JPH0243132Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0243132Y2
JPH0243132Y2 JP1984124240U JP12424084U JPH0243132Y2 JP H0243132 Y2 JPH0243132 Y2 JP H0243132Y2 JP 1984124240 U JP1984124240 U JP 1984124240U JP 12424084 U JP12424084 U JP 12424084U JP H0243132 Y2 JPH0243132 Y2 JP H0243132Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave
waves
height
synthetic resin
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984124240U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6139722U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12424084U priority Critical patent/JPS6139722U/ja
Publication of JPS6139722U publication Critical patent/JPS6139722U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0243132Y2 publication Critical patent/JPH0243132Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、温室用の被覆材、養魚池の被覆材、
軒先や車庫等の屋根あるいは天井用の明りとり等
に用いる合成樹脂製波板に関するものである。
(従来の技術) 従来この種の合成樹脂製波板としては、塩化ビ
ニール樹脂、メタクリル樹脂あるいはFRP等の
合成樹脂で全体に波を賦形したものが多用されて
いる。ところがこのような波板は、全体に波によ
る剛性の付与が発揮しうる棟部や軒部において固
着する場合に、雨仕舞や気密性を高めるため隙間
を塞ぐパツキン等が必要となる難点がある。
このため本出願人は既に実公昭57−39459号公
報のように、波板の一端に平坦部を形成した採光
板を提案している。このような形状にすると、平
坦部を取付け座にすることができて、平板と同様
な取扱いができることとなるが、平坦部の剛性が
欠けるために破損等の発生が懸念される場合があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の如き状況をふまえ、しかも波板
の剛性がその波の幅、谷の深さ、板の厚さに比例
して大きくなることを考虜し、大部分は幅が大き
く谷の深い波とすると共に、その少なくとも一端
にこれより幅が小さく谷の底の高さが一致し高さ
の小さい波を連設することにより、取付けにも便
利な波板を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するためになされた
もので、その要旨とするところは、ほとんどの部
分が相対的に大きな波の連続からなる波板であ
り、しかもこの小なくとも一端には上記波の方向
と同じであり、かつ谷の底の高さが一致する相対
的に小さい波が連続して設けられており、しかも
上記の大きな波の1単位の幅が40〜130mm、高さ
が13〜32mmで小さな波の1単位の幅が10〜40mm、
高さが5〜13mmであることを特徴とする合成樹脂
製波板にある。
以下、本考案を実施例の図面に従つて説明す
る。
第1図ないし第3図は、本考案の合成樹脂製波
板を示しており、図中1が大きな波、2が小さな
波、3が両者のつなぎ部である。なお、便宜上第
1図では波の山頂を実線、谷底を一点鎖点で示し
ている。本考案は図示するようにほとんどの部分
が相対的に大きな波1の連続からなる一方、この
少なくとも一端に上記波1の方向と同じであり、
かつ谷の底の高さが一致する相対的に小さい波2
が連続して設けられている。そしてこのときの大
きな波1の1単位の幅W1が40〜130mm、高さH1
が13〜32mmで、小さい波2の1単位の幅W2が10
〜40mm、高さH2が5〜13mmに規制されている。
また波板の厚さは使用する合成樹脂の種類によつ
ても異なるが、概ね0.5〜3mm程度のものが用い
られる。なお本考案で使用しうる合成樹脂の種類
は、上述したような塩化ビニル樹脂、メタクリル
樹脂、ポリカーボネート樹脂、FRP(ガラス繊維
で強化したアクリル樹脂を含む)等である。
(作用) 次に本考案の合成樹脂製波板を用いた施工例を
第4図に基づいて説明すると、同図は本考案の合
成樹脂製波板を、温室棟部に取付けた例を示して
いるが、4は所定間隔に設置された母屋材であ
る。ここで本考案の合成樹脂製波板P1は、上方
の棟側の母屋材4に固着具5によつて固着されて
おり、下方は他の波板P2に重ねてフツクボルト
6によつて固着されている。
本考案の合成樹脂製波板P1をこのように施工
すると、大部分が大きな波2の連続でなつている
ため、そのもののもつ大きな剛性が活用でき、具
体的には固着するスパン間の長さLを可急的に大
きくでき、重ね合せ代を小さくして材料費を節約
できる。一方小さい波1の部分は、相対的に小さ
い波にしているため、雨仕舞を考虜した固着具5
に嵌合する際、嵌合部の高さの小さい固着具5を
用いることができて同じく材料費の節減を図るこ
とができ、しかも小さいなりに波の効果が期待で
きる。
このとき大きな波2のみで構成された波板で
は、上述した如く棟などの母屋材に対して雨仕舞
