JPH0243875B2 - - Google Patents

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JPH0243875B2
JPH0243875B2 JP58225414A JP22541483A JPH0243875B2 JP H0243875 B2 JPH0243875 B2 JP H0243875B2 JP 58225414 A JP58225414 A JP 58225414A JP 22541483 A JP22541483 A JP 22541483A JP H0243875 B2 JPH0243875 B2 JP H0243875B2
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material injection
amount
mud
shield excavator
torque
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Tadao Shima
Takashi Moro
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、泥土加圧式、密閉加圧式等のシール
ド掘進機において、掘進中に地山の改良を行なう
ために注入される作泥機の注入量を制御するシー
ルド掘進機の作泥材注入制御装置に関する。
一般に、地山の土層は、シルト層(流動性があ
るが粘着力が強い地層)と砂層砂礫層(流動性が
なく、止水性に乏しい地層)とがあり、この両者
が適当に混ざりあつた状態にある場合、塑性流動
性のある地山となり、地山の保持および排土にも
つとも良いものになる。しかし、特に砂層の場合
においては、押し固められると流動性がないた
め、カツタトルクが増大し掘削不能となるし、逆
に、シルト層の場合は粘着力が大き過ぎてカツタ
トルクが増大し、掘削不能となる。このような事
態の発生を防止するため、切羽および掘削土砂に
作泥材を注入する手段が採用され、この作泥材の
注入により砂層分の多い場合は土砂粒子間の結合
を大にして止水性を保持し、加えて、掘削土砂の
搬出を容易にするものである。作泥材の注入は、
タンクに収容された作泥材を作泥材注入ポンプで
とり出すことにより実施される。ところで、作泥
材の注入は、シールド掘進機の掘進状態や地山の
土質に応じてその注入量を適量に制御して行なう
必要がある。従来、この注入量の制御は専ら人手
により行なわれていた。これを第1図により説明
する。
第1図は従来の作泥材注入制御装置のブロツク
図である。図で、41は斜板を備えた作泥材注入
ポンプであり、斜板の傾転量を変化させることに
より作泥材の吐出流量が制御される。42は作泥
材注入ポンプ41の吐出流量、駆動、停止を制御
する注入ポンプ駆動制御装置である。この注入ポ
ンプ駆動制御装置42は、斜板を傾転駆動させる
コントロールモータ、作泥材注入ポンプ41の駆
動電源等で構成されている。43aは作泥材注入
ポンプ41の吐出流量を増加させる吐出流量増加
スイツチ、43bは作泥材注入ポンプ41の吐出
流量を減少させる吐出流量減少スイツチ、44は
作泥材注入ポンプ41の駆動、停止を行なう駆
動・停止スイツチである。45は作泥材注入ポン
プ41から吐出される作泥材注入流量を検出する
流量検出器、46は流量検出器45で検出された
作泥材注入流量を指示する流量指示計である。
駆動・停止スイツチ44をONにすると作泥材
注入ポンプ41が駆動され、作泥材が吐出され
る。このとき、吐出流量増加スイツチ43aが閉
じていると、作泥材注入ポンプ41の斜板傾転量
は増加し吐出流量も増加する。又、吐出流量減少
スイツチ43bが閉じていると、作泥材注入ポン
プ41の斜板傾転量は減少し、吐出流量も減少す
る。そこで、作業員はシールド掘進機の掘進状態
や地山の土質等をみながら、各スイツチ43a,
43bを操作し、流量指示計46を監視しつつ作
泥材の注入を調整していた。又、注入流量が斜板
で絞りきれない少量の場合あるいは作泥材注入ポ
ンプが固定容量ポンプである場合には、運転員は
駆動・停止スイツチ44を手動でON・OFFして
注入流量の調整を行なつていた。さらに、この駆
動・停止スイツチ44のON時間およびOFF時間
でそれぞれタイマにセツトすることにより、当該
注入流量の調整を自動的に実施することも行なわ
れていた。
しかしながら、このような手動又はタイマによ
る作泥材注入流量の調整は、運転員が掘進機の掘
進状態や地山の土質に常時注意を集中しておく必
要があり面倒であるばかりでなく、掘進状態の変
