JPH0523153A - ハトムギエキスを含む飲食品または口腔用製品 - Google Patents
ハトムギエキスを含む飲食品または口腔用製品Info
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- JPH0523153A JPH0523153A JP3174992A JP17499291A JPH0523153A JP H0523153 A JPH0523153 A JP H0523153A JP 3174992 A JP3174992 A JP 3174992A JP 17499291 A JP17499291 A JP 17499291A JP H0523153 A JPH0523153 A JP H0523153A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ハトムギ由来の抗菌物質を含有することを特
徴とする飲食品または口腔用製品。 【効果】 本発明の食品または口腔用製品は齲蝕菌や歯
槽膿漏菌の生育を阻害する作用を有し、虫歯や歯槽膿漏
の予防に有用である。さらに魚肉、漬物、乳製品等の保
存剤としても有用である。
徴とする飲食品または口腔用製品。 【効果】 本発明の食品または口腔用製品は齲蝕菌や歯
槽膿漏菌の生育を阻害する作用を有し、虫歯や歯槽膿漏
の予防に有用である。さらに魚肉、漬物、乳製品等の保
存剤としても有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口腔、咽頭部への抗菌
作用を有する飲食品または口腔製品に関する。
作用を有する飲食品または口腔製品に関する。
【0002】
【従来の技術】ハトムギ(Coix lachryma-jobi var. ma
-yuen)はジュズダマ属の一種で、その種子はヨクイニン
として漢方薬に用いられ、肺結核、浮腫、関節痛、疣の
除去等に効果があるとされる。さらに食品用途では茶や
炊飯物として使用される。一方、従来から口腔、咽頭部
への抗菌作用を有する食品、例えばキャンデー等にはこ
れらの作用を有するアニス、アオイ、ユーカリ、カンゾ
ウ、チャ等の様々な植物抽出物が配合されている。
-yuen)はジュズダマ属の一種で、その種子はヨクイニン
として漢方薬に用いられ、肺結核、浮腫、関節痛、疣の
除去等に効果があるとされる。さらに食品用途では茶や
炊飯物として使用される。一方、従来から口腔、咽頭部
への抗菌作用を有する食品、例えばキャンデー等にはこ
れらの作用を有するアニス、アオイ、ユーカリ、カンゾ
ウ、チャ等の様々な植物抽出物が配合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハトムギは主として医
薬用に利用され、食品用には健康飲料としての茶などに
限られていた。またその抗菌成分を有効に利用した技術
も知られていない。近年、口腔衛生分野における大きな
疾病である齲蝕に関心が高まり、その病原菌の生育阻害
作用を有する植物成分が見いだされているが、その作用
は一般的に弱い。またもう一つの重要な疾病である歯槽
膿漏などの歯周病は細菌感染症であることが最近明らか
にされ、その病原菌に対して有効かつ安全な天然の抗菌
物質の開発が望まれていた。
薬用に利用され、食品用には健康飲料としての茶などに
限られていた。またその抗菌成分を有効に利用した技術
も知られていない。近年、口腔衛生分野における大きな
疾病である齲蝕に関心が高まり、その病原菌の生育阻害
作用を有する植物成分が見いだされているが、その作用
は一般的に弱い。またもう一つの重要な疾病である歯槽
膿漏などの歯周病は細菌感染症であることが最近明らか
にされ、その病原菌に対して有効かつ安全な天然の抗菌
物質の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ハトムギ
の抽出物が齲蝕菌(Streptococcus mautans 、Streptoc
occus sobrinus) 、および歯槽膿漏菌(Porphyromonas
gingivalis) に対し強い生育阻害効果を有することを見
いだし、本発明を完成した。すなわち、本発明は、ハト
ムギ由来の抗菌物質を含有することを特徴とする飲食品
にある。さらに、本発明は、ハトムギ由来の抗菌物質を
含有することを特徴とする口腔用製品にある。
の抽出物が齲蝕菌(Streptococcus mautans 、Streptoc
occus sobrinus) 、および歯槽膿漏菌(Porphyromonas
gingivalis) に対し強い生育阻害効果を有することを見
いだし、本発明を完成した。すなわち、本発明は、ハト
ムギ由来の抗菌物質を含有することを特徴とする飲食品
にある。さらに、本発明は、ハトムギ由来の抗菌物質を
含有することを特徴とする口腔用製品にある。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
ハトムギ由来の抗菌物質とは、ハトムギの抗菌物質を含
む抽出物を指すものであって、ハトムギの植物体、例え
ば葉、茎、根、種子、またはハトムギの組織培養物を溶
媒で抽出したものである。この溶媒としては、例えば、
水、アルコール類(メタノール、エタノール、プロピレ
ングリコール等)、エーテル類(ジエチルエーテル
等)、ケトン類 (アセトン等)、ハロゲン化炭化水素類
(ジクロルメタン、クロロホルム等)などが挙げられ
る。
ハトムギ由来の抗菌物質とは、ハトムギの抗菌物質を含
む抽出物を指すものであって、ハトムギの植物体、例え
ば葉、茎、根、種子、またはハトムギの組織培養物を溶
媒で抽出したものである。この溶媒としては、例えば、
水、アルコール類(メタノール、エタノール、プロピレ
ングリコール等)、エーテル類(ジエチルエーテル
等)、ケトン類 (アセトン等)、ハロゲン化炭化水素類
(ジクロルメタン、クロロホルム等)などが挙げられ
る。
【0006】上記抽出物としては、これらの溶媒の一種
または2種以上の混合溶媒を用い酸性側、特に好ましく
はpH3.0 以下で抽出したものであって、加熱抽出したも
のでも、あるいは低温または常温抽出したものでもよ
い。また本抽出物は溶媒を含んだものでも溶媒を留去し
たものでもよい。本発明のハトムギ抽出物は口腔部の病
原菌だけでなく、枯草菌(Bacillus subtilis)、セレウ
ス菌(Bacillus cereus)、乳酸菌(Lactobacillus acid
ophilus)、ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、ウエ
ルシュ菌(Clostridium perfringens)、ビブリオ(Vibr
io fluvialis) 、さらに植物病原菌アグロバクテリウム
(Agrobacterium rhizogenes) などに対しても有効であ
る。
または2種以上の混合溶媒を用い酸性側、特に好ましく
はpH3.0 以下で抽出したものであって、加熱抽出したも
のでも、あるいは低温または常温抽出したものでもよ
い。また本抽出物は溶媒を含んだものでも溶媒を留去し
たものでもよい。本発明のハトムギ抽出物は口腔部の病
原菌だけでなく、枯草菌(Bacillus subtilis)、セレウ
ス菌(Bacillus cereus)、乳酸菌(Lactobacillus acid
ophilus)、ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、ウエ
ルシュ菌(Clostridium perfringens)、ビブリオ(Vibr
io fluvialis) 、さらに植物病原菌アグロバクテリウム
(Agrobacterium rhizogenes) などに対しても有効であ
る。
【0007】本発明で言う飲食品としては、ジュース、
コーヒー、紅茶、炭酸飲料、スポーツ飲料等のドリンク
剤、キャンディー、キャラメル、チューインガム、チョ
コレート、ゼリー、クッキー等の菓子類、ミルク、アイ
スクリーム、ヨーグルト等の乳製品、味噌、醤油等の調
味料等あらゆる形態の飲食品が挙げられる。これらの飲
食品に含まれるハトムギ抽出物は口腔部への抗菌作用だ
けでなく、飲食品の腐敗を防止する保存剤としても用い
ることができる。また口腔用製品としては歯磨、洗口剤
などが挙げられる。
コーヒー、紅茶、炭酸飲料、スポーツ飲料等のドリンク
剤、キャンディー、キャラメル、チューインガム、チョ
コレート、ゼリー、クッキー等の菓子類、ミルク、アイ
スクリーム、ヨーグルト等の乳製品、味噌、醤油等の調
味料等あらゆる形態の飲食品が挙げられる。これらの飲
食品に含まれるハトムギ抽出物は口腔部への抗菌作用だ
けでなく、飲食品の腐敗を防止する保存剤としても用い
ることができる。また口腔用製品としては歯磨、洗口剤
などが挙げられる。
【0008】ハトムギの抗菌物質を含む抽出物の飲食品
または口腔用製品に対する添加量は、ハトムギ抽出物を
ハトムギの抽出物中の溶媒を留去して得られた固形分と
して0.0001〜10重量%である。また、このハトムギの抗
菌物質を含む抽出物は食品または口腔用製品に使われる
一般的な原料にも添加することができる。また、その添
加方法については、予め加えておいても、製造途中で添
加してもよく、作業性を考慮して適宜選択すればよい。
または口腔用製品に対する添加量は、ハトムギ抽出物を
ハトムギの抽出物中の溶媒を留去して得られた固形分と
して0.0001〜10重量%である。また、このハトムギの抗
菌物質を含む抽出物は食品または口腔用製品に使われる
一般的な原料にも添加することができる。また、その添
加方法については、予め加えておいても、製造途中で添
加してもよく、作業性を考慮して適宜選択すればよい。
【0009】製造例1(抗菌物質を含む抽出物)
発芽後10日のハトムギのモヤシ3kgを室温下、20Lの95
%エタノール中、pH3.0 で24時間浸漬した。次いで、濾
過して残渣を除き、減圧下に濃縮して、濃縮物ペースト
状57gを得た。 製造例2(抗菌物質を含む抽出物) ハトムギの根より2,4-D 2mg/l 、蔗糖2%、カゼイン加
水分解物0.2%を含むムラシゲースクーグ培地で誘導し
たカルス100gを500mlの95%エタノール中、pH3.0 で
浸漬し、室温で24時間抽出する。濾過して残渣を除き、
減圧下にエタノールを留去して、濃縮物ペースト状2g
を得た。
%エタノール中、pH3.0 で24時間浸漬した。次いで、濾
過して残渣を除き、減圧下に濃縮して、濃縮物ペースト
状57gを得た。 製造例2(抗菌物質を含む抽出物) ハトムギの根より2,4-D 2mg/l 、蔗糖2%、カゼイン加
水分解物0.2%を含むムラシゲースクーグ培地で誘導し
たカルス100gを500mlの95%エタノール中、pH3.0 で
浸漬し、室温で24時間抽出する。濾過して残渣を除き、
減圧下にエタノールを留去して、濃縮物ペースト状2g
を得た。
【0010】
【実施例】以下に試験例、実施例を挙げて本発明をさら
に詳細に説明する。但し、本発明はこれら実施例により
その技術的範囲が限定されるものではない。 試験例 製造例1で得られた抽出物を試料として用い、抗菌性を
測定した。
に詳細に説明する。但し、本発明はこれら実施例により
その技術的範囲が限定されるものではない。 試験例 製造例1で得られた抽出物を試料として用い、抗菌性を
測定した。
【0011】試験方法:常法に従い最小発育阻止濃度を
求めた。培地は、一般細菌には市販の感受性測定用変法
ミューラー・ヒントン培地、齲蝕菌(S.mutans) にはブ
レインハートインフユージョン培地、歯槽膿漏菌(P.gi
ngivalis) にはGAM培地を用い、酵母(S.cerevisia
e) にはポテトデキストロース培地を用いた。その結果
を表1に示した。
求めた。培地は、一般細菌には市販の感受性測定用変法
ミューラー・ヒントン培地、齲蝕菌(S.mutans) にはブ
レインハートインフユージョン培地、歯槽膿漏菌(P.gi
ngivalis) にはGAM培地を用い、酵母(S.cerevisia
e) にはポテトデキストロース培地を用いた。その結果
を表1に示した。
【0012】表から明らかな如く、ハトムギ抽出物は広
範囲の菌に対して優れた抗菌力を有しており、特に歯槽
膿漏菌(P.gingivalis) に有効であることが確認され
た。 表1.ハトムギ抽出物の最小発育阻止濃度 ────────────────────────── 菌 種 最小発育阻止濃度 ────────────────────────── Escherichia coli 0.5 (%) Staphylococcus aureus 0.05 Bacillus subtilis 0.05 Streptococcus mutans 0.1 Porphyromonas gingivalis 0.02 Saccharomyces cerevisiae >1 ────────────────────────── 実施例1(チューインガムの製造) 処方 ガムベース 230重量部 砂糖 550 水飴 100 ぶどう糖 120 クエン酸 4 ペパーミントオイル 8 粉末ペパーミント香料 5 ハトムギ抽出物(製造例1) 2 製法 通常のチューインガム製法と同じく、35℃に保温したガ
ムベースに、砂糖、水飴、ぶどう糖、クエン酸を加えて
よく混練した後、ペパーミントオイル、粉末ペパーミン
ト香料、ハトムギ抽出物を加え、さらに混練することに
より、チューインガムを製造した。
範囲の菌に対して優れた抗菌力を有しており、特に歯槽
膿漏菌(P.gingivalis) に有効であることが確認され
た。 表1.ハトムギ抽出物の最小発育阻止濃度 ────────────────────────── 菌 種 最小発育阻止濃度 ────────────────────────── Escherichia coli 0.5 (%) Staphylococcus aureus 0.05 Bacillus subtilis 0.05 Streptococcus mutans 0.1 Porphyromonas gingivalis 0.02 Saccharomyces cerevisiae >1 ────────────────────────── 実施例1(チューインガムの製造) 処方 ガムベース 230重量部 砂糖 550 水飴 100 ぶどう糖 120 クエン酸 4 ペパーミントオイル 8 粉末ペパーミント香料 5 ハトムギ抽出物(製造例1) 2 製法 通常のチューインガム製法と同じく、35℃に保温したガ
