JPH0242972A - 生物試料採集および輸送用具 - Google Patents

生物試料採集および輸送用具

Info

Publication number
JPH0242972A
JPH0242972A JP1148186A JP14818689A JPH0242972A JP H0242972 A JPH0242972 A JP H0242972A JP 1148186 A JP1148186 A JP 1148186A JP 14818689 A JP14818689 A JP 14818689A JP H0242972 A JPH0242972 A JP H0242972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swab
polyurethane
atcc
cover
neisseria gonorrhoeae
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1148186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2584513B2 (ja
Inventor
James F Monthony
ジェームズ・エフ・モンソニー
David T Stitt
デービット・ティー・スティット
C Michael Gosnell
シー・マイケル・ゴスネル
Shannon D Stewart
シャノン・ディー・スチュアート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Becton Dickinson and Co filed Critical Becton Dickinson and Co
Publication of JPH0242972A publication Critical patent/JPH0242972A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2584513B2 publication Critical patent/JP2584513B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/38Swabs having a stick-type handle, e.g. cotton tips
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M33/00Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
    • C12M33/02Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by impregnation, e.g. using swabs or loops
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M45/00Means for pre-treatment of biological substances
    • C12M45/22Means for packing or storing viable microorganisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0096Casings for storing test samples
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N2001/028Sampling from a surface, swabbing, vaporising

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生物検体を採集し、輸送するための器具に関す
る。より詳細には本発明は試料を採集するための改良さ
れたスワブ、および改良されたスワブを入れる簡単な輸
送用具に関する。
(従来の技術) 病原性微生物種の存在を検出するためには第1工程とし
て適切な試料の採集が必要である。一般に無菌の採集用
具、たとえばスワブが用いられる。
従来これらのスワブは各種材料、たとえば綿、羊毛、ポ
リエステルおよびレーヨンで作成されている。
試料をスワブに採集したのち、これは微生物学研究室へ
輸送され、ここで存在する生体が同定される。同定法は
通常の培養後の同定法または免疫定量アッセイ法である
。培養される試料に関して常に生じる問題は病原性生体
の生存率の維持であった。試料をイムノアッセイのため
に処理する際に常に生じる問題は、免疫学的に有効な材
料を回収することであった。さらに輸送中に環境による
汚染から試料を保護する必要がある。試料を採取する手
段および輸送中に試料を保護する手段の双方を提供する
多数の器具が考案された。これらの器具は一般に木また
はプラスチック製の軸、および一般に繊維材料、たとえ
ば綿繊維、羊毛、ポリエステル繊維またはレーヨン繊維
から作成されるスワブチツプ(Swabbing ti
p)を備えたスワブ要素からなるものが多い。
大部分の器具に共通な他の要素は、軸が取付けられ、試
料採集前および採集後にスワブチップを保護するだめの
下端スワブカバーとかみ合うキャップ、ならびにスワブ
および試料を保湿するために破壊して水性媒質を放出さ
せうる、液体培地を入れた溜め、たとえばもろいガラス
アンプルである。代表的な採集および輸送用具は、米国
特許筒4.223,093号にューマンら) 、4,0
30,978号(エイプラムンン)、4,175,00
8号(ホワイト)、4,311,792号(アベリー)
および4.014,748号(スピンナーら)明細書に
示されている。
スチュアー) (5tuart )ら、”淋菌培養のた
めの検体輸送の問題点” Can、 J、 Pub、 
Health+vo1.45. pp、 73−83 
(1954)により報告された培地、およびその後のア
ミーズ(Amies )、パスチュアートの輸送用培地
の調製のための改良処方” Can、 J、 Pub、
 Health、 vol、 58. pp。
296−3oo(1967)による改良は、増殖を促進
しない、慣用される増殖維持培地の例である。この種の
培地は検体中に存在する生体を保存するが、輸送中の増
殖を遅延させ、または阻止する。
この培地はしばしば検体採集用具の内側に、検体採集用
スワブチップに近接して、繊維性吸収材料片によって保
持される場合が多い。この材料片またはプレジット(p
ledget 、 Lばしばこのように称される)は織
布もしくは不織布の断片、または繊維材料、たとえば綿
もしくはレーヨンの小片であってもよい。現在用いられ
ているプレジット材料、たとえば綿、ポリエステルまた
はレーヨンは水性培地の流れを維持し、採集試料の脱水
