JPH0242665Y2 - - Google Patents
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- JPH0242665Y2 JPH0242665Y2 JP1983028601U JP2860183U JPH0242665Y2 JP H0242665 Y2 JPH0242665 Y2 JP H0242665Y2 JP 1983028601 U JP1983028601 U JP 1983028601U JP 2860183 U JP2860183 U JP 2860183U JP H0242665 Y2 JPH0242665 Y2 JP H0242665Y2
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- Japan
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- screw
- cylindrical body
- bearing
- conveyor
- tube
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Links
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 2
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 2
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 2
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 2
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Landscapes
- Screw Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、筒状体内で回転するスクリユーで
粒体等を搬送するスクリユーコンベアに関するも
のである。
粒体等を搬送するスクリユーコンベアに関するも
のである。
籾や豆などの穀類や粉炭、原塩、鋳物砂など各
種の粒体や粉体を搬送するコンベアの一種として
円筒または樋の中で回転するスクリユーを備えた
スクリユーコンベアが知られている。この種のス
クリユーコンベアは、搬送位置の関係上、搬送径
路が直線状であるとは限らず、L字状やくの字状
などに屈曲した搬送径路を有するものがしばしば
用いられるとともに、排出位置が移動したりする
ものにおいてはさらに搬送経路の屈曲部であるコ
ンベアの継手部でコンベア同士が回動できること
が要求される。このような場合には従来一般にコ
ンベアとコンベアとを短い継手管で連結して回動
できるようにし、継手管内にもスクリユーを設け
て主管内のスクリユーとの間で引継ぎをしながら
搬送するような構造がとられている。
種の粒体や粉体を搬送するコンベアの一種として
円筒または樋の中で回転するスクリユーを備えた
スクリユーコンベアが知られている。この種のス
クリユーコンベアは、搬送位置の関係上、搬送径
路が直線状であるとは限らず、L字状やくの字状
などに屈曲した搬送径路を有するものがしばしば
用いられるとともに、排出位置が移動したりする
ものにおいてはさらに搬送経路の屈曲部であるコ
ンベアの継手部でコンベア同士が回動できること
が要求される。このような場合には従来一般にコ
ンベアとコンベアとを短い継手管で連結して回動
できるようにし、継手管内にもスクリユーを設け
て主管内のスクリユーとの間で引継ぎをしながら
搬送するような構造がとられている。
そこで、この考案は、搬送経路がクランク状に
なるように、下部筒状体と上部筒状体とを連結す
る継手管に、下部筒状体に内装したらせん羽根と
継手管内のらせん羽根と、上部筒状体をブラケツ
トを介して間接的に支持する連結杆とを、それぞ
れ軸受支持できる軸受管を内部に一体的に構成す
ることによつて、上部筒状体へ円滑に穀粒を搬送
するものでありながら、きわめて強固な構成を作
り出すことにより、その穀粒排出筒を確実に支持
して回動を容易にせんとするにある。
なるように、下部筒状体と上部筒状体とを連結す
る継手管に、下部筒状体に内装したらせん羽根と
継手管内のらせん羽根と、上部筒状体をブラケツ
トを介して間接的に支持する連結杆とを、それぞ
れ軸受支持できる軸受管を内部に一体的に構成す
ることによつて、上部筒状体へ円滑に穀粒を搬送
するものでありながら、きわめて強固な構成を作
り出すことにより、その穀粒排出筒を確実に支持
して回動を容易にせんとするにある。
以下、この考案の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
