JPH0243505Y2 - - Google Patents

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JPH0243505Y2
JPH0243505Y2 JP17616082U JP17616082U JPH0243505Y2 JP H0243505 Y2 JPH0243505 Y2 JP H0243505Y2 JP 17616082 U JP17616082 U JP 17616082U JP 17616082 U JP17616082 U JP 17616082U JP H0243505 Y2 JPH0243505 Y2 JP H0243505Y2
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JP
Japan
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cylinder
turntable
switching valve
piston
block
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JP17616082U
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JPS5979272U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、塗装作業等の作業台に使用される回
転装置の改良に関するものである。
従来の回転装置は、一般にシリンダピストンの
往復運動を、スライダクランク機構を介してター
ンテーブルの回転運動に変換する方法が採用され
ている。この方式の問題点としては、(1)ピストン
ロツドとクランク腕とがターンテーブルの回転軸
中心の直径線上に位置する時には、回転運動の2
死点を形成するため、塗装作業等のようにターン
テーブルの低速回転や間欠回転を必要とする場
合、前記クランク機構の死点においてターンテー
ブルの回転がロツクしたり、逆回転しようとする
欠点がある。(2)単一のシリンダによつてターンテ
ーブルが回転される場合は、ターンテーブルの回
転トルクが全円周にわたり一定しない欠点があ
る。(3)複数のシリンダを有する回転装置も使用さ
れているが、各シリンダを駆動する圧力流体の供
給源が別々であるため、クランクタイミングがう
まく取れず、したがつて回転トルクを一定に出し
得ない欠点がある等多くの問題点が指摘されてい
る。
本考案は、上記の問題点を改善するため、特に
ターンテーブルが低速連続回転または間欠回転を
必要とする場合においても、ターンテーブルの回
転トルクが安定した定速回転装置を提供すること
を目的としたものである。
以下図面により本考案の一実施例についてその
詳細を説明する。
第1図は本考案回転装置の一例を示す正面図で
ある。第2図は第1図を下側から仰視した平面図
を示す。第3図は第1図および第2図に示す回転
装置の作動弁機構の説明図である。
上記図面において、回転装置1に設けられたタ
ーンテーブル2の中心部分に載物台3を介してワ
ーク4が位置し、ワーク4への作業が行われる。
ターンテーブル2は図示しない基台に軸2aによ
り設置される。又、前記基台にはフレーム5が設
置され該フレーム5には第1のシリンダ6が固定
され、同時に前記フレーム5には前記シリンダ6
と平行となるように2本のガイドバー7aおよび
7bが固定されている。8は移動部材で、該移動
部材8は前記ガイドバー7aおよび7bに案内さ
れ、前記第1のシリンダ6に対し直交して設けら
れており、また、該移動部材8には直線のみぞ9
が設けられ、該みぞ9内にはスライダ10が設け
られている。12は回転ピンで、該回転ピン12
は一端がターンテーブル2に設けられ他端が前記
スライダ10を貫通して端部に第2のシリンダ1
1のピストンロツドが連結されている。前記第1
のシリンダ6と前記第2のシリンダ11とは、い
ずれも片ロツド形の往復動シリンダであつて、こ
れらを駆動する圧力流体の管路6a,6bおよび
11a,11bは、シリンダ6およびシリンダ1
1の往復制御動作に対応して電磁弁13が作動
し、圧力流体の流れ方向を切換える方向制御切換
弁機能を構成する。
第3図により、本考案の回転装置を作動する切
換弁機構について、更に詳細に説明する。
第3図においてターンテーブル2が回転ピン1
2の位置から矢印回転方向にスタートする場合、
先ず単コイル13aが励磁されると、ブロツクA
が接続に切換えられ、流体は圧力源SからPポー
トに入り、ブロツク13A内のAP−AAポート
を通過し、管路Aaを経て第1のシリンダ6の管
路6aに流れ、その流体圧力により第1のシリン
ダ6のピストンを押し出す方向に作動せしめる。
また一方管路Aaの流体は、シヤトル弁14の逆
止ポール14′を押し開いて切換弁15に流入し、
ブロツク15AのAP−AAポートを通過して、
第2のシリンダ11の管路11bに流れ、シリン
ダ11のピストンを押戻し方向に作動せしめる。
かくしてターンテーブル2の回転ピン12がス
タート位置から矢印方向に回転して1/4π回転位
置に達すると、シリンダ6のピストンは1/2スト
ローク前進してシリンダ6の押出し側6Aと押戻
し側6Bの中間位置にあり、押戻し側6Bの排出
流体は管路6bから電磁切換弁13のブロツク1
3A内のAB−ARポートを通過して流体タンク
Tに戻る。また一方シリンダ11のピストンは1/
2ストローク後退してシリンダ11の押出し側1
1Aの底部に位置し、押出し側11Aの排出流体
は、切換弁15のブロツク15AのAB−ARポ
ートを通過して流体タンクTに戻る。
更にまたターンテーブル2の回転ピン12がス
