JPH0242848A

JPH0242848A - シリアルデータ転送装置

Info

Publication number: JPH0242848A
Application number: JP1189292A
Authority: JP
Inventors: Yoshihito Mino; 蓑　義仁; Harunobu Nukushina; 治信温品
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-07-21
Filing date: 1989-07-21
Publication date: 1990-02-13
Also published as: JPH0450782B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、たとえば慢数の室内ユニットを有するエアコ
ン等に用いられ、交流電源ラインで結ばれた２個の機器
間でシリアルデータの送受を行なうシリアルデータ転送
装置に関する。

この種の従来の装置は、第１図あるいは第２図に示すよ
うに構成されていた。すなわち、第１図の装置では、送
信側の機器１と受信側の機器２との間に電源ラインＡＣ
とは別に２本のシリアル信号線ＳＬを設け、直流レベル
（制御回路の電圧レベル）でのデータの転送を行なって
いた。しかし、この装置では、機器１，２間での結線が
４本で複雑となるばかりか、送信側と受信側との電圧レ
ベル、誤配線が機器の破壊につながる等の問題があった
。

また、第２図の装置では、機器１と機器２とを電源ライ
ンＡＣで結線し、この１本の電源ラインを用いてシリア
ルデータを転送する。すなわち、送信側でシリアル信号
を変調回路３にて変調し、受信側で電源ラインＡＣから
変調信号を取り出して復調回路４にて復調してデータを
得る。この装置では、信号線と電源ラインとの両者を兼
ねているので配線に対する心配はないが、変調回路３お
よび復調回路４を必要とし、送受信双方の回路が複雑で
あり、高価であった。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、Ａ目電源ラインで結ばれている２処の機器間でデータの送受
を行なうための信号ラインを１本設け、送信側で交流電
源波形を半サイクル毎にオン・オフすることによって得
られるデータ信号を上記信号ラインに乗せて送信し、受
信側でこの信号ラインからデータを検知する回路構成と
することによって、簡単な回路構成にて安価であり、誤
配線による機器の破壊を防止し、ノイズマージンが高く
誤転送を防止し得るシリアルデータ転送装置を提供する
ことを目的とする。

以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
３図のシリアルデータ転送装置において、送信側の機器
１は、制御回路１０とこの制御回路１０からのスイッチ
ング信号にてオン・オフ制御されるスイッチング回路１
１とで構成され、受信側の機器２は、制御回路１２と送
信側から伝送されてくる信号を検知する検知回路１３と
で構成されている。そして、これら送信側と受信側との
間は電源ラインＡＣと共に１本の信号ラインＳＬが接続
されている。

上記送信側の具体的回路とその信号波形図を第４図に示
し、受信側の具体的回路とその信号波形図を第５図に示
す、まず、第４図の送信側におけるスイッチング回路１
１は、電源ラインの一方り、と信号ラインＳＬの一端と
の間に接続されており、？ＩＳ１ラインＬ１にアノード
が接続されるダイオードＤ、と、このダイオードＤ、の
カソードと抵抗Ｒ１との間に接続され上記制御回路１０
からのスイッチング信号すにてオン・オフ制御されるス
イッチＳＷとを有している。つまり送信側では、電源Ａ
Ｃの交流信号ａに同期させて１サイクル毎にスイッチＳ
Ｗをオン・オフする事により、１サイクルがデータの１
ビツトに相当する信号を詐り出す。例えばスイッチＳＷ
を、交流信号ａに同期させてスイッチング信号すにより
送信データが“１′である時はオン、“０″であるとき
はオフさせることにより、信号ラインＳＬには電源ＡＣ
と同期した１ビツト／サイクルの送信データＣを取り出
す事ができる。なお、上記スイッチＳＷは実際にはフォ
トカブラやフォトサイリスタ等が用いられる。

一方、受信側の検知回路１３は、第５図（ａ）に示すよ
うに信号ラインＳＬの他端と電源ラインＡＣの他方Ｌ２
との間に接続されている。すなわち、信号ラインＳＬの
他端と電源ラインＬ２との間に抵抗Ｒ２およびフォトカ
ブラＰＣの入力側（発光ダイオード）が接続され、この
入力側に並列にダイオードＤ２が図示極性で接続され、
フォトカブラＰＣの二次側（フォトトランジスタ）は一
端が直流電源ＶＤＤに接続され、他端は抵抗Ｒ３を介し
て接地されている。したがって、受信データｄは交流信
号ｅに同期してフォトカブラＰＣの一次側に流れ、フォ
トカブラＰＣの二次側からシリアルデータｆを直流電源
ＶＤＤレベルで取り出すことができる。例えば第５図（
ｂ）に示すように信号ラインＳＬに受信データｄがある
場合は１”、ない場合は“０１としてシリアルデータｆ
を取り出す事ができる。取り出されたシリアルデータｆ
も電源同期形の信号であるので、容易にシリアル／パラ
レルのデータ交換が可能である。

上記転送装置によれば、電源ラインＡＣの外にもう１本
の信号ラインＳＬを設けるだけで、データの転送が可能
であり、送信データは交流電源波形の半サイクルの信号
をビットデータとして作られているため、信号ラインＳ
Ｌ自体電源電圧レベルに対して強く、誤配線により電源
ラインＡＣに接続されてもスイッチング回路１１、検知
回路１３の破壊の心配がない。また、送信データの信号
電圧が高いため、ノイズマージンが非常に高く、誤転送
を避けることができる。さらに、回路構成が非常に簡略
で安価である等の利点を有する。