な防ぐのには役立つが、採集された微生物の生存率は高
めず、その保持に有害となる可能性もある。
スワブに用いられ、プレジットにも用いられている各種
繊維材料の毒性を評価するために種々の研究が試みられ
た。研究は以下に報告されている。
エルナー(Ellner )ら、”スワブ上における細
905−6(1966):バリー(Barry )ら、
”アプリケータースワブからの好気性および嫌気性細菌
の回収のための輸送用培地の有効性″(1972);0
ス(Ross )ら、 ″上気道細菌の単離におけるス
ワブおよびスワブ輸送用培地キット” J、 Cl1n
、 Pathol、  vol、  35. PP、 
2237(1982);ルポ(Rubbo )ら゛ゞ綿
−羊毛スワプ上における病原性細菌の生存に関する若干
年5月)、およびアンダーソン”抗菌性の細菌用スワブ
”Br1t、 Med、J、、 pp、 1123−4
(1965年12月)。
ある種の器具は液体培地の代わりに寒天含有培地を用い
ることにより液体保有プレジットの必要性を取り除いた
。寒天はゲル状または高粘度の培地を与え、この中へ試
料採集後の検体スワブが挿入される。寒天培地は保護を
与えるが、スワブ上に寒天残渣を持込む。この残渣はそ
の後、分析処理、たとえば生体の視覚的鏡検のための検
体染色を妨害する可能性がある。寒天は慣用されるある
種のラテックス凝集試験をも妨害することが認められた
。スチュアートら(前掲)は寒天がある種の生体にとっ
て有毒であることを示した。
ごく最近の研究、アツペルバウム(Appelbaum
Peter C,) ”デイフコ培養スワブおよびマリ
オンカルチュレツテ(Cu1turette ) W輸
送用系における細菌の生存”J、 C11n、 Mic
ro、 Biol−+vo1.26.pp、136−8
(1988)、は繊維性スワブおよび培地成分を含む2
種の一般に市販される系について記述した中で商業的1
技術水準”の典型を示している。この研究は4時間の貯
蔵期間後にいずれの湿式系からも90%の生体が回収さ
れなかったことを指摘している。
輸送用液体培地を含む器具は、製造または作成し、次い
で組立てなければならない要素を多数含むので、製造す
るのに経費がかかる。輸送用寒天培地を含む器具は、寒
天が後続の試験を妨害するため受容できない。従って4
時間の貯蔵期間後にも生存生体を与える採集および輸送
用具が実際に求められていた。
先行技術は明らかに乾燥スワブの使用を思いとどまらせ
た。またこれも一般に綿、羊毛、レーヨン、ポリエステ
ルおよびアルギン酸カルシウムの繊維性スワブを用いる
。従来微生物の採集および輸送用スワブに用いられてい
ない材料にポリウレタンがある。少なくとも1研究、バ
ッハ(Bach。
John A、)らのパ脂肪アミン触媒によるポリウレ
タンフォーム試験管プラグからの微生物増殖の抑pp、
615−620(1975)、においで、ポリウレタン
のオートクレーブ処理により微生物にとって有毒な物質
が放出されるため、この材料は微生物の培養に用いるに
は不適当であると結論されている。
ポリウレタンが長期間の接触により生体に有害となりう
るという他の認識は米国特許第4,401,130号明
細書(ハルフォードら)に見られろ。この特許はパ開放
創にスワブを用いる治療を施す際には危険をもたらす可
能性がある”(第2欄27−8行)と述べられたダスト
を残すことなくポリウレタンフォーム製スワブなそのス
ティックに結合する際の問題に向けられたものである。
ポリウレタンは他の衛生用途に用いられている。
たとえばある銘柄の避妊用スポンジはW、 R,ブレー
ス社から入手され、商標ノ・イポール(Hypol)で
市販されている発泡性親水プレポリマー樹脂から製造さ
れた特級ポリウレタンフォームで作成されている。これ
らの樹脂はトルエンジイソシアネートおよびメチレンジ
フェニルジイソ7アネートから誘導される。これらは創
傷用包帯としても用いられる。これらの樹脂から製造さ
れたポリマーは抽出性のトルエンジアミン、トルエンジ
イソシアネートまたは他の一級芳香族アミンを含有しな
いと言われろ。
ポリウレタンは米国特許第3,871,375号明細書
に記載の一体成形スワプ用として准将されている。この
明細書には、このスワブが″薬剤の塗布、耳垢の除去、
その他スワブが普通用いられるすべての用途″に使用さ
れると述べられている。
第2欄、16−18行。そこにはこのスワブを滅菌しう
るとも述べられている。そこには生物検体の採集に使用
することは示唆されておらず、従って微生物に対するポ
リウレタンの既知の毒性には注目していない。
さらにポリウレタンフォームは表面から異物を除去する
ための、また流体、たとえばペイント、化粧品、および
薬剤を塗布するためのスワブチップとして有用であるこ
とが報告されている。米国特許第3,724,018号
明細書にはスティックの末端圧巻き付けた網状プラスチ
ックフオーム材料、たとえばポリウレタンフォームから
作成されたスワブが記載されている。この明細書はスワ
ブの滅菌、または微生物に対するポリウレタンの既知の
毒性には注目していない。
(発明の構成) 意外にも、既存の器具に伴う多数の問題点が、拳コント
ロール・コレクション、ベクトン・テイツキンソン・マ
イクロバイオロジー〇システムズ、(ATCC1942
4)または淋菌(ATCC43070)の懸濁液を塗布
した半固形増殖培地に乗せた場合に増殖阻止域を示さな
いことにより証明される無毒性であり、その露出面に開
放気泡を有するポリウレタンフォームをスワブ材料とし
て使用することにより解決される。この新規なスワブは
軸、および軸の一端に固定された無菌スワブチップから
なる。スワブチップは、髄膜炎菌(クアリテイー・コン
トロール・コレクション、ベクトン・デイツキンソン・
マイクロバイオロジー・システムズ、ATCC5390
0)、淋菌(ATCC19424)または淋菌(ATC
C43070)の懸濁液を塗布した半固形培地に乗せた
場合に増殖阻止域を示さないことにより証明される無毒
性であり、その露出面に開放気泡を有するポリウレタン
フォームで作成される。
この新規なスワブは既存の器具よりはるかに簡単な採集
および輸送用具に使用できる。本発明の新規な採集およ
び輸送、用具は新規なスワブ、ならびにスワブチップの
反対側の軸末端に固定されたキャップ、およびスワブを
覆い、キャップとかみ合ってスワブな環境から保護する
管状のスワブカバーからなる。この採集および輸送用具
は輸送用培地を含まなくてもよい。
本発明の他の観点においては試料イノキュレータ−(接
種具、1noculator )が備えられる。好まし
くは試料イノキュレータ−はキャップの外側に固定され
、使用前の汚染からイノキュレータ−を保護するために
イノキュレータ−カバーが備えられる。
図面について簡単に説明する。
第1図は本発明の輸送および採集用具を示す。
