JPH024376Y2 - - Google Patents

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JPH024376Y2
JPH024376Y2 JP13862384U JP13862384U JPH024376Y2 JP H024376 Y2 JPH024376 Y2 JP H024376Y2 JP 13862384 U JP13862384 U JP 13862384U JP 13862384 U JP13862384 U JP 13862384U JP H024376 Y2 JPH024376 Y2 JP H024376Y2
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compressor
refrigerant
air conditioner
evaporator
flexible tube
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JP13862384U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は空気調和機に係り、特に圧縮機に接続
される配管系に、圧縮機から発生する振動の伝達
を防止し、その配管を含む配管系に介設される蒸
発器等の機器を保護することのできる空気調和機
の配管構造に関するものである。
[考案案の技術的背景とその問題点] 一般に空気調和機は圧縮機、蒸発器あるいは凝
縮器等の機器をユニツト内に密に組んで構成され
る。
このような空気調和機を構成する圧縮機は冷媒
を圧縮、吐出させると云ういわゆる駆動時に振動
を発生する。この振動は圧縮機に接続される冷媒
配管を介して次々に伝播し、配管系を含む機器等
を振動させることになる。この振動を防振するた
めに、一般に圧縮機に接続される冷媒配管には防
振構造が施されている。
一般に空気調和機は第4図に示すように構成さ
れる。図示するように空気調和機1は圧縮機2、
凝縮器3、蒸発器4、膨張弁5とによつて主に構
成され、それらに冷媒を循環させるための冷媒配
管7が接続され、冷凍サイクルを形成している。
この圧縮機2と凝縮器3および蒸発器4とを結ぶ
冷媒配管7には四方弁8が介設され冷媒の流れ方
向を変換することができる。また、膨張弁5には
はこれと並列してキヤピラリチユーブ9と逆止弁
10とが設けれ冷媒の流れる向きによつて冷媒の
減圧比を異にしている。また、凝縮器3と蒸発器
4とにはそれぞれ送風機11,11が設けられて
いる。ところで、上記のような機器は第5図に示
すようなユニツト12内にコンパクトに収容され
る。
そこで、圧縮機2を駆動させて冷媒を圧縮して
吐出させると、圧縮機2から振動が発生する。こ
の振動は圧縮機2に接続された冷媒配管7を介し
て伝播して、四方弁8を振動させるばかりか更に
冷媒配管に介設された凝縮器3および蒸発器4ま
で伝播することになる。従来、この振動の伝播を
防止するために圧縮機2に直接接続される冷媒配
管7を軟質の燐脱酸銅のベアチユーブで成形し、
図示するような多数に折り返されたループ13を
形成して防振を行なつていた。従つてユニツト1
2内の配管スペースが大きくなる問題があつた。
これを解決するために上記ループ13の代りに
第6図に示すフレキシブル管14を圧縮機2に接
続される冷媒配管7に介設して振動を吸収するこ
とが提案されている。しかしながら、図示するよ
うにこのフレキシブル管14は軟質の燐脱酸銅製
管の外周にその軸方向に沿つて単にスパイラル条
の溝15を形成したものであり、その材質に軟質
の燐脱酸銅を使用したもので、耐圧強度および疲
労強度が低く信頼性に乏しく未だに実用化されて
いないのが現況である。
[考案の目的] 本考案は従来の空気調和機の配管における問題
点を有効に解決するために創案されたものであ
る。
本考案の目的は空気調和機の圧縮機から発生す
る振動を、これに接続される冷媒配管に伝播され
ることを防止すると共に、上記振動の吸収乃至緩
衝力を高めると共に耐久性に優れた空気調和機の
配管構造を提供するものである。
[考案の概要] 上記目的を達成するために本考案は圧縮機と凝
縮器および蒸発器とを接続する冷媒配管の一部
に、軟質燐脱酸銅管を鍛造加工してその外周部に
スパイラル条の溝を形成し、該溝内にこれに沿つ
てスパイラル条のスプリングコイルを遊嵌させた
フレキシブル管を介設して構成し、上記フレキシ
ブル管の軸方向への撓みにより圧縮機の発生する
振動を吸収して防振すると共にスプリングコイル
によりフレキシブル管を補強するようにしたもの
である。
[考案の実施例] 以下に本考案に係る一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第1図に示すように空気調和機のユニツト1内
には第4図に示される圧縮機2を含む冷凍サイク
ルが内蔵されている。圧縮機2には凝縮器3およ
び蒸発器4に接続されて冷媒を循環させるための
冷媒配管7が接続されている。上記冷媒配管7の
うち圧縮機2と凝縮器3とを結ぶ冷媒配管14
と、圧縮機2と蒸発器4とを結ぶ冷媒配管15と
にはその途中の一部として第2図及び第3図に示