化や地山の土質の変化に即応することができず、
このため、しばしば掘進困難の状態が発生した
り、過大注入による作泥材量の無駄が発生すると
いう欠点があつた。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除き、自動
的に、かつ、最適な注入流量で作泥材の注入を行
なうことができるシールド掘進機の作泥材注入制
御装置を提供するにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、土砂に
作泥材を注入する作泥材注入装置を備えたシール
ド掘進機において、このシールド掘進機の掘削土
量を検出する掘削土量検出手段と、この掘削土量
検出手段で検出された値に対する作泥材注入量を
決定する注入量演算手段と、前記シールド掘進機
の掘削土砂撹拌装置の撹拌トルクおよび前記シー
ルド掘進機の回転カツタのカツタトルクのうちの
少なくとも1つに基づいて前記掘削土量検出手段
および前記注入量演算手段により得られた作泥材
注入量を補正する補正手段と、この補正手段から
出力される値に基づいて前記作泥材注入装置を駆
動する駆動手段とを設けたことを特徴とする。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第2図は本発明の実施例に係る作泥材注入制御
装置を備えたシールド掘進機の概略構成図であ
る。図で、1は地山を掘進中のシールド掘進機を
示す。2はカツタビツトを備えた回転カツタであ
り、対向する切羽を掘削する。3は回転カツタ2
を回転させるカツタ駆動装置である。4はシール
ド掘進機を推進させる推進ジヤツキであり、シー
ルド掘進機のシールド内周に複数個設けられてい
る。5は回転カツタ2で掘削した土砂がとり込ま
れるカツタチヤンバである。このカツタチヤンバ
5内の土圧により切羽が保持される。6は適宜の
回転軸に設けられた撹拌翼であり、カツタチヤン
バ5内の土砂と作泥材を撹拌してねりまぜる。7
は撹拌翼6を回転させる撹拌翼駆動装置である。
8は回転カツタ2とともに回転するカツタ付撹拌
翼であり、撹拌翼6と同じ機動を有する。9はコ
ンベア等の排土装置であり、カツタチヤンバ5内
に押込められた土砂を順次後方へ移送して排土す
る。
10は推進ジヤツキ4に設けられた掘進速度検
出器であり、推進ジヤツキ4のロツドの伸長等か
らシールド掘進機の掘進速度を検出し、その速度
に応じた電気的信号を出力する。11は撹拌翼駆
動装置7に設けられた撹拌トルク検出器であり、
撹拌翼駆動装置7に電動機が用いられていれば、
その電流から、又、油圧モータが用いられていれ
ばその圧力からトルクを検出し、そのトルクに応
じた電気的信号を出力する。12はカツタ駆動装
置3に設けられたカツタトルク検出器であり、カ
ツタ駆動装置3に電動機が用いられていればその
電流から、又、油圧モータが用いられていればそ
の圧力からトルクを検出し、そのトルクに応じた
電気的信号を出力する。
13a,13b,13cはそれぞれシールド掘
進機1の駆動、制御に必要な装置を搭載した台車
である。14は台車13cに搭載されて作泥材を
収容する作泥材タンク、15は同じく台車13c
に搭載された作泥材注入ポンプ、16は台車13
bに搭載されて作泥材注入ポンプ15からの注入
流量を検出する流量検出器、17は同じく台車1
3bに搭載されて作泥材注入量を制御する制御盤
である。制御盤17には作泥材注入制御装置が内
蔵されている。18は流量検出器16から回転カ
ツタ2の中央付近に設けられた作泥材注入口19
に至る作泥材注入経路を示す。矢印20は作泥材
注入口19から切羽内に注入される作泥材を示
す。ここで、作泥材注入制御盤17に内蔵されて
いる作泥材注入制御装置の構成を第3図により説
明する。
第3図は本発明の実施例に係る作泥材注入制御
装置のブロツク図である。図で、10は掘進速度
検出器、11は撹拌トルク検出器、12はカツタ
トルク検出器、15は作泥材注入ポンプ、16は
流量検出器であり、これらは第2図に示すものと
同じである。21はシールド掘進機1により掘削
される切羽の断面積を設定する掘進断面積係数器
であり、この断面積はシールド掘進機1により定
まる値である。22は掘進速度検出器10から出
力された掘進速度に応じた速度信号vと掘進断面
積係数器21から出力された断面積に応じた信号
Aとを乗算する乗算器であり、その積A・vは単
位時間に掘削された掘削土量に応じた信号とな
る。23は作泥材の注入量を決定するための注入
係数設定器である。この注入係数設定器23によ
り設定される値Kは掘削土量に対する作泥材の割
合に応じた値であり、運転員が適宜設定するよう
になつている。24は乗算器であり、信号A・v
と信号Kが乗算され、その積K・A・vが出力さ
れる。
一方、25は関数発生器であり、図示の特性を
有する。即ち、撹拌トルク検出器11から出力さ
れる撹拌トルクに応じた信号TKが入力されたと
き、信号TKが値TK1以上の場合又は値TK2以下の
場合に、信号TKに対応した値ΔTKを出力する。
26は基準トルク設定器であり、関数発生器25
の特性における前記値TK1、TK2を設定するもの
である。27は効果係数設定器であり、以下の理
由により設けられるものである。即ち、掘進中、
チヤンバ5内の土質は変化し、その変化の程度は
地山の土質の変化と作泥材の注入量によつて定ま
る。そして、その変化は撹拌トルクの変動として
検出できると考えられるので、効果係数設定器2
7では係数k1を出力し、作泥材の注入量を撹拌ト
ルクの変動がもつとも少なくなるように調整す
る。28は乗算器で、関数発生器25からの信号
ΔTKと効果係数設定器27からの信号k1を乗算
し、その積k1・ΔTKを出力する。
さらに、29は関数発生器であり、図示の特性
を有する。即ち、カツタトルク検出器12から出
力されるカツタトルクに応じた信号TCが入力さ
れたとき、この信号TCが値TC1以上の場合又は値
TC2以下の場合に、信号TCに応じた値ΔTCを出力
する。30は基準トルク設定器であり、関数発生
器29の特性における値TC1、TC2を設定するも
のである。31は効果係数設定器であり、効果係
数設定器27と同様の機能を果す係数k2を出力す
る。即ち、係数k2はカツタトルクの変動を少なく
するように作泥材の注入量を調整する係数であ
る。32は乗算器で、関数発生器29からの信号
ΔTCと効果係数設定器31からの信号k2を乗算
し、その積k2・ΔTCを出力する。乗算器28の出
力信号k1・ΔTKおよび乗算器32の出力信号
k2・ΔTCは作泥材注入量の補正量に応じた信号で
ある。
33は乗算器24の出力信号K・A・vから乗
算器28の出力信号k1・ΔTKおよび乗算器32
の出力信号k2・ΔTCを加算する加算器である。加
算器33の出力QCは作泥材注入流量の目標値で
ある。34は加算器33の出力信号QCと作泥材
注入ポンプ15から吐出される実際の作泥材注入
流量QFとを入力する注入流量制御演算器である。
この注入流量制御演算器34は信号QCと信号QF
との偏差、即ち、実際の作泥材注入流量QFの目
標値QCからのずれを演算し、この偏差の値に基
づいて原動機35の駆動を制御する。
次に、本実施例の動作を説明する。シールド掘
進機1の掘進に応じて掘進速度検出器10から速
度信号vが出力され、この信号vに乗算器22で
掘進断面積に応じた信号Aが乗じられて掘削土量
に応じた信号A・vが得られる。運転員は予め掘
削土量に対する作泥材の注入量の割合Kを注入係
数設定器23に設定しており、乗算器24信号
A・vと信号Kとが乗算されることにより、掘削
土量に対する作泥材注入流量が得られ、これに応
じた信号K・A・vが出力される。一方、撹拌ト
ルク検出器11から出力される撹拌トルクに応じ
た信号TKは関数発生器25に入力され、設定値
TK1、TK2と比較される。撹拌トルクは相当程度
に変動することが予想されるので、信号TKに応
じて信号ΔTKを出力するようにすると、信号
ΔTKは変動し、ひいては作泥材注入流量も不必
要に変動することとなり好ましくない。値TK1
値TK2はこれを避けるための不感帯である。不感
体の大きさは基準トルク設定器26により定めら
れる。今、仮に、掘進中の土質が砂を多く含む土
質に変化し、撹拌トルク信号TKが増大したとす
る。この信号TKが設定値TK1以上になると、その
ときの信号TKに対応した正の値ΔKが出力される。
値ΔTKには、このような土質に応じた係数k1
乗算されて補正書k1・ΔTKが得られる。この補
正量k1・ΔTKは加算器33において、さきの作
泥材注入流量K・A・vに加算され、作泥材注入
流量を増加させる。即ち、土質が砂を多く含む土
質に変化して撹拌トルクが増大すると、作泥材注
入流量を増加して撹拌トルクを減少させ、適正な
補正が行なわれることになる。
カツタトルク検出器12からの信号TCも関数
発生器29、係数k2、乗算器32によつて同様に
処理され、補正量k2・ΔTCが作泥材注入流量K・
A・vに加算され、作泥材注入流量を増加させ
る。なお、関数発生器29の値TC1〜値TC2によ
り不感帯を形成することについても撹拌トルクの
場合と同じである。又、撹拌トルク、カツタトル
クが値TK2、TC2以下に減少すると信号ΔTK
ΔTCの値が負となり、作泥材注入流量を減少させ
るが、この場合の動作は、さきに説明した作泥材
注入流量を増加させる場合の動作に準じるので、
その説明は省略する。
このように、加算器33からは補正された作泥
材注入流量信号QCが出力され、これが作泥材注
入装置の目標値に応じた信号になる。信号QC
注入流量制御演算器34に入力され、注入流量制
御演算器34ではこの信号QCと流量検出器16
で検出された作泥材注入ポンプ15の実際の流量
に応じた信号QFとの差が演算され、その偏差を
0とするような原動機35の回転数が制御され
る。即ち、偏差が正であれば、原動機35のその
回転数を増加する方向に制御され、偏差が負であ
れば、その回転数を減少する方向に制御される。
これに伴なつて、作泥材注入ポンプの回転数も増
減し、適当な作泥材注入流量Qを吐出する。
なお、上記説明では、掘進中の土質が砂を多く
含む土質に急変して場合の例について説明した
が、逆に、土質が粘性の大きい粘土質に変化した
場合には、各効果係数設定器に設定する補正係数
k1、k2を負の所定値に設定し、作泥材の注入量を
減少させればよい。又、各関数発生器に不感帯を
設ける構成としたが、不感帯を設ける代りに関数
発生器の出力に時間的な遅れをもたせるようにし
てもよい。勿論、不感帯および時間遅れ機構の両
方を設けることもできる。
このように、本実施例では、掘進速度を検出
し、これに掘進断面積を乗じて掘削土量を算出
し、この掘削土量に対して予め設定された割合を
乗じて作泥材注入流量を得、これに応じた信号で
作泥材注入ポンプを駆動制御するようにしたの
で、掘進速度が変化してもこの変化に自動的に即
応し、常に適正な注入流量で作泥材の注入を行な
うことができる。しかも、これに加え、撹拌トル
クおよびカツタトルクに基づいて、注入流量を補
正するようにしたので、土質の変化にも直ちに対
応することができ、これにより撹拌トルク、カツ
タトルクの異常な上昇を防止することができ、
又、不必要な注入を防止して作泥材を節約するこ
とができる。そして、この場合、撹拌トルク、カ
ツタトルクに対して所定の不感帯を設けたので、
注入流量が絶えず変動するのを防止することがで
きる。さらに、自動的な注入流量の制御により、
運転員の労力は大巾に軽減される。以下のことか
ら、本実施例の作泥材注入制御装置はシールド掘
進機の順調かつ効率的な掘進作業の実施に大きく
貢献することができる。
なお、上記実施例の説明では、掘削土量を得る
ために、掘進速度検出器、掘進断面積設定器およ
び乗算器を用いたが、通常、シールド掘進機によ
る掘進断面積は一定であるので、掘進断面積設定
器および乗算器は必ずしも必要ではなく、掘進速
度検出器の出力信号に、予め定めておいた断面積
に相当する係数を含めて考えておき、この掘進速
度検出器の出力信号をそのまま掘削土量として用
いることもできる。又、トルク値により補正を行
なう場合は、撹拌トルクおよびカツタトルクのい
ずれか一方のみを用いて行なうこともできる。さ
らに又、上記実施例で示した制御装置はマイクロ
コンピユータ等を用いて構成することができる。
又、作泥材注入ポンプの駆動制御は、作泥材注入
ポンプの回転数制御に限ることはなく、斜板の傾
転量を制御することも可能であり、間欠運転によ
る制御も可能である。
以上述べたように、本発明では、シールド掘進
機の掘削土量を算出し、この掘削土量に対して所
定の割合の作泥材注入量を演算し、一方、撹拌ト
ルク又はカツタトルクあるいはそれら両者を検出
し、その検出値に基づいて前記作泥材注入量を補
正し、この補正された値に応じた信号により作泥
材注入装置を駆動制御するようにしたので、掘進
速度の如何にかかわらず、自動的に常に適正な注
入量で作泥材の注入を行なうことができ、又土質
の変化にも直ちに対応することができ、かつ、運
転員の労力を大巾に軽減することができ、ひいて
は、シールド掘進機の順調かつ効率的な掘進作業
の実施に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の作泥材注入制御装置のブロツク
図、第2図は本発明の実施例に係る作泥材注入制
御装置を備えたシールド掘進機の概略構成図、第
3図は本発明の実施例に係る作泥材注入制御装置
のブロツク図である。 1……シールド掘進機、10……掘進速度検出
器、11……撹拌トルク検出器、12……カツタ
トルク検出器、14……作泥材タンク、15……
作泥材注入ポンプ、16……流量検出器、17…
…作泥材注入制御盤、21……掘進断面積設定
器、22,24,28,32……乗算器、23…
…注入係数設定器、25,29……関数発生器、
26,30……基準トルク設定器、27,31…
…効果係数設定器、33……加算器、34……注
入流量制御演算器、35……原動機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 土砂に作泥材を注入する作泥材注入装置を備
    えたシールド掘進機において、このシールド掘進
    機の掘削土量を検出する掘削土量検出手段と、こ
    の掘削土量検出手段で検出された値に対する作泥
    材注入量を決定する注入量演算手段と、前記シー
    ルド掘進機の掘削土砂撹拌装置の撹拌トルクおよ
    び前記シールド掘進機の回転カツタのカツタトル
    クのうちの少なくとも1つに基づいて前記掘削土
    量検出手段および前記注入量演算手段により得ら
    れた作泥材注入量を補正する補正手段と、この補
    正手段から出力される値に基づいて前記作泥材注
    入装置を駆動する駆動手段とを設けたことを特徴
    とするシールド掘進機の作泥材注入制御装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記掘削土
    量検出手段は、前記シールド掘進機の掘進速度を
    検出する速度検生装置と、前記シールド掘進機の
    掘進断面積を設定する断面積設定器と、前記速度
    検出装置で検出された値と前記断面積設定器で設
    定された値を乗算する乗算器とで構成されている
    ことを特徴とするシールド掘進機の作泥材注入制
    御装置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記掘削土
    量検出手段は、前記シールド掘進機の掘進速度に
    比例した値を出力する速度検出装置で構成されて
    いることを特徴とするシールド掘進機の作泥材注
    入制御装置。 4 特許請求の範囲第1項において、前記注入量
    演算手段は、掘削土量に対する作泥材注入係数を
    選定する注入係数設定器と、前記掘削土量検出手
    段で検出された値と前記注入係数設定器に設定さ
    れた値を乗算する乗算器とで構成されていること
    を特徴とするシールド掘進機の作泥材注入制御装
    置。 5 特許請求の範囲第1項において、前記補正手
    段は、前記シールド掘進機の掘削土砂撹拌装置の
    撹拌トルクを検出する撹拌トルク検出装置および
    前記シールド掘進機の回転カツタのカツタトルク
    を検出するカツタトルク検出装置のうちの少なく
    とも1つと、これら検出装置にそれぞれ接続され
    これら検出装置で検出された値が予め定められた
    不感帯外の値であるときにこの値に応じた補正値
    を出力する関数発生器と、前記作泥材注入量に前
    記関数発生器の出力に比例する値を加算する加算
    器とで構成されることを特徴とるすシールド掘進
    機の作泥材注入制御装置。 6 特許請求の範囲第1項において、前記補正手
    段は、前記シールド掘進機の掘削土砂撹拌装置の
    撹拌トルクを検出する撹拌トルク検出装置および
    前記シールド掘進機の回転カツタのカツタトルク
    を検出するカツタトルク検出装置のうちの少なく
    とも1つと、これら検出装置にそれぞれ接続され
    これらの検出装置で検出された値に応じて補正値
    を出力する関数発生器と、これら関数発生器にそ
    れぞれ接続され当該関数発生器の出力を遅延させ
    る遅延手段と、前記作泥材注入量にこの遅延手段
    の出力に比例する値を加算する加算器とで構成さ
    れることを特徴とするシールド掘進機の作泥材注
    入制御装置。
JP22541483A 1983-12-01 1983-12-01 シ−ルド掘進機の作泥材注入制御装置 Granted JPS60119894A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996395A (ja) * 1982-11-22 1984-06-02 株式会社 青木建設 シ−ルド掘削工法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996395A (ja) * 1982-11-22 1984-06-02 株式会社 青木建設 シ−ルド掘削工法

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