JPH0243569Y2 - - Google Patents

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JPH0243569Y2
JPH0243569Y2 JP1983197827U JP19782783U JPH0243569Y2 JP H0243569 Y2 JPH0243569 Y2 JP H0243569Y2 JP 1983197827 U JP1983197827 U JP 1983197827U JP 19782783 U JP19782783 U JP 19782783U JP H0243569 Y2 JPH0243569 Y2 JP H0243569Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、エンジンウエルダ、特にエンジンを
アイドリング状態にした際にも、熔接棒を母材に
接すれば直ちに点弧できるように、発電機に熔接
するに適した電圧を発生させておくようにしたエ
ンジンウエルダに関するものである。
(従来の背景と問題点) 一般に、エンジンにより駆動される交流発電機
からの交流出力電圧を整流して熔接を行う場合、
無負荷時にはエンジンをアイドリング状態にして
燃料の節約を図ると共に騒音を少なくすること等
が望まれている。
しかし、アイドリング状態では交流発電機の回
転数の低下に伴い出力電圧が低下してしまい、即
時に良好な点弧を行うことは困難であるため、一
般にエンジンの回転数を上昇させ後に待ち時間を
待つて熔接が開始される形となる。
また、ある種のエンジンウエルダでは、アイド
リング状態においては、出力電圧を低い状態のま
まにして置き、熔接棒を母材に接触した際に流れ
る負荷電流を検出してコンデンサ等に蓄積してお
いた電荷を発電機の界磁巻線に瞬間的に印加する
と共にエンジンの回転速度を上昇させることによ
り、点弧を可及的に速やかに行わせることが考慮
された。しかし、前記接触が生じた時点から電圧
上昇を行わせるようにすべく界磁巻線に電圧を印
加しても発電機の出力電圧が上昇するには少し待
たなければならずなお問題が残つている。
(考案の目的と構成) 本考案の目的は、前記問題点を解決することに
あり、アイドリング状態時にのみ補助発電機に発
生した電圧を主発電機の界磁巻線に重畳させて印
加することにより、アイドリング状態からの点弧
を良好にすることにある。そのため、本考案のエ
ンジンウエルダは、エンジンによつて駆動される
主発電機から出力される電力によつて熔接を行う
エンジンウエルダにおいて、 所定時間連続して熔接が行われない状態を検出
する電流レベル検出器と、 該電流レベル検出器からの信号に基づいて前記
エンジンをアイドリング状態にするアイドリング
制御部と、 前記電流レベル検出器からの信号に基づいて前
記アイドリング状態の下でのみ前記エンジンによ
つて駆動される他の補助発電機からの出力電流を
前記主発電機の界磁巻線に重畳して供給する界磁
電流制御部とを備え、 前記エンジンがアイドリング状態における前記
主発電機からの出力電圧を点弧可能な電圧に保持
し、かつ前記主発電機からの出力を検出した際に
前記アイドリング状態を解除すると共に前記補助
発電機からの出力電流の供給を停止するようにし
た ことを特徴としている。
(考案の実施例) 以下図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
第1図は従来のエンジンウエルダ例、第2図は
本考案の1実施例を示す。
図中、1は主交流発電機であつて例えば誘導子
型交流発電機にて構成されるもの、1−1は電機
子巻線、1−2は界磁巻線、1−3は励磁巻線、
1−4は誘導子、2はエンジン、3は電流レベル
検出器、4はアイドリング制御部、5は熔接棒、
6は母材、7はバツテリ、8は補助発電機、9は
界磁電流制御部、10は遅延回路を表す。
第1図において、図中1は誘導子型交流発電機
であつて、エンジン2によつて駆動されるもので
あり、界磁巻線1−2に直流電流を流して所定の
界磁を発生させ、凸磁極を有する誘導子1−4を
回転させることにより3相電機子巻線1−1に鎖
交する磁束を変化させ、3相交流電圧を発生させ
るものである。該誘導子型交流発電機1の3相電
機子巻線1−1からの出力電圧は3相両波整流し
て直流に変換した後、熔接棒5および母材6に印
加している。
この際、始動時は図示バツテリ7から界磁巻線
1−2に電流が供給される。始動後は励磁巻線1
−3に発生した交流電圧を整流して界磁巻線1−
2に供給する。該供給電圧はバツテリ電圧よりも
高くしてあるので始動後はバツテリ7から電流が
供給されることはない。
誘導子型交流発電機1から負荷に供給される電
流はCT(電流変成器)によつて検出され電流レベ
ル検出器3に入力される。
例えば負荷に電流が流れない場合には電流レベ
ル検出器3はアイドリング制御部4に信号を送出
してエンジン2の燃料供給量を減らしてエンジン
の回転速度を低下させ、いわゆるアイドリング状
態にする。これにより、燃料の節約が図れると共
に騒音を小さくすることが出来る。
しかし、アイドリング状態では誘導子型交流発
電機1の回転数が低下しており界磁電流が同じ状
態にあることから、当該誘導子型交流発電機から
の出力電圧が低下、例えば15ボルトにも低下して
しまい、熔接を再開しようとする場合には、点弧
するに適した電圧例えば約45ボルトに上昇するま
で待たなければならない問題点があつた。また、
前述の如く改良されたエンジンウエルダにおいて
も問題を残している。
そこで本考案では、負荷電流を供給する発電機
とは別に設けた補助発電機からの電圧によつてア
イドリング時のみ界磁巻線に重畳して電流を供給
することによりいわば常時良好な点弧を得るに適
した電圧を発生させ、熔接棒を母材に接すれば直
ちに熔接を開始できるようにすることにある。そ
して点弧が行われた後には正常な電圧を得るよう
に、補助発電機からの給電は停止される。以下説
明する。
第2図において、図中1ないし7は第1図図示
のものと同一あるいは等効のものであるので説明
を省略する。
図中8は補助発電機であつて、熔接するための
負荷電流を供給する誘導子型交流発電機1と同軸
にエンジン2に連結されている他の用途のために
電圧を供給するものである。
図中9は界磁電流制御部であつて、エンジン2
がアイドリング状態になつた場合に誘導子型交流
発電機1からの出力電圧を良好な点弧可能な電
圧、例えば約45ボルトに上昇させるものである。
即ち、電流レベル検出器3によつて所定時間、例
えば10秒の間負荷電流が検出されない場合には、
前記補助発電機8から出力された交流電圧を整流
した直流電圧を誘導子型交流発電機1内の界磁巻
線1−2に印加する。
図中10は遅延回路であつて、必要に応じて用
いられるものであり、電流レベル検出器3かりの
アイドリング状態にすべく信号に基づきエンジン
2が所定の低速になるまでの時間遅らせて補助発
電機8からの電圧を界磁巻線1−2に印加するた
めのものである。これは、前記電流レベル検出器
3によつて所定時間の間負荷電流が流れない状態
が検出された場合にアイドリング状態に切り換え
られても、誘導子1−4はエンジン2あるいは誘
導子1−4の慣性により少し時間が経なければ低
速にならないため、該誘導子1−4が低速になる
に十分な時間、例えば2秒遅延させてから界磁巻
線1−2に重畳して電流を供給するようにするた
めのものである。
尚、アイドリング制御部4は、熔接が開始され
た状態に対応する電流を電流レベル検出器3が検
出した場合には、即時にエンジン2をアイドリン
グ状態から定格回転速度に上昇させる動作を開始
する。そして合わせて補助発電機8からの電流供
給を停止する。これにより、アイドリング時にも
直ちに点弧することができ、かつ良好に点弧した
アークに対して所望の電圧が連続して供給され、
安定した熔接を行うことが出来る。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案によれば、アイドリ
ング状態になつた場合、負荷電流が供給する発電
機とは別に設けた補助発電機からの電圧によつて
界磁巻線に重畳して電流を供給するため、燃料が
節約されかつ騒音の小さい状態であるアイドリン
グ状態でも回転数が小さい分だけ界磁電流を増加
させておいて、即時に良好な点弧を発生させるこ
とができ、安定した熔接を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジンウエルダ例、第2図は
本考案の1実施例を示す。 図中、1は主交流発電機であつて例えば誘導子
型交流発電機にて構成されるもの、1−1は電機
子巻線、1−2は界磁巻線、1−3は励磁巻線、
1−4は誘導子、2はエンジン、3は電流レベル
検出器、4はアイドリング制御部、8は補助発電
機、9は界磁電流制御部、10は遅延回路を表
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンによつて駆動される主発電機から出力
    される電力によつて熔接を行うエンジンウエルダ
    において、 所定時間連続して熔接が行われない状態を検出
    する電流レベル検出器と、 該電流レベル検出器からの信号に基づいて前記
    エンジンをアイドリング状態にするアイドリング
    制御部と、 前記電流レベル検出器からの信号に基づいて前
    記アイドリング状態の下でのみ前記エンジンによ
    つて駆動される他の補助発電機からの出力電流を
    前記主発電機の界磁巻線に重畳して供給する界磁
    電流制御部とを備え、 前記エンジンがアイドリング状態における前記
    主発電機からの出力電圧を点弧可能な電圧に保持
    し、かつ前記主発電機からの出力を検出した際に
    前記アイドリング状態を解除すると共に前記補助
    発電機からの出力電流の供給を停止するようにし
    た ことを特徴とするエンジンウエルダ。
JP19782783U 1983-12-22 1983-12-22 エンジンウエルダ Granted JPS60108475U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19782783U JPS60108475U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 エンジンウエルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19782783U JPS60108475U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 エンジンウエルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60108475U JPS60108475U (ja) 1985-07-23
JPH0243569Y2 true JPH0243569Y2 (ja) 1990-11-20

Family

ID=30756325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19782783U Granted JPS60108475U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 エンジンウエルダ

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Country Link
JP (1) JPS60108475U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4979627U (ja) * 1972-11-06 1974-07-10
JPS54124026U (ja) * 1978-02-21 1979-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60108475U (ja) 1985-07-23

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