ムベースに、砂糖、水飴、ぶどう糖、クエン酸を加えて
よく混練した後、ペパーミントオイル、粉末ペパーミン
ト香料、ハトムギ抽出物を加え、さらに混練することに
より、チューインガムを製造した。
【0013】実施例2(キャンディーの製造)
処方
砂糖 550重量部
水飴 450
水 180
クエン酸 2
グレープフルーツフレーバー 2
ハトムギ抽出物(製造例1) 1
製法
鍋に砂糖 550重量部、水飴 450重量部、水 175重量部を
入れ、加熱して完全に溶解させた。これにクエン酸2重
量部を水5重量部に溶かした水溶液を加え、さらにグレ
ープフルーツフレーバーとハトムギ抽出物を加えて混合
し、冷却した後、所望の形に成型した。
入れ、加熱して完全に溶解させた。これにクエン酸2重
量部を水5重量部に溶かした水溶液を加え、さらにグレ
ープフルーツフレーバーとハトムギ抽出物を加えて混合
し、冷却した後、所望の形に成型した。
【0014】実施例3(スポーツ飲料の製造)
処方
砂糖 50重量部
クエン酸 21
クエン酸ソーダ 8
ビタミンC 3
食塩 2
乳酸カルシウム 5
塩化マグネシウム 1
塩化カリウム 2
香料 1
ハトムギ抽出物(製造例1) 2
水 905
製法
全原料を水に溶解させ、90℃に加温し、充填、巻締、冷
却を行って、スポーツドリンクを製造した。
却を行って、スポーツドリンクを製造した。
【0015】実施例4(チョコレートの製造)
処方
カカオビター 300重量部
カカオ脂 50
全脂粉乳 200
砂糖 400
バニリン1 1
香料 1
ハトムギ抽出物(製造例1) 1
製法
カカオビター、カカオ脂、全脂粉乳、砂糖をニーダーに
いれ、チョコレート生地化した。この生地を5本ローラ
ーのレファイナーにかけ、約25μmに微粒子化し、次い
で60℃に加熱されたコンチェに徐々に投入し、18時間コ
ンチングを行った。それにバニリン、香料、ハトムギ抽
出物を添加し、十分均質化した後、テンパリングを施
し、次いでモールドに入れて冷却、成型固化し、板状チ
ョコレートを製造した。
いれ、チョコレート生地化した。この生地を5本ローラ
ーのレファイナーにかけ、約25μmに微粒子化し、次い
で60℃に加熱されたコンチェに徐々に投入し、18時間コ
ンチングを行った。それにバニリン、香料、ハトムギ抽
出物を添加し、十分均質化した後、テンパリングを施
し、次いでモールドに入れて冷却、成型固化し、板状チ
ョコレートを製造した。
【0016】実施例5(練り歯磨の製造)
原料配合例(重量%)
第二リン酸カルシウム 50
グリセリン 25
水 21.4
ラウリル硫酸ナトリウム 1.4
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.15
安息香酸ナトリウム 0.05
ペパーミントオイル 0.3
香料 0.4
ハトムギ抽出物(製造例1) 0.3
───────────────────────────
100
製法
水20kgにサッカリンナトリウム0.15kgと安息香酸ナトリ
ウム50gを加えたものを攪拌しながら、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウムのグリセリン溶液26kgを加え
た。次いでラウリル硫酸ナトリウム1.4kgを水1.4kgに
溶解したものを加え均一に混合した。最後に香料、ハト
ムギ抽出物を加えて混合、均一にして1分間脱気した。
ウム50gを加えたものを攪拌しながら、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウムのグリセリン溶液26kgを加え
た。次いでラウリル硫酸ナトリウム1.4kgを水1.4kgに
溶解したものを加え均一に混合した。最後に香料、ハト
ムギ抽出物を加えて混合、均一にして1分間脱気した。
【0017】
【発明の効果】本発明のハトムギの抗菌物質を含む抽出
物を含有する食品は齲蝕菌や歯槽膿漏菌の生育を阻害す
る作用を有し、虫歯や歯槽膿漏の予防に有用である。さ
らに魚肉、漬物、乳製品等の保存剤としても有用であ
る。
物を含有する食品は齲蝕菌や歯槽膿漏菌の生育を阻害す
る作用を有し、虫歯や歯槽膿漏の予防に有用である。さ
らに魚肉、漬物、乳製品等の保存剤としても有用であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
A23L 1/10 Z 2121−4B
1/30 B 8114−4B
A61K 7/26 7252−4C
35/78 ACK B 7180−4C
ADZ 7180−4C
(72)発明者 水谷 彰宏
名古屋市西区東岸町2−48(東岸荘社宅
306号)
(72)発明者 合田 俊雄
愛知県大府市森岡町池の分44−95
Claims (2)
- 【請求項1】 ハトムギ由来の抗菌物質を含有すること