すごときフレキシブル管16が介設されている。
図示するように、フレキシブル管16は軟質の燐
脱酸銅管によつて成型され、且つ鍛造加工により
その外周部にはその長手方向に沿つてスパイラル
条の溝17が形成され、その長手方向乃至軸方向
へ充分撓むように成形される。このスパイラル条
の溝17にはスパイラル条のスプリングコイル1
8が遊嵌されている。このスプリングコイル18
はフレキシブル管16を形成する軟質燐脱酸銅管
より剛性の高い材質によつて成形され、フレキシ
ブル管16の軸方向乃至長手方向の撓みを許容す
るとともに、管内圧による径方向への撓み乃至変
形を規制してフレキシブル管16の耐久性を可及
的に高めるように構成されている。従つて、この
スプリングコイル18はその内径がフレキシブル
管の谷径よりもわずかに大きく形成されると共に
そのピツチはスパイラル条の溝17のピツチと同
一に形成されている。またフレキシブル管16は
各冷媒配管14と15との途中に所定の長さに介
設され、各冷媒配管14,15に溶接等により一
体的に接続されている。また、フレキシブル管1
6は第1図にあつては四方弁8と凝縮器3とを結
ぶ冷媒配管14と、四方弁8と蒸発器4とを結ぶ
冷媒配管15とに介設されているが、圧縮機2と
四方弁8とを結ぶ冷媒配管の間に介設しても良い
ことは勿論である。
次に本考案の作用について述べる。
第1図に示す如く圧縮機2により圧縮された冷
媒はこれに接続された冷媒配管7に吐出されて移
送される。冷媒を圧縮して冷媒配管7に吐出する
際に発生する圧縮機2の振動は冷媒配管7を介し
て伝播されることになるが、圧縮機2に近接され
る凝縮器3と蒸発器4とを結ぶ冷媒配管14,1
5に本考案のフレキシブル管16が設けられてい
るために、これにより吸振されることになる。即
ち、フレキシブル管16はその軸方向に沿つて外
周部にスパイラル条の溝17が形成されているの
で、軸方向への弾性変形乃至撓みが許容され、伝
播してきた振動が緩衝されて吸振されることにな
る。
従つて、圧縮機2からの振動はフレキシブル管
16で吸振され、蒸発機および凝縮器に伝播する
ことを防止できることになる。特に本考案のフレ
キシブル管16は軟質燐脱酸銅管によつて成形さ
れ、且つ軸方向に沿つて外周部にスパイラル条の
溝17が設けれているので、十分な軸方向への可
撓性を発揮することになる。また溝17内にはス
プリングコイル18が遊嵌され、その軸方向への
変形を許容し且つ半径方向への変形を規制してい
るために、フレキシブル管16内に流れる冷媒に
よつて変形されることなく耐圧強度、疲労強度が
増加されて耐久性を向上することができることに
なる。
[考案の効果] 以上の構成により本考案は以下のような優れた
効果を発揮する。
(1) 圧縮機から発生する振動を、これに接続され
る冷媒配管をその長さを変更することなく吸振
させることができ、冷媒配管を含むスペースを
小さくなし得、空気調和機の小型化を達成し得
る。
(2) フレキシブル管を軟質燐脱酸銅管で成形し
得、且つその耐久性を可及的に向上させること
ができる。
(3) 冷媒配管に一体的に介設するだけで防振で
き、既設の空気調和機に採用し得る等汎用性に
富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略斜視図、
第2図は要部拡大側面図、第3図は要部拡大断面
図、第4図は空気調和機の構成を示す概略構成説
明図、第5図は従来例を示す概略斜視図、第6図
は別の従来例を示す要部拡大側面図である。 図中2は圧縮機、7,14,15は冷媒配管、
16はフレキシブル管、17は溝、18はスプリ
ング、3は凝縮器、4は蒸発器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機と凝縮器および蒸発器とを接続する冷媒
    配管の一部に、軟質燐脱酸銅管を鍛造加工して、
    その外周部にスパイラル条の溝を形成し、該溝内
    にこれに沿つてスパイラル条のスプリングコイル
    を遊嵌させたフレキシブル管を介設したことを特
    徴とする空気調和機の配管構造。
JP13862384U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH024376Y2 (ja)

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JP13862384U JPH024376Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JP13862384U JPH024376Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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WO2005033594A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Daikin Industries, Ltd. 空調室外機、空気調和機および圧縮機ユニット

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