JPH0242937Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242937Y2 JPH0242937Y2 JP1985083316U JP8331685U JPH0242937Y2 JP H0242937 Y2 JPH0242937 Y2 JP H0242937Y2 JP 1985083316 U JP1985083316 U JP 1985083316U JP 8331685 U JP8331685 U JP 8331685U JP H0242937 Y2 JPH0242937 Y2 JP H0242937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- mounting hole
- wiring fixture
- hole
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この考案は自動車車体の壁面などの被取付面に
ワイヤハーネスを取廻し固定するための自動車用
電線の配線固定具の取付構造に関する。
ワイヤハーネスを取廻し固定するための自動車用
電線の配線固定具の取付構造に関する。
［従来技術］
一般に、自動車用電線は多数の配線コードを一
括してワイヤハーネスに形成し、該ワイヤハーネ
スを配線固定具を介して自動車車体の壁面などの
所定被取付面に固定して配線の取回しを行なつて
いる。そして、前記配線固定具は前記被取付面に
穿設した取付孔に挿着固定している。
括してワイヤハーネスに形成し、該ワイヤハーネ
スを配線固定具を介して自動車車体の壁面などの
所定被取付面に固定して配線の取回しを行なつて
いる。そして、前記配線固定具は前記被取付面に
穿設した取付孔に挿着固定している。
しかしながら、上記取付孔は丸ポンチによるプ
レス打ち抜きの場合には、配線固定具の挿着固定
部が回動してワイヤハーネスの取付方向に規制が
困難であり、配線の取回し不良の原因になる。ま
た、前記取付孔は前記被取付面に穿設された他用
途孔との識別が困難で誤組付けや欠品などの不具
合を発生する恐れを有している。また、実公昭53
−41758号公報、あるいは実公昭57−39673号公報
に示されるように、前記取付孔を角孔あるいは長
孔として配線固定具を不回転的に固定する手段、
さらに、実開昭58−25882号公報に示されるよう
に、かまぼこ形状の突起とこの突起と密嵌される
筒体を嵌合することにより配線固定具を位置決め
する手段も考えられるがこれらはいずれも円形の
取付孔に比べて孔形状の成形が複雑になるという
欠点がある。
レス打ち抜きの場合には、配線固定具の挿着固定
部が回動してワイヤハーネスの取付方向に規制が
困難であり、配線の取回し不良の原因になる。ま
た、前記取付孔は前記被取付面に穿設された他用
途孔との識別が困難で誤組付けや欠品などの不具
合を発生する恐れを有している。また、実公昭53
−41758号公報、あるいは実公昭57−39673号公報
に示されるように、前記取付孔を角孔あるいは長
孔として配線固定具を不回転的に固定する手段、
さらに、実開昭58−25882号公報に示されるよう
に、かまぼこ形状の突起とこの突起と密嵌される
筒体を嵌合することにより配線固定具を位置決め
する手段も考えられるがこれらはいずれも円形の
取付孔に比べて孔形状の成形が複雑になるという
欠点がある。
［考案が解決しようとする問題点］
この考案は上記問題点に鑑み、プレス打ち抜き
孔の端縁の一部を切り離さずにほぼ直角に折り曲
げて、この折り曲げ片を利用して配線固定具を不
回転的に挿着固定するというきわめて簡単な構造
の自動車用電線の配線固定具の取付構造を提供す
ることを課題とし、さらには、配線固定具の取付
孔と他用途孔との識別を容易にし配線の取付作業
性の向上を図ることを目的とする。
孔の端縁の一部を切り離さずにほぼ直角に折り曲
げて、この折り曲げ片を利用して配線固定具を不
回転的に挿着固定するというきわめて簡単な構造
の自動車用電線の配線固定具の取付構造を提供す
ることを課題とし、さらには、配線固定具の取付
孔と他用途孔との識別を容易にし配線の取付作業
性の向上を図ることを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
この考案の自動車用電線の配線固定具の取付構
造は、自動車車体の壁面などの被取付面に取付孔
を穿設し、この取付孔にワイヤハーネス取廻し用
の配線固定具を嵌着する取付構造において、前記
取付孔はプレス打ち抜きなどによりその丸孔の端
縁の一部を切り離さずにほぼ直角に折り曲げて片
持状の係止片を形成し、一方前記配線固定具は合
成樹脂材から成り、取付基板から直角方向に延び
る係止板の一端に鉤形状の翼片を形成して、該翼
片の自由端を前記取付孔に挿入して、その孔周縁
に当接するとともに、前記係止板の平担面を前記
取付孔の係止片に当接して配線固定具を被取付面
に所定の向きに挿着固定したものである。
造は、自動車車体の壁面などの被取付面に取付孔
を穿設し、この取付孔にワイヤハーネス取廻し用
の配線固定具を嵌着する取付構造において、前記
取付孔はプレス打ち抜きなどによりその丸孔の端
縁の一部を切り離さずにほぼ直角に折り曲げて片
持状の係止片を形成し、一方前記配線固定具は合
成樹脂材から成り、取付基板から直角方向に延び
る係止板の一端に鉤形状の翼片を形成して、該翼
片の自由端を前記取付孔に挿入して、その孔周縁
に当接するとともに、前記係止板の平担面を前記
取付孔の係止片に当接して配線固定具を被取付面
に所定の向きに挿着固定したものである。
［作用］
配線固定具の翼片を取付孔に挿入することによ
り、翼片の径が一旦縮小して取付孔をくぐり抜け
た後、弾性により復元してその自由端に形成され
る段付部が取付孔の外周縁に当接して配線固定具
の抜けが防止される。
り、翼片の径が一旦縮小して取付孔をくぐり抜け
た後、弾性により復元してその自由端に形成され
る段付部が取付孔の外周縁に当接して配線固定具
の抜けが防止される。
さらに取付孔に形成した係止片と配線固定具の
係止板に形成した平担面とが当接することによ
り、配線固定具は被取付面に対して不回転的に保
持される。
係止板に形成した平担面とが当接することによ
り、配線固定具は被取付面に対して不回転的に保
持される。
［効果］
被取付面に設けた取付孔に係止片を一体的に形
成するとともに配線固定具の係止板に平担面を形
成したことにより、前記取付孔に配線固定具を挿
着したときに、前記係止片に前記係止板の平坦面
を当接して配線固定具の回転を防止することがで
きる。したがつて、ワイヤハーネスの取付方向の
規制を確実に行うことができる。
成するとともに配線固定具の係止板に平担面を形
成したことにより、前記取付孔に配線固定具を挿
着したときに、前記係止片に前記係止板の平坦面
を当接して配線固定具の回転を防止することがで
きる。したがつて、ワイヤハーネスの取付方向の
規制を確実に行うことができる。
また、前記係止片はプレス成形の際に丸孔の端
縁の一部を切り離さずにほぼ直角に折り曲げるこ
とによりきわめて容易に形成でき、この係止があ
ることにより他用途孔との別が容易となり、誤品
取付や欠品発生の恐れがなくなるという効果を発
揮するものである。
縁の一部を切り離さずにほぼ直角に折り曲げるこ
とによりきわめて容易に形成でき、この係止があ
ることにより他用途孔との別が容易となり、誤品
取付や欠品発生の恐れがなくなるという効果を発
揮するものである。
［実施例］
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。第１図および第２図に示すように、自動車
車体の壁面などの被取付面１には、ワイヤハーネ
スを取り廻すための配線固定具を固定する取付孔
２が設けられる。この取付孔２はポンチによるプ
レス成形によつて穿設され、プレス成形の際に取
付孔２の端部の一部を切り離さずほぼ直角方向に
折り曲げて係止片３を片持ち状に形成する。第３
図は配線固定具４を示し合成樹脂材からなり、ワ
イヤハーネスを保持する取付基板４１から直角方
向に係止板４２を延設し、その先端部より鉤形状
の翼片４３を形成する。この翼片４３の自由端４
４には、前記取付孔２の丸孔周縁に当接する段付
部を設ける。また、前記係止板４２の下面は第５
図に示すように、前記取付孔２の係止片３に当接
する平坦面４５に形成する。第５図におけるＷは
ワイヤハーネスを示し、このワイヤハーネスＷ
は、配線固定具４の取付基板４１の長手方向に沿
わせて、取付基板４１にビニールテープ巻きによ
り保持される。
する。第１図および第２図に示すように、自動車
車体の壁面などの被取付面１には、ワイヤハーネ
スを取り廻すための配線固定具を固定する取付孔
２が設けられる。この取付孔２はポンチによるプ
レス成形によつて穿設され、プレス成形の際に取
付孔２の端部の一部を切り離さずほぼ直角方向に
折り曲げて係止片３を片持ち状に形成する。第３
図は配線固定具４を示し合成樹脂材からなり、ワ
イヤハーネスを保持する取付基板４１から直角方
向に係止板４２を延設し、その先端部より鉤形状
の翼片４３を形成する。この翼片４３の自由端４
４には、前記取付孔２の丸孔周縁に当接する段付
部を設ける。また、前記係止板４２の下面は第５
図に示すように、前記取付孔２の係止片３に当接
する平坦面４５に形成する。第５図におけるＷは
ワイヤハーネスを示し、このワイヤハーネスＷ
は、配線固定具４の取付基板４１の長手方向に沿
わせて、取付基板４１にビニールテープ巻きによ
り保持される。
第４図は別の配線固定具５を示し、前記配線固
定具４と同様に合成樹脂材からなり、第６図に示
すように、被取付面１の取付孔２への翼片５３の
挿入方向が反対となる場合に適用するためのもの
である。取付基板５１から直角方向に係止板５２
を延設し、その一端部より鉤形状の翼片５３を形
成する。この翼片５３の自由端５４には前記取付
孔２の丸孔周縁に当接する段付部を設ける。
定具４と同様に合成樹脂材からなり、第６図に示
すように、被取付面１の取付孔２への翼片５３の
挿入方向が反対となる場合に適用するためのもの
である。取付基板５１から直角方向に係止板５２
を延設し、その一端部より鉤形状の翼片５３を形
成する。この翼片５３の自由端５４には前記取付
孔２の丸孔周縁に当接する段付部を設ける。
また、前記係止板５２の下面は、第６図に示す
ように前記取付孔２の係止片３に当接する平坦面
５５を形成する。
ように前記取付孔２の係止片３に当接する平坦面
５５を形成する。
以上のように構成した配線固定具４および５を
被取付面１に取付けるには、配線固定具４，５の
翼片４３，５３を前記取付孔２に挿入することに
より、翼片４３，５３の外径が一旦縮小して取付
孔２をくぐり抜けた後、弾性にり復元してその自
由端４４，５４に形成される段付部が取付孔２の
外周縁に当接して配線固定具４，５の抜けが防止
される。さらに、取付孔２に形成した係止片３
と、配線固定具４，５の係止板４２，５２に形成
