JPH0242584Y2 - - Google Patents

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JPH0242584Y2
JPH0242584Y2 JP6832386U JP6832386U JPH0242584Y2 JP H0242584 Y2 JPH0242584 Y2 JP H0242584Y2 JP 6832386 U JP6832386 U JP 6832386U JP 6832386 U JP6832386 U JP 6832386U JP H0242584 Y2 JPH0242584 Y2 JP H0242584Y2
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tongue piece
lid flap
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box body
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、包装用紙箱、とくにチヨコレート
ボール、ドロツプ等の粒状菓子あるいはステイツ
ク状のピスケツト等を収納しかつ取出孔より収納
物を1つずつ取り出しうるようになされた一般に
「振り出し容器」と呼ばれている菓子類包装用紙
箱に関する。
従来の技術 従来、この種の紙箱は種々の形式のものが提案
されており、本出願人も先に第6図に示すように
角筒状の箱本体31の少なくとも1つの側壁32
を内外2重壁とし、その外側壁32aの上端部に
設けた遊離部33の先端にスライド自在な舌片3
4を連設し、この舌片34を内外連通孔36,3
9を有する上下両蓋フラツプ間35,37に挿通
し、上蓋フラツプ35の長さ方向の端部に設けた
V字状の切欠部38から露出する舌片34をスラ
イド操作することによつて、内外連通孔36,3
9を開閉せしめるようにした菓子類包装用紙箱を
提案した(実開昭61−11521号参照)。
かかる紙箱は、内外連通孔36,39が不本意
に開いて収納物が吐出することがなく、また舌片
34をスライド操作することによつて内外連通孔
36,39を自在に開閉することができるという
利点を有する。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、内外連通孔36,39を閉じた
状態から開口するには、指先を上蓋フラツプ35
の切欠部38から露出する舌片34に当て、この
舌片34をその下方の内蓋フラツプ37にこすり
つけるようにして舌片34をスライドさせなけれ
ばならないため、比較的大きな力を要した。これ
に加えて、片手で前記操作を行う際には、舌片3
4に押し当てた指を手のひら側に曲げるようにし
て行わなねばならないので若干スライド操作を行
い難いという欠点があつた。また、上蓋フラツプ
35の端部にV字状の切欠き部38が設けられて
いるために、外観体裁が損われるという欠点もあ
つた。
この考案は上記のような問題点に鑑みてなされ
たもので、可及的軽やかに内外連通孔の開閉を片
手で行ことができるとともに、外観体裁がほとん
ど損われることのない菓子類包装用紙箱を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決する為の手段 而して、この考案は上記目的を達成するため
に、角筒状の箱本体1の少なくとも一側壁2が内
外2重壁となされ、その外側壁2aの上端部が斜
状の折目8を介して外方に開き出し可能な遊離部
9に形成されるとともに、この遊離部9の上端に
内方に折曲された舌片10が連設され、該舌片
が、他の一側壁5の上端に連設されて前記箱本体
の上面開口を閉鎖した蓋フラツプ11の下面側に
スライド可能に挿入され、かつ前記蓋フラツプ1
1に舌片10のスライドによつて開閉される内外
連通孔12が設けられてなる菓子類包装用紙箱を
要旨としている。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
箱本体1は第5図に展開図で示すように6つの
側壁2,3,4,5,6,7が各々縦折目を介し
て左右方向に連設され、さらに側壁7の端縁に他
の側壁2と3との外側壁2a,3aが順に連設さ
れている。この外側壁2aと3aとはその上部が
互いに非連続となされ、かつ一方の外側壁2aの
上端部は、斜状の折目8を介して外方に開き出し
可能な遊離部9となされている。13は遊離部9
の下端部が破損しないように設けられた切目であ
る。この遊離部9の上端には横折目14を介して
舌片10が連設され、その左右両側縁のうち隣接
する外側壁3aがわの側端が円弧状に形成され、
他方が横折目14に対して垂直に形成されるとと
もに、先端には突出部10aが設けられている。
11は側壁5の上端に連設された六角形の蓋フ
ラツプで、前記舌片10によつて開閉される内外
連通孔12が穿設されている。15は側壁2の上
端に連設された六角形の内蓋フラツプで、組立時
においてはその上から蓋フラツプ11が重合さ
れ、蓋フラツプ11の内外連通孔12との対応位
置に内外連通孔16が穿設されている。17は他
の側壁3,4,5,6,7の上端に連設された接
合片、18は外側壁3aの上端側縁に形成された
切欠きで、遊離部9の回動操作を行い易くするた
めのものである。19は側壁5の下端に設けられ
た底蓋フラツプ、20は接合片で、接合片20の
1つはその長さが対向側壁2と5との間の距離と