ところで上記装置は、一方の機器を送信側、他方の機器
を受信側としており、データを一方向に一しか送信でき丸いという不都合がある。すなわち機器１
からの命令を機器２へ伝達し、指示通りに機器２を動作
させることはできても、機器２の異常を機器１に伝達し
たり、機器２の要求を機器１に知らせる事が出来ず、機
器１は一定のシーケン色スに従っ纂自己保護回路にたよらざるを得ないという欠
点がある。

そこで、次に双方向にシリアルデータの転送を可能とす
る本発明の詳細な説明する。第６図は、電源の１サイク
ルを半サイクル毎に分け、片サイクルを機器１→機器２
へ、残りの半サイクルを機器２−機器１へのデータ転送
に用いるシリアルデータ転送装置を示しており、この装
置では機器１側および機器２側の双方に前記実施例と同
様なデータの送信に用いるスイッチング回路１１．１１
□とデータの受信に用いられる検知回路１３１．１３２
とを有している。これらのスイッチング回路１１１．１
１２と検知回路１３１の１３□はそれぞれ図に示す矢印方向瓢一方向伝送特性を
有している。従って、電源ＡＣからの電流の流れは、電
源ラインＬ１から電源ラインＬ２に向って電流が流れる
時は実線矢印の様に電源ラインＬ１→スイッチング回路
１１１→信号ラインＳＬ→検知回路１３、−電源ライン
Ｌ２の経路で機器１から機器２に向ってデータを送り、
逆に電源ラインＬ２から電源ラインＬ１に向って電流が
流れる時は、破線矢印の様に電源ラインＬ２−スイッチ
ング回路１１□−信号ラインＳＬ−検知回路１３□→電
源ラインＬ１の経路で機器２から機器１に向ってデータ
を送ることができる。

ここで上記スイッチング回路１１１．１１□は、前述し
たように制御回路１０．１２から出力される電源波形と
同期した１ビツト／サイクルのスイッチング信号によっ
てオン・オフ駆動され、順方向の半サイクルを１ビツト
データとするＡＣレベルの信号を作り出し、検知回路１
３１．１３□は順方向に電流が流れた時に“１“、流れ
ない時に”０”となる。

以上説明したように本発明によれば、電源ラインで結ば
れている２個の機器間でデータの送受を行なうための信
号ラインを１本設け、交流電源信号を電源と同期したス
イッチング信号によりオン・オフすることによって交流
電源波形の半サイクルのデータ信号を上記信号ラインを
通じて送信し、受信側では上記信号ラインからデータを
検知する回路構成としているので、簡単な回路構成にて
安価であり、誤配線による機器の破壊を防止し、ノイズ
マージンが高く誤転送を防止し得るシリアルデータ転送
装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来のシリアルデータ転送装置の回
路構成図、第３図は本発明の一実施例に係るシリアルデ
ータ転送装置の回路構成図、第４図（ａ）、（ｂ）は第
３図の送信側の詳細な回路図とその動作信号波形図、第
５図（ａ）、（ｂ）は第３図の受信側の詳細な回路図と
その動作信号波形図、第６図は本発明の他の実施例に係
るシリアルデータ転送装置の回路構成図である。１・・・送信側の機器、２・・・受信側の機器、１０・
・・送信側の制御回路、１１・・・送信側の制御回路、
１２．１２１．１２□・・・スイッチング回路、１３゜
１３＋、１３□・・・検知回路、ＡＣ・・・電源、Ｌｌ
。Ｌ２・・・電源ライン、ＳＬ・・・信号ライン、ＳＷ・
・・スイッチ、Ｄ、、Ｄ２・・・ダイオード、ＰＣ・・
・フォトカブラ、Ｒ１−Ｒ３・・・抵抗。第図第図第５図２゜

Claims

【特許請求の範囲】

（１）交流電源ラインで結ばれている２個の機器間でシ
リアルデータの送受を行なうシリアルデータ転送装置に
おいて、前記機器間に設けられデータの転送を行なうた
めの１本の信号ラインと、前記交流電源ラインに接続さ
れて交流電源と同期したスイッチング信号を得る制御手
段と、前記交流電源ラインの一方と前記信号ラインの一
端との間に接続され、上記制御手段からのスイッチング
信号によってオン・オフ制御されて交流電源波形の半サ
イクルの信号をデータとする送信データを生成するスイ
ッチング手段と、前記信号ラインの他端と前記交流電源
ラインの他方との間に接続され前記信号ラインを通じて
送られてくる送信データを検知する検知手段とを具備し
、前記信号ラインによりシリアルデータの転送を行なう
ようにしたことを特徴とするシリアルデータ転送装置。
（２）前記スイッチング手段及び検知手段は前記２個の
機器側にそれぞれ設けられ、機器の一方から他方への送
信データとこの逆方向の送信データとは交流電源波形の
互いに逆方向の半サイクルの信号を用いて形成し、両機
器間で交互にデータ転送をなし得るようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のシリアルデータ転
送装置。