を特徴とする飲食品。 - 【請求項2】 ハトムギ由来の抗菌物質を含有すること
を特徴とする口腔用製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174992A JPH0523153A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ハトムギエキスを含む飲食品または口腔用製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174992A JPH0523153A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ハトムギエキスを含む飲食品または口腔用製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523153A true JPH0523153A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=15988328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3174992A Pending JPH0523153A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ハトムギエキスを含む飲食品または口腔用製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523153A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07203910A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-08-08 | Yoshihide Hagiwara | しじみ抽出エキスの製造法 |
WO1999044440A1 (fr) * | 1998-03-04 | 1999-09-10 | Sunstar Inc. | Compositions alimentaires pour prevenir la parodontose ou la progression de la parodontose et methode de prevention et de traitement de la parodontose |
WO2001074372A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-11 | Freund Industrial Co., Ltd. | Procede permettant de produire un agent antibacterien derive de larmes-de-job |
JP2009296998A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Com Institute:Kk | 食品組成物 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3174992A patent/JPH0523153A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07203910A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-08-08 | Yoshihide Hagiwara | しじみ抽出エキスの製造法 |
WO1999044440A1 (fr) * | 1998-03-04 | 1999-09-10 | Sunstar Inc. | Compositions alimentaires pour prevenir la parodontose ou la progression de la parodontose et methode de prevention et de traitement de la parodontose |
WO2001074372A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-11 | Freund Industrial Co., Ltd. | Procede permettant de produire un agent antibacterien derive de larmes-de-job |
JP2009296998A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Com Institute:Kk | 食品組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |