、ある程度以上の温度変化に対しては完
全には補1しきれず、特に高精度の測定を行うためには
頻繁に感度校正を行う必要がある。
電子天びんの感度校正は、通常、皿等を含む荷重受部に
質量既知の分銅を負荷し、その状態での計量値が分銅質
量と一致するように感度係数を更新する等によって行わ
れる。
質量既知の分銅を負荷し、その状態での計量値が分銅質
量と一致するように感度係数を更新する等によって行わ
れる。
このような感度校正作業を容易化するために、従来、質
量既知の分銅を電子天びん内に内蔵するとともに、この
内蔵分銅を荷重受部に負荷/負荷解除するためのいわゆ
る分銅加除機構を設けて、校正指令が発生したときに自
動的に分銅を負荷して感度係数を更新する機能を持たせ
ることが常用されている。この校正指令は、電源投入時
や温度変化量が規定量以上に達したときに自動的に発生
するよう校正されたものや、あるいはこれに加えてスイ
ッチ操作等によっても発生するもの等がある。
量既知の分銅を電子天びん内に内蔵するとともに、この
内蔵分銅を荷重受部に負荷/負荷解除するためのいわゆ
る分銅加除機構を設けて、校正指令が発生したときに自
動的に分銅を負荷して感度係数を更新する機能を持たせ
ることが常用されている。この校正指令は、電源投入時
や温度変化量が規定量以上に達したときに自動的に発生
するよう校正されたものや、あるいはこれに加えてスイ
ッチ操作等によっても発生するもの等がある。
ところで、電子天びんには、粗測定部と精測定部の2つ
の測定部を備え、これら再測定部により荷重受部に作用
する荷重を分担測定し、この再測定部の出力の合計によ
って計量値を決定する方式のものがある。すなわち、例
えば荷重受部に作用する荷重に抗して系を平衡させるた
めの電磁力を発生し、この電磁力を発生するのに要した
コイル電流から荷重を測定する、いわゆる電磁力平衡型
の天びんにおいて、例えば系に粗および精の2個のコイ
ルを設けて、粗コイルに流す電流により系を概略平衡さ
せるとともに、その状態で精コイルにはサーボ機構によ
って系を正確に平衡させる電流を流すよう構成された電
子天びんがこれに相当する。
の測定部を備え、これら再測定部により荷重受部に作用
する荷重を分担測定し、この再測定部の出力の合計によ
って計量値を決定する方式のものがある。すなわち、例
えば荷重受部に作用する荷重に抗して系を平衡させるた
めの電磁力を発生し、この電磁力を発生するのに要した
コイル電流から荷重を測定する、いわゆる電磁力平衡型
の天びんにおいて、例えば系に粗および精の2個のコイ
ルを設けて、粗コイルに流す電流により系を概略平衡さ
せるとともに、その状態で精コイルにはサーボ機構によ
って系を正確に平衡させる電流を流すよう構成された電
子天びんがこれに相当する。
このような粗および精測定部を持つ電子天びんにおいて
は、上述した感度校正のほかに、粗測定部と精測定部の
比率についても校正をする必要がある。すなわち、粗測
定部の出力をR1精測定部の出力をP、精・相比率をα
、感度係数をKとしたとき、計量値Wは例えば W=K(R+αP) ・・・・・(])の形で求め
られるが、内蔵分銅負荷時において計量値Wが分銅質量
W0と一致するようにKを更新しても、未知質量の測定
時における精測定部の分担量Pが感度校正時における精
測定部の分担量と等しいかあるいはその近傍にないとき
には、αが正しくない場合には計量値に誤差が含まれる
。この誤差を解消するためには、すなわち精測定部の分
担量の大小に拘わらず常に正しい計量値を得るためには
、精・相比率αをも校正する必要がある。
は、上述した感度校正のほかに、粗測定部と精測定部の
比率についても校正をする必要がある。すなわち、粗測
定部の出力をR1精測定部の出力をP、精・相比率をα
、感度係数をKとしたとき、計量値Wは例えば W=K(R+αP) ・・・・・(])の形で求め
られるが、内蔵分銅負荷時において計量値Wが分銅質量
W0と一致するようにKを更新しても、未知質量の測定
時における精測定部の分担量Pが感度校正時における精
測定部の分担量と等しいかあるいはその近傍にないとき
には、αが正しくない場合には計量値に誤差が含まれる
。この誤差を解消するためには、すなわち精測定部の分
担量の大小に拘わらず常に正しい計量値を得るためには
、精・相比率αをも校正する必要がある。
このようなことから、従来のこの種の電子天びんでは、
校正指令の発生時に、まず精・相比率の校正を行い、そ
の後に感度校正を行っている。
