JPH0242546B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0242546B2
JPH0242546B2 JP14055884A JP14055884A JPH0242546B2 JP H0242546 B2 JPH0242546 B2 JP H0242546B2 JP 14055884 A JP14055884 A JP 14055884A JP 14055884 A JP14055884 A JP 14055884A JP H0242546 B2 JPH0242546 B2 JP H0242546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
robot
discharge amount
discharge
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14055884A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6121757A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14055884A priority Critical patent/JPS6121757A/ja
Publication of JPS6121757A publication Critical patent/JPS6121757A/ja
Publication of JPH0242546B2 publication Critical patent/JPH0242546B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はロボツトによる自動塗装における塗料
吐出量制御方法に関する。本発明による方法は自
動車の塗装などに用いられる。
従来技術、発明が解決しようとする問題点 従来、ロボツトによる自動塗装における塗料吐
出制御においては、「タレ」、「スケ」等の問題を
ロボツト動作軌跡の修正に代えて塗料吐出量の修
正で対処する方法、およびそのための吐出量制御
装置としてロボツト制御装置が発生するロボツト
動作速度に関連する周波数の同期信号を計数し、
積算カウント数をパラメータとして吐出量を設定
し記憶し、該記憶されたデータを再生して用いる
装置が提案されている(例えば、本出願人による
特願昭58−120581参照)。
また、従来、吐出量データを設定し、修正する
に際し、ロボツト動作を目視確認しつつ2値信号
発生可能なタイミング装置を手動操作することに
より、その出力信号により積算カウント数を表示
させることにより塗装部位と積算カウント数の関
係を操作者に認識させる方法も提案されている
(例えば本出願人による特願昭58−159636「ロボツ
トを用いた自動塗装方法とその装置」参照)。
しかし、一般に、自動車塗装装置において、何
らかの入力信号に応ずる塗料吐出量調製用操作部
としては種々の形式のものか考えられるが、いず
れの装置を用いても、入力信号変化タイミング
と、出力としての吐出量変化タイミングとの間に
時間遅れが生ずる。例えば操作部として回転数制
御によるギヤポンプを用いると、定常状態の精度
は高いが、応答遅れとして1〜2秒の時間がかか
る。また、電空変換器およびエアオペレートレギ
ユレータを用いると、精度的には低下し、応答性
には優れているものであるが、応答遅れとして最
低でも0.2秒の時間がかかる。
これは、塗装ブース内設置機器には防爆性が要
求され、ギヤポンプ用モータ用の電気回路を必要
とするギヤポンプ方式の場合には塗装ブース外の
遠隔地に設置せねばならず、電空変換器およびエ
アオペレートレギユレータを用いる方式の場合に
は塗装ガン元(塗装ガン近傍)に設置される最終
アクチユエータをエア制御機器(例えばエアオペ
レートレギユレータ)にせねばならず、そのため
電空変換器を設けねばならぬ。このように、防爆
性要求が難点となり、応答性のよい電気制御機器
を塗装ガン元に設置できない限り、問題点が避け
られない。
なお、エアオペレートレギユレータの応答遅れ
0.2秒は、応答として早いように思われるかもし
れないが、塗装ガン取付部の常用の速度が500
mm/sec程度であるロボツトを用いて塗装を行う
場合には、約100mmのずれを生ずることになる。
そもそも「タレ」、「スケ」等の不具合修正に際
し、ロボツト軌跡修正に代えて吐出量修正で対処
しようとする場合には、この100mmというずれは
看過できない値である。
本発明の目的は、塗料吐出制御装置における制
御部の内部に設けられた記憶装置に吐出量データ
のほかに該塗料吐出制御装置における操作部の入
出力応答遅れ時間を記憶させ、ロボツト再生運転
時には吐出量データにより規定される吐出量変更
タイミングより該入出力応答遅れ時間だけ早いタ
イミングにおいて、該吐出量変更タイミングに対
応する吐出量設定値を出力させるという構想にも
とづき、吐出量変更の応答遅れを補正し、高精度
の吐出量制御を行うことにある。
問題点を解決するための手段 本発明においては、ロボツト制御に用いられる
ロボツト制御装置からの同期信号に対応させて予
め設定記憶された一連の塗装吐出量情報と塗料吐
出量切換タイミング情報とから成る吐出量データ
をロボツト再生運転動作と同期して読み出し、該
読み出されたデータにより塗料吐出制御装置を制
御し、該制御にもとづく塗装吐出を行うにあた
り、該塗料吐出制御装置における制御部の内部に
設けられた記憶装置に、吐出量データのほか該塗
料吐出制御装置における操作部の入出力応答遅れ
時間を記憶させ、ロボツト再生運転時には吐出量
データにより規定される吐出量変更タイミングよ
り該入出力応答遅れ時間だけ早いタイミングにお
いて、該吐出量変更タイミングに対応する吐出量
設定値を出力させることを特徴とするロボツトに
よる自動塗装における塗料吐出量制御方法、が提
供される。
実施例 本発明の一実施例としてのロボツトによる自動
塗装における塗料吐出量制御方法を行う装置が第
1図に示される。第1図装置はロボツト機構1
1、ロボツト腕12、塗装ガン13、ロボツト制
御装置2、塗料吐出制御装置4、制御部41、操
作部42、および塗料通路5を具備する。
ロボツト機構1は、ロボツト制御信号によりロ
ボツト制御装置2内に記憶されたデータにもとづ
き動作し、塗装ガン13を所望の軌跡に沿い操作
する。制御部41は、ロボツト制御装置2から同
期信号S2を入力させ、予め設定記憶した吐出量
データを、ロボツト機構11の動作と同期して、
吐出量制御信号S41として再生出力し、操作部
42を制御することにより、塗装ガン13に供給
する塗料の流量を制御し、それにより塗装ガン1
3からの塗料吐出量Qを制御する。
第1図装置における操作部42の具体的構成の
例が第2図に示される。操作部42は、電空変換
装置42a、塗料溜42b、塗料供給ポンプ42
c、エアオペレートレギユレータ42dを具備す
る。なお、V/F変換器を介してギヤポンプの回
転数制御を行う形式としてもよい。
吐出量データは、種々の形式のものが考えられ
るが、吐出量変更タイミングを同期信号との関連
で記述した内容と、そのタイミングで出力すべき
吐出量制御信号に関連する内容とを一組とし、そ
の複数組により構成されるべきデータである。
第1図装置においては、制御信号S41の変更
タイミングを、操作部42の応答遅れ時間を加味
して補正する。その具体的方法は、同期信号S2
または吐出量データの形式により種々考えられ
る。
その一例を述べよう。同期信号S2として、ロ
ボツト機構11の再生運転速度に比例して周波数
の変化するパルス信号を用い、制御部41の内部
メモリには、第2図に示されるような形式で吐出
量データC0〜Cnおよび操作部応答遅れ時間T0
記憶される。
第1図装置における制御部41内部のRAMの
構成が第3図に模式的に示される。第3図に示さ
れるRAMに記憶されるデータのうちデータC0
Unは同期パルスカウント積算数C0〜Cnと吐出量
制御用データ(一般には電流値信号)U0〜Unか
ら成る。最後のデータT0は応答遅れ時間データ
である。
同期パルスカウント積算数がCnに対応する吐
出量制御用データUnは吐出量Qn(cc/min)であ
らわされる。このようにして、塗装中、全区間を
通して、ロボツト動作位置すなわち塗布部位と吐
出量との関係が定められている。なお、応答遅れ
時間データT0は、第3図の例においては最後に
位置しているが、必ずしもこれに限らず、他の位
置をとることもできる。
この応答遅れ時間データT0を必要ととする背
景を考えてみると、一般に、制御部41が吐出量
制御信号S41を、1つの値から次位の値へ変化
させたとき、実際の塗料の流量変化はT0秒後に
生ずる事実があることである。この事実は従来形
の方法における問題点となつていた。
第1図装置においては、第3図に示されるよう
な応答遅れ時間データT0の利用により前述の問
題点を処理している。
第1図装置における制御部41の動作の流れが
第4図に示される。xはロボツト制御装置2から
の同期パルスS2のパルス数をあらわし、nは被
塗装物の塗布部位番号をあらわす。x=0,n=
0としたのち、ロボツト動作の開始が判定されれ
ば、タイマスタートし、同期パルスの入力が判定
されればxを増分1し、タイマによる時間計測の
結果が時間T0であることの判定が行われる。タ
イマ時間がT0であれば、xのときまでの同期パ
ルス数xをx0とし、このx0を記憶した上、タイマ
をリセツトする。
次いで、実際の同期パルス積算数Cnから同期
パルス数x0を減算したものをその時点における同
期パルス積算数x(=Cn)であるとし、このCnに
対応する吐出量Qnを読み出し、読み出されたQn
を出力する。そして、nを増分1する。次いでロ
ボツトの動作の停止を判定する。
すなわち、ロボツト動作開始からT0秒経過し
たときの同期パルス積算カウント数をx0とし、
T0秒以後においては吐出量変更タイミング検出
においては、「Cn−x0」が実際の同期パルス積算
カウント数xに一致したとき「イエス」の判定結
果を生ずるようにする。
第4図の流れ図においては、ロボツトの再生運
転開始時点において、補正カウント数の算出を補
正時間T0にもとづいて行うので、生産タクト変
更等のためロボツト再生運転速度を変化させて
も、それが同期パルス周波数に反映される限り、
特に問題はない。すなわち、もし同期パルス積算
カウント数x0そのものを記憶させておくとする
と、生産タクト変更の影響を受け、不都合を生ず
ることになるが、その不都合が防止される。
第4図に示される流れ図においては、操作部4
2の応答遅れ時間が一定であるとの前提によるも
のであるが、実際には応答時間Tは吐出量変化量
△Q(=Qn−Qo-1)の関数すなわちT=f(Qn−
Qo-1)で示される場合が一般的である。この場
合のための動作の流れ図が第5図に示される。こ
の場合は第3図T0の代りに関数fを記憶してお
く。第5図の流れ図は、大体において第4図の流
れ図と同様であるが、タイマ1秒経過を判定さ
せ、そのときの同期パルス積算カウント数をy0
し、このy0に関数f(Qn−Qo-1)を乗じてx0を得
る点が第3図の場合と相違する。
なお、本発明者の経験によれば、操作部42に
電空変換器とエアオペレートレギユレータを用い
た場合においては、△Qの正負、すなわち吐出量
の増大か減少かに応じて、応答時間にT(+)、T
(−)の2種類を設定しこのT(+)、T(−)を用
いて行うのが実用的であることが判明している。
発明の効果 本発明によればロボツトによる自動塗装におい
て塗料吐出量制御を行うにあたり、操作部の応答
遅れ時間を補正することができ、精度の高い塗料
吐出量制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのロボツトに
よる自動塗装における塗料吐出量制御方法を行う
装置を示す図、第2図は第1図装置における操作
部の構成を示す図、第3図は第1図装置の制御部
の記憶装置におけるデータの記憶状況を示す図、
第4図、第5図はいずれも第1図の制御部の動作
の流れを示す流れ図である。 11……ロボツト機構、12……ロボツト腕、
13……塗装ガン、2……ロボツト制御装置、4
……塗料吐出制御装置、41……制御部、42…
…操作部、5……塗料通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロボツト制御に用いられるロボツト制御装置
    からの同期信号に対応させて予め設定記憶された
    一連の塗料吐出量情報と塗料吐出量切換タイミン
    グ情報とから成る吐出量データをロボツト再生運
    転動作と同期して読み出し、該読み出されたデー
    タにより塗料吐出制御装置を制御し、該制御にも
    とづく塗料吐出を行うにあたり、該塗料吐出制御
    装置における制御部の内部に設けられた記憶装置
    に、吐出量データのほか該塗料吐出制御装置にお
    ける操作部の入出力応答遅れ時間を記憶させ、ロ
    ボツト再生運転時には吐出量データにより規定さ
    れる吐出量変更タイミングより該入出力応答遅れ
    時間だけ早いタイミングにおいて、該吐出量変更
    タイミングに対応する吐出量設定値を出力させる
    ことを特徴とするロボツトによる自動塗装におけ
    る塗料吐出量制御方法。
JP14055884A 1984-07-09 1984-07-09 ロボツトによる自動塗装における塗料吐出量制御方法 Granted JPS6121757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14055884A JPS6121757A (ja) 1984-07-09 1984-07-09 ロボツトによる自動塗装における塗料吐出量制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14055884A JPS6121757A (ja) 1984-07-09 1984-07-09 ロボツトによる自動塗装における塗料吐出量制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6121757A JPS6121757A (ja) 1986-01-30
JPH0242546B2 true JPH0242546B2 (ja) 1990-09-25

Family

ID=15271471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14055884A Granted JPS6121757A (ja) 1984-07-09 1984-07-09 ロボツトによる自動塗装における塗料吐出量制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6121757A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02139187A (ja) * 1988-11-18 1990-05-29 Tokico Ltd 工業用ロボットの周辺機器制御方法
JP2683683B2 (ja) * 1993-01-11 1997-12-03 川崎重工業株式会社 産業用ロボットおよびその制御方法
JP2825061B2 (ja) * 1994-09-19 1998-11-18 日本電気株式会社 光デバイスの溶接構造
JP3925491B2 (ja) 2003-11-20 2007-06-06 株式会社デンソー レーザ溶着方法、構造およびスロットルバルブ装置
JP2006007107A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Trinity Ind Corp 塗装システム
JP2023115683A (ja) * 2022-02-08 2023-08-21 川崎重工業株式会社 情報処理装置、ロボットシステム及び塗料量予測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6121757A (ja) 1986-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3921818A (en) Crane suspension control apparatus
US5292066A (en) Sealant flow control method in sealing by an industrial robot
GB2349268A (en) Minimizing settling time in a disc drive servo system
US4245298A (en) System for creating a servo control signal
JPH0242546B2 (ja)
EP0142613A1 (en) Method and apparatus for recording and replay of digital audio data
GB2226425A (en) Method of correcting and playing back positional instruction data in a robot
EP0312716B1 (en) Method of recording and playing back instruction data in a robot
KR880000419B1 (ko) 수치제어 시스템의 스위치류 장착위치 조정방법 및 장치
US4415967A (en) Multi-axis controller
US4358798A (en) Special effects system
WO1987006729A1 (en) Method of reconstituting instruction position
JP2002052484A (ja) ロボット装置及びその制御方法
JPH05138087A (ja) 塗料流量制御装置
JP2600715B2 (ja) ロボットのサーボ制御方法
JPH0561650B2 (ja)
JPH06269719A (ja) 粘性材料塗布装置
CA1278028C (en) Method and circuit arrangement for the drive of a stepping motor
EP0890946A3 (en) Tape speed sensor, control circuit using tape speed sensor and method of controlling tape speed sensor using control circuit
JP3376000B2 (ja) シーリング作業用ロボットの制御装置及び制御方法
JPS6232804B2 (ja)
JPS61193204A (ja) 工業用ロボツト
WO1992008177B1 (en) Hybrid control method and system for controlling the flow of liquid coating material
JPS6315601B2 (ja)
JPS6012167A (ja) ロボツトを用いた自動塗装方法およびその装置