説明する。
実施例は、この考案を脱穀機の穀粒排出装置に
実施した例を示し、第1図はこれを実施したコン
バイン用脱穀機の穀粒タンク近傍の斜視図、第2
図は第1、第2コンベアと中間コンベアとの連結
部の拡大断面図である。図においてコンバインは
図示しない走行クローラ上に搭載された脱穀機を
備えており、この脱穀機には全体を符号1で示す
穀粒タンクが、操作ボツクス2と操縦席3との後
方に位置し走行フレーム上に搭載されている。
実施した例を示し、第1図はこれを実施したコン
バイン用脱穀機の穀粒タンク近傍の斜視図、第2
図は第1、第2コンベアと中間コンベアとの連結
部の拡大断面図である。図においてコンバインは
図示しない走行クローラ上に搭載された脱穀機を
備えており、この脱穀機には全体を符号1で示す
穀粒タンクが、操作ボツクス2と操縦席3との後
方に位置し走行フレーム上に搭載されている。
この穀粒タンク1は、直方体箱状に形成された
主タンク4と、漏斗状に形成された補助タンタ5
とで一体的に形成されており、補助タンク5の各
面を構成する部材相互間ならびに主タンク4との
間は蝶番6等で連結されていて主タンク4の側面
が全面的に開放されるように構成されている。
主タンク4と、漏斗状に形成された補助タンタ5
とで一体的に形成されており、補助タンク5の各
面を構成する部材相互間ならびに主タンク4との
間は蝶番6等で連結されていて主タンク4の側面
が全面的に開放されるように構成されている。
主タンク4の上端部には、基端部を選別室底部
のらせんコンベアに接合された揚穀筒(図示せ
ず)の上端排出口が接合されており、脱穀、選別
後らせんコンベアで搬送された穀粒が、揚穀筒内
のスクリユーで揚上搬送されて主タンク4内へ排
出されるように構成されている。
のらせんコンベアに接合された揚穀筒(図示せ
ず)の上端排出口が接合されており、脱穀、選別
後らせんコンベアで搬送された穀粒が、揚穀筒内
のスクリユーで揚上搬送されて主タンク4内へ排
出されるように構成されている。
また、補助タンク5の傾斜面には過剰の穀粒を
籾袋または補助容器へ排出するための排出口7が
開口されており、これには開閉自在なシヤツタ8
が設けられている。さらに主タンク4の底部には
開閉自在なシヤツタ9を有する排出口10が設け
られている。
籾袋または補助容器へ排出するための排出口7が
開口されており、これには開閉自在なシヤツタ8
が設けられている。さらに主タンク4の底部には
開閉自在なシヤツタ9を有する排出口10が設け
られている。
このように構成された穀粒タンク1には、内部
の穀粒を機外へ排出するスクリユーコンベア11
が付設されており、このスクリユーコンベア11
は主タンク4の側面に添接して直立する第1コン
ベア12と、その上端部との間を中間コンベア1
3で連結された第2コンベア14とで構成されて
いる。
の穀粒を機外へ排出するスクリユーコンベア11
が付設されており、このスクリユーコンベア11
は主タンク4の側面に添接して直立する第1コン
ベア12と、その上端部との間を中間コンベア1
3で連結された第2コンベア14とで構成されて
いる。
第1コンベア12は、円筒状に形成された下部
筒状体15を備えており、その上端部は締付金具
16によつて主タンク4に固定されている。
筒状体15を備えており、その上端部は締付金具
16によつて主タンク4に固定されている。
また、下部筒状体15の下端部にフランジで接
合された軸受17付きの連結筒18は、主タンク
4の底部に接合されて主タンク4と下部筒状体1
5とを連通させているとともに、軸受17を主タ
ンク4に固定することにより下部筒状体15の基
部を強固に支持している。
合された軸受17付きの連結筒18は、主タンク
4の底部に接合されて主タンク4と下部筒状体1
5とを連通させているとともに、軸受17を主タ
ンク4に固定することにより下部筒状体15の基
部を強固に支持している。
一方、主タンク4の漏斗状底部には、主タンク
4内の穀粒を第1コンベア12側へ搬送するスク
リユー19が前記軸受17に軸支されて架設され
ており、その端軸に固定されたプーリ20と、原
動側から回転駆動されるプーリ21と、連結筒1
8の下端部のプーリ軸22上に設けたプーリ23
との間にはベルト24が張架されている。
4内の穀粒を第1コンベア12側へ搬送するスク
リユー19が前記軸受17に軸支されて架設され
ており、その端軸に固定されたプーリ20と、原
動側から回転駆動されるプーリ21と、連結筒1
8の下端部のプーリ軸22上に設けたプーリ23
との間にはベルト24が張架されている。
次に前記中間コンベア13内には互に直交する
開口端を備えたL字形円筒状の継手管25が設け
られていてこの継手管25の屈曲部にはT字形管
状に形成された軸受管26が一体形成されており
軸受管26の3方の開口端部にはボールベアリン
グ27,28,29がそれぞれ嵌着されている。
開口端を備えたL字形円筒状の継手管25が設け
られていてこの継手管25の屈曲部にはT字形管
状に形成された軸受管26が一体形成されており
軸受管26の3方の開口端部にはボールベアリン
グ27,28,29がそれぞれ嵌着されている。
そして、この継手管25の一方の開口端部と前
記下部筒状体15の上端部とは接合筒30に回動
自在に接合されており、第1図に示すフツク30
aによつて抜けを阻止されている。
記下部筒状体15の上端部とは接合筒30に回動
自在に接合されており、第1図に示すフツク30
aによつて抜けを阻止されている。
符号31で示すものは揚穀筒15と継手管25
とを貫通して設けられたスクリユーであつて、下
端軸を前記連結筒18に軸支されてプーリ軸22
との間をベベルギアで駆動連結されているととも
に、上端部には軸受管26の開口端を閉塞するカ
バー32が一体的に嵌着されており、このカバー
32に角頭部を嵌入させた端軸33は前記ボール
ベアリング28に軸支されている。スクリユー3
1にはほゞ全長にわたるらせん羽根34が突設さ
れており、またカバー32の外周部には、複数個
の移送用羽根35が放射状に突設されている。
とを貫通して設けられたスクリユーであつて、下
端軸を前記連結筒18に軸支されてプーリ軸22
との間をベベルギアで駆動連結されているととも
に、上端部には軸受管26の開口端を閉塞するカ
バー32が一体的に嵌着されており、このカバー
32に角頭部を嵌入させた端軸33は前記ボール
ベアリング28に軸支されている。スクリユー3
1にはほゞ全長にわたるらせん羽根34が突設さ
れており、またカバー32の外周部には、複数個
の移送用羽根35が放射状に突設されている。
さらに前記第2コンベア14は一端を閉塞され
た上部筒状体36を備えており、その周面の端部
に開口された環状部37は前記継手管25の水平
開口端部に回動自在に嵌合されている。そして、
上部筒状体36の周面に固定されて突出するブラ
ケツト38の先端部に一体的に設けられた連結杆
39他端のピン40は、前記ボールベアリング2
7に軸支されており、こうすることにより第2コ
ンベア14は環状部37とピン40とを中心にし
て回動可能であるとともに、継手管25からの抜
けを阻止されている。
た上部筒状体36を備えており、その周面の端部
に開口された環状部37は前記継手管25の水平
開口端部に回動自在に嵌合されている。そして、
上部筒状体36の周面に固定されて突出するブラ
ケツト38の先端部に一体的に設けられた連結杆
39他端のピン40は、前記ボールベアリング2
7に軸支されており、こうすることにより第2コ
ンベア14は環状部37とピン40とを中心にし
て回動可能であるとともに、継手管25からの抜
けを阻止されている。
上部筒状体36内には、一端を上部筒状体36
先端部の軸受で軸支されたスクリユー41が、他
端を継手管25の近傍に臨ませて貫通させてお
り、また、上部筒状体36の一端を閉塞する蓋体
42には、補助スクリユー43の一端がボールベ
アリング44を介して軸支されている。
先端部の軸受で軸支されたスクリユー41が、他
端を継手管25の近傍に臨ませて貫通させてお
り、また、上部筒状体36の一端を閉塞する蓋体
42には、補助スクリユー43の一端がボールベ
アリング44を介して軸支されている。
そして、スクリユー41と補助スクリユー43
とは、T字状に形成された軸受管45によつて軸
方向への移動を規制されて回転自在に連結されて
いる。すなわち、軸受管45の一端に嵌着された
ボールベアリング46には、スクリユー41と一
体のカバー47に角頭部を嵌入された端軸48が
軸支されており、また、軸受管45の他端に嵌着
されたボールベアリング49には、補助スクリユ
ー43と角頭部の嵌合で一体化された端軸50が
軸支されている。
とは、T字状に形成された軸受管45によつて軸
方向への移動を規制されて回転自在に連結されて
いる。すなわち、軸受管45の一端に嵌着された
ボールベアリング46には、スクリユー41と一
体のカバー47に角頭部を嵌入された端軸48が
軸支されており、また、軸受管45の他端に嵌着
されたボールベアリング49には、補助スクリユ
ー43と角頭部の嵌合で一体化された端軸50が
軸支されている。
なお、両方のスクリユー41,43には前記ス
クリユー31と同径のらせん羽根51,52が突
設されている。
クリユー31と同径のらせん羽根51,52が突
設されている。
符号53で示すものは引継スクリユーであつて
その一端に角頭部の嵌合で一体化された端軸54
は、前記軸受管26のボールベアリング29に軸
支されており、また引継スクリユー53の他端に
角頭部の嵌合で一体化された端軸55は、軸受管
45の一端に嵌着されたボールベアリング56に
軸支されている。
その一端に角頭部の嵌合で一体化された端軸54
は、前記軸受管26のボールベアリング29に軸
支されており、また引継スクリユー53の他端に
角頭部の嵌合で一体化された端軸55は、軸受管
45の一端に嵌着されたボールベアリング56に
軸支されている。
こうすることにより3方のスクリユー41,4
3,53は軸受管45により軸方向への移動を規
制されて連結、軸支されている。そして、引継ス
クリユー53には、移送螺旋57が突設されてお
り、この移送螺旋57の外径D1は、他の各螺旋
34,51,52の外径D2よりも大きく設定さ
れている。
3,53は軸受管45により軸方向への移動を規
制されて連結、軸支されている。そして、引継ス
クリユー53には、移送螺旋57が突設されてお
り、この移送螺旋57の外径D1は、他の各螺旋
34,51,52の外径D2よりも大きく設定さ
れている。
そして、前記5個の端軸33,48,50,5
4,55にはスクリユー31,41,43,53
を駆動連結するベベルギア58,59,60,6
1,62が互に噛合つて軸着されている。
4,55にはスクリユー31,41,43,53
を駆動連結するベベルギア58,59,60,6
1,62が互に噛合つて軸着されている。
なお、上部筒状体36は、基部近くの接合部6
3で分割されて接合固定されている。64は半割
漏斗状に形成された穀粒案内板である。
3で分割されて接合固定されている。64は半割
漏斗状に形成された穀粒案内板である。
さらに第2コンベア14の先端部には、排出筒
65が装着されており、また、上部筒状体36の
中央部に固定された金具67と継手管25に固定
された金具67との間には、第2コンベア14を
第1図に示す倒状姿勢から起立させる方向に付勢
する引張りばね68がばね力調節自在に張架され
ている。さらに引張りばね68の反対側には第2
コンベア14を任意の起立位置で固定する図示し
ない固定装置が設けられている。
65が装着されており、また、上部筒状体36の
中央部に固定された金具67と継手管25に固定
された金具67との間には、第2コンベア14を
第1図に示す倒状姿勢から起立させる方向に付勢
する引張りばね68がばね力調節自在に張架され
ている。さらに引張りばね68の反対側には第2
コンベア14を任意の起立位置で固定する図示し
ない固定装置が設けられている。
以上のように構成された穀粒排出装置の動作を
説明する。
説明する。
路上走行時等には第2コンベア14を主タンク
4上に倒伏させ固定装置で固定することにより収
納状態にする。圃場に到着すると第2コンベア1
4をやゝ起立させて固定し、主タンク4の上方に
位置させて収穫作業を開始する。
4上に倒伏させ固定装置で固定することにより収
納状態にする。圃場に到着すると第2コンベア1
4をやゝ起立させて固定し、主タンク4の上方に
位置させて収穫作業を開始する。
機台を前進させて穀稈を刈取ると、刈取り後、
脱穀、選別された穀粒は揚穀筒で揚上搬送されて
穀粒タンク1内へ排出される。圃場を1周または
何周かして穀粒タンク1が満杯になり、機台が丁
度待機中のトラツク等の近傍に達すると、第2コ
ンベア14をその排出筒65がトラツクの荷台等
の真上へ来るよう継手管25とともに接合筒30
を中心にして回動させ、必要あれば排出筒65に
シユートを装着する。
脱穀、選別された穀粒は揚穀筒で揚上搬送されて
穀粒タンク1内へ排出される。圃場を1周または
何周かして穀粒タンク1が満杯になり、機台が丁
度待機中のトラツク等の近傍に達すると、第2コ
ンベア14をその排出筒65がトラツクの荷台等
の真上へ来るよう継手管25とともに接合筒30
を中心にして回動させ、必要あれば排出筒65に
シユートを装着する。
そして、原動側の回転をベルト24に伝達させ
ると、主タンク4底部のスクリユー19が回転し
て穀粒を第1コンベア12の下端部へ向つて搬送
する。また、これと同時にスクリユーコンベア1
1内のすべてのスクリユー31,53,43,4
1が回転するので、穀粒は、らせん羽根34によ
つて下部筒状体15内を穀粒されたのち、移送用
羽根35で直角方向へ掻込まれ、移送螺旋57に
引継がれて搬送される。
ると、主タンク4底部のスクリユー19が回転し
て穀粒を第1コンベア12の下端部へ向つて搬送
する。また、これと同時にスクリユーコンベア1
1内のすべてのスクリユー31,53,43,4
1が回転するので、穀粒は、らせん羽根34によ
つて下部筒状体15内を穀粒されたのち、移送用
羽根35で直角方向へ掻込まれ、移送螺旋57に
引継がれて搬送される。
このようにして、搬送された穀粒は、上部筒状
体36の始端部分に送り込まれ、らせん羽根51
によつて、さらに、搬送されて排出筒65から排
出される。
体36の始端部分に送り込まれ、らせん羽根51
によつて、さらに、搬送されて排出筒65から排
