JP3309273B2 - 椅子の肘掛け - Google Patents
椅子の肘掛けInfo
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Description
曲しうるようにした椅子の肘掛けに関する。
面が硬質な材料により形成されているものが多く、肘の
当たりの感触が悪いという欠点を有している。そのた
め、感触を良好とするために、肘当て部にクッション材
を固定金具等を使用して取り付けたものもある。
来の椅子の肘掛けでは、材質の全く異なる部材を結合す
るための手段に格別の配慮を必要とし、組立てに手間を
要するとともに、高くつき、またそれらの分別廃棄が困
難である。
な問題点に鑑み、肘が当たる部分を局部的に弾性変形し
うるようにすることにより、肘の当たりの感触をよくす
るとともに、製作及び分別廃棄を容易とした椅子の肘掛
けを提供することを目的としている。
は、次のようにして解決される。 (1) 椅子の座の側方より起立する支持杆の上端部に、
前後1対の肘当て支持部を設け、両肘当て支持部に、弾
性撓曲可能な肘当て部材を、該肘当て部材の中間部下方
に空間が形成されるようにして架設する。
て部材とを一体的に成形する。
持杆における前後の肘当て支持部間の上端面を、ほぼ平
坦とし、かつ該上端面と肘当て部材との間隔を、肘当て
部材の最大撓み代より小とする。
当て部材の一端部を、一方の肘当て支持部に固着し、か
つ肘当て部材の他端部を、他方の肘当て支持部の上端部
に前後方向に摺動自在に装着する。
明の実施の形態である第1の実施例の概要を示すもの
で、(1)は、キャスタ(2)付きの脚、(3)は、脚(1)の
中心に立設された支杆、(4)は、支杆(3)の上端に設け
られた支基、(5)は、支基(4)により支持された座、
(6)は、支基(4)より後上方に延出する背杆(7)により
支持された背もたれである。
れている。肘掛け(8)は、座(5)の両側方において支基
(4)より起立する合成樹脂製の支持杆(9)と肘当て部材
(10)とから構成されている。肘当て部材(10)は、肘をの
せると弾性撓曲するような金属製の板材よりなってい
る。
状は、本実施例では側面視が偏平Y字状をなす二股状と
してあるが、上端部に前後1対の肘当て支持部(11)が突
出していれば、どの様な形状のものであってもよい。
(12)が形成されるようにして、前後の端部が両肘当て支
持部(11)の上面に、接着剤または他の固着手段により固
着されている。
い状態を示し、肘当て部材(10)は、上向き弧状に緩く湾
曲している。この状態から肘当て部材(10)上に肘を載せ
ると、図3に示すように、肘当て部材(10)の中間部がほ
ぼ水平となるように弾性撓曲して、着座者にソフトで寛
いだ感触を与える。
明の実施の形態である第2の実施例を示す。この実施例
においては、肘掛け(20)における支持杆(21)と肘当て支
持部(22)と肘当て部材(23)とを、適度の弾性を有する合
成樹樹脂により一体的に成形するとともに、支持杆(21)
における前後1対の肘当て支持部(22)(22)間の上端面(2
1a)を、肘当て部材(23)とほぼ平行をなす平坦な形状と
し、かつこの上端面(21a)と肘当て部材(23)との間隔(D
1)を、肘当て部材(23)の最大撓み代(D2)より小としてあ
る。
が図5に想像線で示すように、下方に弾性撓曲しうる限
界値であり、これを超えると、肘当て部材(23)が塑性変
形したり破損したりするような値である。
て部材(23)が強い力で押し下げられたとき、図6に示す
ように、肘当て部材(23)の中間部下面が支持杆(21)の上
端面(21a)に当接し、それ以上の肘当て部材(23)の撓曲
が阻止され、肘当て部材(23)の塑性変形及び破損が防止
される。
の実施の形態である第3の実施例を示す。この実施例に
おいては、肘掛け(30)は、側面形がほぼ下向きコ字形を
なす支持杆(31)の上面前後部に、肘当て支持部(33)(33)
を一体的に形成し、かつ可撓性を有する肘当て部材(34)
の前端部を、止めねじ(図示略)等をもって前部の肘当
て支持部(32)上に止着するとともに、肘当て部材(34)の
後部下面に形成した前後方向を向くT形溝(36)を、後部
の肘当て支持部(33)の上面に突設した前後方向を向くT
形突条(37)に摺動自在に嵌合したものとしてある。
すように、肘当て部材(34)の中間部が下方に押されて弾
性撓曲したとき、その後端部が後部の肘当て支持部(33)
に対して前方に摺動し、肘当て部材(34)の両端部に生じ
る応力を吸収することができるので、肘当て部材(34)の
耐久性を向上させることができる。
が肘を肘掛けに載せたとき、肘当て部材が適度に弾性撓
曲するので、着座者に軟かく寛いだ感触を与えることが
できる。
対の支持部に架設するだけでよいので、支持杆への肘当
て部材の取付けが簡単であり、特殊な固定手段を用いる
必要がなく、また廃棄時には、肘当て部材を支持杆から
容易に分離でき、簡単に分別処理できる。
当て部材とを、合成樹脂材料等により一体的に成形する
と、部材点数が小となり、また能率的に製造できる。
ば、肘当て部材に予期せぬ大きな力が作用した場合に、
肘当て部材の中間部下面が支持杆の上端面に当接して、
それ以上の肘当て部材の撓曲が阻止され、肘当て部材の
破損や塑性変形は未然に防止される。
ば、肘当て部材の中間部が弾性撓曲する際に、肘当て部
材の両端部に生じる応力を吸収することができ、肘当て
部材の耐久性を向上させることができる。
ある。
様の側面図である。
5と同様の側面図である。
様の側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 椅子の座の側方より起立する支持杆の上
端部に、前後1対の肘当て支持部を設け、両肘当て支持
部に、弾性撓曲可能な肘当て部材を、該肘当て部材の中
間部下方に空間が形成されるようにして架設したことを
特徴とする椅子の肘掛け。 - 【請求項2】 支持杆と肘当て部材とを一体的に形成し
てなる請求項1記載の椅子の肘掛け。 - 【請求項3】 支持杆における前後の肘当て支持部間の
上端面を、ほぼ平坦とし、かつ該上端面と肘当て部材と
の間隔を、肘当て部材の最大撓み代より小としたことを
特徴とする請求項1または2記載の椅子の肘掛け。 - 【請求項4】 肘当て部材の一端部を、一方の肘当て支
持部に固着し、かつ肘当て部材の他端部を、他方の肘当
て支持部の上端部に前後方向に摺動自在に装着したこと
を特徴とする請求項1または3記載の椅子の肘掛け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34582496A JP3309273B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 椅子の肘掛け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34582496A JP3309273B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 椅子の肘掛け |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179329A JPH10179329A (ja) | 1998-07-07 |
JP3309273B2 true JP3309273B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=18379230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34582496A Expired - Fee Related JP3309273B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 椅子の肘掛け |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3309273B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011045571A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Kokuyo Co Ltd | 椅子 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34582496A patent/JP3309273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10179329A (ja) | 1998-07-07 |
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