JPH0242928Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0242928Y2
JPH0242928Y2 JP7374986U JP7374986U JPH0242928Y2 JP H0242928 Y2 JPH0242928 Y2 JP H0242928Y2 JP 7374986 U JP7374986 U JP 7374986U JP 7374986 U JP7374986 U JP 7374986U JP H0242928 Y2 JPH0242928 Y2 JP H0242928Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate valve
valve body
hole
horizontal hole
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7374986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62147770U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7374986U priority Critical patent/JPH0242928Y2/ja
Publication of JPS62147770U publication Critical patent/JPS62147770U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0242928Y2 publication Critical patent/JPH0242928Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はケーシングで両側の流体通路に連通す
る横孔と、横孔に対して直角方向に仕切弁体を挿
入する縦孔を形成し、縦孔から横孔内に挿入配置
した仕切弁体を、上下方向に摺動させて、流体通
路の開閉を行う仕切弁に関し、特に、ケーシング
内に流体の溜り部を形成しないものに於いて仕切
弁体のシール構造に関する。
ケーシング内に流体の溜り部があると、溜り部
内で殺菌が繁殖したり、寒冷地では夜間等に溜り
部内に溜つた水が凍結してケーシングや弁体を破
損させたり、また、薬品等の流体系に使用して、
異なる薬品を交互に切り換えて流す場合には、溜
り部内で薬品同志が化学反応を起こしてしまう。
従来の技術 流体の溜り部のない仕切弁として、実公昭52−
12981号公報に示されたものがある。これは、ケ
ーシングで両側の流体通路に連通する断面円形の
横孔と、横孔に対して直角方向に仕切弁体を挿入
する、横孔の直径と同じ幅の縦孔を形成し、縦孔
から横孔内に仕切弁体を挿入配置し、仕切弁体の
下辺部を横孔の底面に当接する弧面に、側面乃至
上部を縦孔の側面及び内周面に当接する形状に形
成し、仕切弁体の下辺部乃至側面及び上部の外周
囲に、横孔の弧面乃至縦孔の側面及び内周面に密
接するパツキングを取り付けたものである。
本考案が解決しようとする問題点 この場合、仕切弁体の側面のパツキングと縦孔
の側面との間のシール力が不足し、閉弁時に流体
が漏れる問題がある。すなわち、仕切弁体の下辺
部のパツキングと横孔の弧面との間は、仕切弁体
の下方向への押し付け力により充分なシール力が
得られるが、仕切弁体の側面のパツキングと縦孔
の側面とは仕切弁体の横方向への押し付け力がな
いために、充分シールできないからである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために溝じた本考案の
技術的手段は、ケーシングで両側の流体通路に連
通する断面円形の横孔と、横孔に対して直角方向
に仕切弁体を挿入する、横孔の直径と同じ幅の縦
孔を形成し、横孔の底面を流体通路の底部内周面
と面一に形成し、縦孔から横孔内に挿入配置した
仕切弁体を上下方向に摺動させて流体通路を開閉
する仕切弁に於て、仕切弁体を合成樹脂や合成ゴ
ムで袋状に形成し、その外縁下辺部を横孔の底面
に当接する弧面に、側面乃至上部を縦孔の側面及
び内周面に当接する形状に形成し、仕切弁体内に
側面をテーパー面に形成した押え板を挿入し、仕
切弁体と押え板の間に、内側の側面をテーパー面
に形成した弾性部材を介在させ、仕切弁体と押え
板を上下方向に遊びを設けて連結し、仕切弁体と
縦孔の内周面との間にパツキングを介在させた、
ものである。
作 用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
押え板を押し下げると、そのテーパー面が弾性
部材の内側のテーパー面に当接し、弾性部材及び
仕切弁体を下方に押し下げる。そして仕切弁体の
外縁下辺部が横孔の底面に当接する。仕切弁体は
そのテーパー面が押え板の押し付け力と弾性部材
の弾性力により、斜下向きの力を受け、分力とし
て横方向及び下方向に押し付けられ、横孔及び縦
