JPH0243347Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243347Y2 JPH0243347Y2 JP10243588U JP10243588U JPH0243347Y2 JP H0243347 Y2 JPH0243347 Y2 JP H0243347Y2 JP 10243588 U JP10243588 U JP 10243588U JP 10243588 U JP10243588 U JP 10243588U JP H0243347 Y2 JPH0243347 Y2 JP H0243347Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- sewing machine
- movement amount
- detection device
- movement
- Prior art date
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- Expired
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 71
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、縫製を施す生地の移動量を正確に検
出することができるミシンの布移動量検出装置に
関する。
出することができるミシンの布移動量検出装置に
関する。
［従来技術］
この種のミシンとして、第５図に示すように、
ミシンの押え１の先端の針落ち部２の縫い方向手
前近傍に生地の有無を検出する検出器３を設け、
またミシンの送り機構による縫い目形成方向と直
交した方向に移動させる生地に圧接したローラ状
の回転体からなる生地端制御装置４をそれぞれ上
下の生地に対向して備え、さらに、ミシンの針落
ち点２の縫い方向手前近傍にミシンの送り機構に
よる縫い目形成方向と平行して生地に圧接し、そ
の移動量と比例して回転する測長輪５を有し、こ
の測長輪５の回転量より生地の移動量を計測する
ようにした測置が知られている。
ミシンの押え１の先端の針落ち部２の縫い方向手
前近傍に生地の有無を検出する検出器３を設け、
またミシンの送り機構による縫い目形成方向と直
交した方向に移動させる生地に圧接したローラ状
の回転体からなる生地端制御装置４をそれぞれ上
下の生地に対向して備え、さらに、ミシンの針落
ち点２の縫い方向手前近傍にミシンの送り機構に
よる縫い目形成方向と平行して生地に圧接し、そ
の移動量と比例して回転する測長輪５を有し、こ
の測長輪５の回転量より生地の移動量を計測する
ようにした測置が知られている。
［考案が解決しようとする課題］
しかしながら、この従来の装置では、ミシンの
送り機構と生地端制御装置４の間で生地に大きな
引張り力が与えられるため、生地の種類及び裁断
方向によつて、生地に大きな伸びが生じる。この
ように生地が伸びた状態で測長輪５により生地の
移動量を検出すると、縫い上がりではこの伸びが
元に戻り、イセ込みやイサリ防止に不具合が生じ
るという問題があつた。
送り機構と生地端制御装置４の間で生地に大きな
引張り力が与えられるため、生地の種類及び裁断
方向によつて、生地に大きな伸びが生じる。この
ように生地が伸びた状態で測長輪５により生地の
移動量を検出すると、縫い上がりではこの伸びが
元に戻り、イセ込みやイサリ防止に不具合が生じ
るという問題があつた。
また、針落ち点に対して縫い目形成方向に生地
端制御装置４を設け、その手前に測長輪５を設け
た場合には、生地端制御装置４が動作すると、生
地端が縫い目形成方向に対してジグザグに移動
し、その移動に追従して生地の移動量を測長輪５
で検出するため、検出値に誤差が生じるという問
題があつた。
端制御装置４を設け、その手前に測長輪５を設け
た場合には、生地端制御装置４が動作すると、生
地端が縫い目形成方向に対してジグザグに移動
し、その移動に追従して生地の移動量を測長輪５
で検出するため、検出値に誤差が生じるという問
題があつた。
本考案は、測長輪を針落ち点の直前に配置し
て、測定精度を安定化し、かつ生地の伸びに対し
ても極力影響が小さくなるように生地端制御用圧
接ローラを配置したミシンの布移動量検出装置を
提供することを目的とするものである。
て、測定精度を安定化し、かつ生地の伸びに対し
ても極力影響が小さくなるように生地端制御用圧
接ローラを配置したミシンの布移動量検出装置を
提供することを目的とするものである。
［課題を解決するための手段］
