JPH0243235Y2 - - Google Patents

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JPH0243235Y2
JPH0243235Y2 JP215385U JP215385U JPH0243235Y2 JP H0243235 Y2 JPH0243235 Y2 JP H0243235Y2 JP 215385 U JP215385 U JP 215385U JP 215385 U JP215385 U JP 215385U JP H0243235 Y2 JPH0243235 Y2 JP H0243235Y2
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seat
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sag
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JP215385U
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、座席パツドに関し、特に自動車の
座席内部にクツシヨンとして入れられるパツドと
して有用である。
「従来技術」 自動車の座席内部にクツシヨンとして入れられ
る座席パツドの下面端部の従来構造は、第7図に
示すように、パツド本体2の下面端部を下方に延
長してパツドたれ部3を形成した構造となつてい
る。
このような座席パツド1を座席内部に入れるに
は、第8図に示すように、パツドたれ部3を折り
曲げて座席骨組部材5を挾み、その上から座席表
皮6を被せ、その座席表皮6と前記パツドたれ部
3とを押さえるように座席骨組部材5に押え部材
7を取り付けている。
なお、関連技術としては、例えば特公昭46−
27516号公報に開示の座席クツシヨンがある。
「従来技術の問題点」 上記従来の座席パツド1では、パツドたれ部3
を折り曲げるので、その曲げ部分3aが丸みを帯
びる。そこで押え部材7の平坦な上面との間に隙
間8aを生じる。
この隙間8aを生じると、座席表皮6が浮いて
いるように見え、美観が損なわれる問題がある。
また、パツドたれ部3の先端3bが位置決めさ
れていないため、上方へ容易に変形できる。そこ
で、ここに隙間8bを生じる。
座席が折りたたみ式の場合、この隙間8bが折
りたたんだときに見えて、やはり美観が損なわれ
る問題がある。
特に折りたたみ脚部を回動可能に座席に取り付
ける場合、その取付部を隠す目的で樹脂カバーを
設け、その樹脂カバーで押え部材7を兼用させる
ことがあるが、せつかくの樹脂カバーの美的効果
が上記隙間のために半減してしまう問題がある。
「考案の目的」 この考案の目的は、上記隙間を発生させない構
造の座席パツドを提供することにある。
「考案の構成」 この考案の座席パツドは、柔軟なシート状の連
結部材によつてパツド本体とパツドたれ部とを折
り曲げ自在に連結すると共に、折り曲げてパツド
本体とパツドたれ部の間に座席骨組部材を挾んだ
ときパツドたれ部の先端がパツド本体の下面に当
接して上方への変形が抑制されるようにしたこと
を構成上の特徴とするものである。
「実施例」 以下、図に示す実施例に基づいて更にこの考案
を詳説する。ここに第1図はこの考案の一実施例
の座席パツドの下方から見た斜視図、第2図は第
1図に示す座席パツドの下面端部を示す要部断面
図、第3図は第1図に示す座席パツドを座席内部
に入れたところを示す要部断面図、第4図は樹脂
カバーの一例の斜視図、第5図は折りたたみ式座
席の正面図、第6図は同側面図である。なお、こ
れによりこの考案が限定されるものではない。
第1図に示す座席パツド11は、パツド本体1
2とパツドたれ部13,13′と、これらパツド
たれ部13,13′をパツド本体12に折り曲げ
自在に連結している連結部材14,14′(連結
部材14′はパツドたれ部13′に隠されて第1図
に表れていない)とから基本的に構成されてい
る。
パツドたれ部13は、パツド本体12の下面端
部であつて座席の前方に対応する側に設けてあ
り、一方、パツドたれ部13′はパツド本体12
の下面端部であつて、座席の後方に対応する側に
設けてある。第1図にはパツドたれ部13は折り
曲げない状態で、パツドたれ部13′は折り曲げ
た状態で示してある。
第2図に示すように、パツドたれ部13の連結
側13aの厚みは比較的薄いが、先端側13bの
厚みは比較的厚く、その差は座席骨組部材15の
厚みにほぼ対応している。なお、20は座席骨組
部材15に押え部材17を取り付けるための取付
孔、21はバネの逃げ用切欠である。パツドたれ
部13′は、上記パツドたれ部13と同様の構成
である。
連結部材14は、具体的には例えば寒冷紗で、
一部をパツド本体12に貼着され、他の一部をパ
ツドたれ部13に張着され、両者を折り曲げ自在
に連結している。連結部材14′についても同様
である。
第3図は上記座席パツド11を座席内部に入れ
た状態を示している。即ち、連結部材14の部分
