JPS6319408A - 回転駆動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は流体圧アクチュエータの分野に属し、れる。

（従来の技術〉 従来のラックピストンとピニオンの組み合わせによる回
転駆動機は、そのビニオン細（回転軸〕の揺動角が一定
でストロークの任意の点で選択的に位置決めするにはネ
ジ軸を組み付けて規制するか或いは回転軸に係止される
部材を介して所要に位置決めをするものであり、前者の
場合は選択的位置決めが繰り返しなされる条件の下では
ネジの摩耗とストローク設定に時間がかかる等の欠陥が
あり、後者の場合は前記部材を規制するための機構が必
要であり、しかもそのためのスペースも要求されるので
コンパクトな設計ができない等の欠点を内在していた。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は上記事情に鑑み、流体圧で＠俸内を往復動す
るラックピストンにてビニオンを駆動する回転駆動機に
おいて、ピニオン軸を複数個所で段階的に高速で所定の
揺動位置に位置決めできる回転駆動機の提供をその技術
的課題とする。

（問題へを解決するための手段） 第１の発明の回転駆動機は流体圧で筒体内を往復動する
ラックピストンにてビニオンを駆動する回転駆動機にお
いて、ラックピストンの少なくとも−１にロッドを介し
てサブピストンを筒体の内外から摺動自在に当接して成
るものであり、第２の発明の回転駆動機は流体圧で筒体
内を往復動するラックピストンにてビニオンを駆動する
回転駆動機において、第１ラックピストンの少なくとも
−ｉにロッドを介してサブピストンをｉＫのＲ外から摺
動自在に当接し、前記ビニオンを挟んｔ？第１ラックピ
ストンに対向して第２ラックピストンを該ビニオンに係
合して成るものである。ここで、ラックピストンとロッ
ドの関係はラックピストンと一体のロッドのほかラック
ピストンと接合分離自在のロッドをも包含し、かつ、該
ロッドは筒体内に収納されるものと？ｆＪ４外に突出す
るものがある。又、サブピストンは１Ｍのものから１ｅ
ｆｆｌのものまであり、複数個の場合は各サブピストン
相互を接合分離自在に配列することとなり、がっ、接合
分離自在な摺動距離を４節自在に使用されることもある
。

（作　用） 上記構成によれば回転軸を高速で複数位置に段階的に位
置決めできると井にこの発明の回転駆動機利用上の設計
の自由實を広範にする。

（実施例） この発明を実施例に基づき貝藻的に説明すると、第１図
に示すように流体圧で筒体１の内部の摺動筒２に嵌入し
て往復動するラックピストン乙の右端部にはロッド４を
一体に突設し、筒体１の右端部において摺動筒２の断面
積よりその面積を大にした案内筒５にはサブピストン６
を摺動自在に案内し・該サブピストン６の位置を右方ヘ
ノだけ切換えることによりラックピストン５に係合する
ビニオン７と一体の回転軸８は第１図に示す位置から更
に前記した切換え分Ｊに見合うだけ揺動することになる
。

第２図に示したものはラックピストン６の右端部に接合
分離自在にロッド４の一端を当接し、ロッド４の他端は
筒体１の外部に摺動自在に突出させ、該他端にサブピス
トン６を摺動自在に当接して成るもので、サブピストン
６のストロ−クラ段階的に変化させることにより独立し
たロッド４を介してラックピストン３のストロークを変
動させ、前記と同様にビニオン７と一体の回転軸８の揺
動位置を段階的に位置決めする。この場合はサブピスト
ン６を選択的に筒体１の外部から筒体１と一体化するも
のであるため、各種ストローク、カム駆動或いは所要パ
ターンの複数位置決め等を多様に提供できる特長がある
。

第３図に示したものは摺動筒２に連接して順次に該摺動
筒２の断面積よりその面積を大にした小案内筒９と大案
内筒１０を配列し、各案内＠９．１０にはそれぞれ小サ
ブピストン１１と大サブピストン１２を相互に接合分離
自在に案内して成り、この場合は第３図の状態からラッ
クピストン６は１１、ｌｚの段階的な動きから一度にλ
ｌ十１２の移行をすることができる。すなわち、第３図
の状四から小案内筒９への流体圧を大気圧として摺動Ｗ
Ｊ２の左部から流体圧をかけるとラックピストン３はノ
１＋１２だけ一度に摺動筒２を摺動し、次に第６図の状
態から小案内筒９への流体圧を大気圧として大案内筒１
０に流体圧をかけ、大サブピストン１２をｉ２だけ左方
へ移行させた状態で摺動筒２の左部から流体圧を作用さ
せるとラックピストン６は先ずＪＬｌだけ摺動筒２を摺
動し、次いでこの状態から大案内筒１０への流体圧を大
気圧に開放すればラックピストン３はｉ２だケ？３　動
ＦＪ２を摺動し、したがってビニオン７と一本ノ回’ｆ
軸８はＪｌｌｌ、ｅｚに見合う分だけ段階的に揺動して
位置決めされる。又、サブピストン６においては第４図
に示すように案内筒５における摺動の前後進端を４節自
在とすることもあり、ストロークの最小端側はサブピス
トン６の筒坏外に突出したネジ軸１３に係止された１節
ナツト１４により謂前記ネジ軸１６を中心に案内する中
空ネジ軸１７の前端面により調節される。

第５閾に示したものは第６図に示す回転軸８の揺動パタ
ーンを提供するもので、すなわち、上下のそれぞれのサ
ブピストン６．６９とも左部から流体圧を作用させた状
態であり、この状態で下方の第２ラックピストン１８の
仮想線で示す位置Ｐから第２ラックピストン１８がスト
ロークＳ１だけ右方へ移行し、ビニオン７を介して上方
の第１ラックピストン１９もＳｌだけ左方へ移行し、上
方のサブピストン乙に圧接してビニオン７と第２ラック
ピストン１８．４１ラックピストン１９の係合において
、バックラッシュが除去されてビニオン７と一俸の回転
軸８はＰからＱへ揺動し、次いで上方の案内筒５の流体
圧を大気圧に開放すれば下方の第２ラックピストン１８
の右方への移行につれて上方の第１ランクピストン１９
は上方のサブピストン６を左方へ押圧摺動させつつスト
ロークＳ２だけ左方へ移行し、したがって回転軸８は段
階的にＱからＲへ揺動する。次にこの状態から下方の摺
動筒２への流体圧を大気に開放し、上方の案内ｍ５の左
端より流体圧を作用させれば上方のサブピストン６は右
方へ移行しつつ上方の第１ラックピストン１９を８２だ
け同様に移行して回転＠８をＲからＱへ揺動し、次いで
この状態から上方の摺動筒２の左端部から流体圧を作用
させると上方のサブピストン６はその状態を保持しつつ
上方の第１ラックピストン１９のみが右方へ移行し、下
方の第２ラックピストン１８が下方のサブピストン６′
に圧接されるまで、すなわち、Ｓｌだけ移行し、回転軸
８は段階的にＱからＰへ揺動し、この位置で下方の案内
筒５′の流体圧を大気圧に開放すれば下方の第２ラック
ピストン１８は更にＳ　ｌ’だけ左方へ移行し、回転軸
８は段階的に史にＰからＰ′へ揺動することになる。し
たがって、この発明の回転駆動機はパーツハンドリング
における移送にはその自由度を広範にして利用できる。

（発明の効果り 以上のようにこの発明によれば、回転駆動機の回転軸の
揺動位置を直線運動するサブピストンを介して段階的に
位置決めできるので、高速かつ耐久的にパーツ移送でき
るほか、設計仕様に対する自由度を広範にしてパーツハ
ンドリング装置の単純化、省スペース化に多大に貢献す
るものである。

【図面の簡単な説明】

４１図、第５図はこの発明に係る回転駆動機の要部の縦
断面図、第２図、第３図はこの発明の他の実施態様を示
す回転駆動機の要部の縦断面図、・君４図は回転心動機
におけるサブピストンの池の￥施態様を示す部分断面図
、第６図は第５図に示す回転駆動機による回転軸の停動
パターンの説明図である。 図中、１は筒俸、２は摺動筒、３はラックピストン、４
はロッド、５は案内筒、６はサブピストン、７はビニオ
ン、８は回転軸、９は小案内筒、１０は大案内筒、１１
は小サブピストン、１２は大サブピストン、１６はネジ
軸、１４は４節ナツト、１５はカバー、１６はナツト、
１７は中空ネジ軸、１８は第２ラックピストン、１９は
第１ラックピストン、２０は流体給排水孔。 １１　ノー、１２．８１′、Ｓｌ、Ｓ２　はストローク
、θ Ｐ　’　Ｐ　ＸＱ　ｓ　Ｒはストロークエンド、斗Ｓ１
′はストロークＳｌ’における揺動角、％Ｓ１はストロ
ークθ Ｓｌにおける揺動角、ＱＳ２はストロークＳ２における
揺動角。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）流体圧で筒体内を往復動するラックピストンにて
   ピニオンを駆動する回転駆動機において、ラックピスト
   ンの少なくとも一端にロッドを介してサブピストンを摺
   動自在に当接して成る回転駆動機。
2. （２）流体圧で筒体内を往復動するラックピストンにて
   ピニオンを駆動する回転駆動機において、第１ラックピ
   ストンの少なくとも一端にロッドを介してサブピストン
   を摺動自在に当接し、前記ピニオンを挟んで第１ラック
   ピストンに対向して第２ラックピストンを該ピニオンに
   係合して成る回動駆動機。
3. （３）ロッドの先端を筒体外に突出して成る特許請求の
   範囲第（１）項及び第（２）項記載の回転駆動機。
4. （４）サブピストンが複数個から成り、各サブピストン
   相互を接合分離自在に配列して成る特許請求の範囲第（
   １）項、第（２）項及び第（３）項記載の回転駆動機。