上記目的を達成するために、本考案のミシンの
布移動量検出装置では、生地の移動方向に直交し
て配置された少なくとも２つの同期して回転する
生地端制御用圧接ローラと、該生地端制御用圧接
ローラの間に装着され、かつミシンの押えの延長
上に設けられた測長輪によつて前記生地の移動量
を検出する生地移動量検出装置とからなるように
構成する。
布移動量検出装置では、生地の移動方向に直交し
て配置された少なくとも２つの同期して回転する
生地端制御用圧接ローラと、該生地端制御用圧接
ローラの間に装着され、かつミシンの押えの延長
上に設けられた測長輪によつて前記生地の移動量
を検出する生地移動量検出装置とからなるように
構成する。
［作用］
本考案のミシンの布移動量検出装置によれば、
少なくとも２つの同期して回転する生地端制御用
圧接ローラの間に測長輪を設けることにより、生
地はミシンの送り機構と２つの生地端制御用圧接
ローラの間で引張られても、測長輪の接する部分
の生地の伸びは小さく、従つて、この送り機構と
２つの生地端制御用圧接ローラの間に設けられた
測長輪で生地の移動量を誤差なく検出できる。
少なくとも２つの同期して回転する生地端制御用
圧接ローラの間に測長輪を設けることにより、生
地はミシンの送り機構と２つの生地端制御用圧接
ローラの間で引張られても、測長輪の接する部分
の生地の伸びは小さく、従つて、この送り機構と
２つの生地端制御用圧接ローラの間に設けられた
測長輪で生地の移動量を誤差なく検出できる。
［実施例］
第１図、第２図、第３図を参照すると、ミシン
６に針棒７が設けられ、また針棒７の近傍に押え
８が設けられている。この押え８の生地移動方向
の先前に測長輪９が配置され、この測長輪９はエ
ンコーダ１０の軸に連結されている。また測長輪
９は生地移動方向に直交して配置された２つの生
地端制御用圧接ローラ１１，１２の間に設けら
れ、また２つの生地端制御用圧接ローラ１１，１
２のそれぞれの傘歯車１１ａ，１２ａは１つの歯
車１３の一方の傘歯車１３ａに噛み合わされ、他
方の傘歯車１３ｂは傘歯車１４と噛み合わされて
いる。この傘歯車１４はモータ１５の回転軸に連
結されている。なお、上記の構成は上生地１６用
のものであり、下生地１７に対してもそれぞれ対
応して設けられている。
６に針棒７が設けられ、また針棒７の近傍に押え
８が設けられている。この押え８の生地移動方向
の先前に測長輪９が配置され、この測長輪９はエ
ンコーダ１０の軸に連結されている。また測長輪
９は生地移動方向に直交して配置された２つの生
地端制御用圧接ローラ１１，１２の間に設けら
れ、また２つの生地端制御用圧接ローラ１１，１
２のそれぞれの傘歯車１１ａ，１２ａは１つの歯
車１３の一方の傘歯車１３ａに噛み合わされ、他
方の傘歯車１３ｂは傘歯車１４と噛み合わされて
いる。この傘歯車１４はモータ１５の回転軸に連
結されている。なお、上記の構成は上生地１６用
のものであり、下生地１７に対してもそれぞれ対
応して設けられている。
このように構成した本実施例の布移動量検出装
置では、布端検出装置で検出した値に応じてモー
タ１５を駆動すると、歯車１３が回転し、それに
よつて生地端制御用圧接ローラ１１，１２が回転
し、それによつて生地１６，１７がそれぞれ縫い
目形成方向に直交して移動されるとともに、生地
端制御用圧接ローラ１１，１２の間に設けられた
測長輪９が生地１６，１７の縫い目方向の移動に
よつて回転し、それぞれの生地の移動量がそれぞ
れ検出される。
置では、布端検出装置で検出した値に応じてモー
タ１５を駆動すると、歯車１３が回転し、それに
よつて生地端制御用圧接ローラ１１，１２が回転
し、それによつて生地１６，１７がそれぞれ縫い
目形成方向に直交して移動されるとともに、生地
端制御用圧接ローラ１１，１２の間に設けられた
測長輪９が生地１６，１７の縫い目方向の移動に
よつて回転し、それぞれの生地の移動量がそれぞ
れ検出される。
ここで、第４図に示したように、押え８の先端
の針落ち点１８と測長輪９の中心の間の距離を
Δl、針落ち点１８と生地端制御用圧接ローラ１
１，１２の端面の間の距離をΔl1とする。また、
第５図の従来例において、針落ち点２と測長輪５
の中心の間の距離をΔl、針落ち点２と生地端制
御装置４の端面の間の距離をΔl2とすると、Δlは
本実施例の装置も従来例の装置も同じ長さである
が、針落ち点１８と生地端制御用圧接ローラ１
１，１２の端面の間の距離Δl1が針落ち点２と生
地端制御装置４の端面の間の距離Δl2よりも小さ
くなるため、その長さの差の分だけ生地の伸び量
は小さくなり、生地移動量検出装置に対する影響
も少なくなる。また、生地端制御用圧接ローラ１
１，１２の間で生地１６，１７にそれぞれ適当に
引張力が与えられるので、生地１６，１７が勝手
に移動することが少なくなり、生地移動量の検出
に誤差がなくなるという利点がある。
の針落ち点１８と測長輪９の中心の間の距離を
Δl、針落ち点１８と生地端制御用圧接ローラ１
１，１２の端面の間の距離をΔl1とする。また、
第５図の従来例において、針落ち点２と測長輪５
の中心の間の距離をΔl、針落ち点２と生地端制
御装置４の端面の間の距離をΔl2とすると、Δlは
本実施例の装置も従来例の装置も同じ長さである
が、針落ち点１８と生地端制御用圧接ローラ１
１，１２の端面の間の距離Δl1が針落ち点２と生
地端制御装置４の端面の間の距離Δl2よりも小さ
くなるため、その長さの差の分だけ生地の伸び量
は小さくなり、生地移動量検出装置に対する影響
も少なくなる。また、生地端制御用圧接ローラ１
１，１２の間で生地１６，１７にそれぞれ適当に
引張力が与えられるので、生地１６，１７が勝手
に移動することが少なくなり、生地移動量の検出
に誤差がなくなるという利点がある。
［考案の効果］
本考案は、以上のように構成されているので、
生地がミシンの送り機構と２つの生地端制御用圧
接ローラの間で引張られても、測長輪の接する部
分の生地の伸びは小さく、従つて、送り機構と２
つの生地端制御用圧接ローラの間に設けられた測
長輪で生地の移動量を誤差なく検出できるという
利点がある。
生地がミシンの送り機構と２つの生地端制御用圧
接ローラの間で引張られても、測長輪の接する部
分の生地の伸びは小さく、従つて、送り機構と２
つの生地端制御用圧接ローラの間に設けられた測
長輪で生地の移動量を誤差なく検出できるという
利点がある。
第１図は本考案の１実施例のミシンの布移動量
検出装置の正面図、第２図は第１図の装置の側面
図、第３図は第１図の装置の平面図、第４図は第
１図の装置の効果を説明するための概略構成図、
第５図は従来のミシンの布移動量検出装置の概略
構成図である。 ６……ミシン、７……針棒、８……押え、９…
…測長輪、１０……エンコーダ、１１，１２……
生地端制御用圧接ローラ、１３……歯車、１４…
…傘歯車、１５……モータ、１６，１７……生
地。
検出装置の正面図、第２図は第１図の装置の側面
図、第３図は第１図の装置の平面図、第４図は第
１図の装置の効果を説明するための概略構成図、
第５図は従来のミシンの布移動量検出装置の概略
構成図である。 ６……ミシン、７……針棒、８……押え、９…
…測長輪、１０……エンコーダ、１１，１２……
生地端制御用圧接ローラ、１３……歯車、１４…
…傘歯車、１５……モータ、１６，１７……生
地。
Claims (1)
- 生地の移動方向に直交して配置された少なくと
も２つの同期して回転する生地端制御用圧接ロー
ラと、該生地端制御用圧接ローラの間に装着さ
れ、かつミシンの押えの延長上に設けられた測長
輪によつて前記生地の移動量を検出する生地移動
量検出装置とからなるミシンの布移動量検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10243588U JPH0243347Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10243588U JPH0243347Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0225979U JPH0225979U (ja) | 1990-02-20 |
| JPH0243347Y2 true JPH0243347Y2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=31332343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10243588U Expired JPH0243347Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0243347Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP10243588U patent/JPH0243347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0225979U (ja) | 1990-02-20 |
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