タート位置から矢印方向に回転して1/4π回転位
置に達すると、ターンテーブル2上に設けたピン
2bが切換弁16の押し棒16′を押すことによ
り、切換弁16がブロツク16Aからブロツク1
6Bに瞬時切換わり圧力流体源Sの流体が切換弁
16を介して切換弁15のブロツク15Bを加圧
して、ブロツク15B内のBP−BBポートに流路
が切換えられ、圧力流体はシリンダ11の管路1
1aに接続するため、シリンダ11のピストンは
反転して押出し方向に作動を開始する。この間第
1のシリンダ6のピストンは、引き続き押出し方
向に前進して、ターンテーブル2の回転ピン12
はスタート位置から1/2π回転位置に達する。こ
の場合ピン2bが、ターンテーブル2のスタート
位置から1/2π回転位置に設けたスイツチ17を
けり、スイツチ17により電磁切換弁13はブロ
ツク13b側を励磁されて切換えられる。この場
合ブロツク13B内の流体の流れは、BP−BBポ
ートとBA−BRポートに切換えられる。即ち圧
力流体Sの流れはBP−BBポートを経て、管路
Bbからシリンダ6の管路6bに流れ、シリンダ
6の押戻し側6Bに流入してピストンは押戻し方
向に作動する。これと同時に圧力流体はシヤトル
弁14および切換弁15のブロツク15BのBP
−BBポートを通過して、シリンダ11の管路1
1aに流れ、シリンダ11のピストンを押出し方
向に前進せしめる。
同様にしてターンテーブル2がスタート位置か
ら3/4π回転位置に達すると、シリンダ11は反
転して後退を開始し、シリンダ6は後退を続け
る。即ちピン2bが切換弁18の押し棒18′を
押すことにより切換弁18はブロツク18Bに瞬
時切換わり、切換弁15をブロツク15Aに切換
える。また一方で圧力流体Sは電磁切換弁13の
ブロツク13B内のBP−BBポートから管路Bb
を通り、シヤトル弁14を経て切換弁15のAP
−AAポートを通過し、シリンダ11の管路11
bに流れが切換えられる。したがつて、シリンダ
11のピストンは反転して押戻し方向に後退を開
始する。この時シリンダ6のピストンは1/2スト
ローク後退しており、さらに押戻し方向に後退を
続け、ターンテーブル2のピン2bはスタート位
置に復帰する。以上の動作が連続して、又は、間
欠して行なわれる。
本実施例は以上のように構成されているので、
ターンテーブル2の軸2aを中心として第1のシ
リンダ6のピストンの直線運動と、第2のシリン
ダ11のピストンの直線運動とからなる2組の直
線運動の異相軌道が合成されて行なわれるので、
ターンテーブル2の回転運動の死点は完全に消去
され、ターンテーブル2の回転トルクを全円周に
わたり均一とすることができるものである。
本考案は以上の如くであつて次の効果を奏す
る。
(1) ターンテーブルの回転において、死点が発生
しない。
(2) ターンテーブルが常時一定トルクで回転する
ので、作業にむらがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回転装置の一例を示す正面図、
第2図は第1図を下側から仰視した平面図、第3
図は、第1図および第2図の回転装置の作動弁機
構の説明図をそれぞれ示す。 1……回転装置、2……ターンテーブル、3…
…載物台、4……ワーク、5……フレーム、6…
…往復動シリンダ、7……ガイドバー、8……移
動部材、9……みぞ、10……スライダ、11…
…往復動シリンダ、12……回転ピン、13……
電磁切換弁、14……シヤトル弁、15……切換
弁、16……切換弁、17……スイツチ、18…
…切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイドバーに固定して設けられた第1のシリン
    ダと、前記ガイドバーに案内され前記第1のシリ
    ンダに対し直交して設けられ第1のシリンダによ
    り移動する移動部材と、該移動部材に設けられ前
    記第1のシリンダの作動方向と直交する方向に作
    動する第2のシリンダと、該第2のシリンダに連
    結され回転自在となつたターンテーブルとからな
    る回転装置。
JP17616082U 1982-11-19 1982-11-19 回転装置 Granted JPS5979272U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17616082U JPS5979272U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17616082U JPS5979272U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5979272U JPS5979272U (ja) 1984-05-29
JPH0243505Y2 true JPH0243505Y2 (ja) 1990-11-19

Family

ID=30383062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17616082U Granted JPS5979272U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 回転装置

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JP (1) JPS5979272U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5979272U (ja) 1984-05-29

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