JPH0243895Y2 - - Google Patents

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JPH0243895Y2
JPH0243895Y2 JP7526387U JP7526387U JPH0243895Y2 JP H0243895 Y2 JPH0243895 Y2 JP H0243895Y2 JP 7526387 U JP7526387 U JP 7526387U JP 7526387 U JP7526387 U JP 7526387U JP H0243895 Y2 JPH0243895 Y2 JP H0243895Y2
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JP
Japan
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tape
diameter
warp
endless
cigarette
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JP7526387U
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JPS63186190U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、たばこ成形機に送り込み、たばこを
製品化する際に使用するエンドレステープの改良
に関するものである。
[従来技術] 一般に、たばこ生産工程における成形ライン
(切り刻んだたばこの葉を載置した、エンドレス
テープ上の包装紙を、丸め成形機中で小径の長円
筒状に巻着して送り出し、その後このたばこの一
端部にフイルタを添着し、たばこの製品化を図る
工程)において、たばこを成形するために、横糸
と縦糸とで小幅に織り込んがエンドレステープが
使用されている。
従来、この種のテープとして、第8図乃至第1
0図に示すように縦糸22,22……、横糸2
3,23……とを用いて、テープ21の帯幅方向
の厚さを略均一にしてエンドレス状に織り込んだ
ものが提案されている。この先行技術によれば、
テープの形成が比較的容易であるが、たばこ丸め
成形機30(第11図参照)並びにフイルタ添着
機(図示せず)中をテープが通過する際、各機中
の中空部内壁面と、テープとが高速ですれあい、
更に又テープを高速回転させる際に、テープ送り
用のプーリとテープの全面がすれあうために、テ
ープの特に両耳部に摩耗が生じ、テープの寿命が
短いと共に、テープの両耳部のみが、他の部位に
比べ薄くなるためにエンドレステープ1本により
丸め得る製品の歩留りが時間の変化と共に悪くな
るという欠点があつた(製品化されたたばこの断
面が真円で、全長にわたり均一な径をしているこ
とが好ましいが、かかる状態でない製品が生じる
確率が時間の変化と共に高くなるということ)。
更に又、テープ全面が略均一な厚さであるた
め、テープ送り用のプーリとテープとが接触不良
(横ぶれ或は蛇行といつた現象が生じる)になり
易く、その結果丸め成形機中で、包装紙を巻いた
後に行なう貼付けが良好に行なわれない(所謂は
じけ)欠点があつた。
[考案が解決しようとする問題点] 従つて、本考案の目的は、寿命が永く、耐久性
の点で優れたたばこ成形用のエンドレステープを
提供することにある。
本考案のもう1つの目的は、丸め成形機中でた
ばこの丸め成形に寄与するテープの両耳部の疲労
が少なく、テープ1本当りの製品(たばこ)の歩
留りが良いたばこ成形用のエンドレステープを提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るたばこ成形用のエンドレステープ
は、横糸と縦糸とで小幅に織り込んで形成した成
形用のエンドレステープであつて、前記テープの
両耳部側における縦糸の環の直径R1と、前記テ
ープの中間部における縦糸の環の直径R2とをR1
<R2とし、前記直径R1の縦糸によつて形成され
る部位より、前記直径R2の縦糸によつて形成さ
れる部位を肉厚に形成してある。
[実施例] 以下、本考案を添付図面に示した良好な実施例
と共に説明する。
第1図乃至第5図において、本考案に係るたば
こ成形用のエンドレステープ1は、該縦糸2,2
……と交叉し走行する横糸3,3……とで小幅に
織り込んで無端状に形成してある。この場合、エ
ンドレステープ1の両耳部側4A,4Bにおける
縦糸2A……,2B……の環の直径R1と、前記
テープ1の中間部5における縦糸2C,2C……
の環の直径R2とは製径機15(第6図)を用い
て、R1<R2にセツトされ、しかも前記縦糸2,
2……の走行方向(X−X方向)と、横糸3,3
……との走行方向(Y−Y方向)とを直交せしめ
て密に織り込んで形成してある。そして、環の直
径がR1の縦糸2A……,2B……によつて形成
される部位4A,4Bより、環の直径がR2の縦
糸2C,2C……によつて形成される部位の方が
肉厚に形成されている。即ち、第3図に示される
ように、テープ1の両耳部側では、横糸3,3…
…を境に上下に縦糸2が1本ずつあらわれるよう
に横糸3と縦糸2の糸本数が1:1で織り込んで
あり、更に又テープの中間部5では、横糸3を境
に上下各々に縦糸2が3本ずつあらわれるように
横糸3と縦糸の糸本数とが1:3の割合で織り込
んである。
かかる縦糸2,2……と横糸3,3……との織
り込みは、公知の織機16を用いて容易に織り込
むことができる。この場合、先ず製径機15を用
いてコイル状に巻装した縦糸に直径R1,R2(R1
R2)の部分R1′,R2′,R1′を形成する。そして、
直径R2の縦糸2C部分に下方へのテンシヨンT
(第7図参照)をかけながら横糸3,3……を走
行し織り込むことにより、本考案に係るエンドレ
ステープは形成できる。
尚、以上の実施例においては、たばこ丸め成形
機に本考案に係るエンドレステープを使用した例
を示したが、たばこ丸め成形機を通過したたばこ
にフイルタを添着する工程においても、本考案に
係るエンドレステープを用いることができること
勿論である。
[考案の効果] 以上のような本考案によれば、テープの中間部
が肉厚に形成されているため、成形機にテープを
高速で送り込むプーリとはテープの中間部のみが
当接し、負荷がこの中間部に集中して成形機に送
り込まれるテープの位置が安定し、それ故テープ
の横ぶれ(蛇行)が一切なく、成形機中での貼着
を均一に行なうことができると共に、プーリとの
摩擦ではテープの中間部のみが摩耗するだけで、
テープの両耳部の摩耗を、最小限にセーブするこ
とができるため、寿命の永いたばこ成形用のエン
ドレステープを得ることができる。
又、本考案によれば、テープのエンドレス方向
の中間部位が肉厚に形成されているにも拘らず、
テープを形成している縦糸と横糸との配列方向が
直交し、且つ密に織つてあるため、テープがこん
ぶ状に波打つようなこともなく、製品化されるた
ばこの品質を長時間にわたり一定に保つことがで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエンドレステープの斜視
図、第2図はその一部拡大略図、第3図は第2図
の拡大断面略図、第4図は第2図の−拡大断
面略図、第5図は第2図の−拡大断面略図、
第6図は本考案に係るテープの縦糸を製径する際
に用いる製径機を示す略図、第7図は本考案に係
るテープの製造用の織機を示す略図、第8図は従
来のテープの一部拡大略図、第9図は第8図の
−断面略図、第10図は第8図の−断面略
図、第11図はたばこ丸め成形機を示す略図であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 横糸と縦糸とで小幅に織り込んで形成した成形
    用のエンドレステープであつて、 前記テープの両耳部側における縦糸の環の直径
    R1と、前記テープの中間部における縦糸の環の
    直径R2とをR1<R2とし、前記直径R1の縦糸によ
    つて形成される部位より、前記直径R2の縦糸に
    よつて形成される部位を肉厚に形成したことを特
    徴とするたばこ成形用のエンドレステープ。
JP7526387U 1987-05-21 1987-05-21 Expired JPH0243895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7526387U JPH0243895Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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JP7526387U JPH0243895Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63186190U JPS63186190U (ja) 1988-11-29
JPH0243895Y2 true JPH0243895Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30921239

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JP7526387U Expired JPH0243895Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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JPS63186190U (ja) 1988-11-29

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