第2図は本発明のスワブチップの詳細を断面で示す。
第1図及び第2図に示すように本発明のスワブ9は軸1
0およびスワブチップ11をもつ。スワブはスワブカバ
ー13とかみ合って滑動性シールを形成するキャップ1
2に固定される。任意の試料イノキュレータ−15がキ
ャップ12に付着し、イノキュレータ−カバー14によ
り保護されている。イノキュレータ−は長円形で示され
ているが、当業者は各種形状を採用しうろことを認識す
るであろう。たとえばイノキュレータ−は立方体または
四面体として形成されてもよい。
本発明の輸送および採集用具は液状または固形の輸送用
培地を必要としない。これらの要素が除かれることによ
り器具の製造および組立てが現存する器具の製造および
組立てよりはるかに容易になり、従ってより安価になる
。本発明に用いられる好ましい7オームはオートクレー
ブで滅菌することができ、この輸送用具の他の部品に適
切な材料が用いられるならば、この滅菌法を採用する可
能性が開かれる。試料イノキュレータ−15およびイノ
キュレータ−カバー14の追加により、この器具の有用
性がさらに高まる。
軸10には種々の長さおよび材料が可能であり、たとえ
ば木材、プラスチックまたは針金が用いられる。キャッ
プ12、スワブカバー13、および試料ノイキュレータ
−15も当業者に周知の材料で製造することができる。
本発明の進歩した点は、髄膜炎菌(クアリテイー・コン
トロール・コレクション、ヘクトン・デイツキンンン・
マイクロバイオロジー・システムズ、ATCC5390
0)、淋菌(ATCC19424)または淋菌(ATC
C43070)の懸濁液を塗布した半固形培地に載せた
場合に増殖阻市域を示さないことにより証明される無毒
性であり、その露出面に開放気泡を有するポリウレタン
フォームのスワブチツプ11を用いることである。適切
な半固形増殖培地上でそれぞれ24時間、24時間およ
び48時間インキュベートしたのちのこれら3種の生物
に対し無毒性であることが認められたスワブは、スワブ
で採集され、微生物学研究所へ輸送され、そして微生物
学関係者が一般に与える条件下に培養された多種多様な
ヒト病原体に対し無毒性であることが認められた。それ
らはイムノアッセイにおける特定の結合反応に関与する
材料の回収を実質的に改良することも認められた。
スワブチップはその露出面に開放気泡を有し、これらが
使用に際しサンプリツブ部位と接触して試料を採集する
。表面の開放気泡は網状フオームを用いることにより、
または非網状フオームを用い、表面の気泡を切断して開
放気泡を形成することにより得られる。好ましくはフオ
ームは表面において8〜80個/crIL(20〜20
0個/インチ)の細孔を有し、これらの気泡は平均直径
0.0196〜0.196mの大きさである。きわめて
好ましくは、0.2順を越える平均直径の気泡は避ける
べきである。非網状フオームを切断して表面に開放気泡
を形成することは1、大きな塊状フオームを軸に付着さ
せる寸法に切取る加工工程で簡便に行われる。スワブチ
ップ11は付着および加工を容易にするために内側コア
ー16を有してもよく、または軸10に直接付着してい
てもよい。
フオームは微生物に対し有毒となる可能性のある浸出性
モノマーを実質的に含まない医療用フオームでなければ
ならない。特に好ましいものは商標″スコツトフオーム
・カスタム・フオーム(SCOTFOAM Custo
mFoam)’″ ”スコツトフオーム・カスタム・フ
オームCL”および6スコツトフオーム・スペシャル・
ポアーカスタム・フオーム(SCOTFOAM 5pe
cial Pore−Custom Foam ) ”
で市販されている、24〜40個/crIK(60〜1
00個/インチ)ノ細孔を有する着色されたものまたは
着色されないもの(スヘてスコツトフオーム社よす;ペ
ンシルペニア州エデイストーン)である。
ポリウレタンフォームが水性培地およびプレジットなし
に生存微生物を維持するという予想外の独自の効力はき
わめて意外であった。先行技術の微生物用スワブまたは
ポリウレタンフォームはいずれも、ポリウレタンフォー
ムが培地で湿潤した繊維スワブが微生物の生存率を維持
しうるのと等しいかまたはそれ以上の期間微生物の生存
率を維持する器具を与えることを示唆していない。
本発明の予想外の利点および本発明の他の特色は以下の
実施例から明らかになるであろう。ただし本発明はこれ
らによって限定されない。実施例1〜5で用いた微生物
は第1表に示す供給源から得られた。
第1表 コード MB 被験微生物 髄膜炎菌 供給源a、 b、 c ATCC13090 CA CB CC 淋  菌 淋  菌 淋  菌 ATCC19424 ATCC35201 ATCC4307O MA 髄膜炎菌 ATCC53900 a)ATCC=  アメリカン・タイプ・カルチャー・
コレクション b)QCC,BDMS=クアリテイー・コントロル・コ
レクション、ヘクトン・デ イツキンンンφマイクロバイオロ ジー〇システムズ、コツ力イスピ レ、MD21030 c)CI、JHH二臨床単離菌、ジョーンズ・ホプキン
ズ・ホスピタル、バルチモ ア、MD。
実施例1 露出面に開放気泡を有する無毒性ポリウレタンフォーム
製の無菌スワブチップ、ならびに本発明の簡単な採集お
よび輸送用具を市販品と比較した。
使用した培養困難な微生物はインフルエンザ菌、髄膜炎
菌および淋菌であった。培養困難でない微生物である化
膿レンサ球菌cA群しンサ球菌)および肺炎レンサ球菌
についても調べた。培養困難な微生物および培養困難で
ない微生物それぞれにつき2菌株(AおよびB)を調べ
た。第1表に実際の菌株およびそれらの供給源を示す。
これらの微生物はすべて普通の効力をもつヒト病原体で
あり、患者からスワブを用いて採取しうる一般的な型の
微生物である。
まずこれらの細菌をブロス培地中で増殖させた。
次いで各微生物の懸濁液を希釈し、その濁り度を分光光
度計により測定した。定量用平板計数法を用いて、光学
濃度の測定値と存在する微生物数との関連を表わすグラ
フを作成した。次いで懸濁液の光学濃度を測定し、対応
するグラフから濃度を読取ることにより、懸濁液中の微
生物数を推定した。
約5X107 コロニー形成単位(CFU)/a/を含
有する懸濁液を調製した。0.1−アリコートの標準懸
濁液を無菌試験管に入れ、スワブを挿入し、アリコート
をスワブ先端に吸収させることにより、被験スワブそれ
ぞれに接種した。
この実験においてスワブは市販品、すなわちカルチュレ
ツテ(商標)採集および輸送用系(マリオン・サイエン
ティフィック、ミズーリ州カンザス・シティ−)により
供給されるレーヨン製スワブ、およびエレクトロニクス
表面の清浄化用に一般に市販される小型の接着されたポ
リウレタンフォームチップ付きスワブ(ザ・チフスワイ
プ社、ニューシャーシー州アッパー・サドル・リバーカ
タロクA TX 710 )であった。これらのポリウ
レタン製スワブはその露出面に開放気泡を有する非網状