した平坦面４５，５５とが当接することにより、
配線固定具４，５は被取付面１に対して不回転的
に保持される。
被取付面１に取付けるには、配線固定具４，５の
翼片４３，５３を前記取付孔２に挿入することに
より、翼片４３，５３の外径が一旦縮小して取付
孔２をくぐり抜けた後、弾性にり復元してその自
由端４４，５４に形成される段付部が取付孔２の
外周縁に当接して配線固定具４，５の抜けが防止
される。さらに、取付孔２に形成した係止片３
と、配線固定具４，５の係止板４２，５２に形成
した平坦面４５，５５とが当接することにより、
配線固定具４，５は被取付面１に対して不回転的
に保持される。
第１図はこの考案お自動車車体の被取付面に設
けた取付孔部の斜視図、第２図は第１図における
−線断面図、第３図はこの考案の一実施例を
示す配線固定具の斜視図、第４図はこの考案の他
の実施例を示す配線固定具の斜視図、第５図は第
３図に示す配線固定具を取付孔に挿着した状態を
示す断面図、第６図は第４図に示す配線固定具を
取付孔に挿着した状態を示す断面図である。 １……被取付面、２……取付孔、３……係止
片、４，５……配線固定具、４１，５１……取付
基板、４２，５２……係止板、４３，５３……翼
片、４４，５４……翼片自由端、４５，５５……
平坦面。
けた取付孔部の斜視図、第２図は第１図における
−線断面図、第３図はこの考案の一実施例を
示す配線固定具の斜視図、第４図はこの考案の他
の実施例を示す配線固定具の斜視図、第５図は第
３図に示す配線固定具を取付孔に挿着した状態を
示す断面図、第６図は第４図に示す配線固定具を
取付孔に挿着した状態を示す断面図である。 １……被取付面、２……取付孔、３……係止
片、４，５……配線固定具、４１，５１……取付
基板、４２，５２……係止板、４３，５３……翼
片、４４，５４……翼片自由端、４５，５５……
平坦面。
Claims (1)
- 自動車車体の壁面などの被取付面に取付孔を穿
設し、この取付孔にワイヤハーネス取廻し用の配
線固定具を嵌着する取付構造において、前記取付
孔はプレス打ち抜きによりその丸孔の端縁の一部
を切り離さずほぼ直角に折り曲げて片持状の係止
片を形成し、一方前記配線固定具は合成樹脂材か
ら成り、取付基板から直角方向に延びる係止板の
一端に鉤形状の翼片を形成して、該翼片の自由端
を前記取付孔に挿入して、その孔周縁に当接する
とともに、前記係止板の平担面を前記取付孔の係
止片に当接して配線固定具を被取付面に所定の向
きに挿着固定したことを特徴とする自動車用電線
の配線固定具の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083316U JPH0242937Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083316U JPH0242937Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61199117U JPS61199117U (ja) | 1986-12-12 |
| JPH0242937Y2 true JPH0242937Y2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=30631834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985083316U Expired JPH0242937Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0242937Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5341758U (ja) * | 1976-09-14 | 1978-04-11 | ||
| JPS5739673U (ja) * | 1980-08-14 | 1982-03-03 | ||
| JPS5825882B2 (ja) * | 1979-12-27 | 1983-05-30 | 株式会社トルカ− | 揺動形アクチユエ−タにおけるロ−タ−の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825882U (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-18 | カルソニックカンセイ株式会社 | 条体の固定装置 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP1985083316U patent/JPH0242937Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5341758U (ja) * | 1976-09-14 | 1978-04-11 | ||
| JPS5825882B2 (ja) * | 1979-12-27 | 1983-05-30 | 株式会社トルカ− | 揺動形アクチユエ−タにおけるロ−タ−の製造方法 |
| JPS5739673U (ja) * | 1980-08-14 | 1982-03-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61199117U (ja) | 1986-12-12 |
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