JPH0242936A - 抗う蝕性組成物含有乳製品 - Google Patents

抗う蝕性組成物含有乳製品

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JPH0242936A
JPH0242936A JP63192270A JP19227088A JPH0242936A JP H0242936 A JPH0242936 A JP H0242936A JP 63192270 A JP63192270 A JP 63192270A JP 19227088 A JP19227088 A JP 19227088A JP H0242936 A JPH0242936 A JP H0242936A
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JP
Japan
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dairy product
polyphenol
anticarious
formulas
composition
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JP63192270A
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JPH0552164B2 (ja
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Tokiko Satou
佐藤 斗季子
Senji Sakanaka
阪中 専二
Buso Kin
武祚 金
Nagataka Yamazaki
山崎 長孝
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Taiyo Kagaku KK
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Taiyo Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗う触性組成物含有乳製品に関する。
即ち、抗う蝕組成物としてポリフェノール化合物を含有
するう蝕の予防に有効な乳製品を提供するものである。
〔従来の技術〕
乳製品は殆ど全ての栄養素を含むバランスのとれた食品
であり、かつ栄養価が高く消化吸収も良い優れた食品で
ある。又、嗜好的にも優れており、特に子供に好まれる
傾向にある。以上のことからも、乳製品は日常の食生活
に欠かせない食品として広く一般に普及し、大きな市場
を形成している。
しかし、乳製品には多量のショ糖を加えてつくられたも
のが多く、近年のう蝕予防の観点から低う触性甘味料へ
の代替使用も試みられている。しかし、これらの代替甘
味料はショ糖と比較して、甘味の質及び製品に付与する
濃厚感は、とうていショ糖に及び得ないのが現状である
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の乳製品の多くは、多量のショ糖を含んでいるため
、う両売症の原因となりやすい。即ち、乳製品中のショ
糖は口腔内細菌によって不溶性の多糖に変換され歯垢形
成の原因となる。更に歯垢中で繁殖した細菌の生産する
酸により、う蝕が進行するといわれている。従って、う
蝕を進行させる心配のない乳製品の開発が望まれている
が、今だ充分なものはない。
〔問題点を解決するための手段〕
既に、本発明者等は茶の成分であるポリフェノール化合
物が口腔内細菌でろ両売症の原因菌とされているストレ
プトコッカス・ミュータンスの増殖を阻害することを見
い出した(特許出願番号昭和62年−248303号)
が、更にこのポリフェノール化合物の利用に関して鋭意
研究を行った結果、う蝕の発生を抑制するポリフェノー
ル化合物含有乳製品の開発に成功した。
即ち本発明は、ポリフェノール化合物を含有することを
特徴とする抗う触性組成物含有乳製品に関する。
本発明におけるポリフェノール化合物とは、特許請求の
範囲記載の(1)式及び(2)式で表きれる化合物であ
って、第1表に示した6種類のカテキン類縁体化合物を
指す。
第1表 本発明におけるポリフェノール化合物は、茶の水もしく
はアルコール抽出物の酢酸エチル可溶画分あるいは限外
濾過膜及び逆浸透圧膜処理により得ることができるが、
他の原料起源のものあるいは化学合成品でも差し支えな
い。
本発明に用いられるポリフェノール化合物の典型的調製
法は、本発明者等が先に出願した特許(特許出願番号 
昭和62年−248303号)に詳細に例示される。
このようなポリフェノール化合物は、茶の成分として多
量に含まれていることから安全性が高く口腔に刺激を与
える等の有害作用も示さないことからも、う蝕予防効果
を有する成分として乳製品に添加するのに適した物質と
いえる。
ここでいう乳製品とは、牛乳又はその一部を原料として
加工された食品を指し、他成分として糖類、香料、安定
剤等を加えることも可能である。
例えば、乳飲料、ヨーグルト、アイスクリーム。
練乳等がある。
乳製品に添加するポリフェノール化合物の量は通常重量
で約o、ooi%(重量/重量)以上とすることが望ま
しい。尚、ポリフェノール化合物は公定タンニン分析法
により定量されるタンニンの量をもって表すことができ
る。又、ポリフェノール化合物の乳製品への添加方法に
関しては特に制限がなく、それぞれの製造工程中適宜添
加ができる。
〔作用〕
次に、実施例により本発明を具体的に説明するが、これ
により本発明を限定するものではない。
実施例1.ポリフェノール化合物の調製煎茶200gを
85℃の熱水42で30分撹拌しながら抽出し、茶菓を
濾過により除き3400mQの抽出液を得た。この液を
限外濾過装置(ODS社製、膜タイプGR−81PP、
分画分子量6000)を用いて通過液3000mj2を
得た。
濃縮残液に水100100Oを加え同様に操作し通過液
1200mj!を得た。両液を合わせ逆浸透圧膜(OD
S社製、膜タイプHC−50)により濃縮し200mり
として凍結乾燥し、純度35%のポリフェノール化合物
48.6gを得た。
実施例2.コーヒー乳飲料 脱脂乳            86.0砂糖    
   3.8 コーヒーシロップ          9.7色 素(
カラメル)0.2 香料      0.1 ポリフェノール化合物(実施例1)0.2全量 上記配合処方に従い、 料を作製した。
実施例3.ヨーグルト 脱脂乳 スターター 砂糖 安定剤 ポリフェノール化合物(実施例1 100.0(重量%) 常法によりコーヒー乳飲 84゜ 3゜ 11゜ 1゜ )  0゜ 全量 上記配合処方に従い、 作製した。
実施例4.アイスクリーム 脱脂乳 クリーム 砂糖 乳化安定剤 香料 100.0(重量%) 常法によりヨーグルトを 62゜ 20゜ 15゜ 0゜ 1゜ ポリフェノール化合物(実施例1)0.5全量 上記配合処方に従い、 ムを作製した。
実施例5.コーヒーホワイトナー 精製ヤシ油           20゜脱脂粉乳  
           8゜カゼインNa      
      l。
乳化剤             1゜安定剤    
         ト ポリフエノール化合物(実施例1) o。
水                    68゜1
00.0(重量%) 常法によりアイスクリ− 全 量         100.0(重量%)上記配
合処方に従い、常法によりコーヒーホワイトーナーを作
製した。
実施例6.ホイップトッピング 大豆硬化油           40.0脱脂粉乳 
            6.0乳化剤       
      1.0ポリフ工ノール化合物(実施例1)
0.3水                    5
2.7全 量         100.0(重量%)
上記配合処方に従い、常法によりホイップトッピングを
作製した。
試験例 本発明の有用性を実施例2及び5で得た乳製品の静菌試
験にて実証した。
最小生育阻止濃度測定用培地(栄研化学製)であらかじ
め24時間培養したストレプトコッカス・ミュータンス
を10’〜106個/gになるように本発明品の希釈液
に添加し、37°Cにて静置した。5時間後、生菌数を
測定した。対照としてポリフェノール化合物無添加の乳
製品の試験も同時に行った。測定結果は第2表に示した
第2表 従来にない優れた食品であり、特に子供のう両売症の抑
制に貢献するところ大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記(1)式及び(2)式で表されるポリフェノール化
    合物を含有することを特徴とする抗う蝕性組成物含有乳
    製品。 ▲数式、化学式、表等があります▼‐‐‐‐‐(1) ▲数式、化学式、表等があります▼‐‐‐‐‐(2) (式中R_1は水素原子又はハイドロキシル基を示し、
    R_2は水素原子又は3,4,5−トリハイドロキシベ
    ンゾイル基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を示す。)
JP63192270A 1988-08-01 1988-08-01 抗う蝕性組成物含有乳製品 Granted JPH0242936A (ja)

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JP63192270A JPH0242936A (ja) 1988-08-01 1988-08-01 抗う蝕性組成物含有乳製品

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JPH0242936A true JPH0242936A (ja) 1990-02-13
JPH0552164B2 JPH0552164B2 (ja) 1993-08-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945385A (ja) * 1982-09-09 1984-03-14 Kiyouiku Bunka Kenkyusho 抗酸化剤
JPH01191680A (ja) * 1988-01-26 1989-08-01 Itouen:Kk ビフィズス菌活性化剤、これを含むビフィズス菌飲食物及び培地

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945385A (ja) * 1982-09-09 1984-03-14 Kiyouiku Bunka Kenkyusho 抗酸化剤
JPH01191680A (ja) * 1988-01-26 1989-08-01 Itouen:Kk ビフィズス菌活性化剤、これを含むビフィズス菌飲食物及び培地

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JPH0552164B2 (ja) 1993-08-04

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