フオームから作成される。レーヨン製スワブは無菌状態
で供給された。ポリウレタン製スワブは使用前にガンマ
線により滅菌された。接種されたレーヨンチップ付きス
ワブは輸送用管に戻し、製造業者の指示に従って培地を
プレジットおよびスワブチツプと接触させることにより
始動させた。接種されたポリウレタンフォームチップ付
きスワブは別個に無菌のねじ込みキャップ付きプラスチ
ック製試験管に入れた。種々の時間間隔で画線培養する
ために多数のスワブに接種した。
各種類のスワブの反復試験試料を好気的に周囲温度で貯
蔵した。被験微生物に応じて0,4.8.24または4
8時間の間隔でスワブな適宜な栄養東大培地のペトリ皿
に接種するのに用いた。接種平板それぞれを微生物学の
専門家に常用される準定量的″′4分円法(four 
quadrant method )”に従って細菌用
ループで系統的に画線培養した。
詳細には、平板に下記の方法で接種した。
A、スワブな第1四分円全体にローリングさせる。
B、標準的な細菌用ループを用い、四分円1に8回の画
線を施す。
C,ループを火炎で焼き、四分円2に4回の画線を施す
D、四分円3に2回の画線を施す。
接種された平板培地を37℃で5%二酸化炭素富化雰囲
気においてインキュベートした。24〜48時間後に平
板を増殖に関して観察し、下記の基準に従って等級をつ
けた。
4=四分円4において増殖(20〜100コロニー) 3二重分円3において増殖(20〜100コロニー) 2二重分円2において増殖(20〜100コロニー) 1=四分円1において増殖(20〜100コロニー) 十二著しい増殖(100コロニーを上回る)=わずかな
増殖(20コロニ一未満) この実験の結果を第H表にまとめる(二重反復試験に関
する平均得点)。被験微生物の各菌株につき、ポリウレ
タン製スワブの使用はレーヨンスワブから得たものより
改良された微生物回収率を示した。さらに被験微生物1
0株のうち7株につき、ポリウレタン製スワブの使用に
よればレーヨン製スワブが増殖を示さなかった時間で回
収が得られた。
第■表 マリオン社製カルチュレツテ採集および輸送用デバイス
およびポリウレタンフォームチップ付きスワブからの微
生物の回収 IA レーヨン ポリウレタン HIB  レーヨン ポリウレタン HMA  レーヨン ポリウレタン NMB  レーヨン ポリウレタン GCA  レーヨン ポリウレタン GCB  レーヨン ポリウレタン SPA  レーヨン ポリウレタン SPB  レーヨン ポリウレタン SNA  レーヨン ポリウレタン SNB  レーヨン ポリウレタン 一 2十 1十 一 〇 2十 2十 一 1+ 2+ 一 〇 一 ■− 一 〇 一 〇 一 〇 1十 一 実施例2 この例では露出面に開放気泡を有する無毒性ボリウレタ
ンフォーム製の無菌スワブチップ、ならびに本発明の簡
単な採集および輸送用具を、他の市販される無菌スワブ
チップと比較した。BBLポート−A−カル(Port
 −A −Cul、商標)好気的輸送用具(ペクトン・
デイツキンソン・マイクロバイオロジーΦシステムズ、
マリーランド州コツ力イスビレ)はレーヨンチップ付き
スワブ、レーヨン製プレジット、およびエイムス処方に
従う培地を含む。これらの器具はガンマ線により滅菌さ
れている。レーヨン製スワブに実施例1と同様に接種し
たのち、スワブをポー)−A−カル器具に戻し、製造業
者の指示に従って始動させた。
使用したポリウレタン製スワブ、ならびにそれらの接種
法および貯蔵法は実施例1と同じであった。
これらの試験は実施例1で用いたものと同様な微生物パ
ネルにつき行われた。結果を第■表に示す(二重反復試
験に関する平均得点)。この場合もレーヨン製スワブか
ら得たものより改良された微生物の回収パターンがポリ
ウレタン製スワブの使用によシ見られた。若干の微生物
についてはポリウレタン製スワブの使用によって、レー
ヨン製スワブが増殖を示さなかった期間で回収が得られ
た。
第■表 ポー)−A−カル好気的輸送用具およびポリウレタンフ
ォームチップ付きスワブ下記貯蔵期間(時間) IA IB MA MB PA レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン ■− 2= 一 一 一 2+ 2+ 一 〇 2+ 8PB  レーヨン     33−2+3−ポリウレ
タン   4−32+ 3− 3NA  レーヨン     3−2+ 2−1ポリウ
レタン   3−3−2+2 3NB  レーヨン     3−2+2−1ポリウレ
タン   23−2−1 実施例3 露出面に開放気/@を有する無毒性ポリウレタンフォー
ム製の無菌スワブチップ、ならびに本発明の簡単な採集
および輸送用具を、この場合も市販のスワブチップと比
較した。採用した方法および市販のレーヨンチップは実
施例2のものと同じであった。微生物が異なっており、
さらに11種の細菌および1種の酵母を試験した。これ
らの微生物はすべて、スワブ型採集3よび輸送用具を用
いて患者から採集できる有効なヒト病原体である。
この実験の結果を第■表にまとめる(二重反復試験に関
する平均得点)。試験した11種のうち7種については
、ポリウレタン製スワブからの回収がBBL器具につき
観察されたものと等しいかまたはより良好であった。た
だし48時間目にもすべての微生物の回収が双方の型の
スワブ型試料採集用具について観察された。
第■表 ポー)−A−カル好気性輸送用具およびポリウレタンフ
ォームチップ付きスワブからの適切な病原性微生物の回
収 下記貯蔵期間(時間) AA SC AC H3 RM レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン レーヨン ポリウレタン VBP  レーヨン     22−1−ポリウレタン
   24−3− YRE  レーヨン     22−2+ポリウレタン
   24−1千 STA  レーヨン     4−3−2+ポリウレタ
ン   4−3−3+ SGB  レーヨン     3  2+  3ポリウ
レタン   3−  .3−  2千8GD  レーヨ
ン     3  3− 2ポリウレタン   3  
3− 2 CAL  レーヨン     34−4−ポリウレタン
   3 −3−  2+実施例4 実施例1.2および3において調べた、露出面に開放気
泡を有する無毒性ポリウレタンフォームで作成された無
菌スワブチップには接種後および貯蔵中に培地が添加さ
れなかった。これに対しレーヨンチップ付きスワブはそ
れらの各製造業者の指示に従って活性化したのち湿潤し
た。この実験ではスワブをすべて乾燥試験管内に貯蔵し
た。ポリウレタン製スワブは実施例1.2および3で用
いたものと同じであった。レーヨンチップ付キスワプは
BBLポー)−A−カル(商標)器具(ペクトン・デイ
ツキンソン・マイクロバイオロジー働システムズ、マリ