校正指令の発生時に、まず精・相比率の校正を行い、そ
の後に感度校正を行っている。
〈発明が解決しようとする課題〉
前述したように、高精度の測定を行うためには頻繁に感
度校正を行う必要があるが、従来の精・粗両測定部を持
つ電子天びんでは、感度校正を行うたびに精・相比率の
校正を行うから、校正時間が長くなり、作業能率を低下
させる原因ともなっている。
度校正を行う必要があるが、従来の精・粗両測定部を持
つ電子天びんでは、感度校正を行うたびに精・相比率の
校正を行うから、校正時間が長くなり、作業能率を低下
させる原因ともなっている。
この発明の目的は、精・粗両測定部を持つ電子天びんに
おいて、校正時間を短くすることができ、もって作業能
率を向上させることのできる電子天びんを提供すること
にある。
おいて、校正時間を短くすることができ、もって作業能
率を向上させることのできる電子天びんを提供すること
にある。
〈課題を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための構成を、第1図に示す基本
概念図を参照しつつ説明すると、本発明では、荷重受部
aに作用する荷重を粗測定部すと精測定部Cとで分担測
定し、その再測定部す、 cからの出力を計量値決定
手段dに導入して所定の精・相比率αのもとに合計し、
かつ、感度係数Kを用いて計量値Wを決定するとともに
、校正指令の発生時に分銅加除機構eを駆動して荷重受
部aに内蔵分銅fを負荷し、その負荷時における計量値
Wとこの内蔵分銅fの既知質量とから感度係数Kを更新
する感度校正手段gと、粗および精測定部すおよびCの
出力を導入して精・相比率αの校正を行う比率校正手段
りを備えた天びんにおいて、当該天びん近傍の温度を測
定する測温手段iと、その測温手段iの出力を導入して
精・相比率αの前回の校正時からの温度変化量があらか
じめ設定された看取上か否かで今回の精・相比率の校正
の要否を判定する判定手段jを設ける。
概念図を参照しつつ説明すると、本発明では、荷重受部
aに作用する荷重を粗測定部すと精測定部Cとで分担測
定し、その再測定部す、 cからの出力を計量値決定
手段dに導入して所定の精・相比率αのもとに合計し、
かつ、感度係数Kを用いて計量値Wを決定するとともに
、校正指令の発生時に分銅加除機構eを駆動して荷重受
部aに内蔵分銅fを負荷し、その負荷時における計量値
Wとこの内蔵分銅fの既知質量とから感度係数Kを更新
する感度校正手段gと、粗および精測定部すおよびCの
出力を導入して精・相比率αの校正を行う比率校正手段
りを備えた天びんにおいて、当該天びん近傍の温度を測
定する測温手段iと、その測温手段iの出力を導入して
精・相比率αの前回の校正時からの温度変化量があらか
じめ設定された看取上か否かで今回の精・相比率の校正
の要否を判定する判定手段jを設ける。
そして、校正指令の発生による感度係数にの更新時に、
判定手段jが必要と判定したときに限り、精・相比率α
の校正を併せて行うよう構成する。
判定手段jが必要と判定したときに限り、精・相比率α
の校正を併せて行うよう構成する。
〈作用〉
精・相比率αの校正は、校正指令の発生のたびごとに行
われるのではなく、測温手段iの出力に基づいて判定手
段jが必要と判定したときにのみ、つまり前回の精・相
比率αの校正時からの温度変化量があらかじめ設定され
た看取上である場合に限り、実行される。
われるのではなく、測温手段iの出力に基づいて判定手
段jが必要と判定したときにのみ、つまり前回の精・相
比率αの校正時からの温度変化量があらかじめ設定され
た看取上である場合に限り、実行される。
精・相比率αは、前述したように内蔵分銅fの負荷によ
る怒度校正後も計量値に影響を与えるが、その程度は、
感度係数Kに比して小さい。すなわち、精測定部Cの測
定レンジが粗測定部すの測定レンジに対して例えば1/
100の電子天びんでは、再測定部における分解能/測
定レンジが同一であるとすると、計量値に与える影響度
は、αはKの1/100となる。温度変化に基づ<K、
αの変化率は通常同程度であるから、Kの更新ごと
にαを校正する必要はなく、前回のαの校正時点からの
温度変化量が相当大となったときに限ってαの校正を実
行すれば足りる。本発明はこの点に着目し、この温風変
化量に基づいて精・相比率αの校正の要否を判定し、必
要なときにのみαの校正を行うことで、所期の目的を達
成している。
る怒度校正後も計量値に影響を与えるが、その程度は、
感度係数Kに比して小さい。すなわち、精測定部Cの測