よく固着するための補助具が必要となり、この部
分を平坦部にすると破損が懸念されることがあ
る。
また本考案は大きな波2と小さい波1の谷の底
の位置が一致しているため、図のように施工の際
のレベル合せができ好都合である。
本考案はこのように構成する一方、大きな波1
の幅W1を40〜130mm、高さH1を13〜32mmに、ま
た小さい波2の幅W2を10〜40mm、高さH2を5〜
13mmに規制している。これらの数値は、温室や各
種の被覆材あるいは屋根材等の施工の実際に鑑み
て設定したもので、このような範囲にすると、所
定の剛性が得られ、しかも既存の固着具が利用で
きる等の利点がある。なお小さい波2の部分は、
固着具等で把持しうる程度の長さを設ければよ
い。
なお図示の実施例では一端に小さい波2を設け
た合成樹脂製波板を示しているが、小さい波の部
分を両端に形成することもできる。
(考案の効果) 本考案は以上詳述した如き構成からなるもので
あるから、大きな波と小さい波との利点を生かし
て、剛性が大きくしかも雨仕舞よく取付けること
のでき、かつ谷の底のレベルが一致しているため
施工も容易となる合成樹脂製波板を提供しうる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
部分的な平面図、正面図、側面図、第4図は本考
案の合成樹脂製波板を用いた施工例を示す一部切
断側面図である。P1……合成樹脂製波板、1…
…大きな波、2……小さい波。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほとんどの部分が相対的に大きな波の連続から
    なる波板であり、しかもこの少なくとも一端には
    上記波の方向と同じであり、かつ谷の底の高さが
    一致する相対的に小さい波が連続して設けられて
    おり、しかも上記大きな波の1単位の幅が40〜
    130mm、高さが13〜32mmで小さな波の1単位の幅
    が10〜40mm、高さが5〜13mmであることを特徴と
    する合成樹脂製波板。
JP12424084U 1984-08-14 1984-08-14 合成樹脂製波板 Granted JPS6139722U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12424084U JPS6139722U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 合成樹脂製波板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12424084U JPS6139722U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 合成樹脂製波板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6139722U JPS6139722U (ja) 1986-03-13
JPH0243132Y2 true JPH0243132Y2 (ja) 1990-11-16

Family

ID=30682966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12424084U Granted JPS6139722U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 合成樹脂製波板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6139722U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029851U (ja) * 1973-07-12 1975-04-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029851U (ja) * 1973-07-12 1975-04-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6139722U (ja) 1986-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5522189A (en) Flashing for roof elements
US4548006A (en) Self-flashing channeled skylight
US4777776A (en) Roof panel construction
US4297825A (en) Strut for space frames
EP0756659B1 (en) A flashing for roof elements
JPH0243132Y2 (ja)
GB2053307A (en) Roof valley
CA1212217A (en) Cladding element
JPS6032283Y2 (ja) 屋根パネル
US4759166A (en) Roof panel
JPH053623Y2 (ja)
JPH033169Y2 (ja)
JPS5934662Y2 (ja) 屋根の楝構造
JPS6012819Y2 (ja) 板状体の取付部材
JPS6019851Y2 (ja) 板状体の取付部材
JPS5938831Y2 (ja) 軒先部の水切構造
JPH0135846Y2 (ja)
JPH0135844Y2 (ja)
JPS6028905Y2 (ja) ソ−ラ−屋根
JPH0424019Y2 (ja)
JPS6113617Y2 (ja)
JPH0217065Y2 (ja)
JPH0356577Y2 (ja)
JPH0431377Y2 (ja)
JPH0736983Y2 (ja) けらば防水バンド及びけらば側瓦取付構造