ーランド州コッ力イスビレ)およびカルチュレツテ(商
標)器具(マリオン・サイエンティフィック、ミズーリ
州カンザスシティー)から得た。接種後に、流体培地溜
めおよびプレジット材料を無菌的に取りはずした、製造
業者により供給された貯蔵管内にすべてのレーヨン製ス
ワブを貯蔵した。ダクロンチップ付きスワブ器具はアメ
リカン・サンエンティフィック・プロダクツ(イリノイ
州マツガウ・パーク、カタログAA5005−1)から
得た。これらのスワブは紙パッケージ中に無菌的に供給
される。
この実験においてすべてのスワブの化膿レンサ球菌(A
群しンサ球菌、5PA)接種は実施例1と同様に行われ
た。接種済みレーヨンチップ付キスワプはそれぞれその
改造された輸送管へ貯蔵のために戻された。ポリウレタ
ン製およびダクロン製スワブは別個に無菌のねじ込みキ
ャップ付き試験管に貯蔵のために入れられた。さらに湿
潤貯蔵実、験は、マリオン社製カルチュレッテ(商標)
およびBBLポート−A−カル(商標)器具から得たス
ワブを実施例1および2と同様に接種し、始動させるこ
とにより行われた。
この実験の結果を第V表にまとめる(二重反復試験に関
する平均得点)。3種の異なる方法により滅菌されたポ
リウレタン製スワブからの微生物の回収が、同様な乾燥
条件下で貯蔵されたレーヨン製またはダクロン製スワブ
につき観察されたものより良好であった。従ってポリウ
レタン製スワブにつき観察された高い回収率はスワブ材
料の種類に関連するものであって、貯蔵法または滅菌法
に関連するものではない。またポリウレタン製スワブの
使用によってこの場合も、湿潤または乾燥条件下で貯蔵
されたレーヨン製スワブが増殖を示さなかった期間で回
収が得られた。
A  ND、検出されなかった b ガンマ線により滅菌 C粒子ビーム線により滅菌 d エチレンオキシドガスにより滅菌 実施例5 この実験はスワブチップとして露出面に開放気泡を有す
る無毒性ポリウレタンフォームを選ぶことの有益な効果
を証明するために行われた。スワブ材料の毒作用を調べ
るために数種の培養困難な微生物を選んだ。
この実験に用いた細菌は第1表に示され、増殖および毒
性試験に用いた培地は第V1表に挙げたものである。各
菌株を適宜な培地上で5%二酸化炭素を富化した雰囲気
内において37℃で一夜増殖させた。次いで約1.5 
X 108CFU/wt/ を含有する食塩液中の各微
生物懸濁液を調製した。各菌株につき第■表に示した毒
性試験用培地の表面に、微生物学の専門家に慣用される
交叉画線法により系統的に接種し、37℃で5%二酸化
炭素を富化した雰囲気中においてインキュベートしたの
ち、培地の表面上に接触状態の(confluent)
増殖を得た。各平板にこのように接種したのち、スワブ
チツプ材料を接種培地表面に無菌的に乗せ、平板を上記
と同様にインキュベートした。
菌株NMA、NMBおよびSPAについては24時間の
インキュベーション後、菌株GCAおよびGCCについ
ては48時間のインキュベーション後に、各平板をスワ
ブチップ材料の周囲の増殖阻止域について調べた。各阻
止域の大きさを測定し、朋で記録した。
レーヨンチップ付きスワブはカルチュレツテ(商標)器
具(マリオンΦサイエンティフィック、ミズーリ州カン
ザスシティー)およびBBLボート−A−カル(商標)
(ベクトン・デイツキンソン・マイクロバイオロジー・
システムズ、マリーランド州コツカイスビレ)から得ら
れた。ポリウレタンチップ付きスワンは2社:チフスワ
イプ社、ニューシャーシ1州アッパー、サドル、リバー
(カタログ& TX 710 )およびウィルシャイア
・フオームΦプロダクツ社、カリフォルニア州カーンン
・シティ−(カタログA HT 1001およびHT1
005)から得られた。レーヨン製スワブは無菌状態で
供給された。チフスワイプおよびウィルシャイアHT 
1001ポリウレタン製スワブはガンマ線によりMWさ
れた。ウィルシャイアHT1005は供給されたものを
無菌的に使用した。
この実験の結果を第4表にまとめる(二重反復試験に関
する平均得点)。これらの結果はポリウレタン型材料間
の区別に用いられる。好ましい種類のポリウレタン型ス
ワブ材料は有毒であってはならない。チフスワイプおよ
びウィルシャイア(HTlooI)はこの目的に適する
ことが示された。ウィルシャイア(HT1005)は培
養困難な5種類の菌株のうち3種類に対し有毒であるこ
とが示された。比較のため、この実験は異なる供給源の
レーヨン型スワブ材料が固有の毒性に関して区別される
ことをも証明する。
第   ■   表 増殖および毒性試験に用いる培地 BDMS、  ベクトン・デイツキンソン・マイクロバ
イオロジー・システムズ、マリ−ラ ンド州コツ力イスビレ 実施例に の例では検出可能なA群しンサ球菌型抗原の回収能を調
べた。A群しンサ球菌(化膿レンサ球菌、ATCC12
385)を血液寒天平板上で37℃において24時間増
殖させた。次いで食塩水中の懸濁液を調製し、分光光度
計により濁り度を判定して約1XIO9コロニー形成単
位(cFU)/−を得た。さらに0.0504中に50
×10512.5X10 3.0X10 1.5X10
および0.75 X 105CFUを含有すべく、食塩
液中にこの懸濁液原液の希釈液を調製した。次いで0.
0501!/アリコートの懸濁液を無菌の試験管に入れ
、スワブを挿入し、アリコートをスワブチップに吸収さ
せることにより一連のスワブに接種した。アッセイ系の
対照として、抽出前に食塩水0.050−のみを入れた
試験管にもスワブを挿入した。スワブはすべて二重に試
験された。二重反復試験用スワブの各組および対照スワ
ブをダイレクテイゲン(Directigen 1−2
−3、商標)A群すポゾームイムノアッセイ(ベクトン
・デイツキンソン譬マイクロバイオロジー・システムズ
、マリーランド州コツカイスピレ;カタログ煮8525
−40)によりA群しンサ球菌型抗原につき直接にアッ
セイした。このアッセイにおいては、微生物をスワブか
ら亜硝酸で抽出し、中和し、得られた抽出液をA群しン
サ球菌に特異的な抗体を含む膜に直接に施す。存在する
A群しンサ球菌型抗原はいずれも抗体に結合する。洗浄
後に、表面にA群しンサ球菌に対する抗体を含むリポゾ
ームの懸濁液を上記の膜に施す。抽出された材料中に抗
原が存在することは膜表面にピンク色の三角形が視覚的
に観察されろことにより検出される。
強く着色した三角形を6反応性″と採点し;かすかに着
色した三角形を“わずかに反応性”と採点し;見える三
角形がない場合は“非反応性″と採点する。
この実験で調べた4種のスワブのうち3種は市販品であ
った。すなわちダイレクテイゲン1−2−3(商標)ア
ッセイキットと共に得られるダクロン製スワブ、実施例
1の記載により得られるポリウレタン製スワブ、および
実施例5に記載されたポリウレタン製スワブ(ウィルシ
ャイアφコンタミネーション・コントロール、カリフォ
ルニア州カーソン;カタログA 1001 )である。
ウィルシャイア・コンタミネーション・コントロール社
により40個/crrL(100個/インチ)の細孔お
よび白色顔料を含むスコツトフオーム・スペシャル・ボ
ア拳カスタム・フオーム(商標)を用いて製造された実
験用スワブについても調べた。各スワブは全長15.2
4cIrl(6,0インチ)ff:有し、直径0.23
8crn(0,094インチ)の白色ポリステレン製軸
に固定されたほぼ長さ1.59crn(0,625イン
チ)および直径0.48cm(0,188インチ)の寸
法のスワブチップからなるものであった。ポリウレタン
製スワブはすべて使用前にガンマ線によシ滅菌された。
この実験の結果を第■表にまとめる(二重反復試験の平
均)。第糧表においてR71は反応性、RM”はわずか
に反応性、”N”は非反応性、” N D ”は検出さ
れなかったことを意味する。しフサ球菌型抗原は、ダク
ロン製スワブにより検出可能な抗原を回収しうる最小濃
度試料の微生物量の4分の1を含むフオーム製スワブか
ら回収および検出することができた。従ってダイレクテ
イゲン1−2−3(商標)に用いられたダクロン製スワ
ブの試験と比較して、アッセイ感度は2〜4倍改良され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の採集および輸送用具を示す。 第2図は本発明のスワブチップの詳細を示す断面図であ
る。 各図において記号は下記のものを表わす。 9ニスワン     lO:軸 11:スワブチップ  12:キャップ13:スワブカ
バー 14:ノイキュレーターカパー 15:イノキュレータ−16:コアー FIG、/

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸、および 軸の一端に固定された無菌スワブチツプであつて、露出
    面に開放気泡を有し、髄膜炎菌 (クアリテイー・コントロール・コレクション、ベクト
    ン・デイツキンソン・マイクロバイオロジー・システム
    ズ、ATCC53900)、淋菌(ATCC19424
    )または淋菌(ATCC43070)の懸濁液を塗布し
    た半固形増殖培地に乗せた場合に増殖阻止域を示さない
    ことにより証明される無毒性であるポリウレタンフォー
    ムで作成されたスワブチツプ からなる、生物試料採集用スワブ。 2、ポリウレタンフォームがその露出面に開放気泡を有
    する非網状フォームである、請求項1記載のスワブ。 3、フォームがその露出面に8〜80個/cm(20〜
    200個/インチ)の細孔を有する、請求項1または2
    記載のスワブ。 4、請求項1記載のスワブ; スワブチツプが固定されている末端と反対側の軸末端に
    固定されたキャップ;および スワブを受容し、キャップとかみ合う管状スワブカバー
    ; からなる、生物試料採集および輸送用具。 5、請求項2に記載のスワブ; スワブチツプが固定されている末端と反対側の軸末端に
    固定されたキャップ;および スワブを受容し、キャップとかみ合う管状スワブカバー
    ; からなる、生物試料採集および輸送用具。 6、管状スワブカバーに輸送用培地が含まれない、請求
    項4記載の生物試料採集および輸送用具。 7、管状スワブカバーに輸送用培地が含まれない、請求
    項5記載の生物試料採集および輸送用具。 8、さらに試料イノキユレーターを含む、請求項4に記
    載の生物試料採集および輸送用具。 9、試料イノキユレーターがキャップの外側に固定され
    、用具がさらにイノキユレーターを覆い、使用前の汚染
    から保護するためのイノキユレーターカバーを含む、請
    求項8記載の生物試料採集および輸送用具。 10、髄膜炎菌(クアリテイー・コントロール・コレク
    ション、ベクトン・デイツキンソン・マイクロバイオロ
    ジー・システムズ、ATCC53900)、淋菌(AT
    CC19424)または淋菌(ATCC43070)の
    懸濁液を塗布した半固形培地に乗せた場合に増殖阻止域
    を示さないことにより証明される無毒性であり、サンプ
    リング部位と接触する面に開放気泡を有するポリウレタ
    ンフォームで作成された無菌スワブとサンプリング部位
    を接触させ、スワブを保護容器に挿入し、スワブを容器
    外部の環境から保護するための曲がりくねつた通路を形
    成することよりなる、生物試料の採集法。 11、サンプリング部位と接触する面に開放気泡を有す
    るポリウレタンフォームで作成された無菌スワブとサン
    プリング部位を接触させ、そしてスワブから材料を抽出
    することよりなる、生物試料を採集し、イムノアツセイ
    法により検出しうる材料を回収する方法。 12、髄膜炎菌(クアリテイー・コントロール・コレク
    ション、ベクトン・デイツキンソン・マイクロバイオロ
    ジー・システムズ、ATCC53900)、淋菌(AT
    CC19424)または淋菌(ATCC43070)の
    懸濁液を塗布した半固形培地に乗せた場合に増殖阻止域
    を示さないことにより証明される無毒性であり、サンプ
    リング部位と接触する面に開放気泡を有するポリウレタ
    ンフォームで作成された無菌スワブとサンプリング部位
    を接触させ、そしてスワブから材料を抽出することより
    なる、生物試料を採集し、イムノアツセイ法により検出
    しうる材料を回収する方法。
JP1148186A 1988-06-09 1989-06-09 生物試料採集および輸送用具 Expired - Fee Related JP2584513B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US20443188A 1988-06-09 1988-06-09
US204431 1988-06-09
US34614289A 1989-05-04 1989-05-04
US346142 1989-05-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0242972A true JPH0242972A (ja) 1990-02-13
JP2584513B2 JP2584513B2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=26899476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1148186A Expired - Fee Related JP2584513B2 (ja) 1988-06-09 1989-06-09 生物試料採集および輸送用具