定レンジが粗測定部すの測定レンジに対して例えば1/
100の電子天びんでは、再測定部における分解能/測
定レンジが同一であるとすると、計量値に与える影響度
は、αはKの1/100となる。温度変化に基づ<K、
αの変化率は通常同程度であるから、Kの更新ごと
にαを校正する必要はなく、前回のαの校正時点からの
温度変化量が相当大となったときに限ってαの校正を実
行すれば足りる。本発明はこの点に着目し、この温風変
化量に基づいて精・相比率αの校正の要否を判定し、必
要なときにのみαの校正を行うことで、所期の目的を達
成している。
〈実施例〉
第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図で、電磁
力平衡型の天びんに本発明を適用した例を示している。
力平衡型の天びんに本発明を適用した例を示している。
皿1aが装着された荷重受部1は、鉛直方向に変位自在
に天びんベースに支承されており、永久磁石(図示せず
)による静磁場内に置かれた粗コイル2aと精コイル3
aにそれぞれ電流を流すことによって生ずるそれぞれの
電磁力の和が、荷重受部1への作用荷重に対抗してこの
荷重受部1を平衡させるよう構成されている。
に天びんベースに支承されており、永久磁石(図示せず
)による静磁場内に置かれた粗コイル2aと精コイル3
aにそれぞれ電流を流すことによって生ずるそれぞれの
電磁力の和が、荷重受部1への作用荷重に対抗してこの
荷重受部1を平衡させるよう構成されている。
粗コイル2aには粗測定部2から電流が供給され、また
、精コイル3aには精測定部3から電流が供給される。
、精コイル3aには精測定部3から電流が供給される。
粗測定部2と精測定部3の構成については、種々の公知
の方式を採用することができるが、例えば次のような構
成を採ることができる。
の方式を採用することができるが、例えば次のような構
成を採ることができる。
粗測定部2は定電流源と、その出力をチョッピングする
電子スイッチ、およびその駆動回路等によって構成され
、粗コイル2aには制御部4から供給される指令に応じ
たデユーティ比を持つパルス状の電流が流される。
電子スイッチ、およびその駆動回路等によって構成され
、粗コイル2aには制御部4から供給される指令に応じ
たデユーティ比を持つパルス状の電流が流される。
精測定部3は、荷重受部1の変位を検出する変位センサ
およびアンプ、そのアンプの出力を入力するPID制御
器、そのPIDII御器の出力を入力して精コイル3a
に流すべき電流に変換するパワーアンプ等からなるサー
ボ機構と、精コイル3aに流れている電流を出力抵抗で
電圧値に変換した後、デジタル化して制御部4に供給す
るためのA−D変換器等によって構成されている。
およびアンプ、そのアンプの出力を入力するPID制御
器、そのPIDII御器の出力を入力して精コイル3a
に流すべき電流に変換するパワーアンプ等からなるサー
ボ機構と、精コイル3aに流れている電流を出力抵抗で
電圧値に変換した後、デジタル化して制御部4に供給す
るためのA−D変換器等によって構成されている。
そして、精測定部3は制御部4からの指令によって大、
小2レンジを選択できるように構成されており、皿1a
上に試料を載せた当初は大レンジが選択されて精測定部
3によって作用荷重を検出し、M御部4はその検出デー
タに基づいて粗コイル2aに流すべきパルス電流のデユ
ーティ比を決定する。粗コイル2aにこのパルス電流を
流すと同時に精測定部3は小レンジに切換えられ、粗コ
イル2aと精コイル3aそれぞれが発生する電磁力の合
計によって荷重受部1を平衡させる。この状態において
制御部4は、粗コイル2aに流しているパルス電流のデ
ユーティ比と精コイル3aに流れている電流値とから、
例えば前述した(11式に基づく演算を行って計量値を
決定する。
小2レンジを選択できるように構成されており、皿1a
上に試料を載せた当初は大レンジが選択されて精測定部
3によって作用荷重を検出し、M御部4はその検出デー
タに基づいて粗コイル2aに流すべきパルス電流のデユ
ーティ比を決定する。粗コイル2aにこのパルス電流を
流すと同時に精測定部3は小レンジに切換えられ、粗コ
イル2aと精コイル3aそれぞれが発生する電磁力の合
計によって荷重受部1を平衡させる。この状態において
制御部4は、粗コイル2aに流しているパルス電流のデ
ユーティ比と精コイル3aに流れている電流値とから、
例えば前述した(11式に基づく演算を行って計量値を
決定する。
制御部4はCPU41、ROM42、RAM43および
入出力ボート44等を備えたマイクロコンピュータによ
って構成されており、ROM42には通常の測定プログ
ラムのほかに、後述する校正プログラムが書き込まれて
いるとともに、RAM43にはワークエリアのほかに感
度係数にと精・相比率α、および後述する温度データT
0を記憶するエリア等が設定されている。この制御部4
には、決定した計量値を表示するための表示器5が接続
されている。
入出力ボート44等を備えたマイクロコンピュータによ
って構成されており、ROM42には通常の測定プログ
ラムのほかに、後述する校正プログラムが書き込まれて
いるとともに、RAM43にはワークエリアのほかに感
度係数にと精・相比率α、および後述する温度データT
0を記憶するエリア等が設定されている。この制御部4
には、決定した計量値を表示するための表示器5が接続
されている。
天びんケース内には質量既知の内蔵分銅6が収容されて
おり、この内蔵分銅6は分銅加除機構7の駆動により荷
重受部1に負荷/負荷解除することができる。分銅加除
機構7の駆動指令は制御部4から供給される。
おり、この内蔵分銅6は分銅加除機構7の駆動により荷
重受部1に負荷/負荷解除することができる。分銅加除
機構7の駆動指令は制御部4から供給される。
天びんケース内には、例えば粗コイル2a、精コイル3
aが置かれている静磁場を作る永久磁石の近傍に、温度
センサ8aが配設されており、この温度センサ8aの出
力は、アンプ、A−D変換器等からなる測温部8を介し
て制御部4に採り込まれる。
aが置かれている静磁場を作る永久磁石の近傍に、温度
センサ8aが配設されており、この温度センサ8aの出
力は、アンプ、A−D変換器等からなる測温部8を介し
て制御部4に採り込まれる。
第3図はROM42に書き込まれた校正プログラムの内
容を示すフローチャートで、この図を参照しつつ以下に
各部の動作を説明する。
容を示すフローチャートで、この図を参照しつつ以下に
各部の動作を説明する。
この校正プログラムは、校正指令の発生によってスター
トするが、この実施例において校正指令は、電源投入時
と、通常の測定状態において測温部8からの温度データ
を刻々と採り込んで例えば0.5℃の温度変化があるご
とに、自動的に発生するよう構成されているとともに、
測定者が希望する場合にはスイッチ操作等によっても発
生するよう構成されている。
トするが、この実施例において校正指令は、電源投入時
と、通常の測定状態において測温部8からの温度データ
を刻々と採り込んで例えば0.5℃の温度変化があるご
とに、自動的に発生するよう構成されているとともに、
測定者が希望する場合にはスイッチ操作等によっても発
生するよう構成されている。
さて、校正指令が発生すると、測温部8からの現時点の
温度データT1を採り込む(STI)。次に、この校正
指令が電源投入後の最初の指令であるか否かを判定しく
5T2)、最初の指令である場合には無条件で精・相比
率αの校正を行った後(Sr1)、感度校正を行う(S
r1.5T6)。
温度データT1を採り込む(STI)。次に、この校正
指令が電源投入後の最初の指令であるか否かを判定しく
5T2)、最初の指令である場合には無条件で精・相比
率αの校正を行った後(Sr1)、感度校正を行う(S
r1.5T6)。
精・相比率αの校正の手法は公知であるが、例えば無負
荷状態で精測定部3を小レンジにして平衡している状態
で、粗測定部2に流すパルス電流のデユーティ比を所定
の質量相当分だけ変化させる。これによって精測定部3
に流れる電流は平衡状態を保つべく変化するが、この変
化量と上述のデユーティ比変化量とから正しい精・相比
率αを求めることができる。
荷状態で精測定部3を小レンジにして平衡している状態
で、粗測定部2に流すパルス電流のデユーティ比を所定
の質量相当分だけ変化させる。これによって精測定部3
に流れる電流は平衡状態を保つべく変化するが、この変
化量と上述のデユーティ比変化量とから正しい精・相比
率αを求めることができる。
この精・相比率αの校正を行った場合には、現時点の温
度データT1をToとしてRAM43内に格納する(S
r4)。
度データT1をToとしてRAM43内に格納する(S
r4)。
感度校正の手法も公知であるが、分銅加除機構7に駆動
指令を発して内蔵骨w46を荷重受部1に負荷し、その
質量を測定する。次にその測定値が、既知の内蔵分銅質
量と一致するように、感度係数Kを逆算して求める。
指令を発して内蔵骨w46を荷重受部1に負荷し、その
質量を測定する。次にその測定値が、既知の内蔵分銅質
量と一致するように、感度係数Kを逆算して求める。
以上のように求められた精・相比率αと感度係数にはR
AM43内に格納され、以後の測定ルーチンにおいて計
量値の決定に供される。
AM43内に格納され、以後の測定ルーチンにおいて計
量値の決定に供される。
校正指令が電源投入後の最初のものではない場合には、
前回の精・相比率αの校正時の温度T0に対して現時点
の温度T、があらかじめ設定された温度、例えば5℃以
上変化したときに限り、精・相比率αの校正を行なう。
前回の精・相比率αの校正時の温度T0に対して現時点
の温度T、があらかじめ設定された温度、例えば5℃以
上変化したときに限り、精・相比率αの校正を行なう。
すなわち、現時点の温度データT、と前回の精・相比率
αの校正時にRAM43内に格納したデータT0を比較
しく5T7)、その差が5℃以上の場合にはST3以下
へと進み、αとKを更新するとともにT1をToとして
RAM43内に格納する。
αの校正時にRAM43内に格納したデータT0を比較
しく5T7)、その差が5℃以上の場合にはST3以下
へと進み、αとKを更新するとともにT1をToとして
RAM43内に格納する。
差が5℃未満の場合にはSr1へと進み、Kの更新のみ
を行なう。
を行なう。
以上のように、この実施例では、電源投入後最初の校正
指令の発生時を除いて、感度係数には0.5’Cの温度
変化があるごとに、もしくは測定者がスイッチ操作を行
なうごとに更新されるが、精、相比率αは5℃の温度変
化があったときに限って更新される。精・相比率αは前
述したように感度係数によりも計量誤差に対する影響度
は低く、5℃の温度変化時にのみ校正しても計量値に誤
差を含むことはない。
指令の発生時を除いて、感度係数には0.5’Cの温度
変化があるごとに、もしくは測定者がスイッチ操作を行
なうごとに更新されるが、精、相比率αは5℃の温度変
化があったときに限って更新される。精・相比率αは前
述したように感度係数によりも計量誤差に対する影響度
は低く、5℃の温度変化時にのみ校正しても計量値に誤
差を含むことはない。
なお、以上の実施例では、電源投入後1回目の校正指令
発生時にのみ無条件でαとKを更新するよう構成した例
を示したが、1回目と2回目を無条件で、あるいは電源
投入後の経過時間が設定時間に達するまでは無条件でα
、Kを更新する等、種々の変形は可能である。
発生時にのみ無条件でαとKを更新するよう構成した例
を示したが、1回目と2回目を無条件で、あるいは電源
投入後の経過時間が設定時間に達するまでは無条件でα
、Kを更新する等、種々の変形は可能である。
また、精・相比率αの校正を実行するか否かの判定基準
となる温度差は、適用する電子天びんの特性に基づいて
決定すべきであることは勿論である。
となる温度差は、適用する電子天びんの特性に基づいて
決定すべきであることは勿論である。
更に、粗測定部2と精測定部3の構成は上述した例に限
られることなく、公知の構成の任意のものを採用し得る
ことは云うまでもない。
られることなく、公知の構成の任意のものを採用し得る
ことは云うまでもない。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、精・相比率αの
校正を、従来のように感度校正を行なうごとに実行する
のではなく、ある一定の温度変化があった場合に限って
実行するから、つまり、校正指令発生時に必要とする校
正動作だけが行われ、不要な動作は行われず、従って無
駄な時間が費やされずに校正時間を短縮することができ
、ひいては測定作業の能率を向上させることができる。
校正を、従来のように感度校正を行なうごとに実行する
のではなく、ある一定の温度変化があった場合に限って
実行するから、つまり、校正指令発生時に必要とする校
正動作だけが行われ、不要な動作は行われず、従って無
駄な時間が費やされずに校正時間を短縮することができ
、ひいては測定作業の能率を向上させることができる。
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、第2図は本発
明実施例の構成を示すブロック図、第3図はそのROM
42に書き込まれた校正プログラムの内容を示すフロー