孔をシールする。逆に、押え板を引き上げるとき
には、押え板と仕切弁体との遊びにより、まず押
え板だけが上がり、その後、弾性部材及び仕切弁
体が引き上げられ開弁する。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
仕切弁体は押え板の押し付け力と弾性部材の弾
性力でケーシングの横孔及び縦孔に押し付けられ
るので、確実にシールでき漏れがない。
仕切弁体と押え板は遊びを設けて固定している
ので、押え板を引き上げるときには、押え板が遊
びの分だけ上昇してから弾性部材及び仕切弁体が
上昇する。仕切弁体が上昇するときには、押え板
の弾性部材への押し付け力はなく、また、弾性部
材の復元力により、仕切弁体とケーシングの縦孔
との摺動抵抗を小さくでき、摩耗を防止できる。
仕切弁体と押え板の間に弾性部材を介在させて
いるので、弾性部材が押え板及び仕切り弁体のガ
イドになり、押え板を確実に案内できると共に、
仕切弁体の変形を防止できる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明
する。
実施例1 (第1図乃至第3図参照) 本体1に蓋2をボルト3で締結してケーシング
4を形成する。本体1の両側には流体通路の配管
(図示せず)に接続するフランジ5を形成する。
参照番号6はフランジ連結用のボルト孔である。
本体1内部には配管の流体通路の底部内周面と
面一に形成した断面円形の横孔7を形成する。本
体1と蓋2に横孔7に対して直角方向に仕切弁体
8を挿入する、横孔7の直径と同じ幅の縦孔9を
形成する。
縦孔9から横孔7内にテフロン(登録商標)で
袋状に形成した仕切弁体8を挿入配置する。仕切
弁体8は外縁の下辺部を横孔7の底面に当接する
弧面に、側面乃至上部を縦孔9の側面及び内周面
に当接する形状に、内縁の底面を弧面に側面をテ
ーパー状に形成している。
仕切弁体8の内部に断面ほぼU字状で、内側と
外側の底面を弧面に側面をテーパー状に形成した
弾性部材18を挿入する。弾性部材18はU字状
の内面に沿つて溝を形成し、仕切弁体8の内面と
面一に形成する。仕切弁体8と弾性部材18の上
部をボルト・ナツト15で連結する。参照番号1
6はボルト・ナツト15のねじ孔である。
仕切弁体8と弾性部材18の溝内に剛体で平板
状に形成した押え板10を挿入配置する。押え板
10はその底面が弧面で側面がテーパー状であ
り、仕切弁体8と弾性部材18の内部に嵌まり合
い、最下降位置に於いて弾性部材18の内縁弧面
との間に僅かな〓間を有する。
押え板10の上端にはねじを形成した昇降棒1
1をビス12で取り付ける。参照番号13はビス
12のねじ孔である。蓋2の上端にヨーク(図示
せず)を立設し、ヨークにハンドル(図示せず)
を回転自在に取り付け、ハンドルの回転により、
昇降棒11及び押え板10が上下動するように構
成する。
押え板10の上部に肩部14を形成する。肩部
14は押え板10が仕切弁体8を閉弁位置まで押
し下げた時に、ボルト・ナツト15の取り付け位
置より少し下に形成する。
本体1の縦孔9の上端の角を切り落して、仕切
弁体8との間に形成した溝にOリング17を配置
する。
ハンドルを回転させて昇降棒11及び押え板1
0を押し下げると、押え板10の側面に形成した
テーパー面が弾性部材18の内側のテーパー面に
当接し、弾性部材18の外側のテーパー面が仕切
弁体8のテーパー面に当接し、仕切弁体8を下方
に押し下げる。そして、仕切弁体8の外縁下辺部
が横孔7の底面に当接する。仕切弁体8はそのテ
ーパー面が押え板10及び弾性部材18から斜下
向きの力を受け、分力として横方向及び下方向に
押し付けられ、横孔7及び縦孔9をシールする。
逆に、押え板10を引き上げると、まず押え板1
0だけが上がり、押え板10の肩部14が仕切弁
体8に取り付けたボルト・ナツト15に当接後、
押え板10と共に仕切弁体8と弾性部材18が引
き上げられ開弁する。
実施例2 (第4図乃至第6図参照) 尚、第1図乃至第3図に示した実施例1に対応
する構成要素には同じ参照番号を付して詳細な説
明は省略する。
本実施例は、横孔7の直径と同じ断面円形の縦
孔9を形成し、テフロン(登録商標)で断面円形
の袋状に形成した仕切弁体8の内部に、袋状でス
リツト41を形成した弾性部材18を挿入し、弾
性部材18内に剛体で断面円形の砲弾型の押え板
10を挿入配置したものである。
仕切弁体8と弾性部材18は一体に成型加工す
る。弾性部材18の上部にスナツプ・リング42
を取り付ける。スナツプ・リング42は押え板1
0が仕切弁体8を閉弁位置まで押し下げた時に、
押え板10の肩部14より少し上に取り付ける。
本体1の縦孔9の上端の角を切り落して、仕切弁
体8との間に形成した溝にテフロン(登録商標)
のパツキング43とその上に座がね金44と皿バ
ネ45を配置する。
本実施例によれば、横孔7と縦孔9は同じ孔径
であり、同じ工具で孔あけ加工ができ、シールに