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0346732B1 (ja)
JP (1) JP2584513B2 (ja)
AU (1) AU623893B2 (ja)
CA (1) CA1340208C (ja)
DE (1) DE68903885T2 (ja)
DK (1) DK170408B1 (ja)
FI (1) FI892832A (ja)
MY (1) MY106081A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674878A (ja) * 1990-07-10 1994-03-18 F Hoffmann La Roche Ag 生物学的サンプル輸送用の運搬システム
JP2002148257A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Eiken Kizai Kk 採便容器
JP2012005476A (ja) * 2010-06-09 2012-01-12 Copan Italia Spa 分析物の定量的移動方法
JP2012526966A (ja) * 2009-05-14 2012-11-01 ディーエヌエー ジェノテック インク 蓋体、収容装置、およびそれらの使用方法
JP2013079896A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Kyoei Giken Kk 検体採取具用鞘管
US10092275B2 (en) 2011-01-05 2018-10-09 Copan Italia S.P.A. Process for realising a device for collecting and transferring samples for molecular biology
US11002646B2 (en) 2011-06-19 2021-05-11 DNA Genotek, Inc. Devices, solutions and methods for sample collection
US11572581B2 (en) 2002-06-07 2023-02-07 DNA Genotek, Inc. Compositions and methods for obtaining nucleic acids from sputum

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0940678A1 (en) * 1998-03-02 1999-09-08 Akzo Nobel N.V. Analytical test device
CN108036994B (zh) * 2017-11-29 2020-12-22 爱威科技股份有限公司 一种取样装置、其使用方法及制取样本的设备
CN109628286B (zh) * 2019-01-15 2022-01-07 泰普生物科学(中国)有限公司 一种运输培养装置
CN111134732A (zh) * 2020-01-15 2020-05-12 高婷婷 宫颈粘液拭子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS451036Y1 (ja) * 1966-05-16 1970-01-17
JPS58212778A (ja) * 1982-05-28 1983-12-10 メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 微生物採集・輸送装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1332947A (en) * 1970-07-20 1973-10-10 Curtis W H Cytological sampling device
FR2190480A1 (en) * 1972-06-27 1974-02-01 Lhd Lab Hygiene Dietetique Rods with terminal absorbent foamed plastic pads - for hygienic, cleaning or medical uses
US4150950A (en) * 1977-09-28 1979-04-24 Corning Glass Works Transport system for clinical specimens

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS451036Y1 (ja) * 1966-05-16 1970-01-17
JPS58212778A (ja) * 1982-05-28 1983-12-10 メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 微生物採集・輸送装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674878A (ja) * 1990-07-10 1994-03-18 F Hoffmann La Roche Ag 生物学的サンプル輸送用の運搬システム
JP2002148257A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Eiken Kizai Kk 採便容器
JP4672855B2 (ja) * 2000-11-10 2011-04-20 栄研化学株式会社 採便容器
US11572581B2 (en) 2002-06-07 2023-02-07 DNA Genotek, Inc. Compositions and methods for obtaining nucleic acids from sputum
US8728414B2 (en) 2009-05-14 2014-05-20 Dna Genotek Inc. Closure, containing apparatus, and method of using same
JP2012526966A (ja) * 2009-05-14 2012-11-01 ディーエヌエー ジェノテック インク 蓋体、収容装置、およびそれらの使用方法
JP2012005476A (ja) * 2010-06-09 2012-01-12 Copan Italia Spa 分析物の定量的移動方法
US9428788B2 (en) 2010-06-09 2016-08-30 Copan Italia S.P.A. Method for quantitative transfer of analytes
US10092275B2 (en) 2011-01-05 2018-10-09 Copan Italia S.P.A. Process for realising a device for collecting and transferring samples for molecular biology
US11002646B2 (en) 2011-06-19 2021-05-11 DNA Genotek, Inc. Devices, solutions and methods for sample collection
US11536632B2 (en) 2011-06-19 2022-12-27 DNA Genotek, Inc. Biological collection system
US11549870B2 (en) 2011-06-19 2023-01-10 DNA Genotek, Inc. Cell preserving solution
US11592368B2 (en) 2011-06-19 2023-02-28 DNA Genotek, Inc. Method for collecting and preserving a biological sample
JP2013079896A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Kyoei Giken Kk 検体採取具用鞘管

Also Published As

Publication number Publication date
DE68903885T2 (de) 1993-04-22
MY106081A (en) 1995-03-31
CA1340208C (en) 1998-12-15
FI892832A0 (fi) 1989-06-08
AU3596289A (en) 1989-12-14
DK281389A (da) 1989-12-10
EP0346732A1 (en) 1989-12-20
EP0346732B1 (en) 1992-12-16
DE68903885D1 (de) 1993-01-28
JP2584513B2 (ja) 1997-02-26
FI892832A (fi) 1989-12-10
DK281389D0 (da) 1989-06-08
DK170408B1 (da) 1995-08-21
AU623893B2 (en) 1992-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5163441A (en) Polyurethane biological sample collection and transport device and its use
US5091316A (en) Biological sample collection and transport device
Maibach et al. Skin microbiology: relevance to clinical infection
US8828682B2 (en) Methods and articles for detecting hemolytic microorganisms
JP2015130894A (ja) 環境試料採取物品及び方法
Pommerville Alcamo's laboratory fundamentals of microbiology
Borkar Laboratory techniques in plant bacteriology
Cooper et al. The isolation and identification of bacteria from wounds
Church Aerobic bacteriology
JPH0242972A (ja) 生物試料採集および輸送用具
Wren et al. The anaerobic culture of clinical specimens: a 14-month study
BOGAERTS et al. The etiology of genital ulceration in Rwanda
Yrios et al. Survival of anaerobic and aerobic bacteria on cotton swabs in three transport systems
CA2229059A1 (en) A method for determining the antimicrobial agent sensitivity of a nonparaffinophilic microorganism and an associated apparatus
Blair Laboratory diagnosis of staphylococcal infections
Isola et al. Isolation and identification of microorganisms from surfaces in science laboratories
Ulrich Technics of skin sampling for microbial contaminants
Badiani et al. Use of a novel transport method for the quantification of the normal flora of the external eye
Kannan Applied Microbiology and Infection Control Practices for Nurses-E-Book
CA2205377A1 (en) Assay method for catheter related sepsis
RU2732222C1 (ru) Способ диагностики бактериемии
DeGirolami et al. Evaluation of a direct fluorescent antibody staining method for rapid identification of members of the Bacteroides fragilis group
Cronberg et al. Drug sensitivity of bacteria isolated by blood culture
Washington II The microbiology of musculoskeletal infection
Maroff Determination of the inhibitory activity of some biological extracts agaiast multi rrsistans antibiotic Staphylococcus specis which and isolated from different sources of infechtion

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees