JPH0243029A - 空気タイヤのビードコア上に弾性的フィラーを施すための装置 - Google Patents

空気タイヤのビードコア上に弾性的フィラーを施すための装置

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JPH0243029A
JPH0243029A JP1146549A JP14654989A JPH0243029A JP H0243029 A JPH0243029 A JP H0243029A JP 1146549 A JP1146549 A JP 1146549A JP 14654989 A JP14654989 A JP 14654989A JP H0243029 A JPH0243029 A JP H0243029A
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filler
axis
pressure
rotation
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気タイヤのビードコア上に弾性的フィラーを
施すための装置であって、支持フレームと、該フレーム
に回転可能に係合しかつ空気入りタイヤのビードコアを
固くかつ解放可能に係合させ得るように位置決めされた
軸受要素と、上記フレームに回転可能に担持された一対
の圧力ディスクとを備え、該圧力ディスクがビードコア
の中心面に関して対称的に位置決めされると共に、互い
に対向する外周突起を有し、ビードコアが軸受要素上に
作用する駆動手段を通じてそれ自体の軸線を中心として
回転する間に、前記外周突起が弾性的フィラーの両側に
作用し、ビードコアの方向に作用するスラスト力により
該フィラーをビードコアの外周面に沿って施す型式の装
置に関する。
(従来の技術) 公知のように、自動車類の空気タイヤは、一般に、その
ビード部に空気タイヤの全体構造を支持する働きをする
、通常ビードコアと称される金属材料製の環状要素が設
けられている。
実際上、これら各ビードコアは、タイヤの側壁に設けら
れたプライにより形成された折り返し部分を通じて空気
タイヤのカーカスに固着されており、該プライはビード
コアの断面を中心として束状に折り畳まれている。
ビードコアの周囲に折り返されたプライスカート間にエ
アポケットが形成されるのを防止するため、ビードコア
の外周面に沿って適当な形状の弾性材料フィラーが提供
される。該フィラーはビード構造体を補強する働きをす
る。
最近、完全に自動的な方法にてビードコア上にフィラー
を施すための装置が開発されている。
この装置は、フィラーを適当な長さのストリ・ノブとし
て予め切り、そのストリップを同軸状に対向する2つの
圧力ディスク間に接線方向に挿入し、適当な軸受は要素
上に取り付けられたビードコアがそれ自体の軸線を中心
として回転する間に、該圧力ディスクが回転して、ビー
ドコアの円周方向外周面に沿って上記ストリップを施す
。次いで、スプライサ−装置が作動し、フィラー断面の
下方及び上方領域が湾曲する径の差に応じた「v」字形
に対応して、互いに対向するフィラー両端同士を接続さ
せる。
現在、フィラーを施すために使用されている装置は、一
方の圧力ディスクがビードコアを回転させる型式のもの
である。実際上、圧力ディスクはモータにより回転され
、その一方は、ビードコアの軸受要素に作用し、該軸受
は要素上に取り付けられたビードコアと共に、該軸受は
要素を回転させる外周部分を有している。
さらに、圧力ディスクはその正面に形成されたそれぞれ
の外周突起を通じてフィラーに係合し、該フィラーの底
部に隣接してフィラーの両測部自体に接触する。この外
周突起はこれら突起がフィラーに接触しなければならな
い領域内にて、フィラーの断面の幅よりも僅かに小さい
寸法にて離間して配設されている。このため、フィラー
が圧力ディスク間を通過するように強制されるとき、該
ディスクは側部に圧縮力を受け、反発力が生じ、この反
発力によりフィラーはビードコアの外周面(その上には
、フィラーを接着させるために、適当な溶剤が予め塗布
されている)に圧接される。
上記の説明から、フィラーを施すための従来の装置には
幾つかの欠点があることが理解されよう。
第1の欠点は、フィラーが圧力ディスクから解放されよ
うとするとき、ビードコアから上方に持ち上げられる傾
向となることである。実際上、上記外周突起の互いの配
設状態により、フィラーは圧力ディスク間に挿入される
ときにその側部が圧縮され、その結果、フィラーは外周
突起に対して弾性的な反発力を作用させ、この反発力に
より、フィラーは突起に接着される。
従って、圧力ディスクの回転に起因し外周突起がビード
コアから離反する箇所にてフィラーはビードコアから分
離する傾向となる。その結果、例えば、溶剤がビードコ
ア上に完全に分布されていない場合、又は溶剤の量が十
分でない場合、フィラーはビードコアに接着せずに圧力
ディスクに接着されたままであるという厄介な問題が生
じる。
何れの場合でも、上記の溶剤はフィラーをビードコア上
に正確に施すためには望ましいものではない。
別の欠点は、圧力ディスクがビードコアを回転させるた
めには、当然、軸受要素に対して不動でなければならな
いということに起因する。このため、しばしば経験され
るように、フィラー断面に僅かな寸法上の差があるとき
、フィラーは不規制に施される結果となる。特に、フィ
ラーが公称値を僅かに上廻る寸法の断面を有する場合、
フィラーは圧縮ディスク間に挿入しようとするとき、過
度な圧縮力を受ける。この圧縮力によりフィラーはその
底部に隣接する領域に沿って望ましくない延伸が生じる
これとは反対に、フィラーが公称値より僅かに小さい断
面を有する場合、フィラーは施されるときに、ビードコ
ア上に十分に圧縮されないという問題が生じる。その結
果、フィラーはビードに完全に接着されない。
別の欠点は、対応する圧縮ディスクにより軸受要素を引
張ることは、接触形状部に従って行われるが、該形状部
は略常に、ビードコアの円周方向外周の半径とは異なり
、又フィラーを引っ張り得るように位置決めされた外周
突起の径とも異なる半径を有している。その結果、多く
の場合、圧縮ディスクはその上にフィラーが施されたビ
ードコアの外周速度と異なる速度にてフィラーを引っ張
る。この状態はフィラーがビードコア上に十分に接着さ
れない上で望ましくないのみならず、長手方向に引き出
すため、フィラーが望ましくない構造的な変形を生じる
虞れがある。
本発明の主たる目的は、フィラーが当初、その断面寸法
に僅かな差がある場合であっても、フイラーを変形させ
ることなく、極めて確実な方法にて、ビードコア上に該
フィラーを施し得る装置を実現することにより、上記の
如き公知技術の欠点を実質的に解決することである。
(課題を達成するための手段) 上記及びその他の本発明の目的は、空気タイヤのビード
コア上に弾性的フィラーを施すための装置であって、圧
力ディスクが回転可能にアイドル状態にありかつ駆動手
段から解放されており、フィラーを施す間には、ビード
コアの回転方向に対して一方のディスクが他方のディス
クに対して分岐する面、及びビードコアの回転軸の方向
に互いに収斂する面にそれぞれ対応した位置にあること
を特徴とする装置により略達成される。
(実施例) 本発明のさらに別の特徴及びその利点は、添付図面を参
照しながら、空気タイヤのビードコア上に弾性的フィラ
ーを施すための装置に関する以下の実施例(単に一例と
して掲げたものであり、本発明を限定するものではない
)に関する説明を読むことにより理解されよう。
第1図を参照すると、本発明による空気タイヤのビード
コア上に弾性的フィラーを施すための装置が符号lで図
示されている。
それ自体公知の方法により、上記装置1は本発明の目的
上、全く重要でないため図示しない装置と関係すること
が望ましく、該装置1は、完全に自動的な方法にてビー
ドコア上に弾性的フィラーを施すのに適している。
装置1は、アーム3と回転可能に係合し、該アーム3を
支持フレーム4に接続する軸受要素2(その一部のに図
示)を備えている。
それ自体公知の方法にて、該軸受要素2は、締結7ラン