チャートである。 1・・・荷重受部 2・・・粗測定部 3・・・精測定部 4・・・制御部 6・・・内蔵分銅 7・・・分銅加除機構 8・・・測温部 特許出願人 株式会社島津製作所代 理 人
弁理士 西1)新 第1図
明実施例の構成を示すブロック図、第3図はそのROM
42に書き込まれた校正プログラムの内容を示すフロー
チャートである。 1・・・荷重受部 2・・・粗測定部 3・・・精測定部 4・・・制御部 6・・・内蔵分銅 7・・・分銅加除機構 8・・・測温部 特許出願人 株式会社島津製作所代 理 人
弁理士 西1)新 第1図
Claims (1)
- 荷重受部に作用する荷重を粗測定部と精測定部とで分担
測定し、その両測定部からの出力を計量値決定手段に導
入して所定の精・粗比率のもとに合計し、かつ、感度係
数を用いて計量値を決定するとともに、校正指令の発生
時に分銅加除機構を駆動して上記荷重受部に内蔵分銅を
負荷し、その負荷時における計量値とこの内蔵分銅の既
知の質量とから上記感度係数を更新する感度校正手段と
、上記粗および精測定部の出力を導入して上記精・粗比
率の校正を行う比率校正手段を備えた天びんにおいて、
当該天びん近傍の温度を測定する測温手段と、その測温
手段の出力を導入して上記精・粗比率の前回の校正時か
らの温度変化量があらかじめ設定された量以上か否かで
今回の精・粗比率の校正の要否を判定する判定手段を有
し、上記校正指令の発生による上記感度係数の更新時に
、上記判定手段が必要と判定したときに限り上記精・粗
比率の校正を併せて行うよう校正したことを特徴とする
電子天びん。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19425288A JPH0244215A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 電子天びん |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19425288A JPH0244215A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 電子天びん |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0244215A true JPH0244215A (ja) | 1990-02-14 |
JPH0583847B2 JPH0583847B2 (ja) | 1993-11-29 |
Family
ID=16321523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19425288A Granted JPH0244215A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 電子天びん |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102853894A (zh) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | 福建新大陆电脑股份有限公司 | 一种电子秤及其校正方法和装置 |
CN105371937A (zh) * | 2014-08-22 | 2016-03-02 | 徐亚珍 | 一种防水手提式厨房电子秤 |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP19425288A patent/JPH0244215A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102853894A (zh) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | 福建新大陆电脑股份有限公司 | 一种电子秤及其校正方法和装置 |
CN105371937A (zh) * | 2014-08-22 | 2016-03-02 | 徐亚珍 | 一种防水手提式厨房电子秤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0583847B2 (ja) | 1993-11-29 |
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Legal Events
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