JPH0243294A

JPH0243294A - 洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPH0243294A
Application number: JP19487188A
Authority: JP
Inventors: Katsuhiko Deguchi; 勝彦出口; Kozo Saito; 斉藤　幸三; Hiroyuki Saijo; 西條　宏之
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 1988-08-04
Filing date: 1988-08-04
Publication date: 1990-02-13
Anticipated expiration: 2012-02-19
Also published as: JP2582626B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は皮膚あるいは毛髪への刺激、損傷性が著しく緩
和され、且つ起泡力・洗浄力が優れ、しかもすすぎ性、
使用時の手の感触の良好な低刺激性洗浄剤組成物に関す
る。

〔従来の技術およびその課題〕

人体に対する安全性意識が益々ｆ４ｔつてきている今日
、衣料用洗浄剤、台所用洗浄剤、住居用洗＃剤、毛髪用
洗浄剤、身体用洗浄剤などの人間の皮膚に触れる機会の
多い洗浄剤においては、皮膚に対する作用を温和にする
ため様々な試みがなされてきた。例えば、組成物の…を
５〜６（弱酸性）に調整し、人間の皮膚の−に近づけ、
皮膚に対してその作用が温和になるようにしたシ、主洗
浄基剤にできるだけ低刺激性のものを使用する等の傾向
が見られる。そのような低刺激性洗浄基剤として、最近
、アミノ酸系の界面活性剤やアルキルリン酸系の界面活
性剤等が登場してきている（ｔ＃公昭５０−４０１２５
号、特公昭５１−４２６０２３号、特公昭５５−９０３
３号、　特公昭５８−２７３１９号）。しかし、これら
の界面活性剤は、低刺激性ではあるものの、単独では必
ずしも充分な起泡力・洗浄力を発揮しえない、溶解性が
悪い等の欠点を有している。また、台所用洗浄剤におい
ては、従来、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムが
、優れた洗浄性能をもつ基剤として広く用いられてきた
が、皮膚からの脱脂力が強く、手荒れが起きやすい難点
を有していた。

その為、最近では、皮膚に対してよシ低刺激なアルキル
エトキシ硫酸ナトリウムを主洗浄基剤とした台所用洗浄
剤が主流を占めるようになってきた。更には第三級アミ
ンオキサイドや高級脂肪酸ジェタノールアミド等の補助
界面活性剤を併用することにより諸性能を更に向上させ
ると同時に、皮膚に対する作用が、よりマイルド化され
てきた。

しかしながら、このように各種洗浄剤の皮膚に対する作
用が従来に比べ、温和になってきてはいるものの、まだ
まだ充分満足しうる水準に達してはいないのが現状であ
る。

−万、砧誘導体界面活性剤でろるアルキルグリコシドは
低刺激性界面活性剤であシ、しかも非イオン性界面活性
剤であるにも拘わらす１それ自身安定な泡を生成するだ
けでなく、他の陰イオン性界面活性剤に対して泡安定剤
として作用することが知られており、近年注目されつつ
ある。例えば、特開昭５８−１０４６２５号公報にはア
ルキルグリコシドと陰イオン性界面活性剤を含有する起
泡性界面活性剤組成物、特開昭６２−７４９９９号公報
にはアルキルグリコシド、陰イオン性界面活性剤及び脂
肪酸アルカノールアミドを含有する低刺激性かつ発泡力
、洗浄力の優れた食器手洗用版体洗剤組成物が記載され
ている。しかしながら、これらの組成物の諸性能は従来
の？リオキシエチレンアルキルエーテルを主剤とする洗
剤よシ優れているが、未だ十分でない。荷に洗浄後のす
すぎ性、手の感触において劣っている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明者らは、アルキルグリ・コシドのもつ特性を最大
限に引き出すべく鋭意研究の結果、多価アルコールのポ
リアルキレンオキシド付刃ａ物を併用すれば皮膚への刺
激性がさらに緩和されるとともに洗浄力、起泡力も増強
され、しかもすすぎ性、手の感触も改良されることを見
出し、本発明を完成した。

すなわち、本発明は、次の成分（ＪＬ）及び（ｂ）、（
ｊＬ）アルキルグリコシド（ｂ）平均分子ｔ３００〜４０００の多価アルコールの
一リアルキレンオキシド付加物（但Ｌ、１Ｉｉｆｉアル
コールがエチレングリコールのとき、アルキレンオキシ
ドはプロピレンオキシＴである）を含有しｓ　（ｂ）／（ａ）が重量比で１／３００〜１
／２の範囲にあることを特徴とする洗浄剤組成物を提供
するものである。

本発明において、主界面活性剤として用いられる（Ｊｌ
＞成分は下記の一般式（Ｉ）で表される。

Ｒ１（０鳥）Ｇ　　　　（Ｉ）ｙ（上記式中ｓ　’１は直鎖又は分岐鎖の炭素数８〜１８
のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を
表し、鳥は炭素数２〜４のアルキレン基を表し、Ｇは炭
素数５〜６を有する還元糖に由来する残基でめり、Ｘは
その平均値が０〜５でろる。ｙはその平均値が１〜１０
である。）Ｘはその平均値がＯ〜５であるが、この値が水溶性、結
晶性を調整する。つまり、Ｘが高い捏水溶性が高くなり
且つ結晶性が低くなる傾向にある。好ましいＸの値は０
〜２である。次に、ｙはその平均がｌより大きい場合、
つまり２糖以上の糖鎖を親水性基とする一般式（Ｉ）で
示される界面活性剤を含有する場合、糖鎖の結合様式は
１−２．１−３．１−４．１−６結合、更にα−！−ピ
ラノシド、又はフラノシド結合及びこれらの混合された
結合様式を有する任意の混合物を含むことが可能である
。また、ｙは１〜１０でるるか、好ましい平均値は約１
．０〜３．０でるる。これは後述する増泡剤である多価
アルコールの？リアルキレン付加物の含有量をよシ少量
で十分な増泡効果を得るために好ましい愼である。

また、Ｒ１は直鎖又は分岐鎖を有する炭素数８〜１８の
アルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基であ
るが、溶解性、起泡性及び洗浄性の点から、好ましい炭
素数は１０〜１４である。また、電は炭素数２．〜４の
アルキレン基であるが、水溶性などから好ましい値は２
〜３でるる。さらＫＧは単糖もしくは２糖以上の原料に
よってその構造が決定されるが、このＧの原料としては
、単糖ではグルコース、カラクトース、キシロース、マ
ンノース、リキソース、アラビノース等及びこれらの混
合ｑ／ｌＪ等が、２糖以上ではマルトース、キシロビオ
ース、イソマルトース、セロビオース、ダンチピオース
、ラクトース、スクロース、ニゲロース、マンノース、
ラフイ／−ス、グンチアノース、メレゾトース等及びこ
れらの混合物等が挙げられる。これらの内好ましい単糖
類原料は、それらの入手性及び低コストの点においてグ
ルコース、フルクトースであり、２楯以上ではマルトー
ス、スクロースである。

（ａ）成分は通常組成物中に１〜６０重量％、好ましく
は１０〜４０重量％配合される。

本発明の組成物における（ｂ）成分は、多価アルコール
のポリアルキレンオキシド付加物であり、多価アルコー
ルとしては、エチレングリコール、ノロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコールなどの２価アルコール、グ
リセリン、？リグリセリン、トリメチロールゾロノ？ン
、ペンタエリスリトール、ンルピトール等の３価以上の
アルコールが好適なものとして挙げられる。この中でも
エチレングリコール又はグリセリンの献すノロビレンオ
キシド付加物が特に望ましい。これらの（ｂ）成分は単
独で又は２種以上を混合して用いられる。

（ｂ）成分はアルキルグリコシドを含有する洗浄剤組成
物中に配合すると皮膚への刺激性がさらに緩和されると
ともに洗浄力・起泡力も増強され、しかもすすぎ性、使
用時の手の感触も改良される。

これらの効果の発現の為には、多価アルコールのポリア
ルキレンオキシド付加物の分子量が３００〜４０００、
好ましくは５００〜２０００の範囲内でめる必要があり
、この範囲を逸脱した場合には皮屑への刺激性の緩和効
果、洗浄力・起泡力増強効果は小さく、すすぎ性、使用
時の手の感触向上効果も発現しない。

（ｂ）成分は組成物中に０．１〜１０重量％、好ましく
は１〜５重童チ配合される。

また、本発明の洗浄剤組成物は、　（ｂ）／（＋１）が
重量比で１／３００〜１／２、好ましくは１／２００〜
２１５、特に好ましくは１／１００〜１／３になるよう
にする。

本発明の洗浄剤組成物には、上記必須成分の他に、必要
に応じて公知の洗浄剤用の活性剤を洗浄力や起泡力を向
上させる目的で、適宜添加配合することができる。斯か
る活性剤としては、例えば？リオキシエチレン（平均付
加モル数４〜２０）アルキル（Ｃ７〜ＣｔＳの直鎖又は
分岐）エーテルｓ　０３〜Ｃ！２の高級脂肪酸のモノ又
はジアルカノール（Ｃｚ〜Ｃｓ）アミド、第三級アルキ
ル（Ｃｓ−Ｃｔｓの直鎖又は分岐）アミンオキサイド等
の非イオン性界面活性剤；α−オレフィン（Ｃｓ−Ｃ２
゜）スルホン酸塩（Ｎａ％に％珈、トリエタノールアミ
ン（ＴＥＡ）、Ｎｆ（、］、ポリオキシエチレン（平均
付加モル数２〜８）アルキル（Ｃｓ＝　Ｃ＋ａの直鎖又
は分岐）硫酸エステル塩（Ｎａ％に１々、トリエタノー
ルアミン、Ｎ１（４）、α−スルホ脂肪酸エステル塩（
Ｒ，−Ｃ１（ＣＯＯＲｓ　、Ｒｓ　ｉ０３ＭＣ８〜Ｃ１８、穐；Ｃ，−Ｃ，、Ｍ；アルカリ金属）、
Ｎ−アシル（Ｃ８〜Ｃ１８）グルタミン酸塩（Ｎａ１に
、　ＴＥＡ　）　、モノアルキル（Ｃ７〜ＣｔＳ）リン
酸［（Ｎａ％に％ＴＥＡ　、アルギニン）、直鎖アルキ
ル（Ｃｓ。〜Ｃｔｓ　）　ベンゼンスルホンｅ　堰（Ｎ
ａ　。

に、Ｍｇ）等のアニオン性活性剤；アルキルベタイン、
アルキルスルホベタインなどの両性活性剤などが挙げら
れる。

本発明の洗浄剤組成物の原液の一範囲は４１０が好まし
く、特に−５〜８が好ましい。

また、本発明の洗浄剤組成物には、組成物の分離安定性
、洗浄性能及び起泡性能を損なわない範囲で他の任意成
分を添加することができる。例えば、エチルアルコール
のような低級脂肪族アルコール、トルエンスルホン酸や
キシレンスルホン酸のナトリウム塩やカリウム塩及び尿
素などの可溶化剤、粘土鉱物や水溶性高分子物質等の粘
度調節剤、方解石、珪石、リン酸カルシウム、ゼオライ
ト、？リエチレン、ナイロン、？リスチレン等の水不溶
性研磨剤、グリセリン、ソルビトール等の保湿剤、カチ
オン化セルロース等の感触向土剤、その他酵素、香料、
色素、防腐・防カビ剤等を添加することができる。

〔発明の効果〕

本発明の洗浄剤組成物は、優れた洗浄力と豊かな起泡力
を有し、皮膚又は毛髪に対する作用が温和で手荒れ性が
少なく、シかもすすぎ性、使用時の手の感触に優れた実
用的価値の高い低刺激性洗浄剤組成物でるる。

〔実施例〕

次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。

く試験法及び評価基準〉（Ｉ）　　起泡力試験汚れ成分として市販のバターを洗剤濃度０．５チの洗剤
溶液に０，１チ添加した時の起泡力を測定する。測定法
は、直径５１のガラス円筒にバターを添加した上記洗剤
溶液４〇−を入れ、１０分間回転攪拌を行い、停止直後
の泡高を測定する。

（２）洗浄力試験牛脂に指示薬としてスダンｔｎ（赤色色素）を０．１％
添加し、この２５？を磁製の皿（直径２５α）に塗布し
たものを洗剤３ｔ、水（用水；硬度３．５°ＤＨの水）
２７ｆをしみ込ませたス？ンゾを用いて２０Ｃでこすシ
況いし、もはや皿より牛脂がきれいに取れなくなるまで
の洗浄された皿の枚数をもって示す。

（３）すすぎ性直径３０Ｇ、高さ１２ｍのバットに入れた濃度０．２５
チの試料溶液３１を１０分間回転攪拌を行ない、泡立て
バットの底に取り付けたコックを開いて液のみを排出さ
せる。次に水道水３１金入れ、同様に１０分間回転攪拌
を行ない排液させる。この操作をバット中に泡が全く認
められなくなるまで水道水を替えて繰返し行ない、水道
水の取替え回数で評価する。

（４）使用時及び使用後の手の感触２Ｐ１類の洗剤Ａ、Ｂを用意し、それぞれ２１ビーカー
に４０℃、１０重量％の洗剤溶液を′ｖ４製する。洗剤
Ａ、Ｂの水溶液の感触を下記の要領で官能試験により比
較する。

■　液の感触洗剤Ａ、Ｈの水溶液に、左右別々に手首まで浸漬する。

浸漬１分後の液の感触を、洗剤Ａを基準に下記の評価点
で採用する。

■　使用後の感触十分にすすいだ後、乾いたタオルで手を拭いた後の手の
感触を、洗剤Ａを基準に下記の評価点で採点する。

１洗剤Ｂの方がペタつかない　　　　＋２被験者１０人
を対象に上記の試験を行い、各項目について得られた得
点の総和で、洗剤Ｂの使用感を評価する。

（５）手荒れ性試験洗浄剤組成物５重蓋−の洗剤溶液を調製し、液温を３０
℃に保ち、毎分２０分間手を浸漬した後、よく水洗す、
る。この操作ｔ−３日間繰シ返す。被験者５人の手の状
態を４日後に次の基準により目視判定し、平均点で示し
た。

この時の評価基準は以下の通りである。

この試験においては平均点は４点以上であることか望ま
しい。

５点二手荒れが殆ど認められない４点：手荒れがほんの僅かに認められる３点二手荒れが
若干認められる２点二手荒れがかなり認められる１点二手荒れが著しく認められる実施例１下記の表１に示す組成物を調製し、上記の評価方法によ
って洗浄力、起泡力、すすぎ性、使用時及び使用後の手
の感触、手荒れ性について評価を行った。結果を表１に
示す。

尚、使用時及び使用後の手の感触の試験について用いた
比較洗剤は洗剤Ａ（表１の９）でアリ、これと洗剤Ｂ（
表１の１〜８）について比較試験を行った。

実施例２実施例３アルキルグリコシドアルキルグリコシド一般式（Ｉ）一般式（Ｉ）ＰＰＧ２０００（ゾオールタイノ）クエン酸ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド０．５香料色素エタノール水香料微量水残部（−は５．０に調整）実施例４（−は７．０にａ１４整）液体クレンザー：微量残部アル中ルグリコシド一般式（Ｉ）研磨剤（珪石）香料抗菌剤水（…は７．５に調整）（重ｆ％）微量残部以上

Claims

【特許請求の範囲】１、次の成分（ａ）及び（ｂ）、（ａ）アルキルグリコシド（ｂ）平均分子量３００〜４０００の多価アルコールの
ポリアルキレンオキシド付加物（但し、多価アルコール
がエチレングリコールのとき、アルキレンオキシドはプロピレンオキシドである）を含有し、（ｂ）／（ａ）が重量比で１／３００〜１／
２の範囲にあることを特徴とする洗浄剤組成物。２、（ａ）成分が次の一般式（ I ）Ｒ＿１（ＯＲ＿２）＿ｘＧ＿ｙ（ I ）（上記式中、Ｒ＿１は直鎖又は分岐鎖の炭素数８〜１８
のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフエニル基を
表し、Ｒ＿２は炭素数２〜４のアルキレン基を表し、Ｇ
は炭素数５〜６を有する還元糖に由来する残基であり、
ｘはその平均値が０〜５である。ｙはその平均値が１〜
１０である）で表わされるアルキルグリコシドである請求項１記載の
洗浄剤組成物。３、（ｂ）成分がエチレングリコール又はグリセリンの
ポリプロピレンオキシド付加物である請求項１記載の洗
浄剤組成物。