出される。
以上のようにして行なわれる穀粒搬送動作のう
ち、第2図に示す引継部における搬送においては
中間コンベア13の継手管25内と第2コンベア
14の基端部内とに軸受管26,45があつてこ
の箇所の容積が縮小され、穀粒の搬送が渋滞し勝
ちになるが、引継スクリユー53の移送螺旋57
を大径に形成したことにより、穀粒の搬送が促進
され渋滞することがない。また、この箇所の軸受
部や駆動伝達部は、軸受管26,45とカバー3
2,47およびスクリユー43,53の中心管体
等で覆われて密閉されているので、穀粒が内部へ
侵入することがない。
ち、第2図に示す引継部における搬送においては
中間コンベア13の継手管25内と第2コンベア
14の基端部内とに軸受管26,45があつてこ
の箇所の容積が縮小され、穀粒の搬送が渋滞し勝
ちになるが、引継スクリユー53の移送螺旋57
を大径に形成したことにより、穀粒の搬送が促進
され渋滞することがない。また、この箇所の軸受
部や駆動伝達部は、軸受管26,45とカバー3
2,47およびスクリユー43,53の中心管体
等で覆われて密閉されているので、穀粒が内部へ
侵入することがない。
なお、本実施例においては本考案を脱穀機の穀
粒排出装置に実施した例を示したが、粉炭や食
塩、鋳物砂等各種粉体、粒体を搬送するスクリユ
ーコンベアとして同様に実施することができる。
粒排出装置に実施した例を示したが、粉炭や食
塩、鋳物砂等各種粉体、粒体を搬送するスクリユ
ーコンベアとして同様に実施することができる。
以上の説明により明らかなように、この考案は
らせん羽根34を突設したスクリユー31を内
装軸架し、その下部を穀粒タンク1に連通させる
とともに、上部に移送螺旋57を内装した継手管
25の一端を連結して設けた下部筒状体15と、
らせん羽根51を内装して前記継手管25の他端
にその継手管25を中心にして回動できるように
連結して設けた上部筒状体36と、前記継手管2
5の内部には一体的に形成して一端に移送螺旋5
7を突設した引継スクリユー53を軸受支持し、
中間部には前記下部筒状体15内のらせん羽根3
4を突設したスクリユー31の上部を軸受支持
し、他端を継手管25から外部に開口させて構成
した軸受管26と、一端を上部筒状体36に固定
して、他端には前記継手管25から外部に開口し
ている軸受管26の開口部に軸受させた連結杆3
9取り付けてなるプラケツトとからなる構成とす
るものであるから、継手管を比較的簡単な構成に
よつてきわめて強く作ることができ、下方からの
揚穀用のらせん羽根をもつスクリユーの軸受支持
と、側方への移送用のらせん羽根からなる引継ス
クリユーの軸受支持と、併せて、回動する上部筒
状体の支持とを確実に行なうことができる特有の
効果を奏するものである。
装軸架し、その下部を穀粒タンク1に連通させる
とともに、上部に移送螺旋57を内装した継手管
25の一端を連結して設けた下部筒状体15と、
らせん羽根51を内装して前記継手管25の他端
にその継手管25を中心にして回動できるように
連結して設けた上部筒状体36と、前記継手管2
5の内部には一体的に形成して一端に移送螺旋5
7を突設した引継スクリユー53を軸受支持し、
中間部には前記下部筒状体15内のらせん羽根3
4を突設したスクリユー31の上部を軸受支持
し、他端を継手管25から外部に開口させて構成
した軸受管26と、一端を上部筒状体36に固定
して、他端には前記継手管25から外部に開口し
ている軸受管26の開口部に軸受させた連結杆3
9取り付けてなるプラケツトとからなる構成とす
るものであるから、継手管を比較的簡単な構成に
よつてきわめて強く作ることができ、下方からの
揚穀用のらせん羽根をもつスクリユーの軸受支持
と、側方への移送用のらせん羽根からなる引継ス
クリユーの軸受支持と、併せて、回動する上部筒
状体の支持とを確実に行なうことができる特有の
効果を奏するものである。
第1図および第2図は本考案に係るスクリユー
コンベアの実施例を示し、第1図はこれを実施し
たコンバイン用脱穀機の穀粒タンク近傍の斜視
図、第2図は第1、第2コンベアと中間コンベア
との連結部の拡大断面図である。 1……穀粒タンク、15……下部筒状体、25
……継手管、26……軸受管、31……スクリユ
ー、34……らせん羽根、36……上部筒状体、
38……ブラケツト、39……連結杆、51……
らせん羽根、57……らせん羽根。
コンベアの実施例を示し、第1図はこれを実施し
たコンバイン用脱穀機の穀粒タンク近傍の斜視
図、第2図は第1、第2コンベアと中間コンベア
との連結部の拡大断面図である。 1……穀粒タンク、15……下部筒状体、25
……継手管、26……軸受管、31……スクリユ
ー、34……らせん羽根、36……上部筒状体、
38……ブラケツト、39……連結杆、51……
らせん羽根、57……らせん羽根。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 らせん羽根34を突設したスクリユー31を内
装軸架し、その下部を穀粒タンク1に連通させる
とともに、上部に移送螺旋57を内装した継手管
25の一端を連結して設けた下部筒状体15と、 らせん羽根51を内装して前記継手管25の他
端にその継手管25を中心にして回動できるよう
に連結して設けた上部筒状体36と、 前記継手管25の内部には一体的に形成して一
端に移送螺旋57を突設した引継スクリユー53
を軸受支持し、中間部には前記下部筒状体15内
のらせん羽根34を突設したスクリユー31の上
部を軸受支持し、他端を継手管25から外部に開
口させて構成した軸受管26と、 一端を上部筒状体36に固定して、他端には前
記継手管25から外部に開口している軸受管26
の開口部に軸受させた連結杆39を取り付けてな
るプラケツトと からなるスクリユーコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2860183U JPS59133514U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | スクリユ−コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2860183U JPS59133514U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | スクリユ−コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133514U JPS59133514U (ja) | 1984-09-06 |
JPH0242665Y2 true JPH0242665Y2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=30159485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2860183U Granted JPS59133514U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | スクリユ−コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59133514U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4628U (ja) * | 1970-03-06 | 1971-09-13 | ||
JPS4822471U (ja) * | 1971-07-20 | 1973-03-14 | ||
JPS5793813A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-11 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | Transmission device of grain lifter |
JPS5743738B2 (ja) * | 1974-05-17 | 1982-09-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743738U (ja) * | 1980-08-22 | 1982-03-10 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2860183U patent/JPS59133514U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4628U (ja) * | 1970-03-06 | 1971-09-13 | ||
JPS4822471U (ja) * | 1971-07-20 | 1973-03-14 | ||
JPS5743738B2 (ja) * | 1974-05-17 | 1982-09-17 | ||
JPS5793813A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-11 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | Transmission device of grain lifter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59133514U (ja) | 1984-09-06 |
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