で折り曲げられて、パツドたれ部13はパツド本
体12との間に座席骨組部材15を挾持してい
る。その上から座席表皮16が被せられ、更にそ
の座席表皮16とパツドたれ部13を押さえるよ
うに押え部材17が座席骨組部材15にねじ止め
されている。押え部材17の斜視図を第4図に示
す。
第3図から理解されるように、パツドたれ部1
3の折り曲げは柔軟な連結部材14を折り曲げる
ことによつて行われるから、パツドたれ部13自
身が撓むものではなく、丸みを帯びた曲げ部分を
生じることはない。したがつて第8図に示す隙間
8aを生じることは防止されるのである。
パツドたれ部13の先端13bは、連結側13
aに座席骨組部材15を挾んだ高さと丁度同じ高
さとなつてパツド本体12の下面に当接してお
り、それ以上パツドたれ部13が上方へ変形する
ことを抑制している。この結果、第8図に示す隙
間8bを生じることは防止されている。
結局のところ、押え部材17の上面17aと座
席表皮16の間に隙間が生じず、美観が損なわれ
ることがないのである。
なお、第5図は上記座席パツド11を内蔵した
座席の概略正面図で、支点30を中心に第5図に
おいて時計方向に跳ね上げられ折りたたまれる。
また脚部31は、押え部材17の内部にある支点
を中心に第5図において反時計方向に跳ね上げら
れ折りたさまれる。押え部材17は、この脚部3
1の支点部分を隠すカバーの機能を持つている。
第6図は第5図に示す座席の側面図であつて、脚
部31を跳ね上げるために押え部材17に設けら
れた切欠部17bが表れている。
「考案の効果」 この考案によれば、柔軟なシート状の連結部材
によつてパツド本体とパツドたれ部とを折り曲げ
自在に連結すると共に、折り曲げてパツド本体と
パツドたれ部の間に座席骨組部材を挾んだときパ
ツドたれ部の先端がパツド本体の下面に当接して
上方への変形が抑制されるようにした座席パツド
が提供され、これによりパツドたれ部それ自身が
撓んでその外面が丸く変形することがなくなるか
ら、その外面に押え部材やカバーを取り付けたと
き隙間を生じることが防止される。また、パツド
たれ部の先端が上方へ変形することが防止される
から、この点においても隙間を生じることが防止
される。
従つて、座席を構成したときの美観が向上する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の座席パツドの下
方から見た斜視図、第2図は第1図に示す座席パ
ツドの下面端部を示す要部断面図、第3図は第1
図に示す座席パツドを座席内部に入れたところを
示す要部断面図、第4図は樹脂カバーの一例の斜
視図、第5図は折りたたみ式座席の正面図、第6
図は同側面図、第7図は従来の座席パツドの一例
の第2図相当図、第8図は同第3図相当図であ
る。 符号の説明、11……座席パツド、12……パ
ツド本体、13,13′……パツドたれ部、13
a……パツドたれ部の連結側、13b……パツド
たれ部の先端側、14,14′……連結部材、1
5……座席骨組部材、16……座席表皮、17…
…押え部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 柔軟なシート状の連結部材によつてパツド本
    体とパツドたれ部とを折り曲げ自在に連結する
    と共に、折り曲げてパツド本体とパツドたれ部
    の間に座席骨組部材を挾んだときパツドたれ部
    の先端がパツド本体の下面に当接して上方への
    変形が抑制されるようにしたことを特徴とする
    座席パツド。 2 連結部材が、寒冷紗である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の座席パツド。 3 パツドたれ部の連結側の厚みよりも先端側の
    厚みの方が、座席骨組部材の厚みだけ厚い実用
    新案登録請求第1項または第2項記載の座席パ
    ツド。
JP215385U 1985-01-10 1985-01-10 Expired JPH0243235Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP215385U JPH0243235Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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JP215385U JPH0243235Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS61118499U JPS61118499U (ja) 1986-07-26
JPH0243235Y2 true JPH0243235Y2 (ja) 1990-11-16

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JPS61118499U (ja) 1986-07-26

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