必要な寸法精度を容易に出せる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の仕切弁の断面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は本考案の他の実施例
の仕切弁の断面図、第5図は第4図の−線断
面図、第6図は第5図の平面図である。 4:ケーシング、7:横孔、8:仕切弁体、
9:縦孔、10:押え板、11:昇降棒、14:
肩部、15:ボルト・ナツト、17:Oリング、
18:弾性部材、42:スナツプ・リング、4
3:パツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングで両側の流体通路に連通する断面円
    形の横孔と、横孔に対して直角方向に仕切弁体を
    挿入する、横孔の直径と同じ幅の縦孔を形成し、
    横孔の底面を流体通路の底部内周面と面一に形成
    し、縦孔から横孔内に挿入配置した仕切弁体を上
    下方向に摺動させて流体通路を開閉する仕切弁に
    於て、仕切弁体を合成樹脂や合成ゴムで袋状に形
    成し、その外縁下辺部を横孔の底面に当接する弧
    面に、側面乃至上部を縦孔の側面及び内周面に当
    接する形状に形成し、仕切弁体内に側面をテーパ
    ー面に形成した押え板を挿入し、仕切弁体と押え
    板の間に、内側の側面をテーパー面に形成した弾
    性部材を介在させ、仕切弁体と押え板を上下方向
    に遊びを設けて連結し、仕切弁体と縦孔の内周面
    との間にパツキングを介在させた仕切弁。
JP7374986U 1985-10-31 1986-05-15 Expired JPH0242928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7374986U JPH0242928Y2 (ja) 1985-10-31 1986-05-15

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16862985 1985-10-31
JP7374986U JPH0242928Y2 (ja) 1985-10-31 1986-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62147770U JPS62147770U (ja) 1987-09-18
JPH0242928Y2 true JPH0242928Y2 (ja) 1990-11-15

Family

ID=31189706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7374986U Expired JPH0242928Y2 (ja) 1985-10-31 1986-05-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0242928Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3792532A4 (en) * 2018-05-10 2022-02-09 SMC Corporation GATE VALVE

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62147770U (ja) 1987-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2107420A1 (en) Valve Assembly
JPH0242928Y2 (ja)
JPH0242927Y2 (ja)
CA2315563A1 (en) Diaphragm assembly disc
US5470046A (en) Gate valve structure
CA1066261A (en) Cylindrical gate valve body
JPH0124453Y2 (ja)
KR200405508Y1 (ko) 게이트 밸브
US3396940A (en) Packless valve with anti-frost means
CN213145418U (zh) 一种暗杆弹性座封闸阀
JP2001108131A (ja) ピストンバルブ
JPS643897Y2 (ja)
KR200411413Y1 (ko) 체크밸브
KR101946618B1 (ko) 소프트실 게이트밸브
JP4505768B2 (ja) ダイヤフラムバルブ
JPH0511410Y2 (ja)
JPH0726465Y2 (ja) 自動排水栓
JPH0351566Y2 (ja)
CN218543227U (zh) 明杆闸阀
JPS639643Y2 (ja)
CN210687124U (zh) 截止止回阀
KR200231070Y1 (ko) 잠김 안전장치 드레인 밸브 부착형 제수 밸브
JPH0247325Y2 (ja)
KR200147603Y1 (ko) 부동전의 개량구조
JPH0685977U (ja) 耐酸調節弁