JPS6119812Y2 - - Google Patents

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JPS6119812Y2
JPS6119812Y2 JP5284781U JP5284781U JPS6119812Y2 JP S6119812 Y2 JPS6119812 Y2 JP S6119812Y2 JP 5284781 U JP5284781 U JP 5284781U JP 5284781 U JP5284781 U JP 5284781U JP S6119812 Y2 JPS6119812 Y2 JP S6119812Y2
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JP
Japan
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ceramic
chemical liquid
nozzle
cylindrical
cylindrical body
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JP5284781U
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JPS57165255U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薬液のスプレーノズルの先端噴出口及
びフインリングをセラミツクで構成したことを特
徴とし、殊にボイラー排煙脱硫装置等におけるス
クラバーの亜硫酸ソーダ液スプレーノズルの短期
滅失の最大原因である先端噴出口及びフインリン
グの早期摩耗、同所へのスラツジ付着を解消すべ
く、上記セラミツクの特性を有効に活用したもの
である。
第1図は本考案の実施例として上記亜硫酸ソー
ダ液スプレーノズル先端の薬液噴出口へセラミツ
ク筒体1を取付け、ノズルボデイ内にセラミツク
フインリング3を取付けした場合を示す。
ノズルボデイ2はステンレスで構成され、先端
の薬液噴出口をノズルボデイ2と一体のステンレ
ス筒口2aとなし、該ステンレス筒口2aを補強
フランジとして、その内面に上記セラミツク筒体
1を嵌着する。
セラミツク筒体1は第4図拡大図に示すよう
に、円筒部1aと該円筒部1a一端に連設された
外に向け拡大するテーパ筒部1bとから成り、テ
ーパ筒部1bの端部に補強フランジ部1cを形成
してその端面を外部へ露出させる。ステンレス筒
口2aの内面形状は上記セラミツク筒体1の外形
と同形となして、これに嵌着させ通液面に突出物
が形成されないように整合させる。
セラミツク筒体1の好ましい取付例として上記
円筒部1aを取付螺筒となし、これをステンレス
筒口2aの内周面に形成した雌ねじと螺合させ、
着脱可に嵌着する。図中4はその螺合取付域を示
す。
上記螺合取付けによれば薬液噴出に伴なう強圧
力に対し充分な取付強度が得られとと共に、ノズ
ル清掃作業及びセラミツク筒体交換の簡便化が図
り得る。図示しないが、上記螺合取付け部の締付
方向を薬液の渦流噴出方向と同調するねじ切方向
となし、薬液の渦流噴出力が常時ねじ締付け方向
に作用するようにする。
尚実施態様例として上記セラミツク筒体を螺合
取付けと併用して接着剤取付けを図る場合があ
る。
更に上記薬液の渦流を生じさせるためのフイン
リング3が上記薬液噴出口へ通ずるノズルボデイ
2内に嵌着されている。
本考案はこのフインリング3をもセラミツクで
構成する。薬液は該セラミツクフインリング3を
通り渦流となつて薬液噴出口のセラミツク筒体1
から噴出される。
従来この種の薬液スプレーノズルは全体がステ
ンレスで構成されていたが、これはノズル先端の
薬液噴出口部及びフインリングの摩耗が最も激し
く、短期で使用不能となる欠点、更にスラツジの
付着生長が著しく、頻度の高い定期的な清掃を強
いられる欠点があり、これらの課題解決が最大の
要請となつている。
本考案はノズル部品として前記した特定の個所
にセラミツクを用い、薬液噴出口の内周面にセラ
ミツク筒体を取付け、これに通ずるフインリング
をセラミツク製とすることによりこれらの技術的
課題を完全且つ効果的に解決したものである。
即ち、図示の実施例に示すスクラバーの亜硫酸
ソーダ液スプレーノズルでその耐用試験を行つた
場合、従来のステンレスノズルが略1年で機能滅
失するのに対し、同一使用条件下で前記セラミツ
ク活用ノズルは3〜6年の飛躍的な耐用寿命を認
めることができた、又スラツジの付着が著しく減
少し、保守、点検の頻度及び労度が大幅に緩和、
軽減されることを認めた。
従つて噴霧形態の変化がなくノズルの薬液噴出
機能の低下を来さずに長期に亘り安定且つ正常な
使用が可能となり、従つて気液接触効果の低下を
来さず、薬液管理の軽減も図り得ることとなつ
た。
又薬液噴出口を形成するセラミツク筒体のテー
パ筒部に連設して円筒部を形成し、これを螺筒と
なして薬液噴出口内周面に螺合によつて取付ける
ことができるようにしたので、螺合による締付
け、並びに螺合解除による取外しが容易であり、
ノズル清掃作業及びセラミツク筒体交換の簡便化
が図り得ることに加え、螺合取付けによれば薬液
噴出に伴なう強圧力に対し充分な取付強度が得ら
れる利点がある。
又ノズル先を形成する上記テーパ筒部の基部に
螺筒を連設して薬液噴出口内周面へ螺合締付けす
る構成としたので、螺筒の締付け進行に伴ないテ
ーパ筒部及び補強フランジを薬液噴出口へより強
固に密着取付し結合を強化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す薬液スプレーノ
ズルを部分断面して示す側面図、第2図は同正面
図、第3図は同背面図、第4図はセラミツク筒体
の螺合取付例を示す同ノズル先端拡大断面図であ
る。 1……セラミツク筒体、1a……取付螺筒を形
成するセラミツク筒体の円筒部、1b……セラミ
ツク筒体のテーパ筒部、1c……補強フランジ
部、2……ノズルボデイ、3……セラミツクフイ
ンリング、4……螺合取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステンレスから成るノズルボデイの薬液噴出口
    の内面にセラミツク筒体を取付け、該セラミツク
    筒体を円筒部と該円筒部の一端に連設された外に
    向け拡大するテーパ筒部とから形成し、該テーパ
    筒部の端部に補強フランジ部を形成してその端面
    を外部へ露出させると共に、上記セラミツク筒体
    の円筒部を取付螺筒となし、セラミツク筒体を該
    取付螺筒を以つて上記薬液噴出口内面に形成した
    雌ねじへ着脱可に螺合させ、更に薬液の渦流を生
    じさせるフイリングをセラミツクで構成し上記ノ
    ズルボデイ内に取付けしたことを特徴とする薬液
    のスプレーノズル。
JP5284781U 1981-04-13 1981-04-13 Expired JPS6119812Y2 (ja)

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JP5284781U JPS6119812Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JP5284781U JPS6119812Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JPS57165255U JPS57165255U (ja) 1982-10-18
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JP3558372B2 (ja) * 1994-06-30 2004-08-25 株式会社荏原製作所 排ガスへの液体噴霧装置
JP3316322B2 (ja) * 1994-11-17 2002-08-19 三菱重工業株式会社 気液接触装置
JP3382778B2 (ja) * 1996-06-04 2003-03-04 三菱重工業株式会社 気液接触装置
JP6812937B2 (ja) * 2017-09-22 2021-01-13 トヨタ自動車株式会社 回転電機の冷却装置

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