ジ26が関係する空気タイヤ(第2図)のビードコア2
に係合し得るように位置決めされた心合わせディスク2
aを備えている。この締結7ランジ2bはディスクに近
付けるときに、変形し、ビードコア5を空気タイヤに締
結することが出来る。
常にそれ自体公知の方法にて、軸受要素2を回転可能に
支持するアーム3は支持フレーム4に回転可能に接続さ
れ、その他の同様のアームと共に、上記装置に設けられ
た各種の装置による次の動作がビードコア5に作用され
るようにすることが望ましい。
軸受要素2上には、全体として符号6で示した駆動手段
が設けられており、該駆動手段6は、軸受要素自体を回
転させ、ビードコア5がそれ自体の軸線を中心として回
転されるようにすることが出来る。最初、該駆動手段6
は軸受要素2の軸線に対して平行な軸に従ってフレーム
4に回転可能に係合する摩擦ホイール7を備えている。
該摩擦ホイール7は、図示しないモータにより駆動軸8
を介して回転され、7ランジ2bの外周縁に接触した状
態を保ち、それ自体の回転動作を該フランジ2bに、従
って、軸受要素2の全体に伝達する。
この目的のため、第1図に明確に図示するように、摩擦
ホイール7は駆動軸8を介してプレート9により回転可
能に担持されるようにすることが望ましい。該プレート
9は駆動軸8の軸線に対して略平行である軸線を有する
少なくとも1つのピン10を介し支持フレームに旋回可
能に蝶番止めされている。支持フレーム4に固定された
第1流体制御複動シリンダ11がプレート9上に作用し
、その結果、摩擦ホイール7は軸受要素2及びそれに接
続された要素を回転させるのに十分な所定の力にて7ラ
ンジ2bに押し付けられる。
さらに、摩擦ホイール7の駆動軸8は小ブロツク13に
係合する支持プレート12と回転可能に交差するように
することが望ましい。この小ブロック13はそれ自体公
知である従来型式の複数の配向ローラ14を支承してお
り、これらローラの機能は以下の説明から明らかになろ
う。支持体16を介してプレート9に剛性に接続された
位置決め流体複動シリンダ15が支持プレート12に作
用し、フィラーを施す間、ローラ14が軽荷重の力にて
軸受要素2の方向に押し付けられているようにする。
さらに、該装置1はビードコアの中心面に対して対称的
に配設され、支持フレーム4に対して回転回能に支承さ
れた1対の圧力ディスク17.18を備えている。これ
らの圧力ディスク17.18には互いに対向するそれぞ
れの外周突起17a。
18aが設けられている。
本発明によると、これら圧力ディスク17.18は回転
可能なアイドル状態にあり、駆動手段6から完全に解放
されている。さらに、これら圧力ディスク17.18は
ビードコア5の上記中心面の上方に極めて新規な方法に
て取り付けられている。
これらディスクは第2図に図示するようにビードコアの
軸受要素の軸線に向けて収斂するそれぞれの面に従って
位置し、上記ディスクを支承する装置は第1図に示した
のと同一の方向から図示されている。即ち、正面側にて
、符号34にて図示した弾性的フィラーは矢印Fで示す
ように見る側に接近させである。
上記面の開放角度rVJは約lO°程度とし、特に5°
乃至15°の範囲内の値とすることが望ましく、適当な
調整装置を使用して、第1図に示すようなに固定式では
なく可変型式とすることが出来る。
上記#l成の結果、上記対の圧力ディスクは互いの距離
が最小である領域を有している。上記領域は各ディスク
の端縁にて対向する位置の点P及び他方のディスク7の
反対側の同一点Pにより規定される。その他の条件が等
しいならば、フィラー34はこの領域にてディスク間で
最も圧縮される。
次いで、フィラーがビードコアから剥れる上述の動作を
回避するため、圧力ディスクとビードコアの軸受要素間
の正接点Tから離れた後、圧力ディスクの回転に起因し
て、2つの圧力ディスクの回転中心を通る共通軸がドラ
ム2の回転方向に動き、その結果、圧力ディスク間の最
小距離の点Pが、圧力ディスクと上記ドラム2間の正接
点Tに一致せず、上述の正接点Tに対して後方(回転方
向)に移動される。
第3図に略図で図示した上記動作はそれぞれの点P及び
Tを通る各圧力ディスクの直径rr」及び「s」間の角
度rvjにより規定される。上記角度rw3の値は好適
な値である15cを中心として±10’の範囲内にある
ようにすると都合良い。
実質上、本発明による上記圧力ディスクの各種の要素の
上記構造的配設により、2つの圧力ディスクはフィラー
を施す間、ビードコア5の回転方向(即ち、第2図にお
いて、見る人の方向に対して垂直方向)に互いにそれぞ
れ分岐する(拡がる)面に位置しており、一方は他方に
対してビードコア自体の方向に収斂している。
さらに、圧力ディスク17.18はビードコア5の軸線
に対して平行な軸線に従って、支持フレーム4に旋回可
能に蝶番止めされた旋回支持体19により担持されてい
る。該旋回支持体19はピン20を介してブラケット2
1に接続し、該ブラケット21は摩擦ホイール7を支持
するプレート9に固着することが望ましい。
プレート9と旋回支持体19の間には、複動シリンダ2
2が配設されており、該複動シリンダ22は一定の所定
の力にて圧力ディスク17.18をビードコア5に向け
て押し付けている。
第2図に略図で示した実施例において、調整手段23は
圧力ディスク17.18と関係し、該圧力ディスク17
.18間の距離及びビードコア5の軸線に対して平行な
軸線を中心とするその方向を変化させることが出来る。
この目的のため、第1圧力ディスク17は旋回支持体1
9に接続された下部を有する支持ブラケット24に回転
可能に係合する一方、第2圧力ディスク18は可動の小
ブロック25に担持されている。該小ブロック25は少
なくとも一つの案内ロッド26に沿って摺動可能に係合
する。該案内ロッド26は支持ブラケット24上に固く
取り付けられ、かつビードコア5の軸線に対して平行に
伸長している。案内ロッド26に対して平行に伸長しか
つ支持ブラケット24の基準壁24 aを摺動可能に横
断するねじ付きバー27が可動の小ブロック25I;固
着されている。作動中、ねじ付きバー27に係合し、互
いに回転して、圧力ディスク17.18間の距離を変化
させるための調整グリップ部28が基準壁24 aに回
転可能に接続されている。
支持ブラケット24は旋回支持体19と一体の円弧状プ
レート29の下方に固着された曲線状伸長部の頂部壁2
4bを有している。この頂部壁24bと適合する形状と
した円弧状プレート29はビードコア5の軸線に対して
平行な軸線を中心として伸長し、圧力ディスク17.1
8の軸線と路間−の高さに配設されている。頂部壁24
bは円弧状プレートに形成されたそれぞれの開口部31
を摺動可能に横断する少なくとも1つのねじ付きピスト
ンピン30を通じて、該円弧状プレート29に係合する
。上記開口部31には適当なねじ付きナンド32が嵌入
し、支持ブラケット24の位置を固定する。
ナツト32を緩めかつピストンピン30を開口部31に
沿って動かすことにより、ブラケット24を円弧状プレ
ート29の曲率中心付近に位置決めし、よって、ビード
コア5の軸線に対して平行な軸線を中心として圧力ディ
スク17.18の方向を同時に調整することが可能であ
るようにすると都合が良い。例えば、圧力ディスク17
.18の回転中心を通る共通の軸線を中心として位置決
めし、角度rv」の値を変化させ得るようにすると都合
が良い。
本発明の目的を達成するための装置の構造について上述
したが、以下核装置の作用について説明する。
ビードコア5が心決めディスク2a及び締結7ランジ2
b間に係合した後、摩擦ホイール7は流体シリンダ11
の作動により7ランジ自体の外周端縁にスラスト力を作
用させ、回転されて、第1図に矢印33にて示した方向
への回転動作によりビードコアを引っ張る程度を設定す
る。
これと同時に、ストリップの形態による弾性的なフィラ
ー34が公知の供給手段(図示しない)により、第2図
に図示するように、圧力ディスク17.18とビードコ
ア5間に挿入される。
より具体的には、極めて目立つ高さの略三角形の断面を
有するフィラー34は圧力ディスク17.18の外周突
起17a、18a間に係合する。該圧力ディスク17.
18は調整手段23を介して互いに所定の距離だけ離れ
た位置にあり、第2シリンダ22の動作によりビードコ
ア5の方向に押し付けられ、フィラー34の底部に隣接
するフィラーの側部に接触し、そのため、フィラー34
はその底部がビードコア5の外周(その上に接着のため
の溶液が予め塗布されている)に押し付けられる。
このため、フィラー34はビードコア5に接着し、この
ビードコア5によって引っ張られ、摩擦ホイール7によ
り回転される。フィラー34がビードコア5により引っ
張られる間、フィラーは圧力ディスク17.18間を通
り、これら圧力ディスク17.18がフィラーをビード
コアに施し、従って、それ自体公知である配向ローラ1
4を介して方向決めされ、フィラー自体は波状の経路に
沿って施される。該経路を通った後、フィラーはビード
コア5からさらに遠方の領域内にて繰り返し変形され、
それによって屈曲し、フィラー自体がビードコアの中心
面に対して対称的に方向決めされる。
圧力ディスク17.18はフィラー34との接触領域に
おいて外周突起17a、18a間の距離がビードコア5
の回転方向に向けて徐々に増大するように互いに方向決
めすると有利である。故に、圧力ディスク17.18に
よりフィラーに加えられる圧縮力に起因して、外周突起
17a、18a上にてフィラーが弾性的に反発すること
により、圧力ディスク17.18間にはフィラーが最初
に挿入される領域が形成される。一方、これら弾性的反
発は徐々に低下し、ビードコア5に施されたフィラー3
4が圧力ディスク17.18から分離する領域に接近す
るのを阻止する。フィラーがビードコア5から離反する
ことにより、摩擦によってそれぞれの圧力ディスク17
.18の軸線を中心として回転する外周突起17a、1
8aがビードコア5から離反する領域に該フィラーが引
っ張られる可能性は解消される。さらに、圧力ディスク
17.18がフィラー34に作用するための力はアクチ
ュエータシリンダ22の動作に起因するため、フィラー
34の断面がその長手方向に伸長する幾多の箇所にて僅
かに寸法が変化する場合であっても、核力は所定の一定
の値を維持し得る。
その結果、フィラー断面の上記寸法変化に起因して、フ
ィラーが構造的に変形し、及びフィラーかビードコア上
に十分に施されないといった問題点が解消される。
このようにして、本発明は所期の目的を達成することが
出来る。
上述のように、本発明の目的を達成するための装置は公
知の技術の欠点を解消するものであり、フィラー自体の
構造的及び/又は寸法上の変化を生ずることなく、フィ
ラーをビードコアに対して効果的にかつ確実に施すこと
が可能となる。
この目的のため、圧力ディスク17.18が完全に駆動
手段6から解放されたとき、本発明の装置はヒートコア
5の円周速度と正確に同一の速度にてフィラー34が引
っ張られることを保証する。
勿論、本発明は、その発明概念から逸脱することなく、
別の及び変形された全ての実施例を包含するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の斜視図、第2図は弾性的フ
ィラーをビードコア上に施す間における本発明の装置の
一部を構成する一対の圧力ディスクの一部断面図とした
正面図、第3図は圧力ディスクとビードコア間の配設関
係を示す横方向略図である。 1:フィラー装置 2:軸受は要素    3:アーム 4:支持フレーム   5:ビードコア6:駆動手段 
    7:摩擦ホイール8:駆動軸      9ニ
ブレート lO:ピン      11:複動シリンダ12:支持
プレート  13二小ブロック14:ローラ     
15:複動シリンダ17.18:圧力ディスク 19:旋回支持体   24:支持ブラケット25:可
動の小ブロック 26:案内ロッド 27:ねじ付さロッド 29;円弧状プレート30:ピ
ストンピン  31:穴 32:ナツト     34:弾性的フィラー暴2図 (外4名) 2J−3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空気タイヤのビードコア上に弾性的フィラーを施す
    ための装置であって、 支持フレームと、 前記支持フレームに対して回転可能に係合し、かつ空気
    タイヤのビードコアに固くかつ解放可能に係合し得るよ
    うに位置決めされた軸受け要素(2)と、 前記フレームに対して回転可能に支持されかつビードコ
    アの中心面に関して対称的に配設された一対の圧力ディ
    スク(17、18)と、を備え、前記圧力ディスク(1
    7、18)が互いに対向するそれぞれの外周突起(17
    a、18a)を有し、ビードコア(5)が、前記軸受け
    要素(2)に作用する駆動手段を通じてそれ自体の軸線
    を中心として回転する間に、前記外周突起(17a、1
    8a)が弾性的フィラー(34)の両側に作用し、ビー
    ドコア(5)の方向に作用するスラスト力により該フィ
    ラーをビードコアの外周面に沿って施し得るようにした
    前記装置において、 前記圧力ディスク(17、18)が回転可能なアイドル
    状態にありかつ駆動手段から解放されており、フィラー
    を施す間、一方のディスクが他方のディスクに対しビー
    ドコア(5)の回転する方向に分岐する一方、ビードコ
    アの回転軸の方向に対して互いに収斂するようにしたこ
    とを特徴とする装置。 2、前記圧力ディスク(17、18)の面間における前
    記収斂角度が5°乃至15°の範囲内にあることを特徴
    とする請求項1記載の装置。 3、前記圧力ディスク(17、18)が、ビードコアの
    回転軸線に対して平行な軸線に従って支持フレームに蝶
    番止めされた旋回支持体(19)に係合し、少なくとも
    一つの流体シリンダ(22)が、所定の一定のスラスト
    力を前記ビードコアに向かう圧力ディスクに作用させる
    ことを特徴とする請求項1記載の装置。 4、圧力ディスク(17、18)が支持ブラケット(2
    4)を通じて旋回支持体(19)に接続され、前記支持
    ブラケット(24)が曲線状に伸長する頂部壁を有し、
    前記頂部壁が前記旋回支持体と一体でかつ前記頂部壁に
    適合した形状を備える円弧状プレート(29)に係合し
    、 前記支持ブラケットが円弧状プレートの曲率中心の周囲
    に位置決めされ、ビードコアの軸線に対して平行な軸線
    を中心とする圧力ディスクの配向を同時に調整し得るよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載の装置。 5、ビードコアの軸線に対して平行な前記軸線が前記各
    ディスクの回転中心を通過する共通軸であり、前記軸線
    に対する前記配向が25°の間隔にて調整可能であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の装置。 6、第1圧力ディスク(17)が前記旋回支持体(19
    )に固着された支持ブラケット(24)に回転可能に係
    合する一方、第2圧力ディスク(18)が少なくとも1
    つの案内ロッド(26)に沿って摺動可能に係合した可
    動小ブロック(25)に対し係合し、 前記案内ロッド(26)が支持ブラケット(24)と一
    体であり、かつビードコアの軸線に対して平行に伸長し
    、 更に、ねじ付きバー(27)が前記可動小ブロック(2
    5)に関係し、かつ案内ロッド(26)に対して平行に
    伸長すると共に、前記支持ブラケット(24)を摺動可
    能に横断して、作動中は調整手動グリップ部(28)に
    係合されており、前記調整手動グリップ部(28)は、
    支持ブラケット自体と回転可能に接続され、かつ回転さ
    れる際に圧力ディスク(17、18)間の距離を調整し
    得るようにしたことを特徴とする請求項3記載の装置。 7、前記駆動手段は摩擦ホィール(7)を備え、該摩擦
    ホィールは、回転される際に軸受け要素(2)の外周端
    縁に作用してビードコア(5)を回転させることを特徴
    とする請求項6記載の装置。 8、前記摩擦ホィール(7)がビードコアの回転軸線に
    対して平行な軸線に従って支持フレームに蝶番止めされ
    たプレート(9)に係合し、少なくとも一つの流体シリ
    ンダ(11)が、摩擦ホィールをビードコアの軸受け要
    素に押し付けて前記ビードコアに作用を及ぼすことを特
    徴とする請求項7記載の装置。
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