同長に形成され、その先端が組立時に底蓋フラツ
プ19の基端部に当接することによつて箱本体1
の底部が補強されるようになされている。
而して、上記展開状態から紙箱を組立てて使用
するには、まず各側壁2,3,4,5,6,7を
縦折目から折曲げて、外側壁2aと3aとを遊離
部9を除いて側壁2と3に各々貼着して箱本体1
を筒状とし、底蓋フラツプ19と接合片20とを
接合して底部を形成する。次に箱本体1内に収納
物を収納した後、第4図に示すように中蓋フラツ
プ15と接合片17とを接合し、舌片10を内方
に折曲げて中蓋フラツプ15に重ね合わせた後、
舌片10が第3図に示すように鎖線で示す状態か
ら実線で示す状態までスライドしうるように蓋フ
ラツプ11を中蓋フラツプ15に重合貼着する。
この貼着は、舌片10が実線で示す状態からさら
に外方にスライドして両蓋フラツプ11,15間
から抜脱しないように、内外連通孔12,16を
開いた位置にまで舌片10をスライドさせた時に
舌片10の先端突出部10aが接着剤層21に当
接するようになされている。
第1図は上記のようにして組立てられた紙箱を
示すもので、この紙箱を内外連通孔12,16を
上にした状態で右手で把み、親指を遊離部9の側
端に押し当て軽く押圧することによつて、遊離部
9を斜状の折目8から回転させるようにして開き
出し、その開き出しに従つて舌片10が第3図に
実線で示す状態から鎖線で示す状態へとスライド
され、内外連通孔12,16が開口されるのであ
る。また、この開口状態から遊離部9を箱本体1
に押し当てることにより舌片10がスライドして
内外連通孔12,16が塞がれることとなる。
なお、上記実施例では中蓋フラツプ15が設け
られて、紙箱の上下を逆にしても収納物と舌片1
0とが接触せず舌片10が円滑にスライドできる
ようになされているが、内外連通孔12,16を
上に向けた状態で、舌片10が収納物によつて邪
魔されずに円滑にスライドできるのであれば、内
蓋フラツプ15は必ずしも必要とするものではな
い。また、中蓋フラツプ15と接合片17とは実
施例のものとは上下を逆にして、中蓋フラツプ1
5に接合片17を重合貼着し、これら接合片17
に蓋フラツプ11を重合貼着するものとしても良
い。
考案の効果 この考案は上述のような構成を有するものであ
るから、片手で舌片10をスライドさせて収納物
の取出孔である内外連通孔12を自在に開閉する
ことができることはもとより、その開閉が斜状の
折目8を介して外方に開き出しうる遊離部9を操
作することによつて行われるようになされたもの
であるから、舌片10に余分な押圧力ないし摩擦
力が加えられず従来品に較べて取出孔の開閉をよ
り一層軽やかに行うことができる。また、開口す
る際には遊離部9の側端に押し当てた指を曲げた
状態から伸ばすことによつて遊離部9の操作を行
うことができ、使い勝手が良い。
これに加えて、内外連通孔12の閉塞状態にお
いては舌片10が蓋フラツプによつて完全に隠蔽
されるために、紙箱の外観体裁がほとんど損われ
ることがないこともこの考案の利点である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は菓子類包装用紙箱の全体斜視図、第2図は第1
図−線断面図、第3図は舌片が内外連通孔を
塞いだ状態の一部切欠き平面図、第4図は要部の
組立て途上の状態を示す斜視図、第5図は菓子類
包装用紙箱の展開図、第6図は従来例の斜視図で
ある。 1……箱本体、2,5……側壁、2a……外側
壁、8……斜状折目、9……遊離部、10……舌
片、11……蓋フラツプ、12……内外連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角筒状の箱本体1の少なくとも一側壁2が内外
    2重壁となされ、その外側壁2aの上端部が斜状
    の折目8を介して外方に開き出し可能な遊離部9
    に形成されるとともに、この遊離部9の上端に内
    方に折曲された舌片10が連設され、該舌片が、
    他の一側壁5の上端に連設されて前記箱本体の上
    面開口を閉鎖した蓋フラツプ11の下面側にスラ
    イド可能に挿入れ、かつ前記蓋フラツプ11に舌
    片10のスライドによつて開閉される内外連通孔
    12が設けられてなる菓子類包装用紙箱。
JP6832386U 1986-05-06 1986-05-06 Expired JPH0242584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6832386U JPH0242584Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6832386U JPH0242584Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62179926U JPS62179926U (ja) 1987-11-14
JPH0242584Y2 true JPH0242584Y2 (ja) 1990-11-14

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JP6832386U Expired JPH0242584Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

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