JPH0243496Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243496Y2 JPH0243496Y2 JP3162685U JP3162685U JPH0243496Y2 JP H0243496 Y2 JPH0243496 Y2 JP H0243496Y2 JP 3162685 U JP3162685 U JP 3162685U JP 3162685 U JP3162685 U JP 3162685U JP H0243496 Y2 JPH0243496 Y2 JP H0243496Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- nozzle
- supply pipe
- water
- inlet
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 59
- 210000004209 hair Anatomy 0.000 claims description 21
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 10
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 19
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はオフセツト輪転印刷機における圧胴
のインキ付着防止装置などに用いられ、圧胴のま
わりに配置されたゴムローラと金属ローラの圧接
部など運転中の機械部品上に小量の水を滴下して
供給する給水ノズルに関するものである。
のインキ付着防止装置などに用いられ、圧胴のま
わりに配置されたゴムローラと金属ローラの圧接
部など運転中の機械部品上に小量の水を滴下して
供給する給水ノズルに関するものである。
前記のようなオフセツト輪転印刷機における圧
胴のインキ付着防止装置は、本出願人によつて既
に提案されている(特願昭59−134435号)。この
装置に使用される給水ノズルは流量調節バルブを
有し、給水管の長さ方向に所定間隔で複数個取付
けられ、給水管内を流れる水をノズル孔からそれ
ぞれ等しい流量で滴下供給するようになつてい
る。
胴のインキ付着防止装置は、本出願人によつて既
に提案されている(特願昭59−134435号)。この
装置に使用される給水ノズルは流量調節バルブを
有し、給水管の長さ方向に所定間隔で複数個取付
けられ、給水管内を流れる水をノズル孔からそれ
ぞれ等しい流量で滴下供給するようになつてい
る。
しかしながら、このような給水ノズルにおいて
は給水管内を水とともに流れるゴミなどの異物
が、長期にわたる使用によつてノズル孔の孔壁に
付着、堆積し、目詰まりの原因となつていた。そ
のため、ゴムローラと金属ローラの圧接部に給水
管内の水を、長期間にわたつて安定して滴下供給
することが困難となり、保守管理にも支障をきた
す等の欠点があつた。
は給水管内を水とともに流れるゴミなどの異物
が、長期にわたる使用によつてノズル孔の孔壁に
付着、堆積し、目詰まりの原因となつていた。そ
のため、ゴムローラと金属ローラの圧接部に給水
管内の水を、長期間にわたつて安定して滴下供給
することが困難となり、保守管理にも支障をきた
す等の欠点があつた。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされた
もので、異物の付着、堆積に基づく目詰まりを防
止できて、機械部品上に長期間にわたつて安定し
て水を滴下供給することができるとともに、供給
される水の流量バランスの調節を簡単な構成によ
り安価にできる給水ノズルを提供することを目的
とする。
もので、異物の付着、堆積に基づく目詰まりを防
止できて、機械部品上に長期間にわたつて安定し
て水を滴下供給することができるとともに、供給
される水の流量バランスの調節を簡単な構成によ
り安価にできる給水ノズルを提供することを目的
とする。
前記目的を達成させるため、この考案は給水管
の長さ方向に所定間隔で着脱自在に複数個取付け
られるものであつて、出入口をもつノズル孔を有
し、該ノズル孔の入口が給水管内と連通するよう
に給水管に取付けられるノズル本体と、このノズ
ル本体のノズル孔に、先端部を入口から給水管内
に突出させ、かつ給水管内の水が入口から出口へ
流れるように着脱自在に挿着された多数の繊維毛
からなる繊維毛束とを具えたことを特徴とするも
のである。
の長さ方向に所定間隔で着脱自在に複数個取付け
られるものであつて、出入口をもつノズル孔を有
し、該ノズル孔の入口が給水管内と連通するよう
に給水管に取付けられるノズル本体と、このノズ
ル本体のノズル孔に、先端部を入口から給水管内
に突出させ、かつ給水管内の水が入口から出口へ
流れるように着脱自在に挿着された多数の繊維毛
からなる繊維毛束とを具えたことを特徴とするも
のである。
以下、この考案の実施例を添付した図面を参照
して説明する。
して説明する。
この実施例は前記したオフセツト輪転印刷機に
おける圧胴のインキ付着防止装置に適用したもの
で、第1図において1はフイルタ、2は圧力調整
器、3は給水管で、給水管3にはその長さ方向に
等間隔で複数個の給水ノズル4が着脱自在に取付
けられている。
おける圧胴のインキ付着防止装置に適用したもの
で、第1図において1はフイルタ、2は圧力調整
器、3は給水管で、給水管3にはその長さ方向に
等間隔で複数個の給水ノズル4が着脱自在に取付
けられている。
各給水ノズル4は第2図に示すように、縦孔5
aと横孔5bからなり上下に出入口が形成された
ノズル孔5を有するノズル本体6を具えている。
ノズル本体6の上端部外周にはおねじ7と、その
下方には大径部8とが連設され、該大径部を持つ
ておねじ7を給水管3に設けためねじ孔9に螺合
することにより、本体6を給水管3に垂下固定が
可能なようになつている。ノズル本体6の下端部
外周は下窄みの円錐部10に形成され、該円錐部
のやや丸味をもつた下端からノズル孔5の出口を
経て流下する水を小量ずつ滴下して供給するよう
になつている。ノズル孔5の縦孔5aには多数の
ナイロン毛からなるナイロン毛束12が、上端部
を給水管3の管央付近まで突出させて着脱自在に
挿着されている。ナイロン毛束12を形成するナ
イロン毛の毛数は、前記複数個の給水ノズル4の
流量バランスをとるため、適宜の数に加減されて
いる。すなわち、給水管3内を流れる水圧や、各
ノズル4間の距離などを考慮して、上流側のノズ
ルに設けるナイロン毛束12のナイロン毛の毛数
は下流側のノズルのそれよりも多くなるように設
定される。
aと横孔5bからなり上下に出入口が形成された
ノズル孔5を有するノズル本体6を具えている。
ノズル本体6の上端部外周にはおねじ7と、その
下方には大径部8とが連設され、該大径部を持つ
ておねじ7を給水管3に設けためねじ孔9に螺合
することにより、本体6を給水管3に垂下固定が
可能なようになつている。ノズル本体6の下端部
外周は下窄みの円錐部10に形成され、該円錐部
のやや丸味をもつた下端からノズル孔5の出口を
経て流下する水を小量ずつ滴下して供給するよう
になつている。ノズル孔5の縦孔5aには多数の
ナイロン毛からなるナイロン毛束12が、上端部
を給水管3の管央付近まで突出させて着脱自在に
挿着されている。ナイロン毛束12を形成するナ
イロン毛の毛数は、前記複数個の給水ノズル4の
流量バランスをとるため、適宜の数に加減されて
いる。すなわち、給水管3内を流れる水圧や、各
ノズル4間の距離などを考慮して、上流側のノズ
ルに設けるナイロン毛束12のナイロン毛の毛数
は下流側のノズルのそれよりも多くなるように設
定される。
次に作用を説明する。
フイルタ1、圧力調整器2を経て給水管3内に
流れる水は、各給水ノズル4に設けられたノズル
孔5の入口からナイロン毛束12を形成する多数
のナイロン毛の間から流下し、出口をもつ横孔5
bから本体6の外周面にしみ出た後、円錐部10
を経てその下端から小量ずつ水滴となつて滴下供
給される。この場合の滴下供給される水の量は、
圧力調整器2によつて給水ノズル4の全てについ
て同様に行なわれる。
流れる水は、各給水ノズル4に設けられたノズル
孔5の入口からナイロン毛束12を形成する多数
のナイロン毛の間から流下し、出口をもつ横孔5
bから本体6の外周面にしみ出た後、円錐部10
を経てその下端から小量ずつ水滴となつて滴下供
給される。この場合の滴下供給される水の量は、
圧力調整器2によつて給水ノズル4の全てについ
て同様に行なわれる。
前記において、給水管3内の水の中にゴミなど
の異物が混入していると、この異物はナイロン毛
束12の給水管内に突出した上端部に付着して、
ノズル孔5内には入り込まず、水のみがナイロン
毛束12によつて効果的に濾過されて円滑に流下
するため、ノズル孔5が目詰まりすすることはな
い。
の異物が混入していると、この異物はナイロン毛
束12の給水管内に突出した上端部に付着して、
ノズル孔5内には入り込まず、水のみがナイロン
毛束12によつて効果的に濾過されて円滑に流下
するため、ノズル孔5が目詰まりすすることはな
い。
また、継続使用によつてナイロン毛束12の上
端部に異物がたくさん付着し、ノズル孔5からの
水の滴下量が少くなると、前記のような流量バラ
ンスがくずれてくる。そのため、該異物を除去す
る必要が生じるが、この異物除去に際しては次の
ような作業をする。すなわち、ノズル本体6の大
径部8を持つておねじ7とめねじ孔9との螺合を
解離し、当該の給水ノズル4を給水管3から取外
した上、ナイロン毛束12の外方に突出した上端
部に付着した異物を適宜の手段で除去するのであ
る。この際、異物が付着したものは使い捨てと
し、新しいナイロン毛束を用いてもよいことは勿
論である。そして、前記のようにナイロン毛束か
ら異物が除去された給水ノズル4を、おねじ7と
めねじ孔9との螺合により再び給水管3に取付
け、これによつて作業を終了する。
端部に異物がたくさん付着し、ノズル孔5からの
水の滴下量が少くなると、前記のような流量バラ
ンスがくずれてくる。そのため、該異物を除去す
る必要が生じるが、この異物除去に際しては次の
ような作業をする。すなわち、ノズル本体6の大
径部8を持つておねじ7とめねじ孔9との螺合を
解離し、当該の給水ノズル4を給水管3から取外
した上、ナイロン毛束12の外方に突出した上端
部に付着した異物を適宜の手段で除去するのであ
る。この際、異物が付着したものは使い捨てと
し、新しいナイロン毛束を用いてもよいことは勿
論である。そして、前記のようにナイロン毛束か
ら異物が除去された給水ノズル4を、おねじ7と
めねじ孔9との螺合により再び給水管3に取付
け、これによつて作業を終了する。
尚、前記実施例では1例としてナイロン毛束を
示したが、これに限定するものではなく、ほかの
繊維毛からなる繊維毛束を用いてもよいことは言
う迄もない。
示したが、これに限定するものではなく、ほかの
繊維毛からなる繊維毛束を用いてもよいことは言
う迄もない。
この考案は前記のように構成したので、給水管
内を流れる水に異物が混入していても、この異物
をノズル孔に挿着した多数の繊維毛からなる繊維
毛束の給水管内に突出した先端部に付着させ、ノ
ズル孔が目詰まりするのを確実に防止することが
できる。また、繊維毛束はノズル孔に着脱自在に
挿着され、繊維毛の毛数の加減が可能となつてい
るため、複数個の給水ノズルの流量バランスを簡
単に調節することができ、しかも構成が簡素で、
従来のような流量調節バルブを必要としないから
安価に製作することができるなど優れた効果を有
するものである。
内を流れる水に異物が混入していても、この異物
をノズル孔に挿着した多数の繊維毛からなる繊維
毛束の給水管内に突出した先端部に付着させ、ノ
ズル孔が目詰まりするのを確実に防止することが
できる。また、繊維毛束はノズル孔に着脱自在に
挿着され、繊維毛の毛数の加減が可能となつてい
るため、複数個の給水ノズルの流量バランスを簡
単に調節することができ、しかも構成が簡素で、
従来のような流量調節バルブを必要としないから
安価に製作することができるなど優れた効果を有
するものである。
第1図はこの考案の実施例を示す給水ノズルが
取付けられた状態の正面図、第2図は第1図−
線に沿う拡大断面図である。 1……フイルタ、2……圧力調整器、3……給
水管、4……給水ノズル、5……ノズル孔、6…
…ノズル本体、7……おねじ、8……大径部、9
……めねじ孔、10……円錐部、12……ナイロ
ン毛束。
取付けられた状態の正面図、第2図は第1図−
線に沿う拡大断面図である。 1……フイルタ、2……圧力調整器、3……給
水管、4……給水ノズル、5……ノズル孔、6…
…ノズル本体、7……おねじ、8……大径部、9
……めねじ孔、10……円錐部、12……ナイロ
ン毛束。
Claims (1)
- 給水管の長さ方向に所定間隔で着脱自在に複数
個取付けられるものであつて、出入口をもつノズ
ル孔を有し、該ノズル孔の入口が給水管内と連通
するように給水管に取付けられるノズル本体と、
このノズル本体のノズル孔に、先端部を入口から
給水管内に突出させ、かつ給水管内の水が入口か
ら出口へ流れるように着脱自在に挿着された多数
の繊維毛からなる繊維毛束とを具えたことを特徴
とする給水ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162685U JPH0243496Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162685U JPH0243496Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61147172U JPS61147172U (ja) | 1986-09-10 |
JPH0243496Y2 true JPH0243496Y2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=30532393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3162685U Expired JPH0243496Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243496Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP3162685U patent/JPH0243496Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61147172U (ja